6日午前6時半ごろ、大阪府東大阪市玉串町西の集合住宅(7階建て)の最上階(高さ約20メートル)から人が転落するのを、隣の棟の住人の女性が発見し、110番した。河内署員が駆けつけたところ、近くに住む高校1年の男子生徒(15)が、敷地内に倒れていた。生徒は病院に運ばれたが、全身を強く打っており、間もなく死亡が確認された。河内署は自殺とみている。

 河内署や生徒が通う大阪市内の高校によると、最上階の通路に生徒が手すりを乗り越えた痕跡が残っていた。遺書は見つかっていない。生徒は野球部に所属。この日朝から練習が予定されており、午前6時すぎにユニホームを持ち、制服姿で家を出たという。

 高校の教頭は「生徒は成績も優秀で、学校も休んだこともない。自殺の動機に心当たりがなく、ショックを受けている」と話している。

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 鳥取県の特産品の天然岩がき「夏輝(なつき)」の出荷が1日始まり、県内5漁港に約2トンが水揚げされた。8月末までに約160トンの出荷を見込み、売り上げ1億円を目指す。
 県漁協によると、初競りでの1個当たりの最高額は1190円で、2005年に岩がきをブランド化して売り出してから最高値を付けた。昨年は約174トンが出荷されたが、全体的に小ぶりで価格が安かったことから、今年は大きい個体を取って単価を上げたいという。
 夏輝の消費は県内が大半を占めるが、県漁協は関西方面にも売り込んでいく意向。伊藤美都夫県漁協組合長は「岩がきが解禁され夏の季節に入った。ぜひ産地にも食べに来てほしい」と話している。 

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 かつては観賞用や緑化用に利用され、現在は特定外来生物に指定されている北米原産のオオキンケイギクが、木曽川流域などで生い茂り、在来種への影響が懸念されている。繁殖力が強く国土交通省は対応に苦慮。職員が駆除作業を進めてきたが、外来生物に対する住民理解を高めるため、今月初めて住民参加型の駆除活動に乗り出す。【福島祥】

 岐阜県各務原市の国営木曽三川公園かさだ広場では、毎年5月ごろ、オオキンケイギクの黄色い花が広がる。同市などによると、かつては初夏の風物詩として親しまれ、旧川島町時代には「オオキンケイギク祭り」が開かれていた。04年の合併後は「かさだ広場フラワーフェスタ」として同市が祭りを継承。しかし、06年にオオキンケイギクが特定外来生物に指定され中止になった。

 オオキンケイギクは北米原産で、高さ30~70センチに育つ。国交省木曽川上流河川事務所によると、道路ののり面の緑化に多用され、河川敷や鉄道の線路わきなどで野生化した。同省の90~95年度の「河川水辺の国勢調査」では、調査対象78河川のうち19河川(24・4%)の河原でオオキンケイギクが自生。01~05年度の調査では121河川中86河川(71・1%)に拡大した。

 オオキンケイギクは繁殖力が強く背丈が高いため、カワラサイコやカワラナデシコといった在来種を減少させてしまう。同事務所はオオキンケイギクの種が拡散しないよう開花時期に抜き取って駆除する作業を続けており、「ここ数年は拡散を止めている」という。

 同広場で06年度から進めている植生管理実験では、オオキンケイギクを減らすと在来種が回復するという効果を確認。10月に名古屋市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ、住民参加型の駆除作業実施を決めた。

 同事務所は「身近な河原環境の現況を知ってもらい、外来種対策や河川植物の保全に理解と協力を求めたい」としている。抜き取り作業は29日午前9時~正午に行う予定。

 【ことば】特定外来生物

 国外から持ち込まれた動植物で、生態系や人の生命、農林水産業に被害を及ぼす生き物、その危険性のある生き物が、外来生物法に基づき指定される。2月現在の指定種は97種類。輸入や飼育、栽培は原則禁止。同法に違反すると、個人には3年以下の懲役か300万円以下の罰金、法人には1億円以下の罰金が科せられる。

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