087 基本の考え方 | 私の日常

私の日常

思いつくまま雑多な話を書いています。


※サークルレベルの話を書いています。



087 基本の考え方


何かの機会に

「サークルでは基本の練習をしています」――というと


「難しいステップやバリエーションなどがやりたいので・・・」と

興味を失ってしまう人がいます。

 

理由は簡単で

「自分はもう○○年もダンスをしていて

 基礎はもうやったから・・・・」――と考えているからです。


きっと、「基礎」を

ピラミッド型に考えているのでしょう。




「基礎=土台」の考え方が多いので

ピラミッド型に考えるのは当然ですが

これは、学問などに有効な捉え方です。


小学校で算数で足し算や掛け算を覚えてしまったら

中学や高校でじゃ

繰り返し勉強しないで

その先を勉強するように。



ここで、バレエの場合を考えてみましょう。


今日入会した生徒も

世界で活躍するすごい人も

同じようにバー・レッスンをします。


バー・レッスンはバレエの基本ですが

誰一人、「初心者のときにやった・・・」と言って

スキップする人はいません。


このように

基本をピラミッド型で考えられない

分野もあるのです。


では、どうなっているか?


私はコイルのように考えています。


基本が中心に「下から上に」あり

そこに「技術」と言う線が

ぐるぐる巻きついている――と言う風に。



つまり、初心者が習う基礎(軸の下の部分)と

上級者が練習する基礎(軸の上の方)とは


同じ「基本」という名前でも

「質」が違うのです。



そんな風に考えて

基本のを向上させていくと


あのとき難しかったステップが
いつの間にか出来てしまうことでしょう。



ドニー・バーンズ氏がレクチャーで

こう話していました。


「ベーシックがつまらない? それは、君がつまらないからだ。

 ベーシックの問題じゃない」


ハッピー・ダンシング!


(まさき)




   * * *



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