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◎「フィンブルの冬の物語」まとめ

はじまり

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第一章(不定期更新中)

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すっかり忘れていた

2012-02-19 22:57:28 テーマ:ブログ
お久しぶりです(・ω・)

すっかりご無沙汰でした。
というより、報告するのを忘れていたというのが正しいような。

とりあえず。
先日、私立大学のセンター利用試験にて合格しました(・∀・*)
嬉しくて、なうで散々騒いだくせに肝心のブログの方に書くのを忘れていたという。

☆てへぺろ☆
(↑最近巷で流行っているそうです)

多分、センターでひどいマークミスがなかったのだと思います。
国数9割超え・英化(第一)8割超えで受からなかったら泣いているところです。
受かってよかったー('ω`)
ちなみに物(第二)・地理は6割5分でした。
前回より低くなっていると思うのは気のせいです。多分。

☆てへぺろ☆
(↑使うとちょっと楽しい)


というわけで。
残るは国立大学のみになったので、気楽に行ってきます(・ω・*)
A判定ですし、よほど変なことにならなければ受かる、はずです。
一応はもうワンランク上も狙えるのですが、安定して合格できる方で。
今まで国立の学科にはあまり興味がなかったのですが、大学院まで調べたら、大学院の中に自分の好きな分野があったので、国立も受かるといいなあと思っています。
環境情報系って、楽しそうだなあ。

久しぶりに

2012-01-29 22:43:12 テーマ:ブログ
ちまちまと書きためていた続きが結構な量になってきたので、久しぶりに更新しました。

大学入試の方は、なかなかの好調です。
私立のセンター利用はマークミスさえなければだいたい行けそうです。マークミスが一番怖いですが(´ω`)
国立は、ムリに背伸びをせず、A判定の出ている近場の大学を受けることにしました。
近場といっても家から二時間はかかるので、何とか寮が取りたいものです。

とりあえず、二次試験まであとちょっとなので頑張ってきます(・∀・*)

