「 晴 釣 雨 讀 」

晴れた日は大いに釣りを樂しみ…
 雨の日は靜かに讀書や道具の手入れに耽る…
   無理をせず、焦らず、穏やかな心で渓魚との駆け引きを満喫する…

 …ある方から頂いた言葉です

  渓流ルアー釣りや関連することに触れていきたいと思います


テーマ:

 秋田県の渓流遊漁期間の最終日は9/20(火)となります。

 最後の土曜日となる9/17(土)に、パートナーズの忠さん(佐藤 忠雄さん) と、忠さんが主宰する『山女魚乃忠学校』 で共に学ぶ忠学生2名の方と「登校」しました。

 参加したのは、当ブログにも登場頂いている、秋田市の伊藤さんと、同じく秋田市河辺在住のヅッカーさん(石塚さん)と私の3名となります。

※伊藤さんが参加した記事のリンク(文字をクリック)

 ◆釣行記~「上級者の釣り」◆釣行記~視野角

※ヅッカーさんが参加した記事のリンク(文字をクリック)

 ◆釣行記~あちらこちら◆釣行記~行楽泣かせ

 

 本当は、これに同じく忠学生の本川さんも参加される予定でしたが、前日に体調不良となり不参加ということで残念でしたが、以上4名による釣行となりました。

 

 秋田市周辺の天候ですが、釣行の無かった先週まで厳しい残暑でしたが、最高気温が30℃を超えたのは9/5(月)までで、それでも最低気温が20℃以下となったのは次の週の9/11(日)以降です。

 週の前半は9/13(火)を中心に西日本からの台風の影響による降雨があり、明け方に寒さを感じられるまで気温が下がり、その降雨も降水量は少なく、中小規模の河川では至るところが渇水続きで、釣りの上では厳しい状況に至っておりました。

 

 そうした状況を踏まえての河川選択ですが、『山女魚乃忠学校』に於ける「登校」とは、忠さんによる下級生への実釣講習を意味します。

 目的地は釣行日の二日前に、忠さんから選定して頂いておりました。

 

 その川へ向かう道中は、至るところで稲刈り機に乗った農家さんの姿を多く目にしました。

 『山女魚乃忠学校』で共に学ぶ忠学生で秋田市河辺の農家のAgiさんの話では、この前日までに稲刈りを済ませた方も居るとのことで、稲刈りが昨年より一週間ほど早い様に感じられます。

 毎年、稲刈り直前の風景や稲穂の写真を撮るようにしており、慌てましたが、西日の様な朝日に手こずりながらも、考えられることを全て駆使して、何とか間に合いました。

 

 この日の選択河川は、2週間前に忠さんと私の二人で訪れた川でした。

 駐車地点から見える川の水況は、2週間前より少なくも濁りは無く、釣りをするには十分でした。

 他の河川の状況を考えると、忠さんの選択は誠にお見事です。

 

 周辺にキノコが見えますが、型も量も小さく、種類も判らないので手が出ません。

 

 目指す入渓点までの道中、至るところにミズが群生しており、皆でミズの玉を採りながら進みました。

 

 昨年と比べるとまだまだですが、2週間前よりは大きいものが多く採ることができました。

 入渓点までの間に、忠さんがレジ袋で1袋、他の皆さんで半分くらいです。

 

 目的の入渓点です。

 2週間前より200~300m下流から入りました。

 

 9/17(土) 秋田市 旧雄物川水系

 天候くもりのち雨、気温18→20℃、水温14℃、水位やや低めで濁り無し

 

 ヅッカーさんのキャストからスタートです。

 相変わらず上手なキャストの連続で、垂れ枝・遠投などお構いなしに1投目が決まります。

 伊藤さんとヅッカーさんは宴会などで面識はありますが、一緒に釣行したのは初めてとのことで、ヅッカーさんのキャストや生まれ育った環境、そして忠さんからの教えの理解力に、"まるで釣りキチ三平のようだ"と感心しておりました。

 

 伊藤さんのキャストは、直近で自主練をされていたとのことで、先回の様なミスキャストはほとんど見られず、いつもどおりのキャストが戻っておりました。

 入渓点近くのこのポイントで、7~8寸の魚影が動いたとのことです。

 

 間もなく迎えたこの場面は、最初に忠さんが大石の左脇へキャストされましたが反応は見られず、しかし、キャストが難儀なポイントなのでヅッカーさんと伊藤さんへキャストするように勧めます。

 ヅッカーさんは枝は避けましたが着水点にズレがあり、伊藤さんは枝に引っ掛けてしまいました。

 

 先回の忠さんとの記事で書き忘れておりましたが、魚が反応するポイントには、決まって大きなミズの玉の群生が見られておりました。

 しかし、ここまで魚の気配が全く見られず、ミズの玉は見られたので採りながら進んでおりました。

 

 このポイントでのこと。

 忠さんから御二人に「魚の付き場はどこで、どこに立って、どこへ着水させて、ルアーをどう通すのか」を訪ねます。

 御二人なりにそれぞれ考えを述べた後に、それを受けて忠さんからの解説がありました。

 

