テーマ:

塾長の古田修一です。

3月号の「塾長の手紙」でも書かせていただきましたが、私は現在、元講師で個人や企業のビジョンを描くための支援をしている人のご協力の下、自分自身と塾としてとの両方のビジョンについて、それぞれ考えています。今月号では、私がこれまで考えてきたことの一部を書かせていただこうと思います。

 

<ビジョンとは何か>

ビジョンを描く作業は、まず私自身の中にある価値観を掘り下げていくことから始まりました。価値観を考えていくためには、これまで私が経験してきたことまで考えを深めていくので、興味深い体験になりました。

最初に、私にとって「ビジョン」とは何か、ということをたずねられました。質問は「全て正解はない」というルールで進められます。ですので、いろいろと思いつくことを書き出すことができます。

私にとっての「ビジョン」とは以下の通りになりました。①目指すべき方向性。②自分ひとりだけではなく、塾で働くスタッフ、保護者、生徒とも共有し、ビジョンの実現に向けて努力をすること。③ビジョンの実現により、自分自身とそれを取り巻く人が仕合せになること。

次に、ビジョンのポジティブな面は何かを考えました。①目指すところが明確になり、生きていて、働いていて楽しくなる。②生活が楽しくなり、笑顔も生まれやすくなる。③自分自身が前向きになると、周りも前向きになり元気になっていく。④アイデアが次々とうまれる。 ⑤行動に移すことが楽しくなる。など、たくさん考えが浮かんできました。このようなことを考える時間をなかなか取ることができなかったものですから、じっくりと考えると、いろいろと出てくるものだと感じました。そして、考えていてなんだかワクワクもします。

今度は逆に、ビジョンのネガティブな面は何かを考えました。すると、①自分の思いが先走り、逆に周りがついてこられなくなる。②自分自身で思い描くビジョンはあるが、それに自信を持てないかもしれない、という考えがある。以上のようなことが挙げられました。

①に関してさらに深堀をすると、私にはある経験から、自分の思いで先走ってしまうことに対する怖さがあることに気づかされました。

それは、高校生のときの話です。私は吹奏楽部に所属していました。大学の吹奏学部は「強い部活」と呼ばれるところでしたが、高校の部活は「普通の部活」で「楽しめればいい」との気持ちがある部活でした。当時の私は、やるからにはいい演奏をして、その上でコンクールでは、上位の賞を取りたいとの強い意気込みで取り組んでいました。高校3年生の時には部長になり、その年のコンクールは最後になるので、特に気合が入っていました。(私だけだったのかもしれません。)そこで、日頃の練習に対する取り組み方から考えました。集合時間は守る。練習も時間中はしっかりと真面目にやる。あいさつや返事などはしっかりとやる。など、練習の雰囲気を向上させるために、さまざまな取り組みを提案、実行しようとしていました。しかし、周りの目は厳しいものがありました。あまりにも急激な変化について行くことができず、私のやり方に反感をもつ部員が増えてしまったのです。私も良かれと思い考えていたのですが、当時の私はまだ若かった。周りの意見も取り入れることなく、自分自身が目指すべきものに向かいひたすら走ってしまっていたのです。今考えると、あのときの自分を懐かしく思います。ただ、ビジョンを考える上で、あの経験は必要だったと思います。

最後に「私が大切にしている価値観とは何か」を考えました。

①自分だけではなく他の人とも仕合せになりたい。 ②人生を楽しみたい。(仕事面でもプライベートでも) ③自ら考え、行動していきたい。 ④自分自身が社会に貢献する人でありたい。以上が挙げられました。これらが、私が潜在的に持っている価値観だったのです。

 

<ビジョンで2020年問題にも対応が取れる>

ビジョンを考えていると、あることに気づきました。それは、答えのないことを考え文字に起こしていくことの大切さです。日頃の生活の、さまざまな局面において、考えているのでしょうが、いざ文字に起こしたり、意見を求められたりしたときに口にすることができるかと考えると、なかなか難しいことだと思います。しかし、時間をある程度とって、自分で考えたことを文字にし、それを口に出して話をすることにより、自分自身の脳に潜在的な考えを刻み込むことができると、この作業を通して感じることができました。

ビジョンを描くことは、ぜひ子どもたちにもしてほしいことです。2020年には、大学入試制度が改革されます。この改革では、答えのない問題に対してどのように答えることができるかを問う問題が出題され、思考力・判断力・表現力が試されます。また、なぜその大学に進学したいかが問われる時代にもなります。それぞれの大学では、アドミッションポリシーを掲げています。大学側としてどのような学生を望んでいるかを書いているものです。これまでの入試では、知名度が高い大学だからという理由から大学選択をするようなこともあったかと思いますが、これからは、大学に入学してから、こんなことを学んでいきたい、その大学のこんなところが気に入っているなど、試験を受ける際に大学側に伝えていかなくてはいけません。試験と言うよりは、就職活動に近い入試になり、大学側と受験生がマッチングしないと合格することができなくなります。これらの状況を考えると、ただ単に勉強するだけではなく、自分自身のビジョンをしっかりと描く力が求められます。

「心を育てる学習塾」として、20年間活動してきましたが、今後は「ビジョンを描く」ということも心を育てる上で新しく取り入れていこうと思います。ビジョンを描いていると、これからの将来が見えてきてワクワクします。また、やるべきことが目に見えてきて、行動しやすくなります。すると勉強面も自然とはかどるようになる。そのような学習塾になるべく、今年度中に「心を育てるプログラム」を開発していきたいと考えているところです。スパルタで教えるのではない、自ら勉強がしたくなるようなプログラムです。ビジョンを描く力を身につけ、社会に出てからも自ら考え、行動できる人財を育成できる塾にしていきたいと考えております。

~最後までお読みいただきありがとうございました~

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。