「きもの学」受講3日目メモ

きもの染色技術研究家の生田吉男先生の講義。

なぜ、京都で染色が発達したのか。
赤いところが京都の染色関係の分布図↓
きもの カンタービレ♪

物理的防染のお話から染料はどのように染まっているのか。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

友禅染の歴史から、手描き友禅のゴム糸目置きと糊糸目置きの工程。
このお話は、以前に千總さんの方から伺ったこがあるのでより深く理解できましたひらめき電球
かなり専門的なお話だと思うのですが、いきなりこのお話を聴いて理解しなければ
ならない学生さんは大変ですね。

石けんと化学染料は似ているので精錬後石けんが少し残っていることによって
生地が柔らかくなり均一に染まりやすくなるというお話とか。
※これって、植物染めの場合は生地は硬く、むらになりやすいってことでいいのでしょうかはてなマーク
へぇ~っと思うようなことたくさんございました。

元京都市染色試験場長の梶原俊明先生の講義。

きものの染色堅牢度。
堅牢度の等級は 1級から5級まであり、数字が増えるほど良い。
水では色の濃いものが落ちやすく、日光には色の薄いものがやけやすい。
綛糸染色について。その他染色加工について。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

まだまだ勉強しなければならないことだらけですあせる

「きもの学」は今年で9年目になるそうですが、講義の内容がとても充実していて
もっと早くから受けたかったっというのが率直な感想です。
きもの検定のセミナーもこういった講義をしてくださればいいのに(-。-;)ボソっ

何人かの受講者の方から、「ブログみてます」と言われ驚きましたが、
ちょっとうれしかったりしてラブラブ
明日より再び京都入りいたしますので、お声かけいただけたら幸いです。


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