活動に興味はあるのですが、多国籍あいのり旅行の主な滞在先である東京や関西も、自分の住んでいる場所からだと遠くて活動に参加できないので、地元近くでも活動はありませんか?という質問を最近よくいただきます。
まずは、はじめて日本を訪れる旅行者の立場になって空想してみましょう。
どこに行きたいと思いますか?
そして実際、どの土地が訪問先として人気か、ご存知ですか?
おそらく、みなさんでも想像つくと思いますが、やはりまずは、首都東京。
そして伝統美を楽しむ京都と続きます。
旅行者を責めるわけにはいきません。
事実であり、彼らの切なる願いでもあるのです。
つまり日本という国を訪ねようと思い立った時、旅行者たちは、限りある滞在時間を、東京や京都など有名な場所の訪問を中心に計画を立てるのです。
あなたが、もし外国人で、生涯に一度あるかないかの日本旅行を計画しようとするとき、どこを訪ねようと計画するでしょう?
結果は明白、知らない場所より、有名な場所に行きたいでしょう。
誰も知らない、特徴のない場所だけをわざわざ選んで行くでしょうか?
そして次は、そんな彼ら、つまり多国籍な旅行者と、彼らとの交流を希望する日本の人達との出会いの場を効率よく提供しようとする者(=僕たちWISH CLUB)の立場を空想してみましょう。
確かに、僕自身も、日本全国様々な人達とも出会いたいですから、広く出会いの環境をつくっていきたい。
だから、過去開催件数は少ないですけど、ニーズが多少ある九州などにも、旅行を計画したことはあるのです。
でも、先述したとおり、旅行者の大半は、東京・京都を中心に旅をします。
つまり、その希望にあわせた活動をせざるを得ないわけです。
さらに、企画そのものに対して、よく考えてみて下さい。
日本に興味のある世界各国の旅行者が一同に集い、共に日本国内を旅をする企画です。
日本に興味のある人を外国に行って探すよりも効率がいいと理解出来るでしょうか?
つまり、世界のどこを探しても、こんなにも効率よく親日な外国の人たちとの出会いを供給できる場所はありません。
その証拠は、これまで訪問してくれた旅行者たちの感想に表れています。
※日本で出会った旅行者の滞在感想(References)
http://www.couchsurfing.org/people/go_mochan/
しかも、個人で企画しようとしてもなかなか成しえない安価な参加費で参加が出来る。
会社など営利団体では到底実現不可能な価格設定なのです。
「そんな馬鹿な」と思うなら、旅行会社でも、レンタカー会社でも、イベント会社でも、関連しそうな会社どこでもいいからWISH CLUBのホームページを見せてあげて聞いてご覧なさい。
その会社がどのくらいの料金なら、WISH CLUBと同じサービスを提供できるのか。
そもそも実現可能かどうかを☆
それに、もしかして、あなたは、多国籍あいのり旅行を、単なる平々凡々な”どこにでもある日本国内の国際交流イベント”と勘違いしていませんか?
「そんなこと言われなくてもわかる」と思うかもしれませんが、この企画に参加してくれる旅行者つまり外国の人たちは、パスポートを取り、航空券を購入して、集まってくるのです。
裏を返すと、日本の皆さんは、パスポートも航空チケット(一部離島を除いて)も必要なく、万一困った状況に陥っても、対処のしやすい日本国内で活動に参加出来るのです。
普通なら、自分から海外に出向いていって、時間をかけて知り合い、友情の絆を深めていかなければならないことが、日本国内で実現できる活動なのです。
つまり、”日本国内で開催されているありふれた活動”ではなく、”世界中探しても、なかなか見つけられないけど、ラッキーなことにたまたま日本で開催されている活動”なのです。
「何を自惚れたことを」と思うかもしれません。
それじゃあ、あなたは同じ環境をつくれますか?
自宅を開放し、外国人旅行者および赤の他人をホームステイで受け入れ、マイクロバスを個人所有し、営利企業が実現不可能な安価な参加費で運営し、世界中の旅行者が感動すら覚える接遇で多国籍な人たちとの友好の絆をつくり、短時間でそれを深め、最後には「自分の国に遊びに来てくれ」と多くの人たちに言わしめる。
※旅行者は、いかに僕たちの活動を見ているか?
http://ameblo.jp/wishclub/entry-11137313141.html
さらにその実現方法を、公式ホームページやブログ内で、フルオープン公開していて、「やってみたい」と言う人がいれば、どんどんコラボし、ガンガンアドバイスするのに、後追いする人たちが、なかなか現れない。
これは、”なかなか真似することが出来ないレベルの活動”だという証しだと思いませんか?
