「うん・・。」

ヒョンが僕の横で眠っていた。

控室のソファので・・ほげほげした感じで眠ってる。

ヒョンは、どこでも寝れるんだ。羨ましい。

僕は、人前で眠るのが怖い。だって寝顔ってあまりにも無防備だから。

僕は東方神起のチャンミンとして人から見られることは大丈夫だけど、個人として・・シム・チャンミンの姿を見られるのは好まない。

楽屋は、ステージではないから少しリラックスはできるけど・・・それでも、やっぱり抵抗があるから眠ることはできない。

疲れて、どうしてもの時は、アイマスクを愛用することにしている。

でも・・ヒョンはそんな事、気にしない。

「つかれた。ちょっと眠る。」そういって目を閉じるとすぐに眠ってしまう。
「寝れるときに寝ないとな・・俺達の仕事はやっていけないぞ。」

ヒョンは心配そうに僕にいう。

「僕はヒョンほど神経太くないんですよううう!!」って、ふざけて答えるけど・・・心配そうなヒョンの顏は、もとにもどらなかった。

ある日、マネージャにいわれたことがある。

「チャンミンはさ・・ユノの横なら寝れるんだな。」って。
「はああ・・そんなことないですよ。」

「そっかあ?お前よく、ユノに寄りかかって寝てるじゃん、車の中とかさ。」

ヒョンに寄りかかって寝てる????そんな恐ろしいことできませんよ!!

そう思っていたけれど・・仲の良いキュヒョンにも同じことを言われた。
「チャンミンさ・・・ユノヒョンにもたれて寝てんだね。羨ましいなあ。俺なんか・・そんなことしたらヒョン達になにされるかわかんねえよ。落書きとかさ!!」

「は・・??」

そんなことがあって・・僕はうらをとった。どうやら・・・事実らしい。

僕自身はソファとか車のシートにもたれているつもりでいたんだけど・・・ヒョンが横にいるときは、ヒョンに完全にもたれてぐーぐー寝てるらしい。

さすがにみんながいてる楽屋ではそんなことはなくて、帰りの車中とか、2人だけの控室の時だけらしいが・・。
だから、マネージャとかSPさんとかしか知らないらしい。ちょっと、ほっとする。

「ヒョン・・怒ってないかな?」
「大丈夫じゃない・・もう10年一緒にやってきてるんだし。ユノもお前の寝顔みて安心してるしな。」

げー、僕の寝顔なんてみるなよヒョン!!はずかしいじゃないか!

「いいじゃん、ユノにめいいっぱい甘えとけ。あいつだって・・・それが嬉しいんだからさ!」

「え?どういうことですか??」マネージャに聞く。

「そのままさ。」にやっと笑われた。なんなんだよ。

「僕ばっか甘えてるみたいで・・いやだなあ。」
「あはは。じゃあ、いいこと教えてやろうか?」

「なんです?」

「ユノさ・・よく寝るだろ、どこでも。」
「はい。あれ、羨ましい得技ですよね。また、すっごい顔で寝てるんです。」
「でも、最近、白目むかなくなったぞ。」

「はい・・その時は、僕が瞼を閉めてるんですよ。」
「そうなの?チャンミン!」

「だって・・怖すぎるでしょ。あと上むいて寝ると危険だから、頭を下げさせたり・・・。」
「お前、苦労してるね・・くくく・・。」

「ほんとですよ・・まったく。最近はね、むにゃむにゃしたあとにこって笑ったりしますよね。」
「ああ、そうだね!確かにするする!!アイツの寝顔、百面相だからな。あはは!!」

「見てるのは楽しいんですけどね・・相棒としては、たいへんですよ!起こさないといけないし!!」
「それだよ!それ!!」

「ん??なんですか??」

「最近一人の仕事多いだろ?」

「はい。」

「俺、ユノに同行することのほうが多いじゃん。」

そうなんだ。一番メインのマネージャの彼はヒョンに同行することが多い。
今、僕はバラエテイ番組にドラマの撮影を抱えているから、新しいアルバムのプロモーションやら取材、今後のスケジュール構成など表に出ない仕事をヒョンが一手にやっている。本当はこんな仕事のほうが大変なんだ。
TONEツアーの時に僕が映画と撮影があって、この形を取ったんだけどすごくうまくいったんだ。

「アイツはビジネスマンとしても才能あるかもな・・。」マネージャがそんなことを言っていたのを思い出す。ファン達はヒョンが表に出てこないので・・ちょっぴり不安になって、ツイとかでいろいろささやかれるけど・・表に出てきてない時ほど大切な仕事をしてることが多いんだ。

「でさ、ユノさ・・。」くくってマネージャが笑う。

「なんなんです?」その笑いに興味がわいて・・ワクワクしながら聞いた。

「いつもの通りに控室や車で寝てるじゃん・・で、ふっと起きて・・。」
「ふっと起きて?」

「チャンミン?って・・・」

「え?」

「『チャンミン?』って、お前の名前呼ぶんだよ。」


いちごいちえ









【ゆのみん企画第45回お題:寝顔】

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