2015.4.23(木)

 S小学校校長先生から、

「説明会来なかったのよー」

と電話。


 担任たちが“まっさおになっちゃってー、家庭訪問したけど、留守で連絡とれない”とか。


 私は、あーやっぱりね、と思うだけ。


 Rは、修学旅行を熱望してるわけじゃないんだし。

「彼自身が、ある程度、具体的なイメージを持ってれば」と言う意見は言ったけれど、学校として何をどう進めるかは、われわれにはわからない。

そういうことって、短時間で特効薬的にどうにかなるものでもないし、今ここへ来てあわてて動いてもなぁ、とも思う。


 時間はあったのよね、たくさん。

今までに。

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2015.4.21(火)

 R君両親と共に、S小学校との面談に参加した。


 学校側からも当方へ連絡があり、

「両親もいろいろ言いたい事はあるだろうが、今回はRの修学旅行参加についてのみ話し合いたい」

と。

私も可能ならば、そしてRが行きたいと願っているのならば、小学校生活最大のイベントなのだし、実現させてやりたいと思う。

それがきっかけとなって学校へ戻れればい言う事なしなのだから。


 私や親が何より心配している、旅行前の学修に参加できる手だても、きっと学校側は考えてくれているのだろうという期待もあり、「修学旅行参加についてのみ」には、大賛成だった。


 ただ、保護者としてみれば、3年以上にわたる不毛の話し合いの経緯もあり、言いたい事があふれ出る心配もあったので、事前に

「出来る限り私が話すからね」

と念押し。

2人は、徹底しtれ沈黙を守った。

言いたい事もあっただろうに……。


 修学旅行ってものは、家族旅行や峠で実施するような少人数、小規模の旅行とは全く違い、学習一環であり、児童たちはかなり早い時期から少しずつ学修を進めてきているであろうし、人数も100人を超の一大イベント、との認識である。

正直なところ、こんな直前(5月の12、13日だという)になって、2年間の不登校のRの参加は無理だと言われてもしかたがない、との気持ちはあった。

そのぐらいの常識は持っている。


 だが学校側は連れて行く気満々で、行動中はH先生をぴったり着けるという。


 それはとてもありがたいことではあるが、私たちはそこへ行き着くまでの方策が見つからなくて悩み、恐れている。


 事前学習への参加とか、修学旅行ってどんなもの?を少しでもRに認識させるとか、迎え入れる児童たちのとまどいとか、学校でなければ解決の道すじがつけにくことなどがたくさんある。

それを知りたいし、教えてもらえれば、協力できることはあると思っているから。


 で、その事については……私にはわからない。

旅行をエサにどうやってRを学校へ釣りあげるか、そこをわかりたいのよ。


 今のRは、学校となんのつながりも無い。

つながりというのは、人と人が関わりあって形成されるものだから、そこのところを理解してほしいと願う。


 校長先生は、

「担任たちも、がんばっているのよ」

と、Rあてのてふぁみのファイルを見せてくれた。

「ほらネ、あの子の好きなウルトラマンの絵なんか書いて、一生けんめいなのよ」


 たしかに、がんばっているのでしょう。

たが私は別の意味で感心してしまった。

ヘタなウルトラマンの似顔絵ごときで、子どもの心を動かせるのかも?と思うやさしさに。


 峠は、もっと意地悪な見方をしている。

公という後ろだてがない民間NPOとしては、明らかな結果を出さないと認めてもらえないし、信頼も得られないから。


 私たちが一番知りたい事、わかりたいこと、一番困難なことの応えを見つけられぬまま、とりあえず23日の説明会に参加してほしい、ということで帰って来た。


 Rは、いくら親がいっしょでも、行くとは言わないだろうな、無理だろうなと思う。

でも、この事に関して峠にできることは何もない。


 気が重い。

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2015.4.10(金)

テーマ:
 R君父さんから電話で相談したいと。
R君が修学旅行に行きたいそぶりを見せている、どうすればいいのか……。
行かせてやりたい──だが学校の体勢はどうなのかもわからない、はたして受け入れ、受け止めてもらうかも不明──どうしようの電話があったのが2日前。

 学校としても千載一遇のチャンス(もし復学させたい熱意があるのなら)なのだから、校長へ面談を申し入れ、話し合った方がいい、と言った。
その結果面接の予定を取ったが、峠に同席してもらいたいのだという。

 もちろん、頼まれればどこへでも行くよ、は峠のコンセプトだが、相手のOKが必要だ。
なんと今回は、父さんはがんばって
「峠工房に参考人として同席してもらう」
と宣言しちゃったらしい。
でも学校側も拒否しなかった。

 21日に出向くが、何か動きが出てくればうれしい。

 R君が修学旅行に関心を示しているのは、去年の峠の塩原温泉旅行の時、私が
「6年生になると修学旅行ってのがあって、その時行く日光も栃木県にあるんだよ」
などと話からかなと思う。

 彼がイメージしている修学旅行がどんなふうなのか心配ではある。

 2年間も不登校の児童に、どのような具体的な支援の手だてがあるのかも、私は考えるとおそろしい。
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2015.4.6(日)

テーマ:
 新学期は始まっている。
進級とか進学とか、それぞれしている。
学校へ行けない子はどうすればいい?

 峠工房は学校外支援機関だから、手助けも居場所提供も親への助言もしているが、問題の核心部分は学校でなんとかしてもらわなきゃならないのだ。

 R君父さんから電話。
学校へ面談に行ったが、何の稔りもない。
ないどころか、かなりおどかされたらしい。
私が話の内容は必ずメモして、確認するように助言していたので、守ってくれていたようだが、メモすることにもいらいらした様子で、こわかった、と母親が言っていた。

 多分、両親が「峠工房と連携してほしい」と言うのも気に入らないのかもしれないが、だとすると29日交流会に来たのは何のためだったのだろう。
何かに生かすためにわざわざ時間を割いたのではなかったのなら、いったいなぜ?

 R君ももう6年生だ。
せめて小学校最後の1年くらいは楽しい学校生活を送らせてあげたい、親はそう思う。
われわれは、そうできればいいのだがと思う。

 この断絶は、どうすれば…………無理かなぁ。