夏の花といえば、向日葵〜♪
花が太陽の動きにあわせてまわることから「ひまわり」の名がついたといわれています。ギリシア神話のアポロンに恋してアポロンだけをみつめつづけて花となってしまったクリュティエのお話から花言葉は「あなただけを見つめる」。情熱の花です。
向日葵の中で向日葵の帯。お花見にその花の意匠でいくのは野暮というご意見もあるかと思いますが、花と競うのではなく里帰りです。亭主の心づくしの世界観の中でなく、あくまでも自然との対話ですから、これは共存だと思っています。
着物を着ることが非日常になりすぎたからでしょうか。着物に関しては日常の些細なこともマニュアル化されたり、それに従うことで安心する方が多いかもしれません。
ですが、マナーというものは、人を気遣う気持ちや感謝の気持ちから生まれるもの。それがなければ上っ面のものでしかありません。ゆえに着物警察の知識の押し売りのような指摘もマナー違反かと^^;
着物生活をしている私がいうのも何ですが、着物は着付けやお手入れなど面倒なこともあります。しかも今年の夏は殊の外に暑い…。それでも着物を着たい！という人の気持ちや、着物を着て楽しい、嬉しい、という気持ちを尊重したいと、いつも思っています。
日本の夏には、夏模様がいっぱい。夏の着物は暑いけれど楽しいです。
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