羽根直樹本因坊(33)に山下敬吾天元(31)が挑む第65期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第1局が11日、北海道小樽市のグランドパーク小樽で始まり、午後5時1分に羽根が71手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち、消費は羽根3時間48分、山下3時間13分。12日午前9時、再開する。

 「ニギリ」の結果、3連覇を目指す羽根が先番となった。本因坊初挑戦の山下は旭川市出身で、道内での対局には特に力が入っているかもしれない。双方の着手は速かった。

 両者得意の布石から羽根が黒17と打ち込み、上辺で競り合いが始まった。白26から戦いは右上に移り、山下が地を稼いだ。競り合いは白62までで一段落。羽根は黒63と下辺の大場に回った。

 解説の仲邑信也八段は「白の大石には眼形がない。山下さんは攻撃タイプ。攻められるのは嫌なはずで、羽根さんのペースと思う」と語った。【金沢盛栄】

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