北海道のワインと食、観光に関する知識と情報を中心にお届けします。
  • 15 Jan
    • 太平洋フェリー「きそ」苫小牧〜名古屋までの乗船記②

      19時に苫小牧港を出て、外洋に出ると揺れるようになりました。船室がもっとも船首側にあることもあって波にぶつかる音も激しく、上下に大きく揺れて爆弾低気圧の海を航海していることを実感。16,000トンもある「きそ」がここまで揺れるのは滅多にないことです。仙台入港の2時間前、金華山沖あたりまでは凄く揺れており、子供たちが船酔い気味。朝食バイキングには行けませんでしたが、9時30分に仙台入港。仙台港への入港時は上の書類にサインをして届出をすることで、12時20分まで一時上陸できます。車で5分のイオン多賀城店に行き、少し体調が戻ったところでフードコートで軽く食事をしてきました。尚、一時上陸は2時間程度なので、仙台駅前まで行くのは避けるように案内があることと、地震や津波の恐れがある場合には緊急離岸すること、そして12時20分までに船に戻れない場合には待たずに出港することへの同意が必要です。上陸したことで子供たちも船酔いから回復し、「きそ」に戻るとご覧の快晴。仙台港では頭から入港するため、タグボートが船を転回させて出港します。デッキに出て作業を見ていましたが、風が凄まじい。ということは、、、出港して1時間くらい経った頃の動画です。水平線と船の動きを見てください。海は今日の方が荒れると船員さんから聞いていた通り、仙台港を出て少しすると船は上下に大きく揺れてきました。なぜかこの頃にカラオケルームに行っていた妻と子供たちは再びダウン。外で海を見ていれば体が揺れに慣れたのに…。私は船内の散策や浴場でのんびりとすることにしました。しかし、仙台行きよりは乗客が少ないものの、名古屋行きもそれなりに乗っていたはずの人々が、ほとんどパブリックスペースにいません。映画を上映しているラウンジにも、14時45分からロビーで行われるミニコンサートにも、展望通路にも…。まさか、全員船酔い?船内施設も休み時間などがあるので、この巨大な船をひとり占めしているような感じでした。ショップではオリジナルグッズやお土産品などを買うことができます。ショップが休み時間でも、さまざまな自動販売機で飲みものが買えるほか、コーヒースタンドがショップやレストランのクローズタイムを補完しており、軽食などをオーダーすることができます。(船室へテイクアウトすることもできるので大変助かりました)太平洋フェリーの船内は綺麗でセンスがいい。昔からそう思います。今回、ゆっくりと乗船出来て、写真もたくさん撮ることができてよかったです。このマッサージの機械は凄い!無重力体験メニューがあって、リクライニングを頭が下を向くくらいにしてやると宇宙空間で揉まれているような感覚に。(笑)15分300円ですが、やみつきになり乗船中に5回ほど使いました。大浴場も貸切状態で何度も入るなど、私は船旅を満喫。しかし、揺れはさらに大きくなるのです。さすがに私も立っていられない状況に突入…。

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  • 14 Jan
    • 太平洋フェリー「きそ」苫小牧〜名古屋までの乗船記①

      太平洋フェリーは「きそ」、「きたかみ」、「いしかり」の3隻の大型船で名古屋から仙台、そして苫小牧を結んでいます。私は仙台で育った子供の頃から北海道に住んでいる現在まで仙台〜苫小牧航路を40往復は乗っていますし、2010年からはシィービーツアーズの初日の出クルーズの企画で「きたかみ」と「いしかり」の船内でワインセミナーを開催するほど太平洋フェリーが好きなのです。今回、一度乗ってみたかった苫小牧から名古屋まで「きそ」船中2泊3日の航路に乗って来ることができました!2018年1月8日の19時に苫小牧港を出発し、1月10日の10時30分に名古屋港に到着するまでの様子をblogに書きます。この日は3連休の最終日。快晴でワインセンターの向かいにある小樽芸術村の素敵な写真が撮れました!私が住んでいる小樽から苫小牧フェリーターミナルには小樽駅を15時20分に出る苫小牧行きの普通列車に乗り、苫小牧駅に17時21分着、17時40分発のフェリーターミナル行きのバスに接続するというのがあります。当初は14時頃までワインセンターで仕事をして、これで苫小牧に行こうと考えていたのですが、札幌で買物をしてから行きたいとの家族の意向から早めに出発することにしました。札幌駅前ターミナルを15時発の「高速とまこまい号」はフェリーターミナルまで乗り入れるので、これに合わせて札幌に快速エアポートで向かいます。すると、、、ホームに13時00分発の快速エアポートが着いていましたが、人身事故の発生のため出発の見通しが立たないとの放送…。待っている人のなかに動揺が広がり、電車を降りてバスに乗り換える人も多くなってきました。でも、札幌と新千歳空港、苫小牧間の運転見合わせということもあり、小樽~札幌間はすぐに動くだろうと考えて待っていると、定刻の10分遅れほどで出発。まずは一安心です。しかし、札幌と新千歳空港、苫小牧間が運転見合わせということは、苫小牧や室蘭、函館や帯広・釧路方面も含めてその区間を通過する列車全てが動かないということ。苫小牧行きや室蘭行きの高速バスはターミナルに長い列が出来ており、補助席まで使った満席状態での運行となっていました。ちなみに16時発の高速とまこまい号でもフェリーターミナルまで運転となり、これは17時40分に苫小牧駅で先述の小樽からのJRと接続します。(でも今回は苫小牧行きの電車が運転見合わせのままだったので、その計画で行動していたらフェリーに乗れなかったかもしれません)苫小牧フェリーターミナルに到着し、1階のカウンターで乗船手続きを済ませます。インターネットで乗船名簿を登録してあるので、予約番号とクレジットカードを持って行けば手続き完了。船室番号が伝えられ、人数分のカードキーを受け取ります。この日は1等船室(和室)を予約していたので501号室でした。2階の搭乗口に向かい、17時30分からの乗船開始と同時に船に向かいます!ボーディングブリッジは「きそ」と「いしかり」は途中からエスカレーターがついており、ターミナルよりも遥かに高い5デッキに接続。事務長とアテンダントのみなさまの笑顔での出迎えを受けて船内に入ります。5デッキから7デッキが旅客スペース。長さ199.9メートルもある16,000トンの船は大きく、「きそ」と「いしかり」は個室がたくさんあります。船内地図でみると501号室はもっとも船首側でした。充実した船内設備と営業時間、イベントの内容や映画のタイトルなどを確認。出港前に大浴場に向かいます。船内のショップでは「おたるワイン」、「十勝ワイン」、「千歳ワイン」なども販売されているのですが、今回は「月浦ワイン」のドルンフェルダー(赤)を船室に持ち込ませていただきました。船内レストランの夕食バイキングは2泊目の楽しみとして、初日の夜は札幌で買ってきたお弁当やおつまみとワインを楽しみます。オリーブ、キッシュ、パン、ギョーザ、エビチリ、上海焼きそば、肉まん、ザンギ、焼き鳥、チーズなど。家族4人で楽しく食べているうちに出港!港を離れて、だんだん揺れが強くなってきました。テレビをみると「爆弾低気圧」のニュースが流れており、今回の船旅は予想もしなかった展開に…。

