「 晴 釣 雨 讀 」

晴れた日は大いに釣りを樂しみ…
 雨の日は靜かに讀書や道具の手入れに耽る…
   無理をせず、焦らず、穏やかな心で渓魚との駆け引きを満喫する…

 …ある方から頂いた言葉です

  渓流ルアー釣りや関連することに触れていきたいと思います


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 最近の秋田県の天候ですが、先々週の金曜日から晴天と高温が続き、小さい河川では渇水気味となっておりました。

 5/21(土)の前夜、それらを踏まえて釣行先をどこにするかを漠然と考えていたところ、パートナーズの忠さん(佐藤 忠雄さん) から"そろそろワラビが出始めな感じなので、あそこの状況を見に行きたい"とのお誘いがありました。

 このところの天候を踏まえると、"そろそろか・・・まだ早いか・・・"とは考えておりましたが、例年より少し早い、忠さんとのワラビ狩り釣行となりました。

 

 今回は忠さん宅7:30出発で、私の車で行くことになりました。

 車で一時間半くらいの距離なのですが、山菜を第一の目的ということと、上述のとおりでどこの川も期待できなかったので、いつも以上に時間に余裕を持った行程としました。

 

 5/21(土) 北秋田市 米代川水系

 天候晴れ、気温26℃水温14℃、水位渇水

 現場までの道中、秋田市内や南秋北秋で見掛けた川の全てが渇水気味で、馬場目や小阿仁のダム河川も同様でした。

 この川も同様で、全く釣れる気配が感じられませんでしたが、とりあえずで10時頃に入渓しました。

 

 全く魚影は見えず、100mも行かないところで足跡がありました。

 早々に退渓としました。

 

 この河原の土手で、この日の主目的であるワラビを数本見つけました。

 出始めながらも大きく、安堵しました。

 

 そこから少し上流にある堰堤から再入渓です。

 ※1

 

 付近に忠さんが認識しているアイコ場があるのですが、ほとんどが採り頃を過ぎて、大きく育ちすぎておりました。

 地域にもよるでしょうが、アイコやシドケなどの山菜は、ほぼ終了した感じがしております。

 

 堤体の脇から入渓しましたが、その隅から小さな魚影が動いたとのことです。

 少し期待しましたが・・・

 

 しかし、その後に魚影は全く見えず、しばらく進みます。

 

 魚の着きそうなポイントも少なく、そして全く魚影が見えないまま、次の堰堤に着きました。

 

 堰堤下から倒木に沿ってトレースした私の1投目に、5~6寸のイワナらしきチェイスがありました。

 しかし、2投目以降に反応がありません。

 "まあ、居ないだろうな・・・"との油断もあり、不用意のキャストでした。

 掛けなければなりません。

 

 その上へも進みましたが状況は変わらず、退渓としました。

 

 車までの道中、忠さんが"なんか川の地形が以前と違っているような気がする"と仰ったのですが、3年前の2013年8月3日に忠さんと、私と共に『山女魚乃忠学校』に参加している釣友のMさん 、そして私の3人で同じ区間に入っております。

 その時の写真を、最初の堰堤から次の堰堤までの順で下に並べますが、正しくそのとおりでした。

 忠さんの見立てですが、数年前から上流で大水による大規模な土砂崩れが起きたが、未だに山が川の浸食により崩れ続けており、その影響で月日の経過と共に大きな石は流され、河床が土砂で均された様です。

 この真下の写真と、上の※1の写真は、同じ橋の上から撮影しておりますが、手前に見える橋の基礎の様な構造物が土砂で埋まっているのが見えるので、対比ができます。

 

 川沿いの水田では、農家の方が三世代総出で田植え作業をされておりました。

 

 車に戻ったのが11時15分過ぎ。

 それまでの間に、ワラビ狩りと思わしき先輩達が通るのを目にしておりました。

 時間も中途半端でしたので、お昼前に主目的のワラビ場へ向かうことにします。

 

 採られていることを前提に向かいましたが、そんなに採られた様子もなく、出始めながらも大きなワラビがたくさん出ておりました。

 毎年、忠さんとここへ御一緒させて頂くの6月過ぎですので、いつもは草木を掻き分けて採る印象が強いのですが、その草木も出始めですので、とても採りやすく感じられました。

