早スポオフィシャルブログ

早稲田大学でスポーツ新聞を製作する「早稲田スポーツ新聞会」、通称早スポの公式ブログです。創刊から55年を迎え、500号も発行。ブログでは取材の裏話、新聞制作の秘話、現役大学生記者の苦悩を掲載‥これを読めば早スポ通になれる!


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平成25年度第2回早大長距離競技会 10月6日 埼玉・早大織田幹雄記念競技場

 いよいよ駅伝シーズン開幕を目前に控える中、早大長距離競技会が行われた。次代の早大を引っ張る下級生たちが好タイムを続々とたたき出し、井戸浩貴(商1=兵庫・龍野)らが自己ベストを更新。部内1位の井戸の14分16秒2を筆頭に4人が14分10秒台を記録し、指摘される層の薄さの改善に光を見せた。


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-レース序盤、2・3番手につける平(左)、三井

 レース序盤は集団を崩さないままの静かな立ち上がりとなる。そんなレースを期待の1年生である平和真(スポ1=愛知・豊川工)や高橋広夢(スポ3=東大付)、三浦雅裕(スポ2=兵庫・西脇工)らが積極的に引っ張っていく。「合宿はケガ無く順調にできて、力が付いてきたなと実感している。最低限のタイムは出せてよかった。」とレース後語った平は、最後まで先頭集団の一員として力走し14分18秒2を記録。中盤に若干タイムが落ちたことを悔やんだが、今後へ期待の走りを見せた。

 
 レースは3000メートルを過ぎると、先頭は10人ほどの縦長の集団となっていく。そんな中、先頭争いに井戸、佐藤淳(スポ1=愛知・明和)が絡んでいき、前半から先頭集団を守る平との熱戦が繰り広げられる。最後の追い込みでは、昨年も箱根前には好調を見せた三井泰樹(人2=山形東)が1年生に負けじと猛追。OBの竹澤健介(平21スポ卒=住友電工)に引っ張られ、上位4人が14分10秒台の好タイムを出し、さらに平を除く3人は自己新記録を更新した。「長い期間の合宿は初めてで、いままでに経験のないことも多く大変だったが、その成果として、きょうの走りでベストが出たと思う。」と井戸が語ったように、夏合宿を経てさらにたくましくなった早大の走りが見える大会となった。
 

早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-ラスト400手前、先頭を走る井戸

 夏合宿を終えいよいよ迎える駅伝シーズン。昨年無冠に終わった早大が再び頂点に挑む。実力、経験を兼ね備えた選手たちもいるが、昨年のリベンジには新しい力が必ず必要となる。本番にむけてさらに調整を重ね、きょう好タイムでその可能性を示した新戦力たちが早大浮上のカギとなる。
(記事 三井田雄一、写真 落合修平、川嶋悠里)



◆結果
▽男子5000メートル
竹澤健介OB 14分15秒4
井戸浩貴 14分16秒2自己新記録
三井泰樹 14分17秒7自己新記録
平和真 14秒18秒2
佐藤淳 14分19秒0自己新記録
三浦雅裕 14分23秒6
中村駿介(社2=愛知・岡崎城西) 14分24秒5自己新記録
相原将仁(教4=東京・早実) 14分32秒6
山田侑矢(スポ3=三重・伊勢) 14分34秒6自己新記録
関口直人(商4=埼玉・浦和) 14分38秒3自己新記録
藤澤怜欧(スポ2=神奈川・多摩) 14分40秒8
鈴木洋平(スポ1=愛媛・新居浜西) 14分41秒3
高橋広夢 14分45秒6
川村裕幹(基理1=和歌山・桐蔭) 14分47秒7自己新記録
今井開智(スポ1=神奈川・桐光学園) 14分50秒9自己新記録
藤岡孝彰(商2=東京・早実) 14分57秒3
前野陽光(スポ2=神奈川・多摩) 15分03秒1
徳留駿(法3=埼玉・早大本庄) 15分03秒9
浅川倖生(スポ1=兵庫・西脇工) 15分07秒5
柄本勲明(スポ1=早稲田佐賀) 15分08秒2自己新記録
改発智也(人1=兵庫・明石城西) 15分26秒3

※結果は上位から着順で記載しております。



◆コメント
井戸浩貴(商1=兵庫・龍野
――きょうのレースを振り返っていかがですか
スタートを失敗してしまって後ろからのスタートになってしまったのですが、しっかり落ち着いて走れた分、後半に向けてためられたのかなと思います。
――レースプランはありましたか
大体4、5番手でスタートして流れに乗りたかったです。
――このレースは今後の駅伝の選考にも関係してくると思いますが
出雲はギリギリのところで外れてしまったので、今後十分メンバー入りを狙える順位で走れたのは良かったです。
――出雲には選考があったのですか
練習の最後3キロをフリーにするものがあって、その順位や調子で決まりました。
――自己新記録ですが、きょうはどれくらいタイムが出ると思っていましたか
岩手合宿の最後に10マイルの練習があって、そのときにラスト5キロを14分10秒前後で上がれたので、そこに近づけるようにと思っていました。
――ワセダに入学してからの練習はいかがですか
最初の頃は受験のブランクもあって調子は悪かったのですが、夏合宿前くらいから練習ができるようになりました。最近は、良い練習ができているのではないかと思います。
――大学初めての夏合宿はいかがでしたか
いままで長い期間の合宿を経験したことがなくて、緊張したり何かと大変でしたが、いままで経験してこなかったことができて良かったです。
――夏合宿の成果を実感していますか
きょうの走りでベストが出たので、それが成果の一つではないかと思います。
――駅伝シーズンに突入しますが、目標はありますか
夏合宿を経て出雲にエントリー漏れしたことが悔しかったので、これから全日本と箱根ではしっかりメンバーに入って、チームの優勝に貢献できればと思います。

三井泰樹(人2=山形東)
――きょうの目標はどのようなものでしたか
今後の駅伝選考にも影響するレースだったので、良い走りができればいいなと思っていました。思っていた以上のタイムが出たので、すごく嬉しいです。
――ゴール後には喜びあふれるリアクションを取っていましたね
すごく嬉しかったので、思わずあのような行動をしてしまいました。しかし、後でみんなからいじられたので、やめておけばよかったかな、と思います(笑)。
――最近は調子が上がってきているように思われますが、実感していますか
夏の終わり頃から徐々に調子が上がってきていると思います。僕自身暑いのが苦手なので、涼しくなってくると走りやすくなりますね。
――大学2年目の駅伝シーズンを迎えての心境をお聞かせください
自分が駅伝を走っている姿は想像できないのですが、少しでも上のメンバーと同じ練習をして、刺激を得られたらいいな、と思います。


