少年を思う

仕事の休憩時間に日本の甥っ子の誕生日プレゼントを買いに出た。
甥っ子のぶんだけを・・・と思ったが、ついつい自分の服も見てしまうアカン私・・
速攻で試着して職場に戻れば、残り10分で弁当がた食べられる!!私はダッシュで試着室に入った。

そのお店には試着室が7、8室ある。
私は真ん中あたりの試着室に入り、カーテンを隙間なくしっかり閉めた。
とは言え、イギリスの服屋の試着室とは実に隙間が多く、カーテンがちゃんと閉まらないのが当り前・・なので結局は自分で配慮しながら着替えねばならない自己管理システムなのである。

さて試着を終え、試着室で自分の制服に着替えていた時の事。
鏡越しに少年がカーテンの後ろに立っているのが見えた。
わずかな隙間であるが、じーっとこちらを見て立っているのに気が付いた私は、思わず「え!!」と言ってしまった。
少年はその声に驚き去った。
カーテンの2、3㎝ほどの隙間であったが、8歳くらいの赤と紺のボーダーのシャツを着た男の子だった。

別に見られてどうこう無い私は、親御さんを見つけて言うのもなんだかなと思い、それよりも弁当の時間が10分以内になる事を恐れレジを済ませて店を出た。
しかし、その後もあの少年の見ていた時の真顔を思い出してしまうのであった。

数年前、夫の甥っ子が多分10歳11歳くらいになった頃だったと思うが、義父のパソコンで女性の胸の写真を閲覧した履歴がある事に誰かが気が付いた。
状況から考えて甥っ子で、親が問い詰めると素直に認めた。
「見たいと思った」と甥っ子が言った。

うちの夫は「そんなもん、男の子なら8歳でも女性の体に興味を持っているのが普通や」と言い、あえてとがめないように勧めたが、親は本人にそれが「恥」である事を言い聞かせた。
うちの夫は「恥をかかせる事で、性的コンプレックスを作ってしまい、ねじ曲がった性的興味になる可能性があるから、注意でとどめろ」と言ったが、親はやはり頭に血が上ってしまったのである。
そんな経緯もあり、今回の男の子の親に何も言えなかったのである。

見る方が悪いが、彼は少年。
見られた私にはカーテンがちゃんと閉まらないという不可抗力がある。
しかしながら、こういう場面に出くわしたとき、私の口から出る言葉が「え!!」であったから、ちょっと笑ってしまった。

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