 

 出始めの時期ですが、ほとんどが穂が開く前の状態で高さが30~40㎝以上あり、太さも十分です。

 状態の良いもののみで、二人ですぐにレジ袋が一杯になりました。

 大満足です。

 

 赤ワラビは、少し小さめでした。

 

 ここでお昼ということで、近くのキャンプ場へ向かいました。

 

 初めて訪れましたが、立派なバンガローや炊事場もあって魅力的な施設でした。

 いつものカップラパーティーとベトナム産コーヒーで、楽しい忠食です。

 この日の話題は、サクラマス釣りの近況や新しい試みのことなど、話が尽きません。

 

 お昼休みを終えて、次の川へ向かう道中ですが、周辺で確認済みのワラビ場を採りながら向かうことにしました。

 

 きちんと折れるところで、この状態です。

 

 ゼンマイを見つけましたが、大らかに開いておりました。

 通称のオスが花でメスが葉の様に見えて、とてもキレイに見えました。

 

 食後のコーヒーを飲みながら、次の河川をどこにするかと考えました。

 午前中の釣りを踏まえると、渇水で厳しい感じです。

 帰宅を考えると移動時間の余裕もないのですが、これまであまり入ることの無かった小阿仁川水系の川へ、調査の意味合いも含めて向かうことにしました。

 先月に、忠さん・埼玉のIさん御夫妻と釣行した川 です。


 上小阿仁村 小阿仁川水系

 天候晴れ、気温27→25℃水温16℃、水位渇水

 

 川に降りると陽が入らず、木々の茂みを感じます。

 入渓早々、忠さんに小さい魚影のチェイスがあるもバイトする動作が見られません。

 

 程なく新しい足跡を見つけました。

 入退渓点が限られるため、そのまま進むことにしました。

 

 その後、1回だけチェイスがありましたが2投目以降に反応はなく、堰堤を攻めますが全く魚影が見えません。

 ここで退渓としました

 

 16時を過ぎておりましたが、その区間より下流へ向かうことにしました。

 集落近くの区間ですが、少ないフトコロを攻めても魚影は見えず、しばらく進みます。

 

 ここでチェイスがありましたが、よく見るとウグイの群れでした。

 

 退渓点も近くなり、ここで遠投のレクチャーを頂きました。

 腕の上げ下げでヒジが曲がっているのか、少し右側へ行く傾向がありました。

 5投ぐらい見て頂きましたが、以前なら回数を増すごとにブレが強くなっていたのが、逆に最後の方で指示どおりのキャストができた感じで、安堵しました。

 未だに忠さんから"ハイ、ここ!"という場面でのキャストでミスが出ますが、大きなミスは出なくなっております。

 実践と練習の積み重ねしかありません。

 

 道路近くの堰堤で納竿としました。

 

 一袋に半分くらいが入っております。

 2人でレジ袋2つ分の成果です。

 出始めということを考えると、大きさ・状態・量、共に大満足でした。

 実は忠さんですが、別の場所で既にワラビを採っていたとのことで、この日の成果を全て頂けることになりました。

 

 おかげで、ご近所さんに配ることができました。

 そして、家で下拵えをした後の写真です。

 新聞との対比で大きさが判るかと存じますが、大きくも柔らかいため、ほとんどが下の方を折らずに済みました。

 誠に良いワラビです。

 

 

 途中で触れましたが、この記事を作成するに当たり、川への土砂流入について3年前の状況と比較できたのですが、とても驚きました。

 この川が、これからどうなるのか・・・。

 何が悪くて何が最善なのか、こういうものを目の当たりにすると、判らなくなります。


 そして渇水ですが、例年よりも明らかな積雪不足であった今年ですので、夏期の農事用水・生活用水・工業用水など、全てに於いての水不足も心配です。


 心配しても、どうにもできないことばかりですが、予想よりも早く迎えた渇水で、釣行の面でも難しさを感じております。

 

 今回の主目的のワラビの状況は上々で、これから一ヶ月くらいは大いに楽しめそうです。

 人に都合の良い雨が降ることを期待するばかりですが、こうして様々な楽しみ方ができるのが渓流釣りの大きな魅力ですので、未だ未経験の方は、是非にも体験して頂きたいと存じております。

 

 以上です。

 

 

 

 

 

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