※、平選手、佐藤淳選手のコメントにつきましては、
  10月上旬にグランドオープン致します早稲田スポーツ新聞会HPにて掲載させていただきます。
  ご迷惑おかけいたしますことお詫び申し上げます。

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第89回早慶対抗競技会 9月22日 埼玉・早大織田幹雄競技場

 早慶対抗競技会が、ことしは早大の織田幹雄記念競技場で行われた。負けるわけにはいかない早大と、なんとしても早大の連覇を食い止めたい慶大とが、最終種目まで勝敗の見えない大接戦を繰り広げた。両者の闘いの結末は、日本新記録を樹立した早大の4×200メートルリレーの優勝により、30‐27の僅差で早大が19連覇を果たした。


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-走り幅跳の合間にやり投に出場したディーン

 きのう行われた早大対関学大対校大会同様、ディーン元気(スポ4=兵庫・市尼崎)が、やり投に登場。一回のみの投てきであったが、69メートル25の記録を残し、王者の貫禄を見せつけた。この他にも今大会でディーンは、円盤投、走り幅跳、オープンの4×200メートルリレーにも出場。「いままでやり投に特化してずっとやって来たので、さまざまな動きをやって体を使いこなすことを目的に挑戦しようと思っています」と語るディーンにとって、新たな挑戦となったであろう。

 トラックでは、110メートル障害で早川恭平(スポ4=長野吉田)、100メートルでは竹下裕希(スポ3=福岡大大濠)らが活躍を見せた。早川は、再レースというアクシデントに見舞われながらも、落ち着いた走りで中盤から徐々に後続を引き離し、見事一着でゴール。しかし、13秒台を狙っていた早川の表情には、悔しさが滲み出ていた。100メートルでは、竹下の隣に慶大・山縣亮太が並んだ。世界で活躍する山縣に懸命に食らいついた竹下は、10秒35で竹下自身のセカンドベストの走りを見せる。山縣に続き二着となり、両者共に大会新記録を叩き出した。竹下は、きのうの大会からの修正が功を奏し、納得のいく走りができたようだ。


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-日本記録に喜ぶ(左から)木村、竹下、愛敬、永沼

 最終種目は、4×200メートルリレー。ここまでの得点は27―27と同点のため、最終種目での結果が、対抗得点の勝敗を決めることとなった。一走は、木村賢太(スポ2=大分・杵築)。後半からの加速により、慶大に差を広げられることもなく、チームとして幸先良いスタートを決める。二走の竹下は、100メートルに続き、再び山縣との闘い。山縣と接戦を繰り広げる大健闘であった。三走の愛敬彰太郎(スポ1=三重・桑名)で逃げ切り、アンカーに繋げると、永沼賢治(スポ2=大分舞鶴)がラスト100メートルから慶大を引き離し、日本新記録の樹立と共に、早大の優勝を確定させた。

 今大会は、短距離のシーズンの終わりを告げるとともに、4年生にとっては、最後のエンジとなった。今後は、駅伝のシーズンへと突入し、チームも代替わりをする。新体制となる今後の早大の活躍に期待が高まるばかりだ。
(記事 須藤絵莉、写真 西脇敦史、手塚悠)



◆結果

▽男子100メートル
竹下裕希 10秒35(2位)
須田隼人(スポ1=神奈川・市橘) 10秒45(3位)自己新記録
北村拓也(スポ2=広島皆実) 10秒53(4位)

▽400メートル
木村賢太 46秒99(1位)自己新記録
佐藤拓也(スポ2=埼玉・越谷西) 47秒00(2位)
愛敬彰太郎 47秒27(4位)

▽1500メートル
池山謙太(スポ2=新潟・長岡大手) 4分01秒24(1位)
出口翔(スポ2=東京・開成) 4分02秒07(3位)
亀田卓志(基理3=栃木) 4分02秒44(4位)

▽110メートル障害
早川恭平 14秒04(1位)
竹吉大記(スポ1=千葉・市船橋) 14秒64(2位)
野澤啓佑(スポ4=山梨・巨摩) 14秒71(3位)自己新記録

▽4×200メートルリレー
早大(木村-竹下-愛敬-永沼) 1分22秒41(1位)
日本新記録 アジア新記録 大会新記録 早稲田新記録

▽男子走高跳
林風汰(スポ4=三重・宇治山田商) 1メートル85(4位)
早川恭平 1メートル80(5位)
仲野遼(創理1=福岡・京都)  NM

▽男子走幅跳
林風汰 7メートル28(1位)
渡辺翔大(スポ4=静岡・沼津東) 6メートル74(5位)
ディーン元気 6メートル28(6位)

▽円盤投
ディーン元気 45メートル27(2位)
釼持優太(スポ2=神奈川・小田原) 28メートル50(5位)自己新記録

▽男子やり投
ディーン元気 69メートル25(1位)
釼持優太 59メートル85(3位)
中川雄太(スポ1=和歌山・近畿大和歌山) 37メートル66(6位)自己新記録

▽対校得点
1位 早大 30点
2位 慶大 27点


▽男子100メートルOP
永沼賢治 10秒86(1組2着)
竹井尚也(スポ4=京都・龍谷大平安) 10秒94(1組3着)
欠畑岳(スポ3=岩手・盛岡一) 10秒94(1組4着)
玉井修平(人1=大分舞鶴) 11秒00(2組1着)
野澤啓佑 11秒06(2組2着)自己新記録

▽男子400メートルOP
中野直哉(スポ1=長野吉田) 47秒96(1着)
永野佑一(スポ3=福岡・育徳館) 48秒45(2着)
伊澤賢人(スポ2=栃木) 48秒47(3着)自己新記録
吉田貴洋(スポ2=和歌山・田辺) 48秒88(4着)
田波康太(スポ2=埼玉・早大本庄) 52秒05(6着 自己新記録
渡辺高博中距離コーチ(平5人卒=愛媛・ 新居浜東) 53秒95(7着)

▽女子100メートルOP
長田彩楓(スポ1=早稲田佐賀) 12秒57(1着)
竹原由梨(スポ1=岡山城東) 13秒06(2着)自己新記録
羽角彩恵(スポ3=北海道・札幌一) 13秒12(3着)
中澤希緒(政経1=埼玉・早大本庄) 13秒23(4着)
杉田望美(スポ1=栃木女) 13秒99(5着)



