2005年12月23日(金)

「四月の雪」

テーマ:韓国映画  さ行
 
最愛の人を見つめる眼差しが、どうしようも出来ない悲しみの色に染まっていく。韓国映画界の巨匠、「春の日は過ぎ行く」のホ・ジノ監督が手がけた、観客に見せるための映画と言うよりは、その心の微かな動きさえも、感じさせるように構成された作品です。

 言うまでもありませんが(笑)、主演はヨン様こと、ペ・ヨンジュン。

いい演技ですね~(^^)心の奥で壊れてしまった、大切な感情に苦悩する様、そして許されざる気持ちを抱えて、リアルに生きていこうとする表情など、まさに大人の演技でしたね。


 そしてソン・イェジン。セリフの少なめな演技ながら、今までの作品とは違う、「女優」という風格を持って演じているように見えました。こういう作品で、本当に演技の幅が広がるのでしょうね。いや~よかったです。


 いわゆる、ヨン様ブームの中で、この作品を見ると、若干物足りないかもしれませんが(苦笑)、後からじわじわくる様な、流れている音楽でさえ、その綺麗な旋律が、ひとつひとつ見る側の感性に染みてくる、そんなホ・ジノ監督独特の「間」の中、じっくり見て頂きたい作品ですね。


四月の雪 (通常版)   評価 : ★★★★☆
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2005年10月19日(水)

「ジェイル・ブレーカー」

テーマ:韓国映画  さ行

  コメディ色満載の展開で、単純に笑える作品として見れますよ。面白かったです(^^)いやぁ、いいですね、こういう作品を演技派の二人の役者で見れるのは。


 「オアシス 」・「シルミド 」等でお馴染みの超一流ソル・ギョングと、「ライターをつけろ」・「リベラ・メ 」等のチャ・スンウォンが魅せるバカバカ映画です(苦笑)


 所々に韓国映画好きには、嬉しい場面が何度か出てきて、ストーリーとは関係なく笑わせてくれますし、役者の演技自体も、「あ、あの映画の・・」という位、思いっきり同じ様な演技で進んでいきます(笑)


 ・・・ですので、ストーリー的には、何もありませんが、何もない作品で面白く作れるのは、深い意味で言うのなら、この辺りが日本映画と国が力を入れて応援している韓国映画との差になってきてるのかもしれませんねー。やはり映画は一流の娯楽であって欲しいものですね。


 秋になって夜が長くなりますね。ブームじゃなくても韓国映画は面白い作品が一杯ありますよ(^^)

また、ぼちぼちご紹介させて頂きますので、宜しくお願いしますね。

ちなみにこの「ジェイル・ブレーカー」はレンタルで出てる所もあります。よかったらどうぞ。


ジェイル・ブレーカー   評価:★★★☆☆


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2005年09月03日(土)

「シングルス」

テーマ:韓国映画  さ行
  毎日に追われて、いつしか自分が描いていた夢を忘れそうになってしまう、そんなごく普通のありふれた日常生活の中、結婚をめぐる年頃の男女の、ちょっとせつなくて、でも前向きなラブコメディー映画です。1994年にフジテレビが放送した「29歳のクリスマス」のリメイクです。

 

 主演は「菊花の香り 」・「オーバー・ザ・レインボー 」のチャン・ジニョンが、仕事・恋・夢に揺れ動く心の様を全身で表現して、凄く共感を感じられる演技を見せてくれます。ちょっと勝気で、でも情に脆い、まさに等身大の29歳の女性を演じています。  

いいですよ(^^)


 内容的には、独身男女が奏でる、それぞれの人生のあり方を、「結婚」というキーワードで、どんな風に色付けるのか、という視点で構成されていて、そんなに深い作品ではありません(苦笑)が、それが逆にリアル感を増していて、これくらいの年齢の方には、共感できる内容になっていますね。