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  • 13 Jan
    • <第2回 余市仁木ワイン&フードフェア(ニッカ北海道工場 レストラン樽)>

      <第2回 余市仁木ワイン&フードフェア ②>2月3日(土)から12日(月)まで開催される「第2回 余市仁木ワイン&フードフェア」。ニッカウヰスキー北海道工場にある「レストラン樽」では、シェパーズパイとバゲット、アップルワインのホットワイン、さらにアップルパイがセットになっています!シェパーズパイは挽肉とマッシュポテトでつくる英国のミートパイ。暖かく風味豊かで、優しい味わいがとても美味しかったです!アップルワインのホットワインはアルコール度数の高さを感じさせず、甘みと林檎の風味に秀でた、ニッカ北海道工場ならではのオリジナルのもの。たっぷりと入って、冷えた体をぽかぽかにしてくれました。昨日ご紹介した「すし処 みどりや」もそうですが、本当に1,000円(税別)でよろしいのでしょうかと驚くほどに、今回のフェアに参加いただける11店舗のみなさまのご協力や期待感に感激です。「余市仁木ワイン&フードフェア」(2月3日~12日)は「さっぽろ雪まつり」(2月5日~12日)や「小樽雪あかりの路」(2月9日~18日)の開催期間とも重なりますので、この機会に北海道にお越しになる方々はぜひ小樽からJRやバスで30分ほどの余市にお出掛けいただきたいと思います!また、冬のワインツーリズムと組み合わせた札幌・小樽発着のモニターツアーも運行します。「余市仁木ワイン&フードフェア」および「冬のモニターツアー」の詳細はホームページをご覧ください!http://winecluster.org/

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  • 12 Jan
    • 芋きんに癒されて

      羽田空港第2ターミナル、もっとも奥の検査場Aの前にある「浅草満願堂」の芋きんは私の娘が大好き。一個130円の素朴なお菓子ですが、いつも営業時間内は品切れなどさせずに売っているし、接客も丁寧で小気味よいリズムがあります。24時間しか日持ちしないってえのも納得で「宵越しの芋きんは食わせない」って感じが江戸っ子らしくていい。今日は写真を撮ってから買ったからか、もうニコニコと「お客さん食べたことありますかい?」と声をかけてくれて、「あぁ、娘が昔から大好きでね。お土産を楽しみにしてるんだよ」って応じると、「そうかい。これ焼きたてだから、いま食べたら最高だ。ここで食べさせてやりたいね。24時間しか日持ちしないけど、オーブンで少し温めるといい感じだよ」こんな会話がまたファンになるんです!小樽に着いて写真を撮ろうと開けてみると、最後はマイナスの気温のなかを持ち歩くなど羽田空港から4時間近く経っていても温かくて香りがふわっと優しくいい感じ。搭乗ゲートに向かうのに少し遠回りしても、小気味よい接客と会話が印象的で買ってよかったなと思いました!

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  • 07 Jan
    • <第2回 余市仁木ワイン&フードフェア ①>

      <第2回 余市仁木ワイン&フードフェア ①>余市町内の飲食店11店舗が参加する「第2回 余市仁木ワイン&フードフェア」が2018年2月3日(土)から12日(月)まで開催されます。余市・仁木産ブドウ原料のグラスワイン1杯と地域の食材にこだわったおつまみ1品をセットにして1,000円(税別)という共通ルールには「少しづつ・複数のお店を訪ねていただきたい!」という想いがあります。それに合わせて3店舗以上を回ると応募できるスタンプラリーをご用意し、余市駅前から歩いて行ける範囲内で8つ、ワイナリーで3つの合計11店舗にご参加をいただきます。「さっぽろ雪まつり」(2月5日~12日)や「小樽雪あかりの路」(2月9日~18日)の開催期間とも重なりますので、この機会に北海道にお越しになる方々にも、ぜひ余市にお出掛けいただきたいと思います!(冬のワインツーリズムと組み合わせたモニターツアーも運行します)今日は「すし処 みどりや」のイメージ写真をご紹介します。こちらでは余市産の旬のネタを使った寿司5貫とケルナーのグラスワインのセットを提供予定です!「余市仁木ワイン&フードフェア」および「冬のモニターツアー」の詳細はホームページをご覧ください!http://winecluster.org/

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  • 06 Jan
    • 田中酒造亀甲蔵と水天宮へ

      2018年の元旦の朝、初日の出の時間には雲がかかっていた小樽は八時頃から快晴となりました。ワインセンターからタクシーで600円、田中酒造亀甲蔵に到着。年明けの瞬間から搾り始める縁起物のお酒「初戌」(3,600円)を購入してきました!これは大吟醸生原酒で炭酸ガスもシュワシュワとした、まさに搾りたてのお酒です。ブルーのボトルにゴージャスなラベルが映えて、おめでたい感じがいいですね。元旦の特別企画として3,000円以上のお買い上げで福引きができ、景品も日本酒や珍味がずらりと大盤振る舞いでした!とても清々しく気持ちのいい朝ですので、帰りは歩いて、途中にある水天宮に初詣に行くことにしました。まずは亀甲蔵から南小樽駅まで5分ほど歩きます。南小樽駅から北海道・ワインセンターまではメルヘン交差点を通っていくと徒歩10分くらいなのですが、じつはここが始発となる「本局行き」のバス(220円)に乗るのも面白いです。今日は乗りませんが、このバスは入船から松ケ枝方面、小樽駅前から中央通りを経由して30分で本局(小樽郵便局)に着きます。生活路線なので始点から終点まで乗る人はほとんどいませんが、通常の小樽観光ではあまり通らないルートを走ります。ちなみに北海道・ワインセンターは本局の斜め向かいにあります。さて、南小樽駅から徒歩で水天宮へ。急な階段から振り返った先に、くぐってきた鳥居が見えます。鳥居から5分くらい急坂とカーブの道を歩いてたどり着いた社殿の前には小樽有数の絶景が広がります。この日は元旦だけに新日本海フェリーが三隻も停泊していました!社殿から東方向を動画で撮影しました。「外人坂」や海の景色もご覧ください。水天宮をお参りしてから東雲、寿司屋通りの方向に降りていくと「旧光亭」があります。小樽の歴史的建造物は銀行建築に代表されるビルのイメージが強いと思いますが、こうした風情のある和の建物も多いのです。ここから北海道・ワインセンターまでは徒歩で3分くらい。田中酒造亀甲蔵には20分くらいいたと思いますが、片道はタクシーを使ったこともあり、ちょうど1時間の散歩となりました。コンパクトななかに小樽の歴史や地理も肌で感じられ、見どころや楽しみの詰まったコースですし、他にもいろいろと交通経路や立ち寄り先などのアレンジができると思うので、またご紹介したいと思います!

