心の闇

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うちの娘が将来、獣医になりたいと言い始めたのは2年前の事。
娘は2年前からウサギとハムスターを飼いたいと言い出したが、うちには猫がいるのでアカンと言ってきた。
娘は「ほんなら、猫を病院で眠らせたらエエ」と言ったのが4歳の時。
晩御飯中の私らは、一瞬え・・それは永眠させるという事デスカ・・?となってしまった。

以来、「猫を眠らせる医者になる」と言っていた。
ちょっと、それを外で言わんといて欲しいな・・と思っていたが、しかし「言うたらアカン」と言うのも変かと思い、そのままにしてきた。

先日、仲良しのママ友とお茶していたら、「うちの娘がさー」と言って来た。
「あーあ。この猫が死んでくれたら、私の夢が叶うのに」と大きくつぶやいたと言う。
何と残酷な事を言うか・・と夫婦で心理学者をしている2人は大笑いしながらも、ヤバいな、この娘・・と思ったという話を私にした。
うちの娘だけや無かったか・・

昨日、娘の学校の教頭からお迎え時に呼び止められた。
「今日、将来何になりたいか?という話題の授業をしていたら、お宅の娘さんが猫を眠らせる医師になりたいと言い出して・・教員は一瞬フリーズしたんですが、笑ってしまいました・・」と言われた。
教頭は「あれ、私やったから良かったけど、うちの何事もシリアスに捉えてしまう特別学級のおばあちゃん先生やったら、間違いなく速攻で心に闇を持っていると言われてましたわ」と言った。

もう随分前になるが、私の甥っ子が小学校高学年の頃に友達数人と公園でマッチで遊んでいた所を通報された事があった。
マッチに火をつけ、それを石に近づけて火が付くか実験したかったらしいが、これを聞いた学級担任が親の所に駆け込み「この子は心に闇を持っているから、精神鑑定が必要だ」と言って来た。
「即刻、精神科に連れて行ってくれ」と言って来た。

それを聞いた私は夫に「こんな事があった」と伝えた。
夫は嫌気がさした顔で「そうやって、大学で習った心理学通りでしか子供を見られへんアホ教師がおるやろ。心に闇じゃないねん。男の子は特にその年代、火を付けて遊ぶ経験をしてみたいと思うもので、ただ単純に火遊びは絶対にアカン、それだけを教えたらエエ。心に闇を持って精神鑑定て・・子供とはどんなもんか、年代別、性別に理解せずに教師やってて、軽々しく精神鑑定が必要て言う方が鑑定要やわ。本当に精神鑑定が必要な子供は、もう明らかに違うから」と言った。
甥っ子と友達らの火遊びは後にも先にもそれっきりだったが、本人らは本当にそれを知りたかっただけだったようである。

心に闇、言えば誰にでもあるのかも知れないが、それを精神鑑定要とどこで決めるのか・・・この辺は普段から子供を1人1人見ていなければ難しい点はあるし、日本の学校は1クラスの子供の人数に対して教員が1人であるのが無理なほど人手が無さすぎる。
その点、こちらの小学校は1クラス20人の子供に対し、教員は4、5名体制であるから、より把握しやすいと思う。

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