MAR 9 | 西アフリカのマリ共和国を旅するゴリラの日記。

西アフリカのマリ共和国を旅するゴリラの日記。

~この日記は、アフリカマリ共和国をウルルン滞在してきた壮絶??な記録である。



3月9日

今日は民泊している家の近所のおばちゃんやおっさん達とずっと雑談していた。

この国の人たちは本当に全くと言っていいほど働かない。



あるガイドの一日

9時 起床。

10時 雑談。

12時 ツーリスト探しに街をぶらつく。

もちろん探しながら仲間のガイドと雑談。

15時 帰宅後 睡眠。

17時 飯

18時 雑談

21時 睡眠

といった感じだ。





彼らはお金を貯蓄するとか明日の生活を考えたりしない。

今日食べれたら良いという超能天気な集まりなのだ。

そのくせ子供がマラリアになったから金がほしいとか頼んでくるからうざい。

またこんな無気力な国に日本は多額の援助金を出しているのだからホントおれの税金を返せといいたい!!

働かぬもの食うべからず。

そう言いたいところだが僕も人のこと言えないのでこれで終わっておこう。



ちなみに彼らにあなた達の老後はどうするのだ??と聞くと老後は子供が面倒見てくれるんだよ!!その為にも少しでも多くのワイフを作りSEXに励むことが大事なんだ!!と笑いながら言っていた。

ちょっぴりうらやましいかも・・・



僕は最近、近所のマリ人ととても仲が良い。

ただで朝晩の飯をいただける仲にまでなった。

かなり気に入ってもらえているようでこの辺の人から「ヨシー ヨシー」と呼ばれる。

ちなみに僕の名前がよしのりであるが名前を言うのがめんどくさいのでマリ人にはヨシと教えている。

ここに来て多くのマリ人と接することが出来てほんとにうれしい。

今まで中々現地の人と仲良くなることは難しかった。

言葉の壁もあったしどこに行ってもガイドガイドで僕自身もちょっぴりマリ人をうざく思ったこともあった。

海外に行って絶対やってはいけない勘違いは、その国でだまされたりボラれたからといってその国を悪く思ってはいけないということだ。

どこの国にも詐欺師や悪い奴はいるものだ。

発展途上国ともなるとツーリストを対象にお金を稼ごうとする人がたくさんいる。

僕達ツーリストが接するほとんどはそういう印象の良くない人たちばかりだろう。

ガイドであったり、タクのうんちゃんであったり土産屋であったり・・・

そういう人たちから少し外れてみれば普通に生活している人たちに会える。

今回僕はそういう一般の人たちと密に接することができたことがマリに来てからもっともうれしい出会いであった気がする。

お金が無くなったおかげで僕はホテルで泊るのを止め、この場所に民泊することにした。

お金が残り少なくて本当によかった。と考えるのは僕だけだろうか・・・・