人は生きていると本当に辛くて苦しい時期が
どなたもあると思います。
長い長いトンネルに入ったような
明日が恐い、無事迎えられるのか・・・
生きているのも辛い日もあるでしょう。
大切な人がそのような状況になった時
私たちは何ができるのでしょう。
大切な家族やペットを亡くされた時
事業が上手くいかない、失敗した時
あまりにも大きな重圧に飲み込まれそうな時
ご自身の不注意でとんでもない迷惑を周囲にかけた時
信じてた人に裏切られた時
何もかも上手くいかなくて生きる事に失望した時
沢山ありますね
その人の状況で様々な理由があるでしょう。
他の方や一般はね、とは比べられない
その方の事情、感情があると思います。
アドバイスなんてできません。
ただ、そっと見守るしかないかもしれません。
ただそっと待つことかもしれません。
そして気持ちを抱きしめてあげることかもしれませんね
それでいいように思います。
一番哀しいのは自分の周りにそのような人が
誰もいない事だと思います。
出来事そのものより辛いのは
自分をただ待ってくれる人の存在がない・・・
とんでもない状況になっても支えてくれる人がいない
心配をしてくれる人はいるけれど
気が付けば、ずっと傍で見守ってくれる人がいない。
自分はたった一人である
これほどの絶望はないと思います。
3月は10年近く前に私の兄が自らの人生を終えた月です。
結婚はしておりましたが、自分を一番守ってくれていた母が
事故死した2か月後に旅立ちました。
毎年この時期には同じ事を思います。
当たり前程大切な事はない。
普通に生活できる事が一番幸せ。
当たり前の”家族”という存在を大切にしたい。
そして、愛する人がいる、守りたい人かけがえのない人が
いてくれる事は本当に幸せな事です。
その為に生きていきたいと思います。
酒井淑恵