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  • 04 Jan
    • ワインと食のマッチング賞味会(マンジャーレTAKINAMI編)

      ワインクラスター北海道では会員を対象としてのワイン会を開催しています。「オステリア・イル・ぴあっとヌォーボ」や「おたる政寿司」、「東京ドームホテル札幌」、「センチュリーロイヤルホテル札幌」、「鳥せい琴似店」、銀座の「十勝屋」、品川区戸越公園の「食堂ルパン」など、私たち自身が何度も食べに行って美味しいと惚れ込んで開催をお願いした小樽・札幌・東京の店舗を会場にしてきました。私どものワイン会はコース形式の料理とそれに合わせてさまざまな要素からセレクトした5種類の北海道産ワインをお出ししています。会場の規模に合わせて8名から最大で24名程度の参加者と楽しんでおりますが、会員本人と同伴1名までの参加となりますのでご夫婦やお友達を誘っての出席が多く、女性の比率が高いのが特徴です。2017年12月25日は、小樽市色内の「マンジャーレTAKINAMI」にてクリスマスの夜にワイン会を開催しました。ここは一軒家の落ち着いた洋食店。シェフはヨーロッパ各地を小さなバイクで旅しながら料理を学んだだけに、さまざまな洋食が味わえてどれも唸らされる美味しいお店です。(写真は日替わりランチメニューの鶏肉のロースト ジェノバソース)特に50分かけて炊き上げるパエリアは見た目も味も本当に素晴らしいのですが、時間の関係でランチタイムなどではなかなか頼めないメニューでもあるので、今回のワイン会はこれを組み込みました。ワイン会は数日前から料理とのバランス、その日の気温や天気、歳時記や出席者の構成などを考えてワインと話題を準備。当日は阿部と沼田が同席して、快適なサービスと雰囲気のなかでシニアソムリエの解説付きでおいしいワインと食の組み合わせを楽しんでいただきます!以下の写真は今回のメニューとワインの組み合わせの一部です。ーーー生ハムとスモークドチキンのサラダ2013鶴沼ピノブランシャコ、北寄貝、ホタテ、牡蠣、たこ、ソイのマリネと野菜の取り合わせ子持ちカレイのムニエル ケイパーときのこの焦がしバターソース2015 Okushiriシャルドネ2015 鶴沼ツヴァイゲルト牛ランプ肉のロースト マルサラ酒のソース2015 YAMAZAKI WINERY TAPPU807-1魚介類と鶏肉のパエリアアメリカオレゴン州のヴィオニエ柔らかで控えめな甘さの牛乳のアイスクリーム香り仕込みケルナースパークリングワインーーー今回はこのような組み合わせでしたが、どれも料理とワインの風味や色合い、温度やテクスチャーもぴったり。参加者みなさまの会話も弾み、楽しいクリスマスの夜となりました!ワインクラスター北海道では2018年のワイン会は2月から毎月第3土曜日の夜を中心に開催。2月は再びこちらのマンジャーレTAKINAMIで開催します!(メニュー、ワインは一部異なります)

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  • 03 Jan
    • 『月刊おたる』2018年の新年号に

      「ワインの街 小樽への夢」というタイトルのエッセイを寄稿いたしました。私の想いと夢、歩んできた系譜を綴るなかで、自分自身にとっても大事な文章に仕上げることができました。小樽市内協賛企業等での配布のほか、新年号は北海道・ワインセンターでもお配りします!

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  • 06 Oct
    • はらこめしと芋煮会(2017年10月5日 北海道新聞掲載)

      仙台市出身の私にとって、秋晴れの涼やかな休みの日になると必ず食べたくなるものがある。「はらこめし」と「芋煮」だ。 どちらも北海道ではあまり知られていないようで、この話をすると興味を持たれる人も多い。芋煮は宮城県と山形県の秋の名物であり、河原でレクリ エーションとして芋煮会をやることも共通しているが、双方で芋の種類や使う肉も調味料も異なり、まったく別物なのが面白い。 ジャガイモと豚肉を用いてみそで味をつける宮城県に対して、山形県では里芋と牛肉を使いしょうゆで味付けをするらしい。 芋煮会は河原に町内会などの団体でバスで出かけ、野菜や豆腐を切るなど調理。酒を飲んで親睦を深める。子供たちは川で遊ぶ。出来上がると、熱々の芋煮とおにぎりやいなりずしを食べ、酒を飲んでいる人は汁抜きで具をさかなに酒を飲む。 一方の「はらこめし」とは、サケとイクラを用いた炊き込みご飯である。しょうゆやみりんと一緒にサケを煮込んだ煮汁で炊き込んだご飯の上にサケ の身とイクラをのせたもので香ばしく食欲をそそり、おこげがあるとたまらない。 私は「はらこめし」をサケの本場の北海道でこそ味わってみたいと思うと同時に、宮城県風の芋煮は北海道の豚汁に近いことから、河原を探して芋煮会をやればジンギスカンと並ぶアウトドアの食文化になるのではないかと毎年秋になると思う。 宮城県では日本酒だが、芋煮とワインも良く合う。後志産の赤ワインで乾杯したいものだ。(シニアソムリエ・小樽)

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  • 24 Aug
    • 酒と肴とバスと列車(2017年8月24日 北海道新聞掲載)

      後志観光連盟から「しりべし酒アンバサダー(大使)」に任命され、5週間をかけて毎週月曜日と火曜日に後志管内の20市町村すべてを訪ねている。これはそれぞれのマチで、現地の食資源や楽しみ方を教えてもらい、後志のどんな酒と合うか10種類ほど持参したものを、みんなで試して意見交換をする公開ヒアリングを行うためだ。お互いに準備は大変だが、学びと発見のある貴重な機会である。赤井川村の米を用いた濁酒(どぶろく)はサイダーで割るとおいしいことや、黒松内町の車庫焼きには「おやどり」が欠かせずタレも2つの流派がある話、島牧村ではミズダコに調味料を変えて酒との相性を試す体験から新たな企画のヒントにもつながった。こうして発掘した後志の肴とそれに合う酒を味わうことを目的とした旅の魅力を発信することが大使としての役割である。実際に行ってみたくなる現地のおいしいモノや体験の把握と、実際に来てもらうための交通手段の調査やルートの検討は創造的でとてもワクワクする。特に酒を楽しむという目的から車の運転をいかに避けるかが大切であり、それには公共交通の利用とコンドミニアムやキャンプ場の活用等が考えられる。私自身の体験として、地域の酒と肴を買い揃えてキャンプ場に持参し、自ら調理するのは大変楽しかったほか、列車やバス、タクシーを利用して後志管内を移動してみると思いのほか公共交通が充実しており、所要時間も車と大差ないことに驚いた。こうした後志の情報や体験を組み合わせて、「酒と肴の旅」を楽しみに来る人を増やしたい。(シニアソムリエ・小樽)

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  • 15 Aug
    • 新千歳空港と台湾、シンガポールを結ぶLCCスクート

      シンガポールから台湾を経由して新千歳空港を結ぶLCCのスクートは、最新鋭機のボーイング787を使用して、たくさんの外国人観光客の方々を北海道に運んでいます!ーーー機内誌も綺麗で、就航しているアジア各国の情報が紹介されていました。機内食は...ワインクラスター北海道 Wine Cluster Hokkaidoさんの投稿2017年8月6日