 こうしたポイントです。

 皆様なら写真だけを見て、どの様にお考えになりますか。

 

 その解説を伺った後、忠さんが御二人にキャストさせますが、その解説に対する理解力が浮き彫りとなります。

 結果として、ヅッカーさんはすぐに理解しましたし、伊藤さんは更に解説が必要でしたし、私は一連の登校を踏まえてこそ理解できる部分を感じますが、それが無ければ伊藤さんと同じであったと感じます。

 

 直後のポイントは、昨年の忠さんと伊藤さんと三人で釣行した際に、私がイワナをヒットした場所です。

 ヅッカーさんに驚かされたのですが、このポイントを一目見ただけで、底の状態と魚の付き場を、私に対して即答したのです。

 何故それができるのかを訪ねると、幼少期より岩見川水系で川遊びをしており、水中に潜ってヤスでイワナ・ヤマメを突くために、底の地形による川の流れを全身で受けることで、潜るためのルートを考えないと魚の付き場まで辿り着けないため、そうした経験から、水面を見ただけで、底の地形と魚の付き場が概ね判断できる様になったとのことです。

 忠さんからも、御自身の幼少期のそうした経験のお話を伺っておりました。

 理論の理解力と現場の判断力に直結する要素と思われ、新たな気付きとなりました。

 そして、ヅッカーさんは20代前半なのですが、『山女魚乃忠学校』に地元衆のこうした若い方が在籍して共に学んでいることに、同じ地元衆として嬉しさと頼もしさを覚えました。

 

 入渓点の反応以降、暫く魚の反応が見られません。

 

 さて、忠さんよりここで、ヅッカーさんに対して「速い釣り」の指示がありました。

 立ち位置・投入点・リーリングのやり方・仕掛ける位置など、詳細な内容です。

 

 ヅッカーさんはきちんと1投目でキャストを決めてくれましたが、残念ながら反応がありません。

 2週間前に忠さんがヒットしたポイントの砂場を見ると、新しい感じの足跡が見えました。

 どうやら、この足跡の方の影響が残っている様です。

 

 以降も反応が見られない状況が続きました。

 

 仲間内でヅッカーさんのことを"ヘゲマスター"と呼んでおります。

 "ヘゲ"とは秋田弁で小規模な用水路や側溝のことでして、ヅッカーさんは幼少期より、自宅近くの水田地帯や沢などの"ヘゲ"で、ボサや人工工作物などの障害物だらけの環境で釣りをしており、一般的な型に囚われないキャストで数多くの釣果を挙げております。

 その"ヘゲマスター"の奇手も通じずで、魚の反応が見えない状況が続きました。

 

 暫く進んでおりますが、足跡も消えません。

 

 ここに来て、忠さんのキャストにようやく2~3寸の反応がありました。

 

 その脇にはミズの玉です。

 

 昨日か一昨日の足跡と思われますが、気にしても仕方がありません。

 ミズの玉を見れば「魚が居るぞ~」と冗談っぽく皆で声を掛けながら、気楽に進みました。

 

 皆さんから"そろそろ・・・"と、私へキャストをするように促されました。

 暫し考えて、写真中央の沈み石から少し下が付き場として、左の流れ込み下流の岩壁に着水させて、石場と砂場の境界をトレースすると、沈み石付近で6~7寸の魚影が横切りましたがバイトに至らず、2投目は忠さんに替わってもらいましたが反応がありません。

 残念でしたが、ようやくまとまな大きさの魚が反応してくれたので、皆の活性が上がりました。

 

 この小さなトオラズに反応はなく、その後に皆で岩壁を渡りましたが、足掛け場が少なく、岩も滑りやすいところも多いため、滑落の危険を感じつつでしたが、何とか無事に渡りきりました。

 

 岩盤帯には、決まって大文字草がキレイに咲いておりました。

 

 魚の反応は全く無い場面もあれば、2~3寸の小魚が反応することもあり、期待は持ちつつで進みました。

 

 ヅッカーさんのダウンの釣りですが、忠さんより立ち位置が良くないとの指導がありました。

 

 その数メートル上流で、忠さんがダウンでキャストしたところ、ようやくの4寸ヤマメがヒットしました。

 

 ヒットしたポイントです。

 竿抜けにしては釣りやすいポイントですし、ここまでの魚の反応から、そんなに上手な人の足跡ではないのか判りませんが、とにかく釣果が出たことで不安が和らぎました。

 

 ミズの玉も絶好調で、期待も高まります。

 

 この日の登校に於いて、忠さんは主題を「速い釣り」とされておりました。

 まずはヅッカーさんに身につけてもらい、伊藤さんと私はその過程を見ることで各自が学ぶ形です。

 水況や地形のみならず季節も大きい要素ですが、各ポイントは一様でもありませんので、そのポイントごとの解説は、とても勉強になりました。

 

 ここでの忠さんの「遅い釣り」に、6~7寸の反応がありました。

 

 ここでの「速い釣り」でのこと、1投目に6~7寸のチェイスがありましたが、途中で帰って行きました。

 直後に立ち位置の悪さを指摘されます。

 2投目からの反応はありませんが、ヅッカーさんのみならず伊藤さんや私も、こうして一つづつでも気付きを積み上げることができました。

 

 更に「速い釣り」の特訓は続きます。

 

 そして迎えた、このポイントです。

 ヅッカーさんの1投目に・・・、

 

 7寸強のヤマメがヒットしました!

