200V油圧ユニット&壁クラッシャー | 都内にある建設機械レンタル屋の修理とレンタル商品に関してのブログ

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足立、荒川、北、板橋、台東、文京、豊島を中心に営業活動している建設機械のレンタル屋の有料修理ゼロ運動の活動日記。お客様に商品の特性と仕組み、そして、今まであった有料修理個所をシェアすることで、建設機械レンタル商品の有料修理を限りなく0に近づける。

200Vの油圧ユニットで
実際にあった有料請求について
お伝えしたいと思います。


この200V用のユニットを
現場の仮設の配電盤から直接電源を
とる場合に多いので、
注意していただきたいのですが

この200Vのユニットのキャブタイヤは
配線がこのように


バラになっています。

これを間違いがないよう
配電盤の端子につなげていきますが、

つなげ方の基本は

U   V  W
赤 白 黒

につなげます。

しかし
UとWが現場によって
逆になっている場合があります。

15KVA以上の発電機には
このようにつなげば
問題なく動くのですが、

仮設の配電盤から電源をとる時
UVWをきちんとつなげても
ダメなときがあります。

それは、現場によって
UとWが逆になっているからです。

基本的にUVWに順番はないのかもしれませんが、
大体このUVWという順番で並んでいます。

どちらが正しいのかはわかりませんが、
発電機とは逆になっているときがある
ということを知っていると
非常に助かります。

以前
お客様がこのことを把握していないで
きちんとつないでいるのに動かない。
とにかく急いでいるから来てくれ
と言われ、弊社のスタッフが行った時がありました。

現場でいろいろ調べてみると、
どうやら配電盤のUとWが逆に来ていることがわかった。

配線を逆にすると、
問題なく動き始めました。

結果、出張費をいただくことになりました。

機械に不具合、故障がない限りでは、
出張費もしくは、その時に点検をした場合
何かしらの手数料がかってしまいます。

それを避けるには、
まず、UVWの赤白黒の組み合わせを
覚えていただき、

次に、モーターが逆回転したら、
赤と黒を逆に繋ぐ

これを覚えておけば、
自分で解決できると思います。

余分な経費を抑えることができますね。

ただし、機械ものなのでメーカーやレンタル先に
アドバイスをもらいながら行ってください。