 共演には、「オー!マイDJ 」のイ・ボムスが、また味のある演技を見せてくれています。彼はホントにいい役者さんですね~。どの作品も安心して見ていられます。


 これから秋に向けて、人恋しさが募る季節になります。そんなに難しく考えないで、ちょっとだけ、「せつなさ」という感情を、楽しんでみたい時に、想い出してもらえたらいいなー、という作品です。

レンタルも始まっていると思います。よかったら是非どうぞ。


シングルス    評価 : ★★★☆☆
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2005年08月03日(水)

「人生の逆転」

テーマ:韓国映画  さ行
 「恋する神父 」・「真実ゲーム 」のハ・ジウォンと、「イエスタディ 沈黙の刻印」などのキム・スンウが見せる、韓国映画ならではの、ラブコメディーです。ハ・ジウォンが可愛いです(^^)

 もしも自分が今の人生とは、違う人生を歩んでいたら・・・、なんて考えたことありませんか?私はしょっちゅうですが(苦笑)。そんな分かり易いテーマで展開していく作品です。娯楽映画として気楽に最後まで見れますね。

 全体を通してコミカルに揺れ動く、優しい愛情の表現には、ホっとさせられますし、

実力俳優キム・スンウの演技も安心して見てられますよ。


 でもやっぱりハ・ジウォンがいいですね(苦笑)。もう一度、失いかけていた、すぐそばにある、温かい感情を、ゆっくり取り戻していく演技は、共感できますし、それがまたキム・スンウの良さも引き出していました。


 「感動!」でも「号泣!!」でもないですが、韓国映画界の実力派が、お互いの個性をうまくかみ合わせて見せる、ほのぼのラブコメディーです。ちょうどレンタルが始まっている所もあると思います。

よかったらどうぞ。


人生の逆転   評価 : ★★★☆☆

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2005年07月17日(日)

「スカーレットレター」

テーマ:韓国映画  さ行
 人は愛の快楽の果てに、何処に辿り着くのでしょうか。あまりにも美しく、そして残酷な欲望に、誰もが跪くしかないのかもしれません。ご存知、韓国映画界のトップスター、ハン・ソッキョ、イ・ウンジュの共演、そしてイ・ウンジュの遺作ということで話題となった作品です。    いや~衝撃でした(苦笑)。

 

 作品を通して描かれている、格調すら感じる、快楽の導線に最後まで釘付けにさせられます。それはまるで、何処にも出口の無い感情を抱かせれたような、脆く儚い人間の本質的な要素を、刺激されたように、重く深い痛みを、見る側に投げかけてきます。


 この作品は、女優イ・ウンジュ自身を崩壊させたようにも、一部で報道されていましたが、残念ながら100%そうではない!と言い切れない描写には、胸が苦しめられます。


 映像の撮り方、構成のされ方など、作品として完成度は高いです。もちろんハン・ソッキョ、イ・ウンジュという偉大なる俳優が魅せる、人間性の崩壊への演技もまた、超一流でした。見応えがあります。


 しかし鑑賞映画としては、重かったですね(苦笑)。もしイ・ウンジュの直後の事件を除いて考えられたとしても、普段の生活の中で、意識したくない、脆く儚い愛にすら、すがって生きなくてはいけない、人間という生き物を見せられたような、気がします。


 単なる恋愛映画、としてみるとかなりショックを受けると思いますよ^^; ご覧になる時は、多少気合をいれて見てくださいね(笑)。


 イ・ウンジュの最後の出演作品として、そのまれに見る演技力を、記憶にとどめるには、あまりにも衝撃的ですが、歴史の証人として、是非受け止めて頂きたい作品です。


スカーレットレター   評価 : ★★★★☆
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2005年06月21日(火)

「情事 an affair」

テーマ:韓国映画  さ行
 静かに、でも非常に激しく燃えている、互いへの許されない恋心が、見る側に程よい緊張感と、感情移入への扉を与えてくれる、大人の恋のお話です。「ダメだよ!好きになってしまっては・・・」と思わず小声で叫びたくなりました(笑)。