スポーツや、芸術・芸能・学問研究に例えると、世界基準のレベルだということです。
「テレビ番組や、お金持ちは、もっと多国籍に、もっとすごいことしてるだろう」と、ポイントをそらして難癖つけたい人もいるかもしれません。
そんな方々に、お尋ねします。
多国籍あいのり旅行は、僕にとって赤の他人である”あなた”に、既に先述されている世界観を「シェア(分かち合い)しますよ」と手を差し伸べているのです。
お金持ちの自己満足セレブ旅行者たちが、テレビの世界旅行や紹介番組が、あなたにそのコネクションをシェア(あなたにリアルに提供)してくれますか?
してくれるとしたら、一体いくらでしてくれると思いますか?
仮に、僕と同じ世界観をあなたが手に入れて、僕をはじめ赤の他人に、普通の会社員の給料など遠く及ばない収入での生活に甘んじながら、その世界観(リアルな外国人の友達づくりのチャンスの場)をシェアしてくれますか?
どうぞ!世界一周を謳う有名な船旅との”価格対効果”を是非比べてみて下さい☆
ぜひぜひ!一般的ワーキングホリデーでの一カ国滞在1年と、その資金調達のための仕事と貯金の年月との”価格対効果”を比べてみて下さい。
世界船旅、ワーホリなどの経験者においては、多国籍あいのり旅行に、ちょこっと参加すれば、すぐにわかります。
あまりの”上から目線的発言”に反論したい、なんかギャフンと言わせてやりたい人もいるかもしれません。
大歓迎です☆
でもね、行動の伴っていない人の言は、お話しになりません。
それは、単なる”戯言”でしかありません。
実際に共生の構図が描けるような立場のレベルの精神と行動を起こされている人でなければ、語る資格さえないのです。
自分のため、家族のためだけなど小我の欲望の論理では、なかなか大きな多国籍な笑顔の輪を成し得ないんです。
そんな自己中心的な方たちの発言よりも、むしろ同じ活動をされている方の言葉を是非!聞かせて欲しいのです。
もし同じレベルで、僕たちのような活動が出来る人が日本全国にいるのなら、それは”即コラボ!”しか頭の中の言葉は導かれませんしね。
ご自分で自ら同じ活動をされていない方には、理解するのは難しいと思いますが、実は多国籍あいのり旅行という活動は、仏教で言う”無我の理(ことわり)”がなければ、到底実現不可能なものであり、わかりやすい例を挙げると、その根っこは、マザー・テレサの活動のようなものなのです。
自らの欲望を捨てた感覚(無我の理)が会得出来ていないと、運営出来ないのは、自分が同じレベルの活動をやってみれば、必ず!わかります。
たまたま活動そのものが、インターナショナルで、めっちゃ楽しいので、遊びのように見えるんですけどね☆
それでも、「海外に行けないじゃないか」と思われる人、いるかもしれません。
うふふ、いいですか?

活動を通じて外国の人たちと、仲良くなれるんですよ。
人としての誠意を尽くせばね☆
「遊びに来てくれ」って当然言われるわけです。
実際、最近では僕だけでなく、何人もの人が、仲良くなった人達のところに遊びに行かせてもらったり、究極は、結婚までしてるのですから☆
つまり、多国籍あいのり旅行とは、世界に羽ばたくための”はじめの一歩(=きっかけ)”に過ぎないのです。
仲良くなった後、こちらから訪ねて行けば、普通のパック旅行に参加するよりも、どれだけ楽しい海外旅行が出来るか、一度も僕たちの活動に参加してなくてもわかるでしょう。
誰も知り合いがいない状態で、自分から海外に出向いて、現地で友達出来ること信じて日々暮らすのと、日本で仲良くなった「遊びに来てよ」と言ってくれる人のところに遊びに行くのと、どっちがラクか?どっちが効率的か?まさか・・・想像つかないのですか?
