きもの カンタービレ♪

~ kimono - cantabile ♪ ~ 四季を楽しみ装う暮らし。
日本の歴史と風土が生み出した美しい衣裳「きもの•着物•kimono•呉服•和服•和装」
365日四六時中きもの生活を堪能しつつ日本文化を通してその真髄を学んでおります。


テーマ:
結城紬のお話を聴きに日本橋高島屋のトークイベントへメモ

結城紬のイベントに合わせて、藍地に黒のフォルテシモに赤黄の亀甲というモダンな文様の
80亀甲の結城紬に雀のアンティーク刺繍帯をコーディネート。
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こちらが結城手緒里館長の奥澤武治さん。
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結城紬の特徴としては、まず軽いこと。
普通の絹織物は700g~800gですが、結城紬は550g~650g。
それからとても丈夫であること。染色堅牢度も高くシワにもなりにくいそうです。
そして暖かいこと。
それらの秘密は糸にあるとのことでした。
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本場結城紬の糸は。真綿から手紡ぎした撚りのない糸です。
糸は撚ることによって空気を排出し固くなりますが、結城紬の糸は糸に撚りがないので
空気をたくさん含んでおり、真綿のしなやかで身体に沿うような着心地が生まれるのだそうです。

左)これが真綿です。真綿1枚に繭5個、1反分には400枚の真綿が必要です。
右)真綿から紡がれ糊付された糸です。
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真綿は繭5個を広げ袋状にされたもの。
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とても軽くて柔らかいです。セリシンが含まれたままの真綿は美容にも良いそうです。
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真綿は引っぱると楽に伸びます。これを撚らずに手で紡いでいきます。
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絣括りした糸です。反物ひと幅に並ぶ亀甲の数が結城の絣の単位。
亀甲の数が多いほど、絣は細かくなり技術の難易度も高くなります。
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本場結城紬は地機で織られます。
結城紬の地機は上糸は動かず下糸だけが上下して緯糸が織り込まれます。
それにより織物の表面の凹凸が大きくなり表面に独特の風合いができます。
糸を撚らないため、繊細な手紡ぎ糸を毛羽立ちやスレから守るために、機に掛ける際に
強く糊付けされ、糊は落とさないまま店頭に並べるそうです。
結城紬で使う糊は布海苔でなく小麦粉を溶かしたものであるのも特徴のひとつ。
仕立てる前に湯通しすることによって柔らかくなります。

結城紬は透かしてみると、経糸がよく見えます。経糸が太く緯糸が細いので、お仕立て後
着用した時には経糸のラインが強調されほっそり見えるそうです。
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素敵な反物がいっぱいございました。眼福でございますラブラブ
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私的にはこの結城紬にうっとり~ドキドキ
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奥澤さんにおすすめされたのはこちら。モダンで素敵なデザイン。
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奥澤武治さんとツーショットでカメラ
奥澤さんがお召しになっていらっしゃるのは、すべて結城紬。羽織は1年もの、袴は5年もの、
きものは30年ものだそうで、触らせていただいたのですが年月を重ねるごとに柔らかくなり
風合いが良くなるといわれるのがわかりました。
私が着ている結城紬も私の代になってから洗い張り&仕立てなおしは2度目の年季もの。
母からは「もっと大事に着なさいっ」とお小言を言われながらも、あまりの着心地の良さに
普段からガンガン着ています。雨の日や旅行にも大活躍の1枚です。
奥澤さんにもまだまだ大丈夫っと太鼓判を押していただきましたので、着倒しちゃいますチョキ
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