夏休み最終日 | 渡辺やよいの楽園

渡辺やよいの楽園

小説家であり漫画家の渡辺やよい。
小説とエッセイを書き、レディコミを描き、母であり、妻であり、社長でもある大忙しの著者の日常を描いた身辺雑記をお楽しみください。

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 息子のラジオ体操のカード。雨の日とキャンプの日以外はがんばって行った、というか私が行かせた、というか。ともあれ、がんばりました。

 だましだまし使っていたG4がとうとう逝ってしまい、予算がなくて新品最新のMacなど買えないのだが、ソフトの関係でウィンドウズにもできず、中古のG4を買いに行く。
 ウインドウズに詳しい方に取り付けていただいたら、いろいろ不都合が出て手間をかけさせてしまった。「Macは機械じゃない」と言われてしまう、今どき、Macでいる意味なんかあまりないような気がするが、まあ、私みたいな感覚で生きているずぼら派には、気まぐれMacはなかなか愛おしいものだ。

 世界中から見捨てられた感と言ったが、知人は「袋小路に追い詰められた感」だという。後戻りできる歳でもないし逃げ場もない、前に進むしかないと言われてもその前が見えないのだ、歳を取ればその分自信満々な人間になるのかと思いきや、そんなことは全然なく、若い未来の余裕がもうない分、ますます窮地に立ってしまうこともある。このごろつくづく思う。性格はいくつになっても変わることなどない、歳月でとんがったりすりきれたり丸くなる部分は幾らかあっても基本など幼いころに決定してしまい、変わりようもなく、そういう自分とどう折り合いをつけるか、が、問題になる。自分に疑いなくまい進できる人はうらやましい、せめて私は自己嫌悪の回数を減らしたい、と、願うばかりだ。