諸説ありますが、フランスの皇帝ルイ14世は九州の醤油がお好きだったとか!
当時、長崎の出島のオランダ商館から欧州に輸出され、莫大な利益を上げていた九州の醤油。
ルイ14世は、伊万里焼の醤油さしに入った九州の醤油を料理にかけて愛用していたそうです。
ルイ14世のおかかえシェフが、醤油が肉料理の味を引き立てるのに気付き、宮廷料理の隠し味に使っていたという説もありますが。
ルイ14世が好んだワインは、ハンガリーの貴腐ワインのトカイ。
そのワインを「王のワインはワインの王なり」と言ったのは有名な話ですが、その他にもボルドー地方マルゴー村のシャトー・ジスクール(この時代はボルドーのワインは飲んでいないという説もあります)やブルゴーニュ地方ヴォルネィ村の赤ワインなど様々。
本当に醤油を召し上がっていたのであれば、相性の良いワインとの組み合わせをルイ14世に聞いてみたいものですね。