 魚の大きさに関係なく、ヅッカーさんのみならず、見ていた伊藤さんや私の於いても、とても大きな釣果です。

 よくやってくれた!お見事!

 

 そして、なんと同じポイントで、伊藤さんが直後にキャストした「速い釣り」に5寸ヤマメがヒットしました!

 よく観察された上で、こうしてすぐの実践で釣り上げるとは、さすがです。

 ヅッカーさんと並んでの記念撮影となりました。

 

 本当に良かったですね。

 

 忠さんも、とても嬉しそうでした。

 

 その付近のミズの玉はやはり大きく、誠に結構です。

 

 次の大場所は、私が「速い釣り」で挑むことになりました。

 地形と水流を読み、着水点とコースを見極め立ち位置を決めてキャストしました。

 すると、深いところから8~9寸の魚影がチェイスしてきました!

 焦りを感じつつ必死に仕掛けますが、その大きな魚影は途中で追うのを止めて、その場でゆっくりと回頭して深みへ戻っていきました。

 

 下の写真は伊藤さんが撮ってくれた写真です。

 盆明けの自主練で自分の「速い釣り」の問題点を自覚できましたが、諸々が中途半端であり、今回もそれが出てしまいました。

 しかしこれが、現時点の「速い釣り」に対しての自分の精一杯であり、精進あるのみです。

 

 魚が回頭した際に、クッキリとしたパーマークを確認できており、確実にヤマメでした。

 戻り方がゆっくりでしたので、2投目はまた忠さんに替わってもらいましたが、別のアングルにも反応は見えませんでした。

 この釣り方でなければ決して出てこない、且つ1投目で全てが決まる難しい釣りです。


 先程の熱が冷め止まぬままに迎えた、すぐ上流のポイントです。

 ここでは忠さんが「速い釣り」を見せてくれました。

 すると・・・!

 

 青い魚体にパーマークを纏った明らかな尺上ヤマメが猛突進してきました。

 立ち位置からして"ここしかない"ポイントで仕掛けますがバイトに至らず、空かさず"これでもか!"というくらいに時間を掛けたアクションを決めます。

 魚とミノーが絡み合うこと2~3秒でしたか。

 魚も何度かバイトの動きを見せましたし、ミノーのトレブルフック2本も上下左右に満遍なく動いておりました。

 それでも、魚がフックを口に咥えるには至らず、突進してきた速さよりは少し遅めに帰って行きました。

 残念!!

 

 実は、その尺上ヤマメ以外に7~8寸の魚影がもう一尾、反応を見せておりました。

 間を置かずに2投目をキャストしますが、反応はありませんでした。

 一同の興奮は最高潮に達しました。

 我々下級生に於いては、『御凜書~新しいヤマメ釣り』に書かれている理論と、実際の釣技の内容が融合した瞬間でした。

 最高の登校日となりました。

 

 この「速い釣り」について、忠さんが著した渓流ルアー釣りの指南書『御凜書~新しいヤマメ釣り』を御覧になっていない方や、読んでいても気に留めることができなかった方は"単にストップ&ゴーだろ"と曲解してしまうかもしれませんが、そんな単純なことではありません。

 「この釣り方でなければ、決して動くことのない魚だった」

 自らの経験に照らした上で、伊藤さんとヅッカーさんから口を揃えて出た言葉です。

 私も全く同感です。

 

 区間で最後のポイントですが、反応は見られず、これにて退渓としました。

 

 車に到着したのが13時頃です。

 いつもの様にカップラパーティー&ベトナム産コーヒーによる"忠食"でしたが、今回が登校に於ける、今期最後の"忠食"となります。

 この日の話題は、午前中の釣りの内容を中心に、大いに盛りあがりました。

 本当に良い経験を得ました。

 

 忠食後は、同水系の別の沢を目指しました。

 

 入渓してみると御覧のとおりの渇水です。

 魚の反応は皆無で、ミズの玉だけ採って、早々に移動しました。

 

 時刻は15時過ぎとなっており、日暮れが早くなっているので、釣りができるのは1時間くらいです。

 忠さんの判断で、すぐ下流にあるトオラズの上流へ入ることにしました。

 今期は春のGW明けに、埼玉のIさん御夫妻と入っております

 

 車を降りると、晴れの天気予報にも関わらず、雨脚が強くなってきました。

 私以外は雨具を着用して、いつもの急斜面を滑落しない様に、緊張感を持って入渓しました。

 

 釣り人には興味が無いのか、どこに入っても採り頃のミズの玉があります。

 

 入渓点下流へのダウンや、大場所を「速い釣り」で攻めますが、反応が見えません。

 

 大場所上のこのポイントが職員室でした。

 最大7寸ぐらいですが、小さいのも合わせて5~6尾の姿が見えました。

 私の1投目と2投目に少し動きが見えましたが、以降は全く反応してもらえません。

 

 そして、ここは私にとっては鬼門でして、何気に水深があるため岩盤伝いに歩くべきなのですが、傾斜があって足場もなく、Iさん御夫妻との釣行では滑落しております。

 この日の水深は、なんとか水中を歩くことができましたが、ウェーダー上端から下20㎝が水面で、御覧のとおりの状況でした。

 

 "レジ袋が重い!"

