2010-12-05 23:32:15

あの頃憧れてた場所

テーマ:ブログ
 早稲田大学スポ科2年の淺野です。もう師走なんですよね。時は金なりとはよく言ったもので、時間を大切にしようとあらためて思いました。





 今日は国立競技場でラグビーの早明戦がありました。早大卒の姉から「野球の早慶戦とラグビーの早明戦だけは行きなさい」と言われていたこともあって、今日という日をずっと待ち望んでいました。

 ただラグビーなんてやったこともないしルールも知らない。それに何時に行けば席がとれるのか、国立競技場のどのあたりの席に座ったらいいのかもわからなかった。だから楽しめるかどうか、不安だった。


 会場に着いたのは12時ごろだった(と思う)。当日券でB自由席(メインスタンド)を購入し、とりあえず適当に自由席の出入り口に入ってみた。

 意外とまだほとんど客席はうまっていなくて、あんまり盛り上がらないのかな?と思いつつしばらく待った。

 試合は14時キックオフ。あんなに空いていた席が、試合直前にはほとんどうまっていた。しかも周りの年齢層が高い。学生よりもOBやOGのほうが多かったのでは?

 試合前、早稲田の応援歌、「紺碧の空」を歌う機会があった。僕はこの歌を歌うためにこの大学に入ったと言っても過言ではないくらいこの歌が好きだ。伴奏が流れるととにかく隣の人と肩を組み、大声で歌う。その一体感が、なによりも楽しい。自然と笑顔になる。
 そこで印象に残ったのが、隣に座っていたおばあさんだった。1人で観戦にきたらしい。この人も早稲田か明治のOGなのかな?と思っていると、伴奏にあわせて紺碧の空を歌い始めたのだ。

 鳥肌が経った。早稲田を卒業してから数十年が経っているであろうその人が、とても小さな声ではあったが、周りの学生たちと一緒に歌い始めたのだ。涙が出そうになった。本当にこの大学に来てよかったと思った。卒業してからも愛され続ける校風。ここにいられることが、なによりも幸せだった。


 試合が始まって数分が経った。「この光景、どっかで見たことあるぞ」。


すぐに思い出した。



 それは受験生の頃、偶然テレビで観たラグビーの早明戦だった。選手の顔がアップで写し出される。点が入るたびに歓喜の声が沸き上がる。

 そして激闘の末、早稲田の勝利。

 自然と涙があふれた。

 おれは絶対に早稲田に入って、この選手たちを応援するんだ!そう胸に誓った。






 あのころ憧れた場所に、自分がいる。夢じゃない。受験生の頃憧れたこの場所に、おれがいるんだ。



 アツいものが込み上げてきた。自然と涙が出そうになった。本気で応援した。声は届かなかったかもしれない。でも、気持ちを届けようと必死になった。





 結果は早稲田の勝利。




 あの頃憧れた場所に、おれはいる。







Waseda Sports Bridge
 プロモーション局長
 淺野晃

ツイッターID
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