フィンブルの冬の物語

2012-01-29 22:42:16 テーマ:フィンブルの冬の物語
ミズチは地上へ戻ると、空を見上げた。夜が明ける寸前なのか、藍色の空の端が、薄紫色に染まっているように見える。生暖かい風が顔を撫でると彼女はなんとなく不安に駆られて、手に持つ花を確かめるように握り直し、夜明け空の薄明かりを頼りにしてエリシアと老人の待つ場所へと走っていった。
「おお、戻ってきたか。どうした、そんなに息を切らして…」
彼女が駆け込んできたのを見て、椅子に腰掛けていた老人は立ち上がり、部屋の中へ迎え入れる。扉を閉めると、ミズチは息を整えながら部屋を見回した。
部屋の中は、蝋燭の弱々しい光に照らされてぼんやりと浮かび上がった輪郭しか見えなかったが、最初に来たときとほとんど変わっていないように見えた。
「あの、女の人…エリシアさん、は?」
まだ早い呼吸をしているままミズチが言うと、奥で物音がして、その人が姿を現した。蝋燭の灯りの加減のせいなのか頬に落ちた影は落ちくぼみ、やつれて、病人のような表情を浮かべている。彼女は服の裾を引きずるようにしてミズチの方へと歩み寄った。
「あなた…一人で帰ってきたの。」
責めるような声だ。ミズチは思わず後退って、怯えた目で彼女の顔を見た。
「村が心配だから、様子を見に、」
なぜかその先は、言葉がつかえて出せなかった。ミズチの目の前で、影に縁取られた顔は怒りのこもった、疑るような視線を向けているように見えた。
「そんなことを言って、本当は怖くて逃げてきたんでしょう。」そう言った瞬間に蝋燭の火が揺らいで、彼女の顔に影が落ちた。その目は影に覆われていて、まるで目隠しをされているようだ。「誰も連れて帰ってこられないはずがないもの。そうよ、ネズミに何か吹き込まれたに違いない…あなた、ネズミの仲間なんでしょう。ネズミなのよ。全部、ネズミのせいなんだから。」
彼女の言葉はだんだんと独り言のようになり、目の前に立っている少女のことなど、もうほとんど忘れてしまっているようだった。
その姿に、ミズチは怯えた。
目の前の人は、見えない何かに話しかけている。後ろを振り向くと、老人が頭を抱えて、消えてしまいそうな様子で小さくうずくまっている。細い腕の隙間から、ネズミが、ネズミが、と繰り返し呟く声が聞こえてくる。
彼はいつから呟いていたのだろう、さっきまでは聞こえていなかったはずの声が今は奇妙に耳に張りついて、耳の奥で低く反響した。不気味に反響するその音は冷たい水のように、耳から、肌から、体の真ん中の、奥の方へひたひたと浸透して、感覚をなくしていく。それに気づいて、ミズチは怯えた。違うと言いたくても、声は枯れていて、白い息が吐き出されるだけだ。
白い息。
そこで初めて彼女は、凍えるような寒さが、辺りを取り巻いていることに気がついた。マントを引き寄せて暖まろうとしても、冷たい感覚が布を通り抜けて伝わってくる。
「私、そと…外の、様子を見てくる。」
声が出たのか出なかったのかはわからない。しかし聞こえていたとしても、返事が返ってくるとは思えない。ミズチは返事を待たず、逃げるように外へ出た。扉を閉めて声が聞こえなくなると、膝の震えが止まらなくなって、彼女は扉の前でうずくまった。
変だ、おかしいよ、と彼女は膝に顔を埋めたまま、自分の言葉を確かめるように呟いた。頭が変にぼうっとしていて、何がおかしいのかはっきりとはわからないが、何かがおかしい。何がおかしいのかと考えながら震えているうち、何かが擦り寄ってくる感触に、彼女は膝の間から頭を出した。
目の前に、小さな黒い犬が柔らかな尻尾を揺らめかせて座っていた。口には花をくわえ、まるでミズチのことを心配しているかのような表情で、こちらを覗き込んでいる。
自分でも気づかない間に魔法を使ったのだろうか。ミズチはぼんやりと不思議に思いつつも、理由を考えるような気分にはならず、気持ちを紛らわすように犬を撫でて、誰にともなく話し掛けた。
「おかしいんだ。ネズミは、もちろん悪いやつらなんだけど、あそこまで決めつけることはないじゃないか。病気みたいだ、悪い魔法にかけられたみたいなんだ。『ネズミが、ネズミが』って…」
そう話す間、魔法の犬は口に花をくわえたまま、じっと座って彼女の話を聞いていた。ミズチは初め、それにも気づかない様子でぼんやりと話を続けていたが、ふと花に目をやると、我に返ったように犬の顔を見つめた。
「…あれ?」
思い出して自分の周りを見てみると、手に持っていたはずの花が、ない。
どこかに落としたのか、と彼女は一瞬だけ振り返って背後の扉を見た。しかしその扉の向こうのことを考えようとするにも、なんとなく抵抗感のようなものを感じて、犬の方へと目を戻す。犬はそれに気づいているのかいないのか、ちぎれんばかりに尻尾を振ってミズチに擦り寄り、彼女の手のひらに花を置くとその途端、煙のように消えた。
「お守り、拾ってくれたのか。」彼女は白い花びらをそっと撫でて、立ち上がった。
風は相変わらず生温く、重苦しい空気を運んでいる。背後の扉は固く閉じて、誰も中へ入れまいとしているように感じられる。ミズチは花を手に、空を見上げた。夜はまだ明けない。
そのまま扉の前で立ち尽くしていると、彼女の耳にどこからか草をかき分けるような音が聞こえてきた。
ミズチは驚いて辺りを見回した。風はいつのまにか止み、静かな薄暗がりの中で、見渡せる限りの草むらがみな揺れているように見える。「誰だ」と、彼女はおそるおそる暗がりに問いかけたが、返ってくるのは返事ではなく、さわさわと草がこすれる音だけだ。
「誰だ。答えないと、まるごと燃やしてしまうぞ。」
どこにいるかもわからない何かに向かって声を張り上げながら、彼女は後退りした。乾いた泥のついた靴のかかとが、背後で閉じた扉にぶつかって、こつりと小さな音を立てた。
それでも、周りを取り囲む音は止まない。それどころかその音は、さっきよりも近くで、こちらを脅かすように唸っている。ミズチはまた後ろに下がり、今度は背中が、固く冷たい扉に押し当てられた。