◆コメント
早川恭平主将(スポ4=長野吉田)
――きょうのレースの振り返りをお願いします
そうですね。きのうもきょうも追い風などの条件と体調がよかったので、タイムを積極的に狙っていこうと思っていました。1本目フライングのアクシデントで再レースという形になり、(やり直しのレースが)15分後ということで正直少しきついところもあったのですが、しっかりと体調、気持ち等整えて臨みました。ただ、条件・体調的にも13秒台を充分出せる状態だったので、出せなかったというのは少し悔やまれます。
――レースのやり直しになりましたがいかがでしたか
今回の大会エンジをきてハードルを走る最後の機会だったので、一本で終わってしまうということで、これが最後だなという気持ちで走ったのですが、まさかもう一本走れるとは思いませんでした。体のダメージがあるにはありましたが、お得な感じというか、もう一本エンジをきて走れると言うことで、メンタル的には楽しんでもう一本走ろうと切り替えられました。
――早慶戦が最後のエンジということで、そこに懸ける思いはありましたか
ありましたね。この四年間色々なことを学ばせていただいて、四年間背負わせていただいたエンジのユニホームをきて出る最後の大会だったので、最初にエンジをきた自分よりも、今エンジをきて走る自分はどれくらい成長できたのかなとか、エンジのユニホームを背負うにふさわしいワセダ人になれたのかな、と感じながら、また考えながら今回の大会は走りました。
――今までの三年間とは異なる一年でしたか
はい、全然違う一年間でした。まず、先頭に立って引っ張って行ってくれる先輩たちがいないという中で、先を見据えながら僕たちがチームを引っ張って進んでいかなくてはいけないということで、非常に悩むこともたくさんありましたし、楽しいこともたくさんありました。なんにしても、出る大会にすべて最後の、という言葉がついたので、そういうものに対する思い入れというのは強くあったかなと思います。最後一年間、主将としても4年生としてもチームの先頭に立たせていただいて、本当に心強い後輩に囲まれたなという思いを噛みしめています。また、ずっと支えてくれる、一緒に前を向いて進んでくれる同期とともに陸上をできました。四年間もそうですが、ことしの最後の一年、4年生としての一年も、すごく充実していたのかなとは思います。
――今後の試合予定を教えてください。
ますは国体に出場します。今度はエンジではなく県のユニホームになりますが、そこはしっかり県を背負いながらレースに取り組んで貢献できたらと思います。ワセダとして出場するのは所沢市選手権が最後になります。そこでぶっちぎった記録を出して引退してやろうと思います。

ディーン元気(スポ4=兵庫・市尼崎)
――きょう幅跳びに出場されたのはなぜですか
東アジア(東アジア選手権)が終わったあと、まだわかりませんが、国士舘大学Combined Challenge2013で一応十種に出ようと思っています。東アジアが終わって体調で決めようと思っています。大学最後にいろいろな体の使い方というか、いままでやり投げに特化してずっとやって来たので、いろいろな動きをやって体を使いこなすことを目的に挑戦しようと思っています。それもあって今日は走り幅跳びに出場しました。
――この二日間、やり投で意識したことは
きのう、きょうと連続した日程だったので、きのうは思いきってというか技術な方を意識しました。助走はきょうと同じ距離だったのですが、きのうは課題を克服できて良かったです。きょうはコーチと相談して1本だけで、勝てる記録を投げて、もう終わっていいんじゃないかという風になったのでそうしました。東アジアも控えているので、きょうは1本だけにとどめました。きのうはわりとやりがまっすぐきれいに飛んでくれたと思います。
――きのう克服できた課題というのは
やりを自分の腕でコントロールして高く上げようとして、上げたときにやりのしっぽが上に上がったまま飛んでいくようなことが多いのですが、その点を意識しました。自分の腕で無理矢理上げるような動きをせずに構えるとこからそのまままっすぐ伝えるという基本的なことです。変な癖が気づかないうちについてしまって、それを克服して、落ち着いてしっかり投げたら記録もついてきました。全力で投げようというよりはきれいに忠実にやりに力を伝えていければと思って投げたという感じですね。あとは体が整って東アジアを迎えられるかどうかというのが一番大事だと思います。
――東アジアまではどのような調整をする予定ですか
全カレ(日本学生対校選手権)まではケガの療養で満足にトレーニングが積めていませんでした。全カレが終わってから少しずつ走り込みなどをして足が動いてくることによって、きのう投げた感じもすごく楽になりました。基礎をしっかり固めて、体力トレーニングを継続して、自分のパフォーマンスを楽に、リラックスして出せる状態にして迎えられれば、自分の思った通りのフォームとかで入り込める投げができるんじゃないかと思います。
――最後の早慶戦勝利ということで感想をお願いします。
接戦だったので、僕もやり投で勝てて、円盤投でも勝ちたいところでしたが、最後負けてしまったので流れ的にもどうかなと思っていました。下の学年の選手たちが頑張ってくれたおかげで勝てたので、しっかりこの勝ちを続けるのはもちろんですが、僕たちの学年も最後までうまく締めることができて良かったと思います。


※、野澤選手、林選手、竹下選手のコメントにつきましては、
  10月にグランドオープン致します早稲田スポーツ新聞会HPにて掲載させていただきます。
  ご迷惑おかけいたしますことお詫び申し上げます。
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第92回早大対関学大対校大会 9月21日 埼玉・早大織田幹雄記念競技場

 早大対関西学院大学対校陸上競技大会(早関対校戦)。92年という長い歴史を持った戦いがきょう、ワセダの地で行われた。多くの選手が躍動し、ワセダの活躍が光った今大会。総合得点43-15と勝利で幕を閉じた。
 
 フィールド競技では、林風汰(スポ4=三重・宇治山田商)が幅跳びにおいて関学大に3センチ及ばず悔し涙をのんだものの、多くの競技で差を見せる。中でも、円盤投げ、やり投げに出場したディーン元気(スポ4=兵庫・市尼崎)が相手を圧倒、2種目制覇するなど力を発揮した。


 早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-自己ベストでの優勝を果たした出口
 
 同様にトラック競技でもワセダの強さは健在だ。110メートル障害で早川恭平主将(スポ4=長野吉田)が大会新で優勝すると、1500メートルでも出口翔(スポ2=東京・開成)が奮闘。ラスト1周になり集団から抜け出すと、残り200メートルで再びスパートをかける。後続を突き放すと自己ベストをたたき出し、会心の走りとなった。


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-永沼(左)からバトンを受けるルーキー・愛敬

 最終種目として行われたのは4×200メートルリレー。第一走者木村賢太(スポ2=大分・杵築)が後半から伸びを見せるが、続く永沼賢治(スポ2=大分鶴舞)は差を詰められる。しかし、バトンを受けた愛敬彰太郎(スポ1=三重・桑名)が前半から快走。リードを広げ、勝負は欠畑岳(スポ3=岩手・盛岡一)に託される。アンカー欠畑は3人で作ったリードを守りきり、最後は余裕の走り。関学大を下し、有終の美を飾った。
 
