ポール・マッカートニー ライブ・イン・ニューヨーク・シティ(WOWOW) | ~見つからない探し物~

ポール・マッカートニー ライブ・イン・ニューヨーク・シティ(WOWOW)


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先週土曜日、
ワールドカップ 日本×オランダ戦開始の直前、WOWOWでポールのライブがオンエアされました。

岡田ニッポン、残念ながら敗退という結果でしたけど、次のデンマーク戦にむけて気持ちを切り替えていきましょう~。


さて、久しぶりのポールの話です。


ポール・マッカートニー ライブ・イン・ニューヨーク・シティ
6月19日 19:00~20:00 WOWOW HV 5.1ch
7月16日 13:00~14:00 WOWOW HV 5.1ch (←再放送あります)


今回の会場シティ・フィールド・スタジアムは、
'65年にビートルズが史上初のスタジアム・コンサートを行なったニューヨークのシェア・スタジアムの替わりにオープンする球場です。

ポールのニューヨークでのスタジアムLIVEはビートルズとして行ったこのシェア・スタジアムでのライブ以来、44年ぶりとなります。(2009年7月の公演です)

ホントは3時間に及ぶ(しかも3夜連続公演)ステージで、オンエアは60分に凝縮したダイジェスト版。
67歳とは思えない声で、観客を魅了します。
番組の方も選曲・構成が見事で満喫できました。


演奏曲(収録アルバム)とメンバーは以下のとおりです。


M01 Drive My Car/The Beatles "Rubber Soul" 1965
M02 Jet/Paul McCartney & Wings "Band On The Run" 1973
M03 Flaming Pie/Paul McCartney "Flaming Pie" 1997
M04 Got To Get You Into My Life/The Beatles "Revolver" 1966
M05 The Long And Winding Road/The Beatles "Let It Be" 1970
M06 Blackbird/The Beatles "The Beatles" 1968
M07 Dance Tonight/Paul McCartney "Memory Almost Full" 2007
M08 Band On The Run/Paul McCartney & Wings "Band On The Run" 1973
M09 Back In The USSR/The Beatles "The Beatles" 1968
M10 I'm Down/The Beatles single 1965
M11 Paperback Writer/The Beatles single 1966
M12 Live And Let Die/Paul McCartney & Wings single 1973
M13 Hey Jude/The Beatles single 1968
M14 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(Reprize)/The Beatles "Sgt..." 1967
M15 The End/The Beatles "Abbey Road" 1969


ポール・マッカートニー(vocal, bass, guitar,piano)
'95 D-28(なぜかオールドロゴ)
'60 レスポール・スタンダード(左用)
ヘフナー 500/1 '63
アンプはVOX・MESA Boogieキャビネット

YAMAHA グランドピアノ


(バンマス)
ポール・"ウィックス"・ウィッケンス(keyboards)
Yamaha Motif 7
Kurzweil PC2X
Roland JV-1080(ラック)
Mac Powerbook G4


ラスティ・アンダーソン(guitar)
ES-335(ナチュラルと赤)
SGスタンダード
DIVIDED BY 13


ブライアン・レイ(guitar,bass)
レスポール(カスタムショップ)
SGカスタム
Gretch G6118T
SG 
Bass(EB-2じゃなくロングスケール?)


エイブ・ラボリエル Jr.(drums)
DWキット
BD"26 FT"20 TT"16


、、、



ポールはTEXANこそ登場しなかったものの、
最近のライブで見られる機材に大きな変化はありません。

一説によると4万ドル(売主のリック・ニールセンの往復航空運賃込み)で買ったといわれるレスポールは、
ポールの手堅い経済感覚を物語っています。(しかしメチャメチャいい音ですね)
左用の'60LPなら、まずその3~4倍は下らないでしょう。

(我々庶民の感覚で言うと2ケタ違いますが笑)

D-28は現行モデルで左用につくられたもの。
LET IT BEセッションで使われていた右用は後日ピックガードとブリッジを張り替えたという話ですが、
そのギターと同じヘッドのロゴにした可能性はありますね~。
ヘフナーは、4001がメインになった頃を除いて、丁寧にリペアされて使い続けているズバリそのものです。


バンマスのウィックスは、89年頃からポールを支えていて、
もう20年くらいずっとツアーに帯同しています。
派手なアクションは無いですが、ポールのライブサウンドづくりの要です。
日本の音楽界にも時々登場していて、
'98年3月リリースの宮沢和史さんのソロ「Sixteenth Moon」に参加しています。


フロント両脇をサポートする二人も、もう10年来の付き合いで、ギターはもちろんのこと、コーラスも素晴らしいですね。
ライブ会場にいくと、彼ら二人のファンが多いのに気づきます。


ドラムのエイブは若干28歳。
お父さんはナベサダやリトナーのバンドでも大活躍のエイブラハム・ラボリエル。
父親譲りのガブリ寄り(笑)で、ポールをも引っ張っていきます。
しかし26インチのベードラが小さく見えます(笑)。


各曲を語るとキリがないので(笑)、
視聴環境ある方は、是非7月16日 13:00~14:00の再放送、ご覧ください~


完全版のCD(DVD付)は昨年発売されています。

こちら↓

グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ~ベスト・ヒッツ・ライヴ(DVD付)/ポール・マッカートニー