「 晴 釣 雨 讀 」

晴れた日は大いに釣りを樂しみ…
 雨の日は靜かに讀書や道具の手入れに耽る…
   無理をせず、焦らず、穏やかな心で渓魚との駆け引きを満喫する…

 …ある方から頂いた言葉です

  渓流ルアー釣りや関連することに触れていきたいと思います

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 3/21の秋田県渓流解禁日より釣行回数は4回を数え、有り難くも全てをパートナーズの忠さん(佐藤 忠雄さん)『山女魚乃忠学校』の皆さんと御一緒しておりましたが、次の週末は、いよいよの単独行となりました。

 秋田市周辺の河川は未だに雪代で水量が多いところだらけなのですが、流域面積の少ない河川では落ち着きも見受けられ、週末に掛けて徐々に川を見定めておりました。

 4/21(金)の夜に忠さんから御電話があり、「本日は用事であの川の近くへ行っており、様子を見に行ったところ、林道に雪はなくて川の状態は雪代が収まってベストコンディションに見えた。明日は別の用事で行かれないが、釣行するなら行ってみてはどうか」と、何とも有り難い情報を頂きました。

 この流れから4/22(土)は、その川へ向かいました。

 

 林道に入ってみると残雪は見当たらず、太平山の南側にある大仙市協和地域の川なのですが、先週の太平山の北側にある五城目町の馬場目川とは違い、雪解けが一週間くらい早い感じです。

 

 4/22(土) 大仙市協和地域 淀川水系

 天候曇り時々雨および晴れ、気温11→13℃、水温7℃、水位 平水で濁り無し 

 いつもの入渓点は険しくも勾配のきつい斜面を降りなければなりません。

 子供の頃から非力ながらも山菜狩りで斜面の登り降りにはなれておりますが、慎重にゆっくりと降りていきます。

 

 川岸近くまで降りたところで、地面まで1mくらいの高さで一帯が岩壁になっており、足の掛け場が見つかりません。

 私以外の方なら容易に飛び跳ねられる高さですが、僅かでもケガする危険性のある行為を嫌います。

 すぐ側に垂直に伸びた根があり、私の体重を支えるには頼りなかったのですが、引っ張ってみるとギリギリな手応えで、"折れてもケガは回避できるだろう"と体重を掛けましたが、無事に降りられました。

 "助けて頂き、ありがとうございました"

 

 静かに川へ降り立ち、上流を向くと既に絶好のポイントです。

 音を立てるのを嫌って、この立ち位置から倒木の下の右側の岸へ着水させて、岩壁の裾を交わす感じでトレースしたところ、5~6寸の影が動きました。

 2投目以降に反応はありません。

 

 結果論ですが、ここまで移動してからキャストしていたら・・・、などと考えてしまいます。

 

 その先の斜面を見ると、ニオが出ておりました。

 週末にも近くの山に入って状況を確認しており、"山菜が出始めるのは今日はまだ早い"と感じながら入渓していたので、とても嬉しく感じられました。

 

 そして、移動し始めて間もなく、

 "・・・!、こっ、これは"

 

 なんとシドケが、採り頃としては贅沢なサイズで群生しており、とても驚きました。

 まさかシドケが採れるなどとは全く考えておらず、とても嬉しい収穫となりました。

 

 大満足でシドケを採り、すぐのポイントです。

 1投目のアングルですが、反応は見えるもののチェイスまでには至りません。

 

 アングルを変えた2投目に反応はなく、先程と同じで、最善の1投目にしか反応して頂けない様です。

 

 その後もポイントが続きますが、反応が見えなくなりました。

 

 落ち着きつつありますが、少ないながらも所々で雪代が流れておりました。

 

 至るところに花の見えるイチリンソウですが、開いているものは少なく、川辺でようや開いた花を接写できました。

 コンデジにつき液晶画面で像を確認するしかありませんが、右側から岩盤がせり出ており、カメラを足元に持って行き、画面を確認せずにシャッターを押すしかできない状況でした。

 未だに全自動の動作条件に気付けず、2枚失敗した後の3枚目です。 

 

 シドケも出ているので、当然のコゴミでした。

 山菜に於いては、この日の前後くらいからの出始めと思われ、良い日に当たった様です。

 

 チェイスは無くとも、必ず反応があるはずと思われた1投目に反応がなく、アングルを変えた2投目にも反応がありません。

 

 深みを高巻いて川に降り立つと、採り頃のワサビが目に入りました。

 ここまでも目にしておりましたが、どれも小さく、これより採り始めることにしました。

 

 1投目に反応して僅かにチェイスして帰してしまう場面が2回続きました。

 

 以降も良さそうなポイントが続きますが、1投目から反応が見えません。

 

 そして退渓点と考えていた滝に辿り着きました。

 

 大場所前の小場所は絶好のポイントが多いもので、1投目を、流れのスジに見える赤い沈み石付近に着水させて、流れに平行にトレースしたところ、流れのスジの左側から5~6寸のチェイスがありましたが、すぐに帰って行きました。

 着き場想定のミスです。

 

 滝手前の河原には、コゴミとワサビが多く見られたので、採り頃のものだけ頂きました。

 

 この場所には、昨年の同じ時期にも『山女魚乃忠学校』の登校として、忠さんと忠学生のSさんと釣行しており、Sさんが最後にこの滝で9寸ヤマメを釣り上げております。

 同じポイントを同じ感じでキャストしますが反応がなく、その位置とは反対側となる位置に立ち込むと、足元からスーっと6~7寸の魚影が滝壺の方へ走っていきました。

 直後にこのアングルから1投目を対岸際へ着水させて、底が赤茶色く見える浅いエリアに孤を描くようにトレースしたところ、7~8寸の魚影がチェイスを見せて、間もなく滝壺へ消えていきました。