 選手たちの笑顔もうかがえた伝統の一戦、早関対校戦――。しかし、記録は決して良いものではない。もうすぐシーズンが終了するが、その前には日本選手権リレーなど重要な大会が残されている。さらなる飛躍に向け、まずはあすの早慶対校戦では19連覇という輝かしい記録を樹立してもらいたい。
(記事 三上雄大、写真 川嶋悠里、副島美沙子)



◆結果
▽男子100メートル
竹下 裕希(スポ3=福岡大大濠) 10秒41(1位)
須田 隼人(スポ1=神奈川・市橘) 10秒52(2位)
欠畑 岳 10秒60(3位)

▽男子400メートル
愛敬 彰太郎 47秒22(1位)
木村 賢太 47秒35(2位)
永野 佑一(スポ3=福岡・育徳館) 48秒60(4位)

▽男子1500メートル
出口 翔 3分53秒55(1位)自己新記録
池山 謙太(スポ2=新潟・長岡大手) 3分54秒41(2位)
亀田 卓志(基理3=栃木) 3分58秒56(4位)

▽男子5000メートル
三井 泰樹(人2=山形東) 14分47秒94(1位)
山田 侑矢(スポ3=三重・伊勢) 15分02秒40(2位)
関口 直人(商4=埼玉・浦和) 15分04秒93(3位)

▽男子110メートル障害
早川 恭平 14秒11(1位)大会新記録
竹吉 大記(スポ1=千葉・市船橋) 14秒43(2位)
野澤 啓佑(スポ=山梨・巨摩) 14秒83(5位)自己新記録

▽男子走高跳
早川 恭平 1メートル85(2位)
仲野 遼(創理1=福岡・京都) 1メートル85(3位)

▽男子走幅跳
林 風汰 7メートル25(2位)
渡辺 翔大(スポ4=静岡・沼津東) 6メートル98(4位)

▽円盤投
ディーン 元気 41メートル80(1位)
石井 祐人(平25スポ卒=早大大学院) 31メートル92(4位)
中川 雄太(スポ1=和歌山・近畿大和歌山) 29メートル44(6位)自己新記録

▽男子やり投
ディーン 元気 73メートル60(1位)自己新記録
釼持 優太(スポ2=神奈川・小田原) 61メートル55(2位)自己新記録
中川 雄太 31メートル29(6位)自己新記録

▽男子4×200メートルリレー
早稲田大学(木村-永沼-愛敬-欠畑)  1分23秒05(1位)

▽対校得点
1位 早稲田大学 43点
2位 関西学院大学 15点


▽男子100メートルOP
北村 拓也(スポ2=広島皆実) 10秒68(1着)
橋元 晃志(スポ1=鹿児島・川薩清修館) 10秒79(2着)
竹井 尚也(スポ4=京都・龍谷大平安) 10秒79(2着)
野澤 啓佑 11秒12(4着)

▽男子200メートルOP
竹下 裕希 21秒23(1組1着)
永沼 賢治 21秒45(1組2着)自己新記録
欠畑 岳 21秒56(1組3着)
須田 隼人 21秒70(1組4着)
佐藤 拓也 21秒75(2組1着)
林 風汰 21秒85(2組2着)
玉井 修平(人1=大分舞鶴) 21秒98(2組3着)自己新記録
中野 直哉(スポ1=長野吉田) 22秒15(2組4着)

▽女子200メートルOP
羽角 彩恵(スポ3=北海道・札幌一) 25秒78(1着)
長田 彩楓(スポ1=早稲田佐賀) 25秒98(2着)
竹原 由梨(スポ1=岡山城東) 26秒63(3着)自己新記録
杉田 望美(スポ1=栃木女) 29秒14(4着)
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第82回日本学生対校選手権 9月8日 東京・国立競技場

 日本学生対校選手権(全カレ)3日目、男子4×400メートルリレー(マイル)や400メートル障害など多くの決勝種目が行われた。そんな中、早大からは、400メートル障害で野澤啓佑(スポ4=山梨・巨摩)が昨年度に続く全カレ2連覇を達成。200mでも絶好調の木村賢太(スポ2=大分・杵築)が自己ベストを叩き出し3位入賞を果たした。上級生の活躍、そしてそれに触発された下級生も奮闘を見せ、チームを勢い付ける。それぞれが得点を稼ぎ、早大は男子対校得点で準優勝を成し遂げた。

早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-表彰台の中央に立ち、満面の笑みを浮かべる野澤
 
 「チームに貢献できたのが嬉しい」。優勝後のインタビューで力強く語った野澤。言葉の端々に最上級生として最後の全カレに縣ける思いの強さがにじみ出ていた。
 400メートル障害決勝。勢いよくスタートを切るとその後もさらに後続を引き離し独走体制を築く。並み居る強敵を寄せ付けない走りで後半もスピードを維持。堂々の1着でゴールに飛び込むと、歓声をさらったゴールで天を仰ぎ嬉しさをかみしめた。レース内容自体に納得はいかないようだが「勝つところで勝てたのは嬉しい」と収穫をあげる。春先は調子が振るわなかった野澤だが、最後の全カレで有終の美を飾った。
 一方、野澤の背中を追いかける永野佑一(スポ3=福岡・育徳館)は不調の中自身初の決勝進出を果たしたものの最下位に沈み、涙を飲む結果となった。
(記事、写真 野宮瑞希)


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-佐藤(右)から野澤へ、2位でバトンは渡った

★マイル、4継に続いて2位に食い込む
 大会を締めくくったのは男子マイル決勝。1走は今大会、絶好調の木村賢太。前半から良い位置でスタートすると、後半更に加速しトップへ。そのまま良い流れを作って2走の愛敬彰太郎(スポ1=三重・桑名)につなぐ。愛敬はラストスパートで中大・飯塚に差を付けられるが、後続を突き離す走りを見せた。3走の佐藤拓也(スポ2=埼玉・越谷西)は2位でバトンを受けると必死に先頭の中大を追い、残り100メートルでその差を詰め勝負はアンカーに委ねられた。下級生たちが繋げたバトンを手に走った野澤だったが、なかなか中大との差は縮まらない。最後は得意のスパートをかけるが、その背中に追いつくことはできなかった。
 4×100メートルリレー同様、中大に2連覇を阻まれたかたちとはなったものの、関カレ(関東学生対校選手権)から一つ順位を上げたワセダ。「日本選手権リレーでしっかりリベンジして連覇を狙っていきたい」と野澤が語るように、次こそは表彰台の真ん中へ。期待が高まる。
(記事 川嶋悠里、写真 松田萌花)


