前回お知らせさせて頂きました
WiTHs 設立一周年記念講演会
ですが。
メインテーマは
【 女性の幸せのカタチ 産む・育てる・働く 】
サブタイトルは
~ いつまでも、産めると思うな、女たち ~
。。。ね。
何と言いましょうか、タイヘン衝撃的で、インパクトあるタイトルでしょ。
これは、実に、私たち(WiTHs)らしい。
建前よろしく、かしこまった・お堅いテーマではなく
ズバッと『リアル』に向き合う切り口。
でもね、何も奇を衒うことが目的じゃないんですよ。えぇ。
なんで、私たちがこんなタイトルに決めたかと言うと
ひと口では語り尽くせない、
それはそれは色~~んな思いがてんこ盛りで。
生物学的に、生殖に適した年齢(年代)があるという事実について
あまりに無知な世の中であること。
複雑な背景をスルーして、まるで高齢出産を礼賛するが如く
実に無責任に垂れ流される、メディアからの情報。
生理は死ぬまで続くとか、生理がある限り子供は産めるとか
本気で考えてるらしい、今の若者たち。
欲しくても産めない・宿せない女性たちの、葛藤と苦悩。
仕事に重きを置いたがゆえに、チャンスを逃してしまったケース。
出産(分娩)は、母親の役割ではあるけれど
支えあい方がわからなくて、産後の負担さえ、ほとんどが母親に。
社会を、未来を担うのは、紛れもなく新しい命である筈なのに
それを産み出し育もうとする女性を大切にしてくれない社会。
。。。言い出したらキリが無いくらい、
お産にまつわる、女性が置かれている環境は矛盾だらけ。
ある意味「ブーム」のWH(ウィメンズヘルス)ですが
個人的には、その8割くらいが【産前産後】に集中してる
そんな気がしてます。
うぅん、それが良いとか悪いとかではなく
産前産後のママさんたちに、積極的に介入していくこと
それによって、心身共にサポートしていくこと
それはそれで、ものすごく重要で必要なことだと思います。
けれども。
それ以前に、ママに「なれない」、ママに「ならせてもらえない」
或いは、「なれなかった」「どうしたらなれる?」
そういったことに向き合っていくのも、すごく大事なんじゃないかと。
色んな所で、目に耳にしますが
今の日本は、ほんっとに「産みにくい・育てにくい」社会だなぁ、と。
産ませてくれない、育てさせてくれないクセに、産めよ増やせよと言い
産んで育てようとしたら、とにかく働けと言う。
。。。オンナ、舐めてんのか?!あぁ??
あ、すみません、ちょっとエキサイトwww
今回、そりゃ、ね、お気楽に構えてる人に対しての
「警鐘」的な意味合いが、全くないとは言いません。
けど、決してそれだけじゃない。
女性(じぶん)を知り、認め、理解すること、
そうして、自分にとっての幸せの意味を見つめて欲しい、
それと同時に
女性(当事者)だけが寄って、あれこれ考えてみても
世の中の半分は、異性である男性が占めていて
だからこそ、男性も一緒に向き合って、考えて欲しい、
。。。そんな、色んなイロンナ思いを、煮詰めて煮詰めて凝縮して
そして、すくい取ったエッセンスが
~ いつまでも、産めると思うな、女たち ~
だった訳なんですね。
しかーし。
「言霊」ってのは、慎重に扱わなきゃいけません。
理事3人、完全一致で意思統一した文言ではありましたが
三者三様に、ちょっぴり「引っ掛かり」を感じてたのも事実でした。
・ちょっと、ストレートすぎやしないか
・あまりに刺々しい印象を与えるんじゃないか
・字面だけ見たら、一番避けたい誤解に最も近いんじゃないか
等など。。。
凝縮したのは事実でも、その詰まった想いのすべてまで
この1行に託すには、捉えたいテーマがデリケートすぎる、
次第に、そんな風に感じ始めました。
この講演会にご参加頂ければ
私たちが何を言わんとしてるのか、どう進んでいきたいのか
きっとご理解頂ける。その自信は、大いにあります。
でも、衝撃的な印象に、ハナから敬遠される方もあるかも知れない。
そこから誤解が生じ、私たちが最も望まないイメージが植え付けられ
私たちに対する誤解が浸透してしまったら、取り返しがつかない。
ならば、誤解を最小限で抑えられるように
私たちの意図するところを、少しでも的確に汲み取ってもらえるように
再び、意見を出し合い、頭を悩ませて、タイトルを改変しました。
~ いつまでも、
産めると思うな、女たち
男女の理解で社会を変えよう! ~
うん!!
少し、私たちの「想い」に近付いたかな?
皆で、考えたい、考えなきゃいけないと思うんです。
いつまでも「他人事」感覚だったら、いつまで経っても変わらない。
女性のモンダイ、女性だけで解決しますか?
男性を巻き込めなきゃ、社会が変わる筈ないじゃないですか。
だから、私たちと一緒に、考えましょう。
女性の、幸せの「カタチ」。
正解なんてないからこそ、自分らしい答えを見つけませんか?