ジプシー話

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さて昨日の記事に書いた「ジプシー」について、多くの方々から彼らの仕事は何ぞや?と聞かれたため、私が知っている範囲で彼らの仕事を書く事にしてみた。

彼らは銀行にお金を預ける事が出来ない、しないため、基本的には現金商売が主である。
大工仕事やペンキ塗り、引っ越し屋、屋根修理、中古車売買などなど基本的には何でも屋であり便利屋である。
日本で言う所の道産子を飼育しており、この売買や馬に関する仕事を自営している人を知っている。

例えば大工などは、ちゃんと専門的な学校に通って技術習得するのではなく、親、兄弟、家族などから教わって技術を習得していく。
そのため、確実な仕事をやってくれるか否かはお願いする側が見定めねばならない。
ちなみに、うちが月1で頼んでいる窓拭き屋さんもジプシー達であるため、これも現金のみのやり取りとなる。
こうする事で税金を払わずに済むし、国に所持金額を知られる事もない。

義母宅の庭の芝刈りをやってくれるのも、やはりジプシーの人達である。
彼らは真面目に仕事をやってくくれるから、何の問題もないし、恐れる必要もない。
義母の引っ越しもジプシーだと思われる方々であったが、仕事がとにかく早い。

働くのは男性のみで、女性は16歳を過ぎるころには結婚準備に入る。
小学校を終えるか否かで男子は家業を継ぐべく父親を手伝い始め、女子は家事と兄弟の世話をして母親を手伝い、既婚女性のあるべき姿を継承して行く。
恋愛は結婚まで御法度で、見た目が娼婦のように派手であるが、絶対に婚前交渉だけは持たない。
これだけは絶対に死守されている。
私がジプシー家系の知人から聞いた話では、結婚に関して女性が男性を選ぶという選択肢はあまり無く、男性から「お前と結婚したい」と言われれば、それがプロポーズになり、よほどの理由が無い限りはその運びとなるらしい。

以前、私の上司であった人はジプシー家系の女性であった。
元々、母親がジプシー直系であったが、一般男性と結婚したためにジプシー家系から外れねばならなかった。
それでも母親の従妹などとは付き合いが継続するため、私らのような一般人と共に仕事をしながらも、プライベートではジプシーとしか付き合わないという徹底ぶりがあった。

ここでは書かないが、ジプシーの苗字はほぼ決まったパターンがあるため、カーライルの私の友人などは苗字を聞くだけでジプシー家系か否かが分かる。
まあつまり、ジプシーと密着した暮らしが今日まで継続されているという事になる。

女性は絶対に仕事を持たない、というか持たせないというのであろうか。
その辺はとても昔気質であると友人は言っていた。
男は外で働き、女は家の中。
宗教に忠実で堕胎手術も許されないから、10代から子供を産み続ける女性は50代近くになっても、まだ小さな子供がいたりして、兄弟が非常に多い。
また妻が現金を持つことが許されないため(勿論、小銭はOK)子供の洋服1枚買うのにも夫の了解を得、夫同伴で夫が現金支払いする光景を前のデパートでよく見かけた。

住んでいるのはキャンピングカーであるが、来ている服はアメリカ老舗ブランドやイタリア有名ブランドである。
現金で買った外車を数台所有し、それも2年に1度くらいのペースで新車に買い替える傾向にあると、私の近所のジプシーらを見ていてそう思う。
納税しなければならない事は全て避けて生活するため、金が貯まるのである。

とは言え、最近は家を持つことがステイタスになっている傾向にあるらしいから、私の知っている人も去年、学校の近くに家を買った。
豪邸であるが、現金一括で買ったらしいから、数千万円を現金で持っていたのだろう。
そこはアウディ、ベンツ、ボルボ、BMWが2台、馬2匹を庭で飼っている。

と、私が知る情報であるが、国によっても違うと思うし、カーライル以外に住むジプシーがどんな生活でどう生計を立てているのかは不明。
国により随分と貧富の差があるようである。

役立つ情報ではないが、興味のある方は楽しんで頂けたら幸いである。

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