 中盤でのチェイスがあった場面から、ここまででいろいろ考えておりましたが、水量が少なくても水温は先週までと変わらず・・・などと、未だに考え続けております。

 

 さて、ここまでで時刻は10時50分頃でした。

 他に行くにしても雪代により場所は限られるのと、移動時間を考えると昼食の時刻に中途半端になりそうでしたので、ここで退渓せずに滝の上流へ入ることしました。

 

 急斜面の登り降りは、笹とツタのヤブと相まって、なかなか移動が難儀でした。

 途中で立派なタラノ木を見つけましたが、芽はご覧の状況です。 

 

 ようやく降り立ちました。

 これより先は、平たい岩盤底が主体の地形が続きます。

 

 2週間前辺りから、釣り場で糖分不足に陥りそうになることがあり、その都度、本来は常に常備しているヨウカンを切らしていることに気付いていたのですが、スーパーに行っても忘れることが多く、ようやく買い足すことができておりました。

 さっそく補給しました。

 

 滝壺までの考えを踏まえて、慎重にキャストを重ねますが、魚の反応が見えない状況が続きます。

 

 一番の大場所に差し掛かりました。

 しかし、2投目を地上からは見えない深さにあると思わしき沈木に引っ掛けてしまい、ポイントを潰してしまいました。

 

 ここでも大きく高巻く必要がありました。

 熊の心配がありますので、余計に熊鈴を鳴らしながら移動しました。

 

 ようやく川に降り立ち、キャストしますが反応が見えません。

 

 以降も同様でした。

 

 そして、退渓点のボックスに到着しました。

 区間で最大の深みとなるポイントです。

 

 1投目から3投くらいまで、7~9寸の魚影が、底付近でゆっくりと回頭する程度の反応を見せるのですが、それ以上の反応はなく、これにて退渓としました。

 

 林道を歩き始めると、背の高いタラノ木が目に入りました。

 この先、何人の方に挑まれるのか・・・。

 

 歩き始めて間もなく、とても温かい風が吹いてきました。

 しかし、10分も歩いたところで、今度は冷たい風も吹いてきました。

 ワサビやコゴミはそれなりに採れましたが、シドケは結局あの一箇所のみ。

 芽が出たところの地形により、陽当たりや風当たりなどの条件がたまたま重なったことで、この日あの一箇所にのみに出ていたシドケと思われ、この周辺に於いてとなりますが、山菜シーズンの幕開け初日に当たった感じがしております。

 

 途中で熊の糞を見掛けておりますが、写真は割愛します。

 この川では2年前の夏にも熊と遭遇しており、熊鈴を余計に鳴らしながら歩きました。

 

 車に戻り、到着時に見掛けていたミズバショウの群生の写真を撮りました。

 伐採用に付けた道に水が走っており、まるでミズバショウが川の流れの様に見えます。

 見事な景色でした。

 

 林道を出てから近くの公園へ向かい、車内で簡単な昼食を摂りつつ、午後に向かう川を考えていたのですが、間もなく眠たくなってしまいました。

 渓流域は未だに川も道も雪の影響が残っているところが多く、思いのほか初物の山菜も採れたこともあり、そのまま納竿することにしました。

 

 帰りの道すがら、岩見川上流域を見ましたが、御覧のとおりです。 

 

 こちらは太平川です。

 大分引けましたが、まだ雪代は強く、落ちついておりません。

 

 秋田市太平地内から太平山奥岳の遠景です。

 裾の方から山の半分くらいの高さまで、徐々に雪が解けているのが判ります。

 

 田畑や市街地では、水仙やツクシ、菜の花などが至るところで満開です。

 

 菜の花の近くで、菜の花の様な白い花を見つけました。

 調べるとタネツケバナと呼ぶそうで、田植え時期の目安となったことが名の由来とのことです。

 

 さて、帰宅後ですが、何はともあれシドケです。

 香り・大きさ・味・食感のどれをとっても絶品で、最高の贅沢となりました。

 今年は山菜の出が遅い感じなので、家族も大喜びでした。

 

 コゴミは定番のゴマ和えです。

 

 そしてワサビですが、個人的にシドケとワサビは山菜に於ける酒盗と捉えております。

 出汁漬けにするのですが、私の好みは、花や葉を入れると水っぽくなるので、茎と根のみを用いて作っております。

 

 絶品の酒の肴の完成です。

 一年ぶりの美味さに、つくづく山菜の有り難さを感じます。

 

 少し話を変えます。

 先回も記した秋田市千秋公園の桜の状況について、4/26(水)の秋田市の天候はまとまった強い降雨が一日中続き、日中に千秋公園を通ると、半分くらいの桜が散っており、葉も多く出ておりました。

 気象台によるソメイヨシノ満開の報は4/19(水)でしたが、千秋公園は4/20(木)から21(金)であったと思われますので、今年は満開は5日から6日は持ってくれた様です。

 桜の開花は、昔から農耕や山菜の時期の目安となっており、渓流釣りも含めた関連性を強く感じます。

 

 釣りに話を戻します.

 

 この日の釣りは、翌週に催される「第23回みちのく渓流釣り大会in馬場目川2017」の練習も兼ねておりました。

 先回の記事にも記しましたが、雪代と道路状況に大きく影響される大会です。

 

 この日の反省点を踏まえ、1投目しか釣果を得られないことを肝に銘じ、波問答にじっくりと臨みたいと存じております。

 

 以上です。

 

 

 

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