「 晴 釣 雨 讀 」

晴れた日は大いに釣りを樂しみ…
 雨の日は靜かに讀書や道具の手入れに耽る…
   無理をせず、焦らず、穏やかな心で渓魚との駆け引きを満喫する…

 …ある方から頂いた言葉です

  渓流ルアー釣りや関連することに触れていきたいと思います


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 6月も中旬を迎え、今期の渓流遊漁期間も約3ヶ月を経過するところです。

 9月の禁漁までの折り返しとなりますが、私の釣行回数も15回を数えております。

 パートナーズの忠さん(佐藤 忠雄さん) が主催する『山女魚乃忠学校』 に参加して2年目を迎えますが、そのおかげもありまして、そのほとんどが忠さんや他の忠学生の方々と御一緒の釣行となっております。

 その都度、いろんな気付きや刺激を得ておるのですが、その復習のための、久しぶりの単独釣行に出かけました。 

 

 この前日までの秋田県の天候ですが、秋田地方気象台から6/13(月)に梅雨入りと発表されております。

 平年より1日早く、昨年より13日早いとのことで、積雪不足による水不足が確定的な状況ですので、人の生活の上で都合の良い降り方の雨が続くことを祈るばかりです。

 6/13(月)から17(金)まで快晴の日はなく、曇りか雨の日が続いておりました。

 雨も増水の心配のないくらいの弱いもので、釣りの上では都合が良い感じでした。

 

 6/18(土) 秋田市 旧雄物川水系

 天候小雨、気温19→18℃、水温13℃、水位平水

 予報では曇りでしたが、霧雨の様な細かい雨粒が降り続いておりました。

 

 入渓点近くの淵です。

 この区間の釣り人のストレスを計る場所と捉えてキャストしますが、キャスト前の立ち込みで、深みの下流で浅くなっているところに着いていた魚が上流へ走っていくのが見えました。

 それでも入渓し易いポイントで人気の区間ですので迷いましたが、そのまま進むことにしました。 

 

 近くにあった桑の木ですが、まだ実が小さい感じです。

 

 クモの巣も見えたので、この日の朝一であることは間違いなさそうなのですが、しばらく進んでも、キャストにも私の移動にも、魚の反応が見えません。

 

 "ほう・・・、川を横断してのミズ採りですか・・・"

 

 徐々に雨脚が強くなってきました。

 

 結局、何もないまま堰堤が見えてきました。

 

 "今日は熊の気配を感じるようなものは逢わなくて済みそうかな・・・"

 などと考えていたら、日数は経っておりますがニオをかじった跡を見つけました。

 この日の釣行をどこにするかを考えたときに、さすがに熊のことも頭にありました。

 地形や人の出入り等を考えての選択でしたが、今年の釣行は、どこに行くにも常に考慮する必要がありそうです。

 

 "反応しないだろう・・・"と考えつつキャストした2投目に首振りのアタリが・・・!

 すかさずアワセようとした瞬間に、フッ・・・とテンションがなくなり、バラしてしまいました。

 ダメです。

 

 アングルを変えてキャストすると、ライン放出に違和感があり、良く見るとクモの巣でした。

 その後、立ち位置を変えようと堰堤の右側へ移動する際に、浅場に着いていた魚を動かしてしまいます。

 何投かキャストしましたが、反応なしです。

 

 垂れ下がる樹木の枝を良く見ると、エサ釣りの仕掛けが絡まっておりました。

 

 いつもの場所に、たわわに実ったモミジイチゴが見られました。

 そう言えば最近の報道で、秋田県産果物の先陣を切って、湯沢市三関のサクランボが首都圏に出荷されたことを思い出しながら見ておりました。

 

 今季初で見掛けたアジサイですが、開花までもう少し時間が掛かりそうです。

 

 堰堤の上にも入りましたが状況は変わらず、 全く魚影が見えません。

 

 卯の花です。

 大半が散りつつありますが、日陰のところで花が残っているところもありました。

 

 ミズはどれも採り頃の大きさを迎えておりますが、赤いものを見掛けません。

 そして、ようやく"これなら良いかな・・・"というものを見つけました。

 