 

 堰堤が近づいてきました。

 所々の深みを攻めますが反応が見られません。

 

 "ヘゲマスター"の奇手に期待しながら見ておりましたが、突然アワセの動作がありました。

 状況を伺うと、何かがフックに当たった感触があったが、すぐにテンションが消えたとのことです。

 その後の反応はなく、これにて納竿となりました。

 

 転石の恐れのある退渓点です。

 この日も一人づつ距離をとりながら登っていきましたが、土が水分を含んでおり、土を踏んで足場を作っても、直ぐに形が崩れて滑落する危険性のある状況となっておりました。

 

 斜面を登っている頃に、ようやく雨が止み始めて、空から陽射しが見えてきました。

 伊藤さんが、しみじみと呟きます。

 "終わるってば晴れるなやな!"

 

 やっとの思いで無事に車まで戻ることができました。

 帰り支度でロッドを見ると、御覧のとおりの泥まみれです。

 

 車に到着後から雨は止み、雲間から僅かながらに青空が見えておりました。

 おかげで、ミズの玉の成果の集合写真を撮ることができました。

 レジ袋換算で、忠さんが2袋半、伊藤さんが1袋、ヅッカーさんが半分、私が1袋でしょうか。

 

 

 こうして、参加者全員に"値千金"の経験をもたらした、秋田では今期最終となる登校が終了したのでした。

 

 いつものことながら、今回も忠さんの河川選択の妙に驚かされました。

 午後の沢がそうでしたが、近隣河川でまともなのは岩見川水系くらいで、他は全て酷い渇水の川ばかりでした。

 ある程度は魚が動いてくれる状況になっていないと、こうした経験を得られません。

 

 そして、この日の「速い釣り」に特化した授業内容についてですが、あとで忠さんから伺いましたが、過去のパートナーズDVDでも「速い釣り」を明快に表現しているところは無かったそうです。

 『御凜書~新しいヤマメ釣り』に記載されていることながら、実釣での経験や見たことも無かったヅッカーさんと伊藤さんと私は、それを目の当たりにしたのです。

 残念ながら、その尺上ヤマメの釣果は得られませんでしたが、何故「速い釣り」でなければならないのか、その理由を身を以て知ることができました。

 

 今回の目の前に展開された忠さんのキャストは、「速い釣り」の真骨頂であり、目指すべき指標を明快に現場で目視できたことは、これ以上の経験はなく、今後の釣り人生に於いて、かけがえのないものとなることです。

 

 更に、たくさんのミズの玉に恵まれて、十分に山の恵みを満喫することもできたことは、誠に幸せなことでした。

 

 今年の秋田での「登校」は、これで最後になろうかと存じます。

 忠さんに於かれましては、年間を通じて、御自身のプライベートやパートナーズDVDの撮影などで忙しい中で時間を割いて頂き、全ての段取りを整えた上で、実釣講習をして頂きました。

 

 歩みの遅い私ですが、実釣講習を重ねる度に、自己の成長を実感しております。

 今期はそれが特に釣果に現れた年となりました。

 至らぬ点ばかりですが、本当にお陰様であり、心から感謝しております。

 今年もありがとうございました。

 そして、これからも宜しくお願い申し上げます。

 

 以上です。

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

 先々週の9/3(土)のこととなりますが、秋田渓流遊漁禁漁9/20(火)まで残りが僅かな中で、有り難くもパートナーズの忠さん(佐藤 忠雄さん) と釣行させて頂きました。

 私が学んでいる『山女魚乃忠学校』 で、忠さんとの釣行を「登校」としておりますが、久しぶりとなる二人っきりの登校となりました。

 

 2週間経過した今も報道されておりますが、岩手県や北海道に甚大な土砂災害をもたらした台風10号について、8/28(日)頃の予報では、秋田県への通過が8/30(火)夕方とのことでした。

 当日は午前10時頃までは快晴で、正午過ぎには激しい雨も見られましたが、仙岩峠から進入して白神山地へ抜ける予想進路が、時間の経過と共に東へ反れて、夜の降雨はそれほどでも無く、結局は秋田県への台風の目の侵入は無かった様です。

 しかし、強風による災害は発生しており、17市町村で150名規模で自主避難があり、北秋鹿角で屋根が剥がれ、屋根から転落して重傷を負った方もおりました。

 8/29(月)は果樹農家で早めの収穫に追われたとのことでしたが、収穫を迎えていた幸水梨の果実落下の被害も見られたとのことです。

 今回の台風に於いては、秋田県での人やインフラへの被害は少なかったことです。

 されど、岩手県岩泉町での被害を見ていると、3年前の仙北市田沢での土砂災害を思いだしておりましたが、短い年数置きに大きな災害が発生している天候に対して、予断を許さないという意味の恐怖感を覚えます。