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-加速しながら第三コーナーを駆け抜ける木村

★木村、大学初の表彰台
 400メートルを本職とする木村賢太。初日の400メートルでは決勝に進むことが出来なかったが、400メートルにつながるとして出場した200メートルでは準決勝で自己ベストを更新し勢いそのままに決勝に挑んだ。レースは実績のある2人の選手が序盤から抜け出し、3位以下は大混戦となる。ラストの直線、横一線の3位争いから抜け出したのはワセダの木村だった。後半落ちない粘りの走りで自己ベストを上回る選手達を交わしていき、堂々の3着。400メートルの経験が生きたレースだった。春にはケガの影響から調整が遅れ関カレで個人種目の出場さえ叶わなかったことを考えれば大躍進。それでも「もっといけると思いました」と準決勝のタイムを超えることができず木村は満足していなかった。ロングスプリントの大黒柱が不在のワセダにあって木村の成長は心強い。今後は200メートル、400メートルそしてマイルと、木村には大車輪の活躍が求められる。
(記事 石丸諒、写真 川嶋悠里)



早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-法大・矢澤に先行を許し、全力で前を追う早川

★メダル逃すも、総合2位に貢献
 110メートル障害を任された早川恭平主将(スポ4=長野吉田)。ハイレベルなレースとなった準決勝を冷静に勝ち進み、決勝の舞台に立った。中盤から後半にかけての伸びが持ち味であり、序盤にどれだけ踏みとどまれるかが勝負の分かれ目であったが、スタートを得意とするライバルたちに1台目までの間で大きく差をつけられてしまう。中盤以降追い上げるも、ハードルを倒す場面が見られるなど勢いに乗ることができなかった。優勝に貢献すべく一つでも順位を上げたいところであったが、惜しくも表彰台には届かず。実力は十分なだけに悔やまれる結果となった。
 主将として戦った全カレ。早川主将は、春は奮わなかったチームの成長を感じている。関カレ総合6位という結果に終わった選手たちがそれぞれの胸に抱いてきた悔しさは、確かに全カレ総合2位への原動力となった。しかし満足はしていない。今大会で早大がどの部門でも優勝をつかめなかったことは、また新たな悔しさとして残ることとなるだろう。常に最前線で戦ってきた早川の背中を追う後輩たちに、ことし果たせなかった目標が託された。
(記事 手塚悠、写真 西脇敦史)



早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-吉田


★吉田、積極的レースも持ち味出せず
 800メートル決勝には、吉田貴洋(スポ2=和歌山・田辺)が出場。前日に行われた予選、準決勝では位置取りを意識してレースに臨んだという吉田。決勝でも予定通りスタートと同時に集団の前方へと飛び出した。日本選手権チャンピオンの川元(日大)ら有力選手が出場するなか、先頭を引っ張る。そのまま独走体制を築くかと思われたが、200メートル付近で後続にのまれ、その後は集団の中位で様子をうかがいながらレースを進めた。400メートルは56秒で通過。集団はばらけることなく、後半戦へ突入した。600メートル地点、川元、三武(日大)が飛び出し、集団が崩れ始める。吉田もそれに反応し食らいつこうとするも、先頭との差は大きく開き7着でゴール。後半勝負に持ち込み接戦を制すという吉田の持ち味が発揮できず、ゴール後に悔しそうな表情を浮かべた。この結果について、「力不足だった」と述べた吉田。しかしいつものレース展開とは違い、果敢に前半から攻めた走りは、今後の自信につながっただろう。
(記事 菅真衣子、写真 石丸諒)



◆結果
▽男子200メートル
準決勝
木村賢太 21秒02(2組2着)自己新記録
決勝
木村賢太 21秒12(3位)

▽男子800メートル決勝
吉田貴洋 1分51秒88(7位)

▽男子110メートル障害
準決勝
早川恭平主将 13秒89(2組2着)
決勝
早川恭平主将 13秒95(4位)

▽男子400メートル障害決勝
野澤啓佑 49秒94(1位)
永野佑一 51秒38(8位)

▽男子円盤投決勝
ディーン元気 44メートル00(23位)

▽男子4×400メートルリレー決勝
早大(木村-愛敬-佐藤-野澤) 3分07秒06(2位)

▽女子100メートル障害準決勝
羽角彩恵 14秒06(2組3着)

▽男子対校得点
1位 日大 113点
2位 早大 83点
3位 順大 69点


◆コメント
早川恭平主将(スポ4=長野吉田)
――4位という結果についてはいかがですか
悔しいですね。スタートから自分のレースをさせてもらえなかったというより、自分のレースをできずに自滅してしまったので、もったいないなと思います。素直に悔しいです。
――後半型のレースが多く見受けられますが、きょうの試合でのレースプランは
前半がなかなか得意ではないのはわかっていますが、ただ速い選手にある程度離されずにしっかり食らいついていって、後半冷静に前の選手を拾っていって最後胸の差で勝てればというレースでした。ですがスタートして1台目までの部分で自分の走りができずに上位の選手と差を付けられてしまったので、自分のレースができなかったなというところです。
――準決勝は速い組でしたが、影響は
特にないです。準決勝は速いメンバーが揃っていて、きついという印象は持っていましたが、それがどうこうということはありませんでした。自分自身で準決勝どういうレースをして決勝につなげていくか、ということを考えていました。
――主将としての全カレはいかがでしたか
チームとしては、春の対抗戦、六大学戦、関東インカレとなかなか短距離も長距離も満足のいく試合ができなくて、主将として申し訳ないという気持ちを持っていました。そういった悔しい思いを持って夏を経て今回全カレに臨む中で短距離も長距離もある程度の結果は春に比べれば残せたと思いますし、それが2位という結果に結びついたと思います。ただ、総合も2位、トラックも2位、多種目優勝も1位が同率での3位とすべて次点という結果になってしまったことに関しては、チームとしても個々としても何か練習や普段の生活の中で逃げていたり足りなかった部分があったんだと思います。それを戒めたり補うようなチームづくりが足りなかったなど、まだまだ僕たちには勝てない要素があるのではないかと感じています。
――その中でも4年生の活躍が目立ったように感じましたがいかがですか
3日間の流れとしては、1日目にとてもいい雰囲気をつくって勢いをつけてもらってそのままいい流れで行けたと思うんですが、その中で後輩たちの勢いと上級生の意地がしっかりとかみ合ったのではないかと思います。
――これが最後の全カレになります
4年間早稲田大学の競走部で陸上競技をさせていただいて、学ぶことも本当にたくさんありました。自分で成長したとは全然言えないと思いますが、その中で主将をやらせていただいて、自分たち4年生が競走部を引っ張って行くぞという気持ちでずっとやってきました。まだ終わっていないですし全然納得できないですけれど、チームとしてある程度かたちになってくれて本当に良かった、頼もしい後輩に囲まれているなと思います。4年生についても良い仲間に巡り会えたなと思いますし、まだまだ感傷に浸る場合ではないですが、悔しい思いも良かったという思いもあって良い意味で複雑な気持ちです。
――競技は今後も続けられますか
続けさせていただきたいと思っていますけれども、その上では結果としてもタイムとしてもまだまだ足りていないので、残りの試合数は少ないですがタイムを狙っていきながら競技を続けさせていただける環境を見つけられるように、これからも努力していきたいと思います。