 

 「ラスト・プレゼント 」・「黒水仙 」のイ・ジョンジェが、繊細かつ情熱的な演技を、復活したイ・ミスクが、落ち着いた中にも本来人間が持ち合わせている、本能的に非常に脆い部分を、うまく演技してくれています。


 ストーリー的には特に何もありませんが、この作品も「春の日は過ぎゆく」同様に、「恋愛心理」という男女の心の揺れ動く様を、それぞれの役の設定と絡めながら、「間」という雰囲気を非常にうまく使って表現していますね。そういった意味で、見応えありますよ。


 イ・ジョンジェもいい演技でしたが、何といってもこの作品は、イ・ミスクにつきるでしょうね(^^)。

「凛」としている中にも、やわらかい女性らしい部分を、巧みに演技していますし、まあ、ホント綺麗です。映像的には、R18指定の作品でしょうけれど、そんな事は忘れてしまうくらい、「人間」として、「女優」として美しいイ・ミスクに見惚れてしまいます。イ・ジョンジェの気持ちもわからんでは無いですね(苦笑)。


 感動して泣いた!という作品では無いかもしれませんが、一見無謀な設定ながら、その描かれた恋愛心理には、自然と感情移入できる作品です。ラストシーンも、「ここで終わって、余韻を残して欲しいなー」という所で、ちゃんと終わってくれてます(^^)見てない方は是非どうぞ。


タイトル: 情事   評価:★★★★☆

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2005年06月04日(土)

「シルミド」

テーマ:韓国映画  さ行

 6月5日(日)、21:00~テレビ朝日系列、「日曜洋画劇場」で放送されますよ。実際にあった事件をもとに、歴史に翻弄された人々「684部隊」の悲劇を、韓国の名俳優たちが熱演した力作です。


 1968年1月、当時の韓国大統領を狙った、朝鮮民主主義人民共和国の31人の武装軍による事件が起きます。失敗に終わるのですが、韓国政府はその報復措置として、北の最高指導者:キム・イルソン(金日成)を狙おうと極秘部隊「684部隊」を創設します。


 この映画は基本的には、南北朝鮮半島の緊張関係からその後の太陽政策へと続いていく歴史の流れの中で、その存在意義を否定された人々を描いていますが、いつも時代も、どこの国でも、歴史が作り上げた運命は残酷な事を再確認させられてしまいますねー。


 主演には「オアシス 」のソル・ギョングが破壊的な人生の末に、破滅的な殺人マシーンとして変貌しながらも、命を懸けて信じぬいたあげく、裏切られた怒りとその寂しさを、見事に演じています。また国民的俳優のアン・ソンギがいい、ホントいいですよ(笑)。


 内容的には、そんなに変わった展開もないですし、基本的には男だらけの映画ですので(笑)、気持ちいい作品ではないかもしれませんが、歴史の闇に光を当て、豪華な俳優陣が「人間」としての生き様を見せる、話題作として見てはいかがでしょうか。とりあえず6月5日、テレビでも放送されますし(すいません、私は吹き替えはあんまり好きではありませんが 苦笑)。見てない方は是非どうぞ。



タイトル: シルミド / SILMIDO   評価:★★★★☆
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2005年05月16日(月)

「サマリア」

テーマ:韓国映画  さ行

 第54回ベルリン国際映画祭で最優秀監督賞(銀熊賞)を受賞した、今話題の作品!!って事で期待して見たのですが、私にはイマイチでしたねー(苦笑)。皆さんは如何だったでしょうか?