 

 台風一過の8/31(水)は早朝から3日間の快晴が続いたのですが、川の状況が釣り視点でどうなっているのかWeb等の情報では掴めないため、少々不安を感じておりました。

 今回の川選択は私に委ねられたのですが、漠然と岩見川水系と考えつつも、折角の忠さんとの釣りということで、あれこれ考えていたら、何か忘れているような・・・。

 シーズンも最終盤を迎え、今年の忠さんとの釣りも最後となる可能性があるのに、この時期に必ず行くのに、まだ行っていない"あの場所"を思い出しました。

 

 忠さんに相談すると「おぉ、ミズの玉採り半分、魚釣り半分だな」と快諾を頂きました。

 昨年と同じ時期に、忠さんおよび、私と同じく『山女魚乃忠学校』で共に学んでいる秋田市の伊藤さんと訪れた"あの川"です。

 

 釣り場近くで川の様子を見ると濁りは見られず、良い水量も丁度良い感じに見えました。

 

 入渓点ですが、落差は小さくとも岩盤帯で滑落の心配があり、慎重に降りました。

 

 9/3(土) 秋田市 旧雄物川水系

 天候晴れ、気温21→23℃、水温16℃、水位やや高めで濁り無し

 川辺に立とうとしたときに6~7寸のヤマメらしき魚影が、沢合流の下流からスーっと上流へ動くのが見えました。

 

 その上流へ動いた魚を見ながら難しいと感じつつ、キャストしますが無反応でした。

 

 それから釣り下りましたが、全く魚影が動きません。

 

 期待薄と感じて、区間変えとしました。

 

 川沿いに移動しますが、茂みが濃いところがほとんどです。

 太平山地一帯はヤマヒルのメッカであり、一昨年の釣行から連続で着かれております。

 心配しても仕方のないことですので、鍼灸でも受けるかのような軽い気持ちで進みました。

 

 斜面の上から川の状況を見極め、2箇所目に入りました。

 

 入渓点に見えた名も知らぬキノコです。

 ミズの玉ばかり考えていたので、"そういえば"といった感覚でキノコは想定外でした。

 以降はキノコも気にするようにしました。

 

 諸々の条件を考えると、とても理想的な地形と状況です。

 しかし、終始の無反応・・・。

 

 広い砂場がありましたが、足跡はありません。

 果たして何が原因なのか・・・、早々に区間変えとしました。

 

 川沿いの斜面を見ると、所々にあるミズの群生に差し掛かりますが、昨年と比べると玉の大きいものが少なく、小さいものが目立ちました。

 一昨年に訪れたのは9/14昨年に訪れたのは9/12でしたので、概ね2週間くらい早いのですが、他の川では大きいものを見掛けていたので、期待外れとなりました。

 

 それでも沢の流れ込みのある橋の周辺で、期待どおりの大きさのものを見つけました。

 

 中には芽の出ているものもあり、こうでなければなりません。

 この場所を含め、ここまでで二人ともレジ袋で三分の二くらいを頂くことができました。

 

 そして3箇所目へ降りました。

 

 降り口で見掛けた倒木に、先端がホウキダケの様に見え方のキノコが生えておりました。

 しかし、小さすぎるので手が出ませんでした。

 

 忠さんが「ここって去年、伊藤さんと3人で入って、一番大きかったイワナが釣れた場所じゃない?」とのことで、去年は増水時の釣りで直ぐに思い出せなかったのですが、図らずもで、その場所に入ったのでした。

 "なるほど、こうした地形でしたか"と、私には復習となりました。

 

 私のアップ気味のクロスの1投目に、これまでに全く見られなかった5寸くらいのまともなチェイスがありました。

 しかし、駈上がりでアクションを掛けるもバイトに至らず、2投目に反応なしです。

 

 これを見た忠さんが「ん~、これは居そうだな」と、すぐ上流のポイントへ向かいました。

 近づいて、忠さんのこの距離とアングルからの1投目に魚影が動きました。

 

 近づいて見てみると、この日この川の状況では、理想的なポイント形態でした。

 

 それならばと、このアングルからの忠さんの1投目に7寸ヤマメがヒットしました。

 

 ただ単純に何か一つを変えたと言うよりは、複合的な要素それぞれを徐々に合わせて得られた釣果に見えました。

 この釣果に至る過程の全てを見ておりましたが、あらゆるところに理論が感じられます。

 パートナーズDVD№86「釣聖・伊藤稔の釣り ルアー VS コントロールドリフト」で、エサ釣り・鮎釣りの大名人である伊藤 稔さんの釣りを表現する言葉に"引き出しの多さ"というのが見られますが、忠さんの釣りにも全く同じことが言えると思います。 

 

 "良いものを見たなぁ・・・"と写真を撮り終えて喜んでいると、首に何やら違和感が・・・。

 あえて胸より高いヤブを通ってきたにも関わらず、首筋を触ってみるとヤマヒルが2匹引っ付いておりました。

 少し前に忠さんの首にも見掛けていたのですが、さすがはメッカです。

 

