ピッチ・パーフェクト

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新入生歓迎ムード満載の大学構内。女性アカペラサークル“ベラーズ”は昨年度全国大会の雪辱を晴らすべく、新メンバーを募っていたが、なかなかメンバーが集まらず四苦八苦。一方、LAに出てDJとして働くつもりが父親に大学入学を強いられたベッカは授業、サークル活動共に無関心。そんなベッカが口ずさんでいた歌の上手さに惹かれたベラーズのメンバー、クロエはベッカをベラーズに引き込むことに…。

女性の音楽グループに焦点を当てた映画と言われてまず思い浮かぶのは、聖歌隊を使って寂れた教会に活気を吹き込む『天使にラブソングを』。この『ピッチ・パーフェクト』は『天使にラブソングを』に比べると主人公が学生ということもあって内容が薄っぺらいと感じる部分もあるけれど、楽器を使わず全て肉声でアレンジする曲の数々は聞き応え十分。

新メンバー加入後、まだチームとして噛み合わない部分が多々ある中で歌い出すと笑顔でパートに分かれてハーモニーを奏でる様も微笑ましくて。変化を頑なに拒み仲間を威圧的にコントロールしようとするリーダーのオーブリー、斬新なアイデアはあるものの周囲の理解を得る努力はせず暴走しがちなベッカが、次第に一つの目標に向かって足並みを揃えていく様も、学園が舞台ならではの展開で。

正直言って、アカペラでカバーしている原曲を全く知らない、洋楽に興味の無い人が観ても全く面白く無い映画なのかも知れないけれど、ある程度の洋楽好きならたまらない作品。

久しぶりに80~90年代の洋楽を聴き直したい気分になること間違いなし。何も考えずに楽しんで観るのに適した一作。

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