2008-01-19 18:28:29
posted by washi-blo
佐藤尚之の『明日の広告』
テーマ:CD/書籍/DVDとか…- 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書 45)/佐藤 尚之

- ¥780
- Amazon.co.jp
いつの間にやらランチとかメシネタばっかになっちゃったけど。。。
ホントは広告のこととかマジメに書きたかったんだよなぁ…
って、ココロにもないことを言ってみたりして

で、こちらは広告のこともグルメもIT・ブログも
大変にお詳しい佐藤尚之さんの新書
さとなお.comと言えばおわかりになる方も多いでしょうか…
ワシのトップページにもリンクを貼らさせていただいていますが、
ワシがここ佃に引っ越してきた7年位前に、銀座近辺のおいしいゴハン屋さんを
ネットで探している時に、さとなお.comに出会いました
以来、さとなおさんのやさしい視点と語り口調が好きでいつも拝見していたサイト
ついに、さとなおさんがグルメ本ではなく広告のことを書いた本がコチラです。
はっきり言って、参りました

いい意味でも悪い意味でも…
先に悪い意味で言うと、ワシなど下っ端の広告屋の端くれの端くれですが…
ここまでわかりやすく広告のこと書かれると、仕事やりにくいです

でも、実は広告屋の側が一番忘れていた根本的なことを
しっかり書いてくれています…
ちょうど、同じようなことを年明けてから同業の友人と飲みつつ話していたので
同じことを考えてる人はいるんだな、と。
いい意味では、ここまで俯瞰してネットと広告のことを
書いた本は初めてだろうなぁ、という感想。
よくある話しですが、
日頃からネットなんかアクセスしたこともないクライアント担当者に限って
「ネットをうまく使ったプロモーション案を持ってこい」って
言うケースが多い気がする。
喩えは悪いけど、残り物あと2本のバナナを駅から離れた辺鄙で一切こだわりもない
八百屋が売るのにネットはとっても非効率的だよね…だからこそってやり方もあるけどね!
一時期の「キミはパソコン出来るんだってねぇ。スゴイねぇ!」って
オジサンたちと一緒
…今の若い人たちじゃ卒論さえWordで書く時代だろうからまさかと思うだろうけど、ワシが社会に出た20年前なんてそんなものだったのよ。
このテのオジサンたちにとっては、
パソコンやネットって言葉は全知全能の神に近いくらい
なんでもできると思ってる…ドラえもんのポケットに近いんでしょうな

申し訳ないけど、このテのIT下流社会な広告屋のお歴々は、
そのままムダに生きて棺桶へ入ってもらうとして…
今の時代の核をなす人たちの実情と、その人たちへのアプローチ手法の考え方を
かなりわかりやすく書いてくれています…というか書いてくれちゃってます

こうやってブログをやり始めて、素晴らしいブロガーの皆さんとのヨコつながりや
情報発信力を目の当たりにすると、前々からちょっと感じていたんですが…
実は広告やってる人間が
一番広告の本質からズレてきちゃってるんじゃないか
ってことを、警鐘の意味も込めて、さとなおさんは書いているのかなぁ、と
勝手な想像ですが、ね
とっても読みやすく、わかりやすく書かれています
さとなおさんの、いつものやさしい語り口調そのままの本です
でも、難しいことを難しく言う人はいっぱいいるけど
難しいことをわかりやすく言える人は少ないですよね
これ、実はかなりレベルの高いことをやさしく書いているはずです
ちょっとコワイのは、これを一般の人たちもフツーに読むってことは
ワシら広告屋は、これからもっともっと勉強しないと
本当に広告屋が広告から一番遠い世界に置き去りにされちゃうかも…

とりあえず4冊買って、ウチの若人たちにはゼッタイに読ませないと、と。
って、そんなに重苦しいワケでもなく、
特にブログをやられている方々にとってはそうだよね~とか、
広告をもう一度楽しもうぜっ!って、
さとなおさんからの応援企画書のような(ご本人はラブレターとおっしゃってます)
読後感はとってもさわやかで前向きになれる本です。
ご本人も公開されていらっしゃいますので、
章ごとのタイトル目次をコピペしておきます。
はじめに ~「なんだか小難しい時代になっちゃったな」とお嘆きの貴兄に