建物の中に入れば安全なのだろうか。けれども、戻ったならまた、あの息の詰まりそうな場所に閉じこもっていなければならない。頭がおかしくなりそうな、あの場所に。目の前でざわめく音も、背後の呟く声も、ミズチにとっては聞きたくもない音だった。もしかすると、エリシアも、あの老人も、そうなのだろうか。何もかもが怖い、見たくない、聞きたくない、そういうことなのだろうか。はっきりとはしていなかったが、つかの間、そんな考えがミズチの頭を往き来した。
ふと気づけば、手に握ったままの花が、風に吹かれてやわらかく香っている。こんなときであるのに、いい匂いだとぼんやり考えている自分にミズチは気づいた。のんきなものだなあ、と少しおかしく思うと、なんとなく笑みがこぼれて、怯える気持ちが落ち着いていく。
「そこにいるのは誰なんだ?用があるなら、出てきて話せばいいじゃないか。」三度、今度は落ち着いた声で草むらの中の何かに問いかける。
やはり、返事は返ってこない。しかし目をこらして見ると、だんだん近づいてくる夜明けの光が辺りを照らし出し、涼しい風が背の高い草を撫でつけて、今まで見えなかったものの姿がちらりちらりと見え隠れしている。
確かめたい、とミズチは思った。気づけば彼女は草むらの方へと踏み出していた。
草蔭からのぞく瞳はこわばった表情を浮かべている。その黄色い目は少女が一歩一歩近づいてくるにつれて大きく見開かれていき、その視線はじっと彼女の顔に注がれていたが、濁った瞳には何も映っていなかった。それとも、虚ろそのものを映し出していたのだろうか。気味が悪いと思いながらもミズチがさらに一歩踏み出すと、くしゃり、と足下の草が音を立てた。
その途端、草むらに潜んでいたものが跳び上がった。驚いてしりもちをついたミズチの前で、毛の生えた大きな黒い玉のようなそれがゴム毬によく似た動きで跳ねては転び、痛みでくぐもった叫びを上げながら走り去っていく。ミズチは呆気に取られて、座り込んだままその様子を見つめていた。
どうして急に跳び上がったんだ?まさか、あんな小さな音に驚いたわけじゃないだろうに。
新しく服についてしまった泥を恨めしげに見つめながら、彼女はぶつぶつと文句を言った。昨日ついた泥はとっくに乾ききって、つい最近まで新品だった服に大きな染みを作っている。その上にまた泥がついてしまったら元通りになんてならないのではないか、と思うと何だかとても悲しい気持ちになり、泣きそうな顔でミズチは立ち上がった。
「あなた、そこで何をしているの。」
振り返ると開いた扉の前に、険しい表情のエリシアが立っている。ミズチはそこまで出かかっていた涙を慌てて戻し、どうにかぶっきらぼうを装って、今あったことをおおざっぱに伝えた。
「誰かが、逃げていったの?」
眉をひそめて言う彼女にミズチがしかめ面でうなずいてみせると、女性のやつれた顔から一層、血の気が引いたように見えた。
ネズミが来たんだわ、とはっきりと口走る声が聞こえて、ミズチはほとんど睨むような視線を彼女へ向ける。するとその視線に気づいたのか、苛立った目で彼女はこちらを見やり、他に誰がやるっていうのよ、と言い捨てて背を向けた。
「あなたのような子どもには、怖いものなんてないのでしょうよ。魔物のことも彼らが運ぶ病気のことも、ほとんど知らないのだから当たり前よね。あの子も、私たちがネズミを追い払おうとする度に、どうしてネズミさんを悪く言うの、ネズミさんは怖くないのに、って…」やがて彼女は、自分の呟きに没頭していった。
あの子とは誰なのだろう。子どもだと言われたことにミズチは腹を立てながらも、エリシアの言う子どもに心当たりがあるのかどうか、思い出そうとして首をひねる。
そういえばここへ来るとき、彼女には病に伏せた妹がいると言われた覚えがあるが、その妹のことなのだろうか。妹はそれほど幼くないかもしれない上、他にも村に子どもはいるだろうけれども、それが一番確からしいように思えた。
こちらに背を向けたエリシアは、いまだに我を忘れて独り言を続けている。妹のことを聞けば、彼女と話ができるだろうか。
ミズチは迷った。お守りの花を握りしめても、女性の背中を見ているとうまく話せなくなるような気がして、声を出すことがまだ恐ろしい。
ええい、と半ば投げやりな気持ちでミズチは目をつむり、覚悟を決めた。どうせ、うまくいかなくてもまた元通りになるだけなのだから。何を恐がることがある、試さなきゃ、始まらない。
「妹さんの話、もう少し聞かせてくれないか?」
覚悟の強さとは裏腹に、喉から出た声は弱々しく聞こえた。

なうについて、私信です・ω・

2011-12-22 15:52:24 テーマ:ブログ
お久しぶりです・ω・
久しぶりの記事ですが、アメブロなうのフォロワーさんへ向けた私信ですので、
特にブログらしいことは書いておりません。ご了承ください。

ちょっと思うことがありまして、一旦、なうのフォローをほぼまっさらな状態にさせていただきました。
特に何かあったというわけではないのですが、
年末ですし、気持ちの入れ替えに近い意味です・ω・
突然の身勝手な行為で、まことに恐れ入りますが、
再び交流していただけるという方は、再度フォローしていただけると嬉しいです。
フォローしていただきましたら、こちらから改めてリフォローさせていただこうと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。

私信でした´ω`*

久しぶりに

2011-11-12 09:15:22 テーマ:ブログ
書きためていたものが多くなってきたので更新しました・ω・
区切りのつくところまでもう少しです。

受験前にはそこまで終わるといいなあ。

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