今朝の新聞に、大山で行方不明になった4人連れが、3日ぶりに救助された記事があった。TVで、大山へ出かけたまま帰ってこない、迷ったらしいというニュースを聞いた時に、「なんで大山で迷うんだろう。迷うようなところなんてないのに」と思わずつぶやいたが、さらに3日間も見つからないとなると、謎は謎を呼ぶ。本当は別の山へ行ったんじゃないの?とさえ思った。  大山山頂に至る道は2本しかない。その内の1本は、昔からの信仰の名残りの、人の手による石段の続く道、もう1本は尾根づたいに見晴台へと降りる道である。ケーブルカーのある方向へ降ろうとして、まちがえて北東方向だとかへ、ということだが、自分たちは階段を登って来たのだという認識は無かったのだろうか。迷って、道なき道へ入ってしまったというが、おとなが4人もいて、「何だかヘンだよ。もう一度山頂へ戻ろう」と考える人は1人もいなかったのだろうか。火を燃やして寒さをしのいだそうだが、これ、われわれがやったら罰金モノだ。よく山火事にならなかった、よかったー、と思う。  それにしても、大ソーサクが行われたにもかかわらず、3日も見つからないでいるなんて、かなり難しい。わざと、かくれるのじゃなくて、見つからないという状況って、ねェ~~~。まさに達人。マエストロ。  この人達は、迷宮都市・横浜中華街へ行かないほうがいいんじゃないか、と心配してしまう。うちのK1のほうが危機管理能力があると思えてくる。
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ヒトシさんが展覧会に来てくれた。彼は、ここへ引っ越して来て一番最初に知り合いになった人でる。16日にこの町内の子どもみこしがあって、家族であれやこれや昔話をしている中にヒトシさんも登場した。  おばけ屋敷に引越して来たその晩に、すいか1個をぶら下げて「ボク、となりのKという者です、よろしくお願いします」と玄関にあらわれた。思い切って団地から移って来はしたものの、先行きのことを考えると心細くもあり不安でもあったから、その訪問がことのほかうれしかった。  実際には、彼の家は、「となり」ではなく、となりの精米所の前を通って、三叉路となったところを左へ入る・・・・・・つまりわれわれの感覚では、とても「となり」とは言えない位置関係だった。そして、そこは彼の実家で、自身は歩いて7~8分のところに1人で住んでいた。  まだ独身だった彼は、気軽につきあってくれたし、この町内の子どもたちを引き連れて山登りに行くときには、必ずいっしょで、写真をよくとってくれた。今も写真の趣味は続いていて、ときどきどこかのコンクールで賞をもらったりしているようだ。  彼の実家によく野菜を買いに行った。一番最初に飼った猫は、裏の畑の奥からワラワラとあらわれた数匹の野良猫のうちの1匹が、「ボクのネコニャンニャンおいで」と言った長男に、ひょいとだかさってきたものだ。  今はもう頻繁に行き来してなくても、展覧会を機に、四方山話ができるのも、楽しみなことである。
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今日AD君の担任の先生が来てくれた。それぞれに、案内状を学校へ持って行って、先生に渡してねと言っておいたが、来てもらえるかどうかは、全く未知数だった。たった1人でも足を運んでいただけたというのは、うれしい。 AD君の力作、原稿用紙6枚のキャンプの作文を読んで「ホー、めずらしいですねー、彼が作業をサボるなんて・・・」と笑った。学校では進んでやるほうだと言う。彼は作文には「サボってしまって」と書いたが、実際には全体に対する大まかな指示を受けとめられなかったのだと私は思っている。文中「~で、先生に相当言われました」と4回も出てくると読む人は皆笑う。特に、キャンプにいっしょに行った人は大爆笑である。彼のお調子モンのところや自己顕示欲の強さなどをよくわかっていて、「せっかくの展示なんだから、もっといろいろ出せば良かったのにネェ。いい機会だもの」と、言ってくれた。 M先生、ありがとう、AD君のために来てくれて。
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10月1日に版画展がはじまって、もう2週間になる。最初の1週間は雨ばかりで、肌寒くて、お客様の少ないその時期に、少しずつ整え直したりした。晴天が続くようになってからは、西陽の強烈さとの戦いで、つくづく日本には障子紙というスグレモノがあって良かったと思った。  このせまい集会室に、さっちゃん先生の作品を、がんばって50点展示した。他に、こどもたちのあれこれが16点と、草版画の会員の作品。でも、圧縮陳列と言うほどでもない。  展覧会の1番乗りはST君で、彼は初日後来るたびに芳名帳に署名している。「なんと言っても、オレのが1番だ」と言う。まったく、どの子の作品を見ても、それぞれ1番だと感じる。こういう多種多様の作品を、ぜひたくさんの人に見てもらいたい。  展覧会は22日まで。あと1週間。 http://tougekobo.sakura.ne.jp/tougekobo/touge_iventcre1.htm