六月大歌舞伎の夜の部の観劇へ♪

千總の若冲の菊文様の単衣小紋に川島織物の七宝文様の絽綴帯をコーディネート

帯あげは京都きねや、帯〆は龍工房

利休バッグは牛田織物、晴雨兼用の雨ぞうりは伊と忠


菊は皇室の菊花紋としてつかわれる日本を象徴する花ですので季節を問わず着ても良い
とされますが、本来は重陽の節句から秋に着て楽しむ文様です。

でも、今回はこの方にちなんで、この菊の小紋にいたしました。


尾上菊五郎丈です。
夜の部がはじまる前に、奥様の富司純子さんにご案内いただき、楽屋訪問をさせていただきました。
富司純子さんはご案内してくださる姿も、歩き方も美しい~。
どこにも隙がなく右肩を少しこちらに向けてすっすっと、歩かれます。

菊五郎さんは浴衣に麻のきものを纏っていらっしゃいました。
夜の部の「夕顔棚」のお話もチラッと。
「今日の装いは菊五郎さんにちなんで菊文様の小紋にしました!」と申しあげると
笑っていらっしゃいました…^^; 
お忙しいところ、ありがとうございました。

楽屋でご一緒にお写真撮らせていただいたのですが、ネット上での公開はNG。
(とっても良い写真なのですが、こっそり楽しみます)
その代わり「楽屋暖簾でのお写真はどーぞ撮って楽屋訪問しましたとしてください~。」
ということで、このお写真は富司純子さんより撮影と掲載の許可をいただきました。
暖簾には音羽屋の定紋の重ね扇に抱き柏が染められています。


菊五郎格子の手ぬぐいをお土産に頂戴いたしました。


演目は、通し狂言「新薄雪物語」広間、合服、正宗内 と 「夕顔棚」
夕顔棚にちなんで、朝顔の帯でも良かったかも~♪

夕顔棚の菊五郎丈のおばあちゃまはとっても愛らしい~ドキドキ
そして、梅枝丈の里の女はいつもよりおきゃんで可愛い。


ロビーでは、梅枝さんのお母さま、時蔵さんの奥様にお会いしました。
いつもお世話になっております!
ご招待くださった方は時蔵さんとも懇意にしていらっしゃるそうで、世の中狭い~(^_^;)


この日の観劇は雨だったので、装いにちょっと工夫しています。
別記事でご紹介します。

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