大迫傑(スポ4=長野・佐久長聖)
――昨日行われた5000メートルの感想をお願いします
優勝を狙っていたので、やはり勝てなかった部分は反省点かなと思います。ラスト200メートルで交わされたときには、まだそこから行けると思って力を温存していたのですが、最後抜き返すことができませんでした。比較的速いスピードで入りましたが、タイムについては特に意識せずに、自分のペースでいこうという風に考えていました。
――ケニアからの留学生である日大・キトニー選手と一緒にペースの上下があるレースを展開されました
ペースの上げ下げについても、意識したわけでも、影響を受けたわけでもなく、流れに合わせて走りました。結果的にそこで落ちてしまった選手もいましたが、各々もともと持っている力も違うと思いますし、特別に対応できたともあまり感じていません。負けてしまったことに関しても、それは留学生だから力の差を感じるということはなく、留学生関係なく、負けたこと、2位であったことに対しての反省点ですね。負けてしまったことに関しては様々な原因があると思いますが、詳しいことについては今後改めて探っていきたいと思います。
――ロベレート国際から帰国後2日というタイトなスケジュールのなかで全カレに出場されたのは
チームのためという点でも出なくてはいけない大会でしたし、なんとか合わせて出たという感じです。出場に特別な理由はありませんね。
――最後に駅伝主将として、全カレの結果をどうお考えですか
出場した選手、特に長距離は最低限の結果が出せているので、その点に関しては次に繋がるのではないかなと思います。

野澤啓佑(スポ4=山梨・巨摩)
――400メートル障害決勝のレースを振り返って感想をお願いします。
レース自体は納得のいくものではなかったのですが、勝つところで勝てたのは嬉しく思います。最後のインカレで優勝してチームに貢献できたことが嬉しいですね。
――優勝後のインタビューで、「400メートル障害2連覇の目標が達成できたというより、チームに貢献できたのが嬉しい」とおっしゃっていましたが、どのような思いがあったのでしょうか
僕が走る前にもディーン(スポ4=兵庫・市尼崎)、九鬼(スポ3=和歌山北)が優勝して、いい流れを作っていました。その流れに乗ってチームを勢い付けられたらと思いました。最後4年生として、しっかり結果を残し、そういう姿を見せることで後輩たちに何か伝えられたらという思いがありました。
――2連覇がかかった気負いはありましたか
とくに感じてはいなかったですね。でも簡単に2連覇を達成できるとは思っていなかったです。その中で達成できたのは自分だけではなく、監督、仲間の支えがあったのでここまで来れたと思います。表彰台の1番上に立てて、本当によかったと思いました。
――予選から楽に走っていて好タイムが出ていたように見えましたが、調子はよかったのでしょうか
そうですね。調整がしっかりできていたのでとくに問題はなかったですね。
――腰の痛みは
完治とはいかないのですが、とくに意識したり痛みを感じたりは全くないです。その点についてはもう大丈夫ですね。
――東アジア大会では「記録、順位と共にいい結果を残したい」とおっしゃっていましたが具体的には
去年の記録で大学シーズンを終わりたくないというのが自分の中であります。だからこそ4年の最後で自己ベストを出したいです。日本の代表として東アジアでは戦うのでそこで代表選手として責任感を自覚していきたいと思います。結果的に順位、記録共にいいところを狙いたいですね。
――次にマイルについてお伺いします。2位という結果でしたが、どのように捉えていますか
走る前から中大と日大と早稲田の3つで混戦になるのは想像がついていました。その中で中大が先にリードして、そこの差がうまく縮まらなくて結果的に2位でした。まだまだワセダのスプリント力というのが足りていないと感じました。でもみんながいいレースをしてくれたので、2位という結果ですがそれはしっかり受け止めようと思います。日本選手権リレーでしっかりリベンジして連覇を狙っていきたいと思います。
――予選と決勝で走順の変更が見られましたが
佐藤拓也(スポ2=埼玉・越谷西)が予選でいい走りをして決勝もいけるなと思ったのですが、決勝になると4走に早い人が集まるので難しいなと感じました。佐藤が対応できないというわけではないのですが、去年の結果などもある中で、最後4年生として全部抜いてやるという気持ちがありました。監督の中でもそういう考えがあったみたいです。日大と中大にもインカレで1.2位のスピードのあるメンバーがいるのでそこでどう走るかというのがありましたね。
――ワセダのスプリント力について短距離部長から見た視点をお聞かせください
100メートル200メートルなど短い距離ではいい選手が揃っているのですが、400メートルですね。いい選手はいるのですが、いいコンディションで挑んで記録を出すというのが少し見られないと思います。各々が自分の記録をどう上げるかということを意識してくれば上がってくると思います。そこを引っ張るのが僕の役目かなと、しっかり結果でリードできるように日本選手権リレーまで強化していきたいです。
――次出場される大会は
早慶、早関戦ですね。そこで400メートルに出場します。
――次の大会に向けての意気込みをお願いします
エンジを着て走る大学の対抗戦が早慶、早関で終わりなので、チーム一丸となっていいかたちで締めくくられるように4年生が中心となってチームを引っ張っていけたらなと思います。

欠畑岳(スポ3=岩手・盛岡一)
――レースの感想をお願いします
ケガ人が多い中では、タイムや順位ともに満足しています。
――エンジを着ての試合はいかがでしたか
六大学対校戦で一回エンジを着ていましたが、インカレのリレーでは初めてで予選では緊張した部分もありました。決勝ではまずまずだったかなと思います。
――予選ではタイムで拾われて決勝進出となりましたが、そのことに対してチーム内で焦りはありましたか
焦りというよりも、自分の中で走りがうまくいかないというのがあって、このままだと決勝は使ってもらえないのではないかと思いました。なのでそこで気持ちを切り替えて、決勝で使ってもらえるならしっかり走ろうと準備をしていこうと決めました。
――決勝のオーダーはいつ頃決まったのですか
アップが始まってからだったので、当日決まりました。それまでは1走と4走がどちらになるかわからない状態でしたので、どちらでもいけるようには準備していました。
――決勝では4走を務めて、飯塚(中大)、山縣(慶大)選手ら日本を代表する選手と一緒になりましたが緊張などはありましたか
意識しないようにはといっても意識してしまっていたのですが、その時に先生や仲間が緊張をほぐしてくれたり後押ししてくれて、先生からは自分のレーンだけ見て走れと指示をいただきました。それで気持ちが楽になって、予選より冷静に走れたかなと思います。
――粘って2位に持ちこたえましたが、ご自身の走りで良かった点は
リレーはバトンの受け渡しに意識がいきがちなのですが、バトンをもらってから加速して力まずに最後までというを意識していて、練習通りできたかなと思います。
――欠畑選手は学年を重ねるごとに成長していますが、モチベーションなどの高めかたはありますか
競走部に入部する前から、ワセダで4継を走りたいなというのがありました。徐々に自分の実力も高まってきてるという実感もあり、走るならことしかなと。チャンスがあればいつでもという思いを持ち続けて練習してきました。このように4継を走りたいという入部時からの思いというか目標があったので、それがモチベーションでした。今回でその目標を叶えることができて良かったです。
――その目標を達成したいま、新たな目標は出来上がっていますか
まだケガのメンバーが多かった影響などでたまたま自分に出番が回ってきたので、コンスタントに出場したいということもありますし、今回2位だったのでやはりそれより上の優勝を目指したいということもあります。あとは自分がいる内にリレーでのワセダ記録更新をしたいですね。来年からは4年生になって、大学最後の年なので、チームを引っ張っていければと思います。