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  • 18 Jul
    • 北海道みんなの日

      7月17日は「北海道みんなの日(愛称:道みんの日)」。北海道のこれまでの歴史、文化や風土について理解と関心を深め、北海道の価値をあらためて認識し、道民であることを誇りに思う心を育むことにより、道民が一体となってより豊かな北海道を築いていくことを期すとともに、道外において、北海道の価値が広く認識される契機とするため、本年度から「北海道みんなの日」が設けられたそうです。この日は道立等の施設の無料開放が行われますが、道庁旧庁舎前と赤れんがテラスのあいだでは私がブースに立ち、北海道産のワインをグラス販売しました!10時のスタート時点では雨が降っていたり止んだりと、その時間帯は暇でしたので写真を撮る余裕があったのですが、11時を過ぎると晴天となりワインブースが忙しくなりました。10時から15時までのイベントですのでアイテム数は7つに絞り、それぞれに地域や品種と特徴の違いが分かりやすいものにしました。価格も300円から500円と手頃な価格にして、たくさんの方々にワインを楽しんでいただきました!ーーーチーズも2種類、特に黒松内町のトワ・ヴェールには特注品のご対応をいただきました。山崎ワイナリー、奥尻ワイナリー、ふらのワイン、鶴沼、シードルをはじめ、ワインクラスター北海道のセラーで寝かせていたバックヴィンテージの逸品や、十勝ワインのナイヤガラスパークリングのように新たに発売になったばかりのフレッシュな味わい、北海道新幹線にちなんだワインなどのセレクトは好評。チーズもワインもイベント終了時間ちょうどにほぼ完売しました!お越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました!

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  • 13 Jul
    • 真夏のアンコウ(2017年7月13日 北海道新聞掲載)

      えぞふじ連載第5回真夏のアンコウ アンコウと言えば茨城県のイメージや冬の魚という印象が強いかもしれないが、北海道の日本海沿岸はアンコウの漁獲量が多く、夏場は特に価格も安くておいしいことに驚かされる。市場や鮮魚店で1匹のままやぶつ切りにしたものが並ぶと私はどうしてもこれを食べたくなる。みそ汁や鍋物ではなく、後志産のトマトとともに蒸し煮にするのがいい。 さっと湯通ししたアンコウの切り身を鍋に入れ、白ワインを少し振りかけ、濃厚なトマトジュースを注いで火にかける。すると、アンコウからの水分とトマトジュースのうまみ十分のスープのなかで「七つ道具」と呼ばれるさまざまな部位が煮えてくる。塩で味を調え、バターを入れてからひと煮立ちさせるとトマトとバターと魚のスープの豊かな香りに満ちた洋風の魚料理があっという間に完成。ミュラー・トゥルガウなど、ほんのりと甘みと果実の香りのある後志産の白ワインにも大変よく合い、暑気払いにも適した料理は箸が進むこと請け合いだ。  後志の魅力を鍋に封じ込めたこの料理はトマトジュースにもこだわりたい。トマトに水を極限まで与えず、原産地の南米の環境を再現した永田農法の畑で、日本海に沈む夕日を浴びて育った余市町の農家のトマトジュースを使うのが私のこだわりである。  材料にはこだわるが、鍋一つで作ることのできる簡単な料理なので、海辺でのアウトドアにも最適でないかと思う。海水浴や海辺のキャンプなどの際に、試してみてはいかがだろうか?(シニアソムリエ・小樽)

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  • 01 Jun
    • 「しりべしアグリツーリズム」(2017年6月1日 北海道新聞掲載)

      北海道の縮図とも呼ばれる後志地方は、北海道をイメージさせる美しい自然の風景と魚介類や農産物、酪農製品が揃(そろ)う。さらにはウイスキーや日本酒、ビールにワインの酒類があり、「酒と肴(さかな)」の組み合わせにも事欠かない。札幌や新千歳空港からの距離感も含め、道内外からの旅に最適の地域と感じる。後志の魅力や強みを生かし、私は8年前からワインを旅のメインテーマとした小樽発着のワインツーリズムを手掛けている。ワイナリーやブドウ畑の訪問とテイスティング、地域の食材にこだわったおいしいランチを組み合わせ、ワインを中心とした地域の魅力を五感で楽しむ旅がワインツーリズムである。一方、表題にある「しりべしアグリツーリズム」とはワインツーリズムと同様に後志の農産物の品質の高さと多様性を伝える産地訪問の旅であり、サクランボ、トマト、ワイン用ブドウ、ユリ根などをテーマとしている。畑を訪ねて見学や試食をし、生産者や料理人による新しい食べ方や料理を味わうなど、多くの人の協力を得て実施する学びとグルメを融合させたツアーである。参加者が驚くのは南米の原産地と同様の環境を再現して作られる高糖度のトマトや47種類も植えられているサクランボ、13の品種が順に旬を迎えるプルーンなどだ。旬のおいしさや品種による違いを体験するとみんな笑顔になる。食の安全や産地、作り手の人柄を知り、後志の良さを実感していることが伝わってくる。今年も道内外、そして地元の方にも食の感動と笑顔を届けたい。(シニアソムリエ・小樽)------しりべしアグリツーリズム 2017年7月9日(日)のツアー紹介URLhttp://winecluster.org/archives/5289/

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  • 03 May
    • 「時間旅行」 ①予告編

        今回からしばらくにわたって、「時間旅行」と題してここに書くのは私の人生の大きなターニングポイントとなったMBAの取得と会社員からの独立・起業に至るストーリーである。 これらは人に伝えるというよりも、私が独立・起業した背景に何があって、どのような想いと夢を持ち、どのようなことをどのくらいの年月にわたって行ってきたのかについて、私自身が確認する目的で書いてみたい。 このブログでは、2001年に執筆した「ホテルマンから葡萄畑へ」の3回連載と2017年4月に執筆した「えぞふじ ~新しい取り組み~」を掲載した。また、恩人との25年振りの再開についても書いた。これらを通じて、なぜ自分がワインの道を歩んでいるのか、そしてずっと北海道のワインにこだわり続けてきた背景や、常にプロとしてアップデートを続けていかなくてはならないという私の生き方を自分自身で再確認することができた。 いわゆる「よそ者、若者、馬鹿者」である私が北海道のワインに光のあたらない時代に北海道が世界有数のワイン産地になると確信して北海道に移住し、そこから今日現在の時点までの自らの取り組みや根幹にある考えは強烈だと我ながら思う次第だ。 ホテルマンから北海道のワイナリーへの転身、百貨店でのソムリエの登場、社会人学生としての小樽商科大学での6年、会社や北海道のワイン業界にとって前代未聞の社外活動、NPO法人という組織形態でのベンチャー設立、中核資源に特化した持たざる経営。型破りな生き方、従来の常識にとらわれない発想と行動はその当時においては突飛と思われても、やがて時代がついてきたように感じるのである。 次回以降、そうした具体的なエピソードを取り上げながら、そのエネルギーと信念、集中力の維持とスピード感を自分自身で振り返ってみたい。それらを通じて、いまの私がブレていないか、立ち止まっていないか、目指すものは何なのか、そうしたことを頭のなかで整理する。そして、誰にどのようにお世話になって今日があるのか、感謝と誠実を心に振り返っていくことが、社会人として25年目であり独立・起業して5年目のタイミングにふさわしいのではないかと考える。 こうしてみると、これは「私の履歴書」を自著するようなものだが、よろしければお付き合いをいただきたい。(本編に続く)(2012年の金環食の朝 静岡県熱海市にて)

