昨年から少しずつ準備していた、農業高校での非常勤講師としての授業が、スタートしました。
こちらは、普段様々な生活者の方に接して「野菜果物の魅力」を発信している野菜ソムリエの立場から、野菜を専門に学んでいる学生さん達に向けて、野菜の多様性や生活者視点の実態等を講義していくもの。
「野菜」と言っても、生産者から流通、飲食業、販売、料理家…と様々な切り口があります。貴重な授業数の中で、学生の皆さんが将来を考える時のヒントや好奇心の種を提供出来ればと、試行錯誤を繰り返しています。
講師は私だけではなく、野菜ソムリエコミュニティ神奈川のメンバーにて、バラエティ豊富に構成していく予定です。
4月の私担当の講義は「野菜のブランディング」でした。趣味として野菜を楽しむのではなく、仕事として関わるのであれば、どうしても、何かしら「売っていく」という視点が必要。
それは、野菜に限らず、どんなものでもそうですよね。
色々な事例を交えて、野菜とブランディングの関係をお伝えしました。
高校での授業ははじめてでドキドキでしたが、しっかり聞いてくれて、グループワークや食べ比べも集中してくれて、頼もしい生徒さん達でした。
次の授業が楽しみです。