 採ってみますと大きさは十分でしたが、御覧のとおりの微妙な感じの色でした。

 帰宅後、浅漬けにしましたが、やはりネバリが弱く、食感に物足りなさがありました。

 

 目的を持って臨んでおりますが、全く魚影が見えません。

 

 また、クモの巣によるライントラブルです。

 堰堤上も、朝一ではあるらしいのですが・・・。

 

 以前の修練場です。

 1投目で右側の深い筋をトレースしたところ、魚影は走りましたがルアーにチェイスするでもなく、ルアーと併行に泳いできて、リミットラインのところでゆっくりとUターンしていきました。

 2投目以降に反応はありません。

 

 ここを通ることができれば退渓は容易なトオラズです。

 漠然と"今日は水量的に問題無いだろう"と、ここまで川を上ってきましたが、近づいてみると水深が深く、通れそうにありません。

 

 斜面を登ってさえしまえば、すぐに林道がありますが、迂回するには距離が遠く感じられたので、斜面を登ることにしました。

 見た目の傾斜は70゚くらいですが、実際は25~30゚と思われますので、結構な勾配です。

 斜面に生えている樹木の幹や根と、岩盤の強度を手探りで確かめながら、なんとか道路まで高さ2mのところまで登ることができました。

 

 そこから慎重に体重を掛けることのできる樹木の根や岩場を探っていると、小さく"パキン!"という音がしました。

 ロッドの穂先が斜面に当たってしまい、穂先が折れてしまいました。

 当然ながらロッドにも気を使っていたつもりですが一瞬のことでした。

 暫し原因を考えましたが、気持ちに余裕が無かったがために、目を反らしていた様です。

 午後からの釣りをあれこれ考えていたのですが、仕方がありません。

 

 時刻は正午を迎えておりましたが、午前中に雨が止むことはなく、霧雨だったり強くなったりと、ずっと降り続いておりました。

 

 エサ釣りの頃より、何度も渓流での斜面の登り降りを経験しており、山で竿やロッドを折ったのは、これが初めてのことでした。

 今期の初めに忠さんより、この前に長年使用していたロッドについて不具合を見つけて頂き、それ以降に新調していた貴重なロッドでした。

 このロッドはオークションで購入したものなのですが、メーカーに於いて昨年にモデルチェンジした商品のため、修理や同じ型での新調が不可能な状況であり、今後の対応を考えなければなりません。

 愛用したい道具は、長く使い続けることができるものもあれば、簡単に壊れたり無くしたりするものもあります。

 先回、サクラマス用のロッドを折ったことの記事を紹介しておりますが、使用している道具ひとつひとつに於ける"縁"というものを感じております。

 

 シューズのソールへのピンの配置ですが、結局は元の配置に戻して臨んでおりました。

 この配置でなければ、今回の斜面は登ることができなかったと感じております。

 先回の記事で、ソール貼り替えのことを触れておりますが、滑りの防止の主体を、フェルトとするのかピンとするのかで、いろんな考え方があることを知りました。

 現時点の私の感覚では、この配置の方が前回よりも安定して歩くことができました。

 ピンに頼った歩き方をしているものと感じておりますが、バランス感覚の良し悪しや、歩速歩幅の違いも関係している様にも思えますし、フェルトの交換頻度とかも考慮して、試行錯誤を重ねてみたいと存じております。

 

 

 いろいろと試したいこともあって臨んだ単独釣行でしたが、結果的には河川の選択のところで、つまづいていた様です。

 魚が居ないはずもなく、私の川の中での動きにも動かなかったことですので、山菜狩りの跡もありましたが、前日までの近いタイミングで釣り人が入っていた様です。

 

 また、最後の退渓場面では、滑落の危険が伴う行動でしたので、時間と労力を掛けても下流へ迂回すべきだったと反省しております。

 

 水況・熊・入渓実績等を複合的に考えた上で選択した川でしたが、その経験からくる"慣れ"が油断を招いた一因でもあり、また、これまでの転倒のタイミングを思い返すと、全てが入退渓時や正午前でした。

 "常に慎重に臨まなければならない"などと考えるのは当たり前のことで、"どうしたら、その慎重さを無くしてしまうのか"、という、これまた経験の積み重ねこそが、これからの釣行で役に立つのかもしれません。

 

 以上です。

 

 

 

 

 

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