イギリスに来た頃、私には3つの葛藤があった。
1つはホームシック、2つ目は英語、3つ目は職場における役割の割り切りである。
このどれを取っても日本の生活には無かった壁と大きさで、私は心身ともにギリギリの状態であった。
泣いても怒っても気持ちのやり場は無く、解決策が見えなかった。

そんな中でも3つ目の職場での役割が私には一番苦しかった。
それまで日本の会社で主任をしていた私にとって、17歳の女達に指示されて動かされる事が苦痛でならなかった。
日本での経験も役割も全てなかった事にしよう、私には「英語」という最も需要な事が出来ないのだから・・そう言い聞かせながら1日1日を吐き気を及ぼすほどにやる気のない若者らと働く事で、経験を全て無かった事にしたからこそ今日までやって来れたと自分で思っている。

昨日、副店長が退職した。
遂に店長とその下のチームリーダー21歳が私の直属の上司になった。
私は店長の欠点も含め、とても尊敬して働いているが、どうもこの21歳に抵抗感を持ってしまう。
私もなかなかのババアなので、その辺は悟られぬようにしているが、21歳に信用が置けないのが1つの理由であることは間違いない。
何と言うのか、年齢と経験の積み重ねが合いまった説得力と余裕とでも言おうか・・・絶対に外部に漏れる事のない秘密厳守も信用が置ける1つであるが、21歳にはこれがまるで無い。

これが上司か~などと思いながらも、働く場所のある事に感謝せねばならない私は外国人なのである。
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