また、もしあなたのまわりに、ワーホリ経験者が居たら、滞在1年間で「ぜひ私の国・家に遊びに来てよ!私の家に泊まればいいし、観光案内も、空港へも迎えに行くから!」って言ってくれる現地人の友達が、何人出来たか尋ねてみて下さい☆(く~、酷な質問。。。

仮に、ワーホリの間に、そういった「自分の家にも泊まりに来い」と言ってくれるような絆の深い現地の友達が複数人出来たとしましょう。
でも、当然一カ国ですよね。だって、ワーホリビザを一カ国で取得して、1年間滞在しているわけですから☆
さらに、一体いくらのお金をかけることになるんですか?
友人一人をつくるのにかけたお金(ワーホリ全体費用÷友達人数)のことです。
ここで、もう一度、多国籍あいのり旅行の国籍数、旅行者たちの感想、そして参加費用を見比べてみてください。
一目瞭然ではありませんか?
念の為言っておきますが、ワーホリ経験を蔑視していません。
むしろ最終的には行かれることを強く勧めます。
ただ、事前に多国籍あいのり旅行に参加していると、ずいぶんと海外滞在時の役に立つであろうことを理解しておいていただきたいだけなのです。
それでも、まだ活動場所が遠いと言う方。。。
最初の質問に関連しますけど、日本国内の活動には遠くて参加出来ないとして、海外の友達が出来たとき、その人の国にも遊びに行かないのですか?
またもう少し、角度変えた質問してみましょうか。
仮に、カリフォルニア(アメリカ西海岸)で、多国籍あいのり旅行が行われ、あなたがそれに参加するとします。
そこでニューヨーク(アメリカ東海岸)に住んでるアメリカ人の参加希望者2人が、こう言います。
A「私は日本が大好き!でも東海岸に住んでいるから遠くて行けない」
B「私は日本が大好き!だから無理してバイトして、ニューヨークから飛行機チケットとって、この旅行に参加してみた。だって日本人の友達つくりたいんだもん」
これを、カリフォルニアを多国籍あいのり旅行の活動場所、ニューヨークをあなたの住んでいる場所と言い換えれば、いろんなことが見えてくるでしょう。
ちなみに、アメリカの例で考えてみて、あなたなら、どちらの人と仲良くなれそうですか?
っていうか、実際に会えるか会えないか以外で、本気度合いが、あなたに理解出来ますか?
仮にAさんの「日本大好き!」が本当でも、ぶっちゃけ意味ない。。。どころか「ウソつけ、バーカ」とさえ思いませんか?
だって行動が伴っていないのですから。
言葉ではなんとでも言えるのです。
行動のみが、”本気”の証しであり、自分の人生を自分が思った方向に向かわせて行くための”唯一の方法”なのです。
ここまで書けば、自分がどうするべきか見えてきませんか?
いずれにせよ、僕たちの活動であれ、留学やワーホリであれ、自分から行動しないことには、何も始まらないのです。
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「金がないから何もできないという人間は、
金があってもなにも出来ない人間である。」
(阪急グループ創始者 小林一三)
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場所が遠いからという人間は、近くても動かない
時間がないという人間は、時間があっても動かない
つまり条件が足りないから出来ないと不満をいう人間は、条件が満たされても結局は行動に移せないという訳です。
もしあなたが「そんなことは断じて違う!」と心の中で叫ぶのなら、行動に移すほかに、その証明方法は無いのです。
もう一度書きますが、僕たちの活動参加に限りません。
人生すべてに関わってきます。
言い訳クセをつけた人生を送るのか?
行動するのか?
全ては、あなた次第です。
それでも、「やっぱり参加できない(行動は起こせない)」と言ってしまう人もいるかもしれません。
その時は、あきらめるしかありません。
僕たちの誘う気持ちの”あきらめ”ではありません。
あなたの意思としての”あきらめ”です。
なぜなら、マザー・テレサでさえも、インドを中心とした施設に訪問可能であった死を待つ人や孤児を救えたものの、それ以外の大多数の国々の貧しく、死を待つ人たちや孤児を、直接救うことは出来なかったのです。
つまり何事にも、限界はあるのですから。。。
あきらめの人生の中で、何か別の灯りを見つけて下さい☆
■学生のみなさんへ(参考ブログ)
http://ameblo.jp/wishclub/entry-11129907136.html