 以降は、3~5寸ながらヤマメらしき反応が続きました。

 なぜ、この区間は反応するのに、これまで反応が見られなかったのか・・・。

 

 そして間もなく、忠さんに4寸くらいのヤマメがヒットしました。

 写真を撮りに近づくと、"小さいからいいよ"と、すぐにリリースされました。

 

 続いて私のこのアングルからの1投目に、6~7寸くらいのチェイスがありました。

 こうして写真にすると解るのですが、考えすぎと思慮不足が重なった立ち位置です。

 それでも私の釣技で、直後に判明した理想の立ち位置からキャストしたとして、釣れるかどうかは厳しそうです。

 

 ここでの付き場想定はY合流先の沈み石でしたが、4~5寸の魚影が出てきたのは、ロッド先にある沈み石付近で、反応を見たときには為す術なしでした。

 

 私のミスキャストですが、引っかけたのは奥の倒木です。

 この立ち位置の真上にツル状の枝が数本垂れており、1投目が手前に落ちて、2投目でこうなりました。

 この辺りから魚の反応が見えなくなっておりました。

 

 上の場面で先に進むに当たり、忠さんが「ん~、これは高巻きするか」と仰ったのですが、私から「行けるかどうか、ちょっと見てみましょう」と余計なことを申しました。

 近づくと岸壁の際で胸くらいの水位で、水の中を歩くのは無理です。

 忠さんに岸壁の少ない足がかりを見つけてもらい、私も必死に後をついて行くことができました、私が滑落した場合に、体重+過速度で忠さんを巻き込む恐れの場面が2度ありました。

 不用意なことを申してしまい、反省しております。

 

 以降も魚の反応は見られず、少し進んで一旦の退渓としました。

 

 帰りもミズの玉を採りながら進み、二人共にレジ袋一杯にすることができました。

 正直なところ、昨年同様にこの倍以上を期待して参りましたが、仕方なしです。

 

 帰りの道もこうした状況で、ヒルに喰われる覚悟で通りますが、車に帰ってお互いに体を見ても、ヒルは見えませんでした。

 

 12時半頃、やっとの思いで車に到着しました。

 お昼の準備をしているところに、近くで草刈りをされていた年配の方に声を掛けられました。

 ミズの玉の話をすると"ん~、今年はまだ小さいって話を聞くな~"との話でした。 

 

 そして、久しぶりのカップラパーティー+ベトナム産コーヒーによる"忠食"です。

 最近、『山女魚乃忠学校』で、忠さんが私以外の方との登校のときに、忠食時に私が居ないので、このコーヒーを淹れる人がおらずにみんなで飲みたがっていた、との話を伺いました。

 埼玉のIさん御夫妻のおかげでもありますが、忠さんから"美味い!"の一言を頂きました。

 

 忠食時に、どこに行くかの話となり、更に上流へ入ることになりました。

 

 入渓早々から好ポイントの連続ですが、全く魚影が見えません。

 午前中の区間より、釣り人がアプローチし易いことが影響しているのかも知れません。

 

 少し進んで、このポイントへの私の1投目で、3~4寸のチェイスがありました。

 

 すぐ上でも小さな魚影が反応を見えたのですが、魚の動きがナーバスに見えます。

 

 直後に、立派な足跡を発見しました。

 忠さんが立って検証してくれたのですが、エサ釣りの方の様です。

 見るからに新しく、今朝のものかもしれません。

 

 それでも、2~3寸ながらチェイスが続きました。

 反応は1投目のみで、動きや僅かに見える魚体から、全てヤマメの様でした。

 

 そして遂に、忠さんに2寸くらいのヤマメがヒットしました。

 すぐに写真に納めようと近づいたのですが、忠さんの手元に来たところでフックから外れてしまいました。

 しかし、小さくてもヒットが難しい場面が続いており、しかも、途中で魚止めが多い上流域で、ようやく仕留めたヤマメの釣果ということで、私にも嬉しい釣果でした。

 

 依然として足跡は続きました。

 

 途中で見つけた美しいトリカブトの花です。

 忠さんが"これとシドケと間違えたんだな"と、葉を見ながら仰ったですが、今年は秋田で春に  間違って食べた方が亡くなっております。

 トリカブトの写真のすぐ下の写真が、8月に撮影した大きなシドケの葉です。

 

 こうして見ると、本当に素晴らしい渓相です。

 秋田市街から僅かな距離にある渓流ですが、改めて有り難さを感じました。

 

 入渓時に忠さんとは、退渓点の目印を見定めて入っておりました。

 しかし、お互いにその目印を通過したのを確認しつつも、忠さんが釣りをやめる気配がありません。

 そしてそれが、とても楽しそうに見えました。

 私も、小さいヤマメながらも反応を見せてくれる状況が続く中、そのヤマメ釣りに夢中になっている忠さんを見るのが嬉しくなっており、黙々と、そのまま進み続けました。

 

 16時になろうかという時間帯です。

 だんだん日没時刻が早くなっておりますね。

 

 地形的な都合から、ここで納竿としました。

 結局、先程の釣果以降は、ここまでヒットが無かったのですが、不思議な充実感を覚えておりました。

 

 家に帰って下拵えに約一時間。

 出汁漬けとしましたが、やはり大きいものほどネバリが強くて"美味い!"