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  • 22 Apr
    • ソムリエの道に導いてくれた恩人との再会

      1992年に超生意気な新入社員としてホテルサンルート蔵王に入社した私に、フランス料理の美味しさとワインの魅力、そしてプロフェッショナルとしての仕事のありようを叩き込んでくれた方が、現在は「ゆと森倶楽部」のシェフをされている佐藤浩三さんです。目をかけていただきながら、その厳しさに反発し、たったの5年足らずで、若かった私が飛び出すように辞めてから20年。手紙を書いてこれまでの歩みを報告し、家族を食事に招待いただき、2017年3月30日の夜にお会いすることができました。シェフの作る料理は、とても丁寧で優しくて美しく、素材への感謝と愛情があり、何よりもおいしく、お客様に向けたものでした。大好きだったサーモンのリエットにはじまり、私が死ぬ前にもう一度食べたいと思っていた「マトウダイのポワレ ブールブランソースにエピスの風味」。丁寧に湯むきしたトマトと、いまの時期ならではの三陸の新わかめ、軽くポシェした帆立と季節を感じさせる菜の花が添えてあり、バターと白ワインとエシャロットをベースにしたソースの美味しさは泣きそうなくらいに変わらない。カリッと皮目からの焼きかた、塩気とやわらかさ抜群の白身魚の風味。盛り付けと香りにも刺激され妻と子供たちに隠れてそっと涙しました。25年前に佐藤浩三シェフに出会わなければ、いまの私はありませんでした。ありがとうございました。この旅では、このほかの先輩方とも嬉しい再会がありました。和食の道を歩まれ、当時のホテルでも厳しさのなかに兄貴のように接してくれた高橋さん、芦立さん。私が世話係として毎年来るオーストラリアからのワーキングホリデーのスタッフといつも遅くまでお邪魔していたレストラン「えんそう」のマスター。20年振りに何も言わないで店に入った私に「阿部君かい?」と声をかけてくれた木村酒店さん。 いま振り返ると、私が遠刈田温泉で過ごしたのはほんの少しの期間でしたが、その後の人生においてどれだけ重要なものであったか。ありがとうございました。心から、このたび宮城蔵王に来られたことに感謝し、私は北海道でしっかりとワインの未来に向かって頑張ります!---前日に訪れたホテルサンルート蔵王の跡地は、「宮城蔵王高原教会」だった建物だけを残してすべて取り壊され、素敵だったホテルも中庭のプールも噴水もなにもありませんでした。ホテルがあったことの痕跡は撤去しわすれたサイクリングロードの看板1枚のみ。---

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  • 21 Apr
    • 月浦ミュラー・トゥルガウ2015(テイスティングコメントと綺麗な写真)

      月浦ワイナリー(洞爺湖町)月浦ミュラー・トゥルガウ2015 青みを帯び、洞爺湖の湖面を思わせる神秘的なまでの透明感と艶やかさが特徴的。月浦ワイナリーならではの低圧でのプレスによって得られる清澄で粘性豊かなミュラー・トゥルガウの優しい果実の香りが最初は控えめに、スワリングをしてグラスの内側をワインが空気に触れていくことで香りが増してきます。 青リンゴ、メロン、フリージアなどフローラルな香りの印象。ミュラー・トゥルガウは清楚で健康的な女性のイメージ。このワインの香りはグラスの中でだんだんと強くなり、前述のアロマに加えてグレープフルーツや、柑橘類のなかでも少しあたたかな印象となる オレンジのピール(皮)のニュアンスもあります。それはこのブドウ畑の樹齢の高さと土の肥沃さ、そして洞爺湖周辺の地熱の影響によるものと思います。 注いでからすぐに飲み干すのではなくグラスに10分ほど置くと内側にとても小さな気泡が少しあらわれ、このワインは若々しく、冷涼な環境で丁寧に発酵と熟成をさせてきたことが外観からもわかります。香りの変化を含めて、時間をかけてゆっくりと楽しみたいワインです。 口に含むとアタックにはやさしい甘み、しっかりとしていて軽快な酸味が感じられ、少しオイリーで口の中でさらに香りが膨らんできて鼻腔に抜けていきます。 優しさの中に芯の強さや力強さがいっぱい備わっており、甘みはしつこくなく、キレのいい酸味が豊かで「やや辛口」の表記通り。心地よい余韻があり、アロマティックでふくらみのあるリッチな印象です。噴火湾産のホタテのソテーにブールブラン(白ワインとバター)ソースをかけた料理や、若鶏のフリカッセ(クリーム煮)などにとてもよく合います!(2016年10月に開催された「とうや湖・月浦ワイン&グルメ祭り」にあわせてツアーを運行。会場にて岸本社長との記念撮影)(その日は洞爺湖に虹がかかり、中島をまたぐような虹の出現は神秘的でした!)

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  • 20 Apr
    • ホテルマンから葡萄畑へ 3回連載最終回(2001年 日本ソムリエ協会機関誌掲載)