九鬼巧(スポ3=和歌山北)
――久しぶりに全国の頂点に立たれた気持ちは
3年ぶりですね。本当に大学生になってからずっと欲しかったタイトルでした。山縣(亮太)がいないということはあるんですけど、それでも飯塚(翔太)さんを倒して優勝できたことはすごいプラスになったと思います。
――飯塚さんに勝ったのは高2の総体以来ですが
高校の頃から対戦していましたし、関カレなどで負けていてずっと意識していた選手でした。対飯塚さんという面では準決勝から飯塚さんに勝てたというのがすごく良かったと思います。あそこで勝てたので、決勝にいいイメージでもっていけました。もしあそこで百分の1秒でも負けていたら決勝でも後半に来るイメージが残ってしまっていたと思います。なので準決勝で1着になれたということが勝因だったと感じています。
――10秒19というタイムはどう捉えられていますか
予選から調子が良くて、先生ともいろいろ話していく中でずっと取り組んできたことが全て出来れば10秒15~19、できなくても10秒2台は出ると言われていました。それがうまくいっての19でした。ただ、まだいくつかうまくいかなかったところがあるので、10秒1台には到達しましたが、改善するところはありますね。
――後半の動きが春とは別人のようでしたが
ケガが癒えてしっかり練習できたというのが春から一つ全然違うところです。それと夏に行った菅平での合宿の時に、しっかりと足づくりや体づくりが出来てのこの大会だったので、監督にしっかりピーク合わせてもらったというのが良かったですね。
――4×100メートルリレー(4継)では主力を欠く中での2位でした
春は僕が調子が悪くて、今回は橋元(晃志、スポ1=鹿児島・川薩清修館)や北村(拓也、スポ2=広島皆実)が出られないということで、誰かがケガをしているという状況が続いているのでそれが良くないところですね。でもこの春から夏にかけてサブに回ってくださっていた先輩や後輩が僕たちも焦るくらいタイムを伸ばしてくれたので、チームとしてはレベルアップしたと感じています。なのでワセダ記録を作ったメンバーを2人欠いても2番に入って勝負出来たというのは評価できると思います。
――全国大会としては次に国体や日本選手権リレーがあります。目標などを教えてください。
その前に早慶戦と早関戦を挟むのですが、早慶戦では山縣と対戦できると思います。山縣と走った上で出てくる課題なんかもあると思うので楽しみですね。あと学生の一部が日の丸をつけて東アジア競技大会に出場する中、僕は国体の方に出場します。実業団の先輩たくさんいる中で、自分のレースをしてどれだけ優勝に近づけるかというとこなので本当にポイントとして置いています。


竹下裕希(スポ3=福岡大大濠)
——100メートルを振り返って
準決勝で自己ベストを出せたのですが、10秒2台を狙っていました。夏合宿では課題であったスタートを修正するための練習などもしっかり行ったのですが、きょうは加速局面で硬くなってしまい、自分のレースができませんでした。
——4継を振り返って
中大が1位で、今回はそれに次ぐ2位という結果に終わってしまいました。個々の走りは良かったと思うので、今度は中大を倒して1位になれるよう頑張りたいと思います。
——200メートルの準決勝を棄権されていましたが
リレーの際に足を痛めて筋膜炎になってしまい、3日目の試合を棄権する形になってしまいました。早くケガを治して、しっかりとしたレースをできるようにしたいです。
—— 次の試合の予定は
早関戦と早慶戦を控えています。次の試合がワセダ全体でエンジを着るものなので、しっかりとした気持ちで試合に臨みたいです。

永野佑一(スポ3=福岡・育徳館)
——全カレで400メートル障害の決勝進出は自身初だったと思うのですが、振り返ってみていかがですか
正直なところを言うと、自分が実力を出せないし、実力を出せないというより、実力がこれくらいのタイムなんだなと思うと、ちょっと悔しいです。
——今回のハードル間のインターバルはどのようにしていましたか
予選は、13でいって、14で押しきるようにしてたのですが、予選で膝が外に割れてしまってリズムが刻めなかったので、決勝では13、14、15とテンポよく上がっていくようにしました。
——永野選手は、前半突っ込んで、後半粘る走りが特徴ですが
前半が出せていない分、後半も差を離せませんでした。全日本インカレの決勝に残るような選手だったら、僕より前半を速く走る人もいるし、遅くても後半上がってくる選手もいるので、今回は全然前半もいけず、全く走れていないという状態でした。
——6月に行われた日本学生個人選手権では、連戦続きで不調ということでしたが、その後夏はどのような練習をしていましたか
夏は、練習メニューをやった後に多めに補強をやるなどしていました。そのようなメニューを続けていたのですが、全日本インカレの前にあまりうまく走れなくて、そこから自分でどうやって調子を上げればいいかを考えました。ただこの大会に持ってくることができていなかったので、その点は自分の管理不足だったと思います。
——今回の結果の原因について
僕自身もいろいろとどうすればいいかとか考えたのですが、まだわからないことが多いです。でも、練習でメニューをこなしていても、周りに遅れたり、自分が引っ張れていませんでした。そういう部分で甘さがたくさんあったと思うので、国体の前までには、しっかり見直していきたいと思います。
——次戦に向けて意気込みをお願いします
国体に選んでもらえたので、それに出ます。いまは調子が上がっていなかったのですが、悔しい気持ちはあるので、それを乗り越えて、国体では決勝に残って、自分の県に貢献できるようにしたいと思います。