 

 

 今回の登校は、久しぶりに忠さんと二人での釣行となりました。

 

 忠さんは今現在、新作のパートナーズDVDの製作に掛かっており、渓流シリーズでは『新しいヤマメ釣り』と『山女魚乃忠学校』に関する2作品がリリース予定につき、その撮影で大変にお忙しいと伺っております。

 昨年は『御凜書~新しいヤマメ釣り』の出版があり、パートナーズDVDの新作が少なかったので、忠さんも9月は禁漁間近まで登校にお付き合い願えていたことです。

 私の今期の渓流釣りとしては、これが忠さんと御一緒させて頂く釣行として最終となる可能性があります。

 

 私も公私共に忙しく、下手をすれば、この日の釣行で今期最終となる可能性もあるのですが、この日に得た内容の復習も必要と考えており、多少は無理をするつもりでおります。

 あと一週間を切りましたが、願わくば秋田渓流禁漁9/20(火)までの間に、忠さんと他の忠学生の方々を交えた登校を実現できればと存じております。

 

 以上です。

※今回の記事は諸事情につき、釣行日から記事公開まで時間が経過しておりますが、御容赦願いたく存じます。

 

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

 公私共に忙しく、これから記す内容は先週の8/27(土)のこととなります。

 その数日前、その日はパートナーズの忠さん(佐藤 忠雄さん)『山女魚乃忠学校』 で共に学ぶ忠学生の方々との"登校"を予定しておりました。

 しかし、前日の天候は、秋田全域で台風9号の接近に伴う丸一日の激しい降雨となり、家屋への床下浸水や農作物への被害などの災害が発生しました。

 目的地としていた河川も、下流域で避難水位に達する程の増水と濁りが見られたため、やむなく登校は中止となりました。

 

 8/27(土)未明には雨も止み、迎えた朝は晴れ間が見えておりました。

 県内河川の情報を提供してくれる県運営の「秋田県河川砂防情報システム 」を確認したところ、太平山地の河川はどこも増水となっておりますが、雨量の累加状況から期待できそうな川がありました。

 "見るだけとなってもいいから"といった気持ちで、その川へ向かいました。

 

 向かう道中、その川の下流の状況は、水位は高いのですが濁りが少なく感じられました。

 そして、渓流域へ入ると、水量が多めながら私でも渡河できる川の状況が見えてきました。

 "これなら釣りができる"と安堵して間もなく、ツナギに長靴を履いた年配のエサ釣りの方が、竿を持って車を降りてくるのを見掛けました。

 仕方なく上流へ向かいますが、その川で最も渓相に富んだ区間にも釣り人の車が止まっており、更に上流へ向かいました。

 

 いつもの入渓点付近に車を停めて川へ向かいますが、何か様子がいつもと違います。

 最初に見たときは"雨による土砂崩れ!?"と驚きましたが、よく見ると林業の伐採作業に伴う道路造成のために切り土の跡でした。

 

 8/27(土) 秋田市 旧雄物川水系

 天候くもりのち晴、気温21℃水温15℃、水位やや増水

 恐る恐る川へ近づくと、よくお世話になったポイントが全く違う地形となっておりました。

 滑床岩盤を記憶していたので、下が過去の写真ですが、仕方のないことです。

 

 作業地帯を抜けると、いつもの状態でしたので安堵しました。

 1投目に早速の6寸くらいのチェイスがありました。

 

 いつものプールです。

 中央の沈木からのICへの1投目に6~7寸のチェイスが2尾あり、2投目へも反応してくれましたが、バイトに至りません。

 下手です。

 

 ミズの玉が付いておりますが、小さめです。

 数はあったので比較的大きいものだけを頂きました。

 

 何故倒れたのか、ニオの花が水面に蹴られ続けておりました。

 

 いつもの釜場です。

 釜の縁が見えない位に増水しており、波の目が判らずに、3投目までに底へ入れることができません。

 無反応で終了です。

 

 期待薄ながら釜場の上流へ登りましたが、魚の反応は見られず、退渓しました。

 

 道路へ向かう林の中で、私の背丈ほどある草に、キレイな花を見つけました。

 ネットで調べましたが、毒草として有名なトリカブトでした。

 

 川沿いよりも大きいミズの玉をたくさん見つけました。

 レジ袋で三分の一位を頂くことができました。

 

 車に戻り、車で林道を下りながら、"ん~、ここ以外で近くに釣りができる川はないし、さて、どうしたものか・・・"と考えます。

 そんな中、先程の区間で水温を測り忘れたことを思い出しました。

 時間にも余裕があったので、その川の下流にある大人気区間へ向かいました。

 