      「Australia wine is No. 1!」 オーストラリア人の友人ラッセルは主張します。ロバートたちも口を揃え、いかに南オーストラリアの気候が素晴らしいぶどうを育て、豊潤でしっかりとしたワインを生み出すかを語ります。 ワーキングホリデーで来日している4人のオージーは、いつでも明るく気さくで、何よりもビールとワインが大好きでした。私はリゾートホテルに勤務し、彼らに冬季アルバイトとしてレストランサービスやイベントスタッフをしてもらっていたのです。ワーキングホリデーでやって来る彼らの多くは熱狂的スキーヤーでもあり、毎年そのようにして3ヶ月、南半球から新しい友人がやって来ました。 冬の時季のスキーリゾート地では、外国人スタッフはお客様に人気があり、彼らのフレンドリーなサービスや愛嬌の良さはホテルに明るく楽しい印象を与えてくれました。 そのホテルでワーキングホリデーを受け入れて2年目にラッセルとの出会いがありました。それはいまから8年ほど前のことです。(※1993年頃を指します) 当時、ワインに興味を抱き始めた私とラッセルの間には、特にワインについての意見の衝突が繰り返されました。レストランのワインを見ているときのこと。「フランスのワインが好きだ」という私の意見にあきれたように、「日本ではワインは造っていないのか?」「なぜ自分の国のワインに自信を持てないんだ?」というラッセル。さらに、「なぜ、酒販店で1000円で売っているワインを、ホテルでは3000円で販売するのか?」「このワイン産地にお前は何か関係があるのか?」と続きます。まるで、日本のお客さまがワインを敬遠するのはお前のせいだと言わんばかりに……。 また、彼は、街の看板や印刷物などに英語が書いてあることや、歌謡曲の歌詞に英語と日本語が混在していることなどについて常に辛口で、「なぜ、そうなのか」と問い詰めてきます。ワインについても、こういった事柄についても、いくら説明しても彼は絶対に納得しませんでした。 そのころの私は、彼が日本のことをすべて批判しているようにしか感じなかったものです。お互いに歩み寄りのない喧嘩を毎日しているようなもので、3ヶ月後に彼が帰国するときにも、形式的な別れをしただけになってしまいました。ハウスワインにこそ国産100%のワインを…… 私が北海道ワイン株式会社のワインと出合って、ワインの普及をいままでと別な視点で考え始めてから、ラッセルとの議論をたびたび思い出しました。 それまでは外国の安くておいしいワインを提供することや、原価率の見直し、ワインフェアの開催などでワインのおいしさと魅力を伝えていくことを行ってきましたが、日本人に愛される国産ワインや日本流の楽しみ方を一般の人に伝えていくことも、ワインをより普及させていくのに必要な課題だと感じるようになってきたのです。  その取り組みとして、業務店に対しては、これまでどちらかというと安価な輸入ワインが選択されることの多かった「ハウスワイン」に、国産100%のワインの導入を提案していきたいと考えています。ワインは本来、リーズナブルで親しみやすく、おいしいアルコール飲料であることを消費者に伝えるためにも、国産ワインのおいしさを知ってもらう機会を増やさなくてはならないでしょう。日本のワインにも原産地呼称を さて、最近は、長野県、山梨県などで「原産地呼称管理制度」に向けて着実に進展が始まりつつあります。実際、国産ワインと呼ばれているもののなかで、全体の約85%が輸入ワインや輸入濃縮果汁から造られている現状では、これらのワインと国産原料100%のワインを区別する基準が存在しませんでした。 ワインがその土地の農産物であることを明記する原産地呼称は、消費者に正しい情報を伝えていくうえでも必要なことでしょう。しかし、北海道にはそのような動きがないのが非常に残念です。私個人の考えですが、農業、酪農も含めた原産地呼称が北海道にこそ必要だと感じているからです。  いま、北海道では新しい取り組みが始まっています。安定した農産物としてのワイン用ぶどう作りへの転換が北海道各地で行われているのです。このような流れのなかで、堂々と自信を持って日本のワインを造り続けていくためにも、やはり原産地の表記はきちんと行われなくてはなりません。ワイン造りを根付かせる 北海道ワイン株式会社では畑の開拓から30年間、一貫して農作物としてのワイン造りを主張してきました。自社で植えたぶどう、農家の方に植えてもらったぶどうはすべて買い取り、北海道にワインという農作物が確実に根付くように、北海道ワインは責任を持ちます。 北海道は広い大地と気候条件に恵まれ、垣根式の大規模なぶどう栽培地帯へと成長を続けています。ヨーロッパ系ぶどう品種は全国1位の収穫量を今後も維持していくでしょう。農業機械を活用することにより、ぶどうの生産コストも世界のワイン産地に比肩できるまでになっています。このようにして北海道ワイン株式会社では、北海道で育ったヨーロッパ系ぶどう品種100%のワインを、従来の1200円から800円台に引き下げて販売できるようになってきたのです。 北海道以外にも、後の世代にワイン造りを残していける基軸は日本の各地に存在しています。そこで植えられた樹からは毎年ぶどうが実ります。この恵みを棄てることなく、日本の産業としてしっかりと育てていかなくてはなりません。国産ワインの未来には会員のみなさまの協力も必要です。いままで述べてきた私の意見にご理解とご賛同をいただける方は、ご連絡いただけるとありがたいです。 私は、ホテルマンからぶどう畑へと、いままでと違う視点からワインの魅力を伝えられるチャンスに恵まれたことに感謝しています。現在はホテル勤務をしていたころと比較して、ワインに没頭できる毎日を過ごせる環境にあります。これらの幸運を大切にして、ものごとを自分一人で占有するのではなく、人と分かち合うように心がけたいものです。 何十年後か、日本人が誇りを持って外国人に「日本のワインがNo.1だ」と言っている光景を夢に、私は北の大地でのワイン造りを歩んでいくつもりです。(完)<著者プロフィール(当時)>1974年1月30日生まれ。97年ソムリエ資格を取得。宮城蔵王のリゾートホテルを経て、仙台市内のホテルに勤務。日本ソムリエ協会では東北支部総務副部長を担当。現在は小樽市に在住し、北海道ワイン株式会社総合企画室勤務。※記事中の記述は2001年当時のものです。人物の役職、イベント等の実施内容など現在とは異なっている場合がありますのでご承知おきください

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  • 19 Apr
    • ホテルマンから葡萄畑へ 3回連載第2回(2001年 日本ソムリエ協会機関誌掲載)

