執務室にて20170808 | Swallowtail Beverage Unit Diary

Swallowtail Beverage Unit Diary

スワロウテイル ビバレージユニット所属執事たちが綴る日誌でございます。


お嬢様、おぼっちゃま、お帰りなさいませ。
豪徳寺でございます。




夏本番の暑さが戻ってまいりました。

お変わりございませんでしょうか。




先日のお話の続きでございます。

お屋敷につきまして少々お話させていただきたく存じます。


非常にたくさんの決め事がお屋敷には存在いたします。使用人たちを統制する規律や、僭越ではございますがお嬢様にお守りいただきたいことも中には存在しております。しかしながらこの10年間で消えてしまったもの、不変であるべき細かなルールが変化してしまったものもあり、この歪みを生んでしまったことはすべて使用人たちを取り纏めておりますハウススチュワードの責任と痛感している次第にございます。


まずは使用人の襟元を正し、明確な規律の元、お嬢様に於かれましては快適にお過ごしいただけるよう尽力してまいります。


様々な規律の修正やルールの不明瞭なものに関しましては明記させていただくように致します。Diary では主に Escort の項目に掲載させていただきます。

またビバレージ・ユニットの範疇であろうアレルギー関連のお話もシェフを交えて改めて申し上げなくてはなりません。




諸々着手させていただきますので何卒宜しくお願い致します。














昨日の杉村くんの話が何となく私の心に深く刻まれた気がいたしました。



お酒とはやはり不思議な飲み物でございます。神聖なものでもあり解釈を間違えると真逆なものにも豹変いたします。如何に人がコントロールできるかということでございましょうか、試されているような気も致しますね。







それでは今宵はこの辺りで失礼いたします。









豪徳寺

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