 川に立ってみると、とても状況が良さそうです。

 そこで考えました。

 "果たして朝に見掛けた長靴のエサ釣りの方が、ウェーダーに着替えてここまで上がっただろうか・・・、下から上がってくるとして水量が多くて難儀しそうだし・・・、まぁ何とでも、他の川がダメなのだから、ここに入ってしまうか・・・"

 との考えに至り、再入渓しました。

 気温は25℃となっておりました。 

 

 流れが強く、逆に魚の付き場が判りやすく、しかしルアーを通すのに難儀をします。

 すると入渓間もなく、5寸程ながらチェイスが見られました。

 これで今日一を確信しました。

 

 状況は厳しく、されど今期の忠さんとの釣行で似たような状況があったので、そのことを思い出しながら、いろいろ試しました。

 1投目が決まっても2投目がダメ、1投目がダメでも2投目が決まるなど、なかなか流れを捉えたキャストに苦戦します。

 魚の付き場の特定にも難がありましたが、適水勢を捉えることを意識して、ここでは2投連続でチェイスするもバイトして頂けませんでした。

 しかし、狙いは正しいと感じておりました。

 

 増水時は水中の枝が見えず、これに掛けることが何度かありました。

 

 中央の黄色い大石の上流の大きなYの右側へ投入して、その大石と写真左側に見える大石の間の緩い流れを狙いました。

 1投目、トレースコースに僅かなズレがありましたが、概ね狙いどおりにルアーを通したところ、その大石同士の緩い流れのところで4寸ヤマメをヒットしました。

 

 小さな魚です。

 しかし"概ね"の二文字が付いても、狙いどおりでしたので、とても嬉しい釣果となりました。

 

 狙いの延長でダウンを試みしました。

 しかし、波が読めずに表層に蹴られて、想定のキャストができませんでした。

 

 チェイスがありましたが、ちょっとしたことでバイトに至りません。

 

 2投目、向かいの岩盤上流へ投入して、大きくU字を描かせ、写真中央やや左で頭を出している石の下流でバイトさせる形で3寸のヤマメをヒットしました。

 相変わらず小さい魚ですが、これも嬉しい釣果です。 

 

 直後に、人が必ず通るであろう砂場がありましたが、足跡は見られませんでした。

 

 やっと赤トンボを撮影できました。

 

 小さい堰堤下の小場所ですが、ここでも5寸くらいのチェイスがありました。

 

 またトンボを見掛けました。

 良い構図で止まってくれましたが、赤くありません。

 

 "先程の小場所で反応があったということは・・・"と、このアングルでキャストしたところ、久しぶりの手応えのあるヒットで、9寸弱のイワナでした。

 

 ここで釣ったのは数年ぶりのことで、何故か懐かしいといった感じを覚えました。

 

 実は先程の小場所で退渓のつもりだったのですが、魚の反応が見え始めたので、次の大堰堤まで進むことにしました。

 農事用水の導水渠の分水口へキャストしたところ、6~7寸のチェイスが見えました。

 1投ごとにアングルを変えて3投目まで反応してくれたのですが、バイトに至りませんでした。

 

 頭に草の生えた石同士の流れ込みへ1投目をキャストしたところ、7寸イワナがスレ掛かりしました。

 

 さて、何度もお邪魔しながらも、一度もまともなヒットをさせてもらったことのない大場所に付きました。

 この立ち位置でキャストしますが反応はなく・・・、

 

 このアングルでの1投目に6寸のチェイスがありましたが、バイトする動作が見られません。

 その後の反応はなく、遠くからでもこちらの気配を見られている感じがしております。

 

 大堰堤に着きました。

 魚の反応は全く無く、納竿としました。

 恐らくは、ここから入った人がいたのではないかと感じております。

 

 車に戻って着替えを済ませ、見上げた空は快晴でした。

 本日の登校予定が中止となったことが残念と思っていたことを、じみじみと思い返しました。

 仕方がありません。

 

 途中で立ち寄った太平山奧岳を望む風景です。

 山頂が大量の雲に覆われております。

 

 水田の稲穂は黄色み掛かり、少し垂れてきておりました。

 

 帰路で見た、正午過ぎの太平山遠景です。

 

 

 この日の最大釣果は9寸弱のイワナでした。

 しかし、その釣果に充実感は少なく、嬉しかったのは5寸にも満たない2尾のヤマメの釣果の方です。

 

 理由は、去年までなら絶対に釣ることができなかったと感じますし、今年の忠さんとの釣行での気付きがあればこその釣果だからです。

 まだまだ釣技の未熟の大きさ自覚しておりますが、理論と五感の融合に於いて、半歩でも前に進むことができた感じがしております。

 

 2尾のヤマメの釣果を得たポイントで、ヒット後に同じコースでルアーをトレースできるか試してみましたが、成功率は5分の1から2の間な感じでした。

 想定の投入点へ1投目を決める確率は高くなってきておりますが、その後と言いますか、その前の見極めのところで大きなズレがあることです。

 

 秋田県遊漁禁漁の9/20まで週末換算で残りは3回しかありませんが、可能な限りは川に立ち、大いに釣りを楽しみつつ、少しでも精進に励みたいと存じております。

 

 以上です。

 

 

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)