       北海道は日本の新しいワイン産地として、ぶどう作りからワイン造りへと着実に歩み始めています。ワインを造る仕事にかかわることで、学ぶことはたくさんありますが、何よりもぶどうとワインへの愛着が深まりました。 今回は、北海道ワイン株式会社でのぶどう栽培について、ご紹介します。ぶどうの栽培地域 北海道小樽市は北緯43度に位置しています。これはフランスではマルセイユに当たりますが、マルセイユの地中海性気候とは異なり、寒冷気候に属する北海道では、ヨーロッパの北緯49度辺りと同様の気候条件を備えています。 このぶどう栽培の北限に近い気候条件では、ドイツ、オーストリア系の品種が栽培に適しています。昭和47年から、ヨーロッパより入手したワイン専用種の苗木を試験栽培してきた結果、日照量や積算温度から赤ワイン用のぶどう栽培に適するのは限られた品種のみであることがわかりました。 当社のワインの生産比率は白が70%を占め、原料ぶどうの糖度に応じてワインの品質を区分するドイツ式のワインづくりを行っています。スタンダードクラスのワインは辛口に仕上げ、遅摘みした完熟ぶどうからはアウスレーゼクラスのワインが醸造されます。 現在は、北海道の32市町村で、ワイン用ぶどうの栽培が北海道ワイン株式会社(本社・小樽)とともに始まっています。浦臼町は日本最大のワイン専用ぶどう畑「鶴沼ワイナリー」、三笠氏は未来につなぐ試験用ぶどう畑「みかさワイナリー」を擁し、余市町の契約栽培農家は最高品質のぶどうを生み出しています。 深川市、歌志内市、厚沢部町、網走市、岩内町、岩見沢市、遠軽町、奥尻町、置戸町、小樽市、北桧山町、北見市、共和町、倶知安町、札幌市、士別市、島牧村、壮瞥町、滝川市、月形町、中富良野町、仁木町、ニセコ町、沼田町、東川町、美幌町、蘭越町、留寿都村、小平市。 実りの秋、各地で育てられたおいしいぶどうから、輸入原料を使用しない純粋な国産ワインが、小樽の地で造られます。栽培ぶどう品種 現在、北海道の白ワインといえば、ミュラー・トゥルガウが主力品種となっており、ケルナーがそれに続いています。よくリースリングの栽培について質問を受けることが多いのですが、不安定な特性をもつことから栽培が難しく、また、晩熟性のリースリングには雪の影響があり、北海道ではほとんど栽培されていません。 ミュラー・トゥルガウ、ケルナーは、ともにリースリングの交配種ですから、そこから受け継いだ気品のよさがあります。しかし、生育過程やワインの特性には明らかな相違があり、繊細で上品なミュラー・トゥルガウに対して、ケルナーは糖度も上がりやすく骨太な印象です。 赤ワインの品種は、ツヴァイゲルト・レーベ、セイベル13053が主力となっており、栽培管理の難しいシュペートブルグンダーやレンベルガーは自社農場の鶴沼ワイナリーで栽培しています。 フランス系の品種に比べて、なかなか知られていないドイツ、オーストリアのぶどう品種について解説していきましょう。<ミュラー・トゥルガウ>1882年ドイツのガイゼンハイム研究所でヘルマン・ミュラー博士によって開発された品種。リースリングとグートエーデル(シャスラ)の交配種です。(※)寒冷地での栽培に適しており、北海道ワインにおいても主力品種として栽培されています。香気に富み、酸のすっきりとしたワインが醸造されます。※現在は、リースリングとシャスラ・ド・クルティリエール(=マドレイヌ・ロイヤーレ)の交配とされています<ケルナー>白ワイン用ぶどう品種。1969年にドイツのヴァインズベルグ試験場で開発。トロリンガーとリースリングの交配種で、ドイツの白ワイン用品種として最高級とされるリースリングの個性を失わず、近年の大傑作と評価されています。貴腐菌がつきやすい品種でもあり、甘さと酸のバランスのよいワインが醸造されます。<セイベル>ワイン用ぶどう品種。フランスのセイベル博士により開発された交配種で、交配番号によって区別され、それぞれ異なる個性をもっています。耐寒性に優れているのが特徴です。白用の9110からはすっきりとした白ワインが醸造されます。一方、黒ぶどうの13053からは軽い赤ワイン、ロゼワインが醸造されます。他に5279(白)、10076(白)があります。<バッカス(バフース)>ローマ神話の酒神「バッカス」の名を冠する白ワイン用ぶどう品種。ドイツのガイルヴァイラーホーフ研究所で開発されたショイレーベとミュラー・トゥルガウの交配種です。非常に香り高く、フルーティーなマスカット香を特徴とします。軽いながらも余韻の心地よいワインが醸造されます。<ペルレ>パールを意味する白ぶどう品種。ドイツのアルザイ州立研究所で開発された品種で、ゲヴュルツトラミナーとミュラー・トゥルガウの交配種。果皮の色はゲヴュルツトラミナーやルーレンダーと同様にピンク色をしています。まろやかな酸味とふくよかな広がりのある味わいをもち、よく熟成するワインとなります。<ツヴァイゲルト・レーベ>黒ぶどう品種。1922年にオーストリアのクロスターノイブルグ研究所でツヴァイゲルト博士によって開発されました。ブラウフレンキッシュ(レンベルガー)とサン・ローランの交配種。北海道以外では、ほとんどがオーストリアで栽培されており、オーストリアの黒ぶどうでは最も作付け面積の多い品種となっています。<レンベルガー>ドイツとオーストリアで栽培される黒ぶどう品種で、オーストリアではブラウフレンキッシュと呼ばれます。小粒のぶどうからは、比較的色の濃い、ボディのしっかりとしたワインが醸造されます。 この他に、白ワイン用品種としてシャルドネ、トラミナー、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、オルテガ、黒ぶどう品種としてトロリンガー、シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)などが栽培されています。<光芒(こうぼう)1999> 北海道でのグレートヴィンテージとなった1999年には、単一畑の単一品種で醸造した「光芒」が誕生しました。光芒とは光の筋を表す言葉ですが、日本の「国産ワイン」を照らすという意味も込めています。 パンフレットにはぶどう生産者、醸造者、糖度、気候、ワインのデータに至るまで、このワインにかかわるすべてを掲載しています。 鶴沼ワイナリーの今村直(なおる)農場長は北海道ワインの結社以来、日本で初めての試みを成功させてきた方です。ここで収穫された遅摘みのミュラー・トゥルガウは、気品のある辛口に仕上がりました。 契約栽培園である余市町藤本農園が育てたケルナーは香気高く、天然の甘さと酸がマッチした銘醸ワインとなりました。ツヴァイゲルト・レーベは余市町の北島秀樹農園が育てたもので、畑の個性を感じさせる秀逸なワインに仕上がっています。 「ワインづくりは農業」という、毎年ごく当たり前の繰り返しのなかで、ぶどう生産者、ワイン醸造者の情熱が天に通じた証しが、グレートヴィンテージの喜びなのでしょう。 その土地の風土、気候がそのまま酒になるワインには、瓶詰めされてからも熟成していく神秘があります。どんなに素晴らしいワインへと成長していくかが楽しみです。 生産者にとっては当たり年もあれば、苦労した年もあります。身近なワインも、その一滴一滴は自然がはぐくんだ味わいです。たとえ現在、名前が知れわたっていないぶどうやワインでも、宝石の原石のように輝きを秘めたものがあるかもしれません。ワイン生産者の情熱をくんでくださり、大事にしていただけることがワインにも一番幸せだと思います。ぜひ、ワインに愛情を抱いてあげてください。<著者プロフィール(当時)>1974年1月30日生まれ。97年ソムリエ資格を取得。宮城蔵王のリゾートホテルを経て、仙台市内のホテルに勤務。日本ソムリエ協会では東北支部総務副部長を担当。現在は小樽市に在住し、北海道ワイン株式会社総合企画室勤務。※記事中の記述は2001年当時のものです。人物の役職、イベント等の実施内容など現在とは異なっている場合がありますのでご承知おきください

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  • 18 Apr
    • ホテルマンから葡萄畑へ 3回連載第1回ー後半(2001年 日本ソムリエ協会機関誌掲載)