 3部構成になっていて、それぞれがシンクロしてるらしいのですが、何か詰め過ぎ感があって、それでいて間延びしている印象がありましたね。緊迫する場面もあるのですが、イマイチ伝わって来なかったですね。

作品の意図からすると、それを伝えるのが本旨ではないかもしれませんが。


 俳優は中心となる2人の女子高生は、2人の間柄と、それぞれの個性をしっかり演じていましたし、何といってもイ・オルが迫真の演技で最後まで見る側を見事に、引き込んでいってよかったです。


 それでいて印象がよくないのは、多分映画の見せ方、編集の仕方がよくなかったのではないかと、思いますね。綺麗な映像、音楽と考えさせられる主題、といい映画なはずなのに・・・。私の見方が悪いのかな?(苦笑)この監督の作品もまだ見たいのがありますが。


 というわけで、私はあまりお勧めはできませんが、ご覧になられたら、是非感想など、教えて下さいね。

タイトル: サマリアの少女   評価:★★☆☆☆


追記: あちこちのブログを読んでいると、この映画、皆さん評価いいですねー。世間に逆らうのは別に、

「望むところだ!」という訳でもないのですが(笑)、これからこの映画を楽しみにしてる方には、ちょっと

申し訳ない紹介の仕方かなーと思いますが、素直な見たままの個人の感想ですので、気にしないで

下さいね。   



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2005年05月14日(土)

「殺人の追憶」

テーマ:韓国映画  さ行

 実際に起きた連続強姦殺人事件を題材に、渋い俳優陣がその演技力で、捜査側の苦悩を描いた作品です。よかったですよ。実際の事件では何千人という被疑者が調査されたのですが、結局未解決のまま、公訴時効が成立したらしいです。


 日本でも未解決のまま時効成立したが、人々の記憶からは消えてない大事件として、「三億円事件」・「グリコ・森永事件」などがありますよね。得てしてこういう大事件を映画にすると、どうしても謎解きに焦点が行きがちで、安っぽい印象の作品になりがちですが、この「殺人の追憶 」は謎解きもさることながら、そこで苦悩する人々の人間模様が実に「厚く」描かれていて(「熱く」の間違いではありません  笑)、見応えがありました。


 「シュリ 」「JSA 」などでお馴染みのソン・ガンホが、人間くさい、いい演技で作品の最後まで、観る側を引き込んでくれます。主演がいいと、相手役も引き立つのか(笑)、キム・サンギョンも見事に絡んでいましたね。


 様々な人間模様と人々の記憶から消えない事件を、テンポよく無理なく展開して、観る側に余韻を残すラストまで一気に見せてくれる作品ですよ。見てない方は是非どうぞ。

 
タイトル: 殺人の追憶       評価:★★★★☆

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2005年05月07日(土)

「空の庭園」(邦題「愛と、死を見つめて」)

テーマ:韓国映画  さ行

 

 不思議なんですけど、この映画で何よりも心に残ったのは、作品のエンディングに向かって用意されてた、悲しい場面・場面ではなくて、普通の何気ない展開の中で、イ・ウンジュが見せる安心したような「微笑み」なんですね。


 映画の中で与えられた役を演じて、その筋書き通りの結末を迎える訳ですけど、その過程で「演技している」っていうのじゃないイ・ウンジュの透明感が際立った作品です。もちろん、どうしてもその後の事件というフィルターを通してしか、今はこの作品を見れないのは残念ですけど。


 内容的には、演じる女優の特性を活かした、よく考えられたいい作品です。構成上多少無理な場面も抑えて描かれていますし、すんなり最後まで見られると思います。


 しかしまた、邦題「愛と、死を見つめて 」は頂けませんねー。韓国映画の原題「空の庭園」を変えることで、作品への魅力が上がったとはあんまり思えません。残念です。

 

 とはいえ、まもなくハン・ソッキュとイ・ウンジュの最新作「スカーレットレター 」も始まりますし、圧倒的なその透明感を、見るものに投げかけるイ・ウンジュを語るのに、絶対はずせない一本だと思いますよ。まだ見てない方は、是非どうぞ。


タイトル: 愛と、死を見つめて          評価:★★★★☆
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