      北海道でのぶどうの生長記録 北海道でのぶどうの栽培は5~10月に集中します。冬の間、樹は地面に横たわり、雪に覆われることで越冬します。春は雪溶けとともにぶどう畑での作業が始まります。まず垣根の架線を張り、ぶどうの枝上げが行われます。この作業は本社からも手伝いに出向き、総勢40名程の人数でも、鶴沼ワイナリー全部の畑を終了させるのには10日間以上かかります。  5月中旬を過ぎると、ぶどうは芽がふくらみ、展葉と呼ばれる新たな葉を伸ばす時期を迎えます。そして、6月下旬から品種ごとに開花の季節が到来します。ぶどうの花は白い小さなもので、この時期に雨が降りにくい北海道は、やはりぶどう栽培に適している土地柄だといえるでしょう。 7月はぶどうが生命力を誇示する季節です。畑では防除や除草、垣根の枝切りなどの作業に追われます。8月に入ると黒ぶどう品種が色づき始め、ふくらんだ実に甘さをたくわえます。夏といっても、北海道ではお盆を過ぎる頃には、朝夕に冷え込みが感じられるようになります。緩やかな丘でさえぎるもののない強い日差しはぶどうの糖分を増し、朝夕の冷え込みは酸が抜けるのを抑えています。台風が来ないので、収穫までの間の雨の心配もほとんどありません。 生食用品種は、早いものではお盆過ぎから収穫が始まり、ワイン専用品種は1ヶ月ほど遅れて収穫が行われます。ワイン専用種は食べてもおいしくないとよくいわれますが、実際に食べてみると、甘さと酸味が濃厚で、香り高い味はなかなかのものです。ただ、ぶどうを運んでくる500㎏入りのバケツにはスズメバチが寄ってくるので注意が必要です。 収穫は畑によって糖度が上がる頃合いを見計らって行うので、最終は10月の下旬まで続きます。1999年には余市町で、2000年には鶴沼ワイナリーで、ケルナーに貴腐状態が発生しました。北海道では11月上旬から雪のリスクがあり、アイスワインは期待できません。 私たちのワイン造りの中では、貴腐状態がもっとも糖度の高いぶどうを収穫することができますが、それでも完全貴腐化してから収穫することは、これまでに一度しか行われていません。通常は、完熟果実の貴腐状態が30~40%程度になった時点で房ごと収穫します。その割合を貴腐36とか、貴腐39と表現します。これは、トカイアスーが貴腐果をどのくらい混入するかでプトニュスの表示が決まるのと同様です。 完熟果実を遅摘みしても貴腐状態が訪れない年もあります。北海道ワインで貴腐状態のぶどうが収穫できたのは、10年間で3~4回だけでした。 すべての収穫を終えた畑では、落葉とともに翌年のための剪定が進められ、雪が降る前に架線降ろしが行われます。北海道の魅力 さて、北海道はアウトドアでワインを楽しむのが、どこよりも似合うところです。自社農場鶴沼ワイナリーのある浦臼町では、8月の最終日曜日にワインフェスティヴァルが開かれます。これは鶴沼ワイナリーを見渡す丘での食べ放題、飲み放題のイベントです。羊の丸焼きやジンギスカン、ジャガイモなどの野趣たっぷりの料理は野外で食べるのに最高です。 9月の第2日曜日には、小樽の北海道ワイン工場向かいの広場で、ワインカーニヴァルも開催されます。こちらは入場無料で、お客さんたちに会場内の屋台で料理や飲みものを買ってもらうスタイルです。見晴らしの良好な広場からは小樽の海と街並みが見渡せ、北の収穫祭として恒例となっているイベントです。 現在、この広場の下側20haを果樹園として整備中です。この果樹園は原料調達が主目的ではなく、りんごやぶどうを植えて、市民がピクニックなどに訪れる公園として整備します。海だけではない小樽の魅力を楽しめる場所にしていこうという計画なのです。ぶどうの丘を越えるとワインの工場が見えてくる、そんな風景があと4年くらいで完成する見込みです。 このようにおいしい食材に恵まれた北海道で、純粋な北海道産ワインを青空の下で楽しめることは、実際に北海道に来るまでは知り得なかった喜びです。楽しさを共有する風土、この土地のおおらかさ、自由と環境の素晴らしさは、私に生きる喜びを実感させてくれました。 おいしく食べられることは人生の幸せです。余談ですが、この土地に住んでみてわかったことのひとつに、昼食がおいしくて、食べれば食べるほど、夕食にも食欲がわくということです。ここには雄大で恵まれた自然環境、海からの新鮮な魚介類、羊や牛などの肉類、酪農がはぐくむ乳製品、風味の濃い野菜や卵など豊かな食材、そして農産物としてのワインがあります。日差しを浴びて過ごす休日はとても健康的で、気持ちに余裕が生まれてきます。そんな魅力もあるところが北海道のよさでしょう。 開道100余年の若い国、北海道。稚児がゆくゆく大人になるように、これからの可能性をたくさん秘めている土地なのです。ドイツスタイル 北海道ワイン株式会社は1974年に小樽市に創立されました。その2年前から浦臼町鶴沼地区の原野を開拓し、ヨーロッパからもってきたぶどうの苗木を根付かせるところからワイン造りをスタートしました。当時の日本では、ヨーロッパ系品種の栽培実績はほとんどなく、役に立つ情報もあまり得られなかったようです。 植えつけた6000本の苗木は枯れていき、また、野ウサギに食べられて、根づいたのはわずか300本だけでした。そんな暗いスタートに陽光が差し始めたのが、ドイツに留学していた社員2名の帰国だったといいます。さらに、ドイツ人技師グスタフ・グリュン氏を日本に招き、彼の指導のもと、北国の大地にドイツ系ぶどうの樹がしっかりと根づいていったのです。 最初のワインは、畑作りから7年後にようやく誕生しました。79年のミュラー・トゥルガウは、日本で最初にドイツ系の同品種で醸造した国産ワインとして、非常にプレミアムの高いワインです。昨年11月にはNHKの1時間の生放送番組で、その貴重なワインがテイスティングされました。21年の時を経た白ワインは琥珀色の格調をたたえ、香りにも味にも穏やかさと気品を備えていて、味はまったく劣化していませんでした。本物のもつ熟成の喜び、誇りがここにはあります。ドイツ、フランスへの研修 グスタフ・グリュン氏は、現在、ドイツに帰国。ヴュルテンブルグのホーホルツ村ワイン醸造所のケラーマイスターとして勤務されていますが、今でも毎年北海道を来訪して、技術指導をしてくれます。また、北海道ワイン株式会社にもドイツへの研修制度があり、昨年は苗木技術の習得のため社員が1年間の研修に赴き、私は今年5月17日から9日間、ドイツ、フランスに行かせてもらいました。 インターヴィティス(ワイン博覧会)の見学、ヴュルテンブルグ、バーデン、ブルゴーニュ、アルザスの醸造所、畑を訪問しました。 これまで書物のなかで得てきた知識、憧れてきたヨーロッパでのワイン造りに直に触れることができ、また、実際にその風土の中で料理を楽しむなど、生きた体験をすることができました。ヨーロッパではまさに「ワイン造りは農業」という言葉を実感した次第です。<著者プロフィール(当時)>1974年1月30日生まれ。97年ソムリエ資格を取得。宮城蔵王のリゾートホテルを経て、仙台市内のホテルに勤務。日本ソムリエ協会では東北支部総務副部長を担当。現在は小樽市に在住し、北海道ワイン株式会社総合企画室勤務。※記事中の記述は2001年当時のものです。人物の役職、イベント等の実施内容など現在とは異なっている場合がありますのでご承知おきください

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プロフィール

阿部眞久(あべまさひさ)

性別:
男性
血液型:
B型
お住まいの地域:
北海道
自己紹介:
NPO法人ワインクラスター北海道 代表理事。北海道のワイン生産者団体のPR部会を担当。小樽運河にある...

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