木村賢太(スポ2=大分・杵築)
――大学に入って初の表彰台ですが
準決勝で自己ベストを出していたので決勝のタイムには満足していませんが、チームに点数で貢献出来たのでうれしいです。
――準決勝で自己ベストを更新されましたが、調子は良かったのですか
良かったです。足も良く回っていました。ただ、準決勝では最後少し力を抜いていたので決勝はもっといけると思っていました。
――後半に相手をかわすレースで400メートルの経験が生きたようにみえましたが
200は僕の中で400の延長で、400につなげようとしています。スプリント力は100の選手には劣りますがラストみんなが落ちるとこで追いついていけるのが僕のレースだと思います。
――春は調子を落としていましたが、夏にいい練習が出来たのですか
そうですね。夏の前のトワイライトゲームスの時からいい感じで走れていて、夏もしっかり練習を積めました。
――本職の400メートルで決勝に進めませんでしたが何がいけなかったのですか
予選のレースで前半は動くがままにスムーズにいけたのですが200から300にかけて力んでしまい、うまく走れなかったのが後半につながってしまいました。
――マイルでは流れを呼び込む素晴らしい走りでした
ラスト30でもう少し耐えることができれば中大との差も広げられたと思うのでそこは不甲斐なかったです。
――次の試合の予定は
早慶と早関の対抗戦です。こんかいのレースの反省を生かして頑張りたいと思います。

吉田貴洋(スポ2=和歌山・田辺)
――きのうの予選、準決勝のレースでは決勝へ向けてどのような意気込みでレースに臨まれましたか
レベルが均衡していたので、その中でしっかり順位を取るにはどうしたらよいか考えて、出るところは出て位置取りを意識して走りました。
――きのうの準決勝では、ゴール後ガッツポーズもされていました。ご自身のタイム、走り、レースを振り返っていかがですか
決勝にいく自信が実際あまりなかったので、決勝進出が決まった時は嬉しかったです。体も思った以上に動いてくれたので、そこは素直に喜べました。
――ハイレベルな戦いとなったきょうの決勝でしたが、考えていたレース展開はどのようなものだったのでしょうか
予定通り、前に出て走ったのですが、後半は周りの強さについていけなくて、そこは力不足だったと思います。来年の全カレではしっかり決勝に残って3位入賞できるように頑張りたいです。
――最後に、今後の目標を聞かせてください
そろそろ高校のときのベスト、1分50秒を切りたいと思います。

愛敬彰太郎(スポ1=三重・桑名)
――初めての全カレの感想を聞かせてください
個人種目もあってリレーメンバーにも選んでもらえていたので、自分の力が出せればなと思っていたのですが、少し緊張してしまった部分があったのが次への反省かなという感じです。全カレはすべてが勉強だったと思います。
――では、出場した種目をそれぞれ振り返っていかがでしたか
まず1日目に4継の予選を走らせてもらって、自分が選ばれるとは思っていなかったので、自分が一番びっくりしていたと思います。ただ選んでもらえたということには何か理由があって、この場で走らせてもらえるんだなと感じていたので、いまの自分は走れているという自信があって、自信を持って出られればなという感じで4継はうまくできました。しっかり決勝に駒を進めることができて一安心しました。次の日の200メートルに関しては、練習で自分の思った以上の動きができていて、これは行けるのではないかと思っていたのですが、ことし実践が少なかったこともあり自分の力が出し切れませんでした。結局このレースでも力みが出てしまって、自分が思っていたような結果が残せなかったので、200メートルが一番悔しかったですね。
――実践が少なかったというのは
練習に関してはすごく自信がありますし、日本選手権に出たことによって学ばせてもらったこともあったのですが、周りからアドバイスを受けていることと自分の中でイメージしていることがうまくかみ合っていない状態でいまレースに出ていいます。それでなかなかうまくいっていないこともあるのですが、これからそれがかみ合っていけばと思います。
――4継の練習にはもともと参加されていたのですか
はい。4継の練習には参加させていただいていて、マイルよりは4継の練習に重点を置いてやらせてもらっていました。
――マイルに関してはいかがですか
マイルに関しては、200の練習がすごくうまくいっていたので、そのまま行けば400も走れるのではないかなという自信はありました。ただ今回初めて2走を走らせてもらえるということで、うまくいかない点も何点かあったので、これも勉強で次に生かせればと思います。
――関カレでは1走を走られていましたが、今回の2走とはどうような違いがありましたか
やはり1走で流れが決まってしまう部分があって、関カレのときには次に3人の先輩がいたのでそこにしっかり流れ作って渡せればなという考えでした。今回は1走で木村賢太さんが200メートルで良い走りをしていてうまく流れを作ってきてくれるというのはわかっていたので、それをいかにどうつなぐか、リードを保っていたのをどう次の走順に渡せるかということがすごく重要だと自分は思っていました。試合前にも先生に自分はキーマンだと言われていたので、そこも考慮していました。
――実際に走ってみて2走は難しかったですか
難しさでは、1走はレーンが分かれているのに対して2走はレーンが途中でなくなるので、やはりそこをいかに冷静に、いかに突っ込めるかというところが難しいなと思いました。
――マイルの順位はどのように受け止めていますか
順位は自分の中では3位以内というのが目標だったのですが、先生は送り出してくれたときには「優勝」という言葉をおしゃって、やはりここでは優勝しなければいけないという思いがあって挑みました。ただなかなか相手も手強かったので、ことしはこのあたりなのかなと思いました。
――それでは、これからのレースの予定は
早慶・早関があるので、それに向けてまず調整して、そのあとに日本ジュニアがあり、冬季練習というかたちでシーズンが終わっていくので、そこを大事にしていきたいです。
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第82回日本学生対校選手権 9月7日 東京・国立競技場

 日本学生対校選手権(全カレ)2日目は4×100メートルリレー(4継)決勝や5000メートル決勝が行われた。4×100メートルリレーはベストメンバーで挑めなかったものの健闘し、5000メートルでは大迫傑(スポ4=長野・佐久長聖)が果敢に攻め、どちらも表彰台に登った。そのかいあって2日目終了時点でまだ男子対校得点では首位の座を守っており、男子の総合優勝に期待がかかる。そんな中最も輝いていたのが、100メートル決勝に出場した九鬼巧(スポ3=和歌山北)だった。

早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-笑顔で表彰台に上がる九鬼

 大学生になってから初めてタイトルを獲得できてうれしい――。男子100メートル決勝後、トラックの上には笑顔でそう語る九鬼巧の姿があった。
 普段はスタートで一気に加速する九鬼だが、きょうは違った。序盤は抑え気味に走り、中盤にさしかかると前を走る飯塚の背中をとらえる。終盤に振りきられるかと思われたが、そのままでは終わらなかった。粘り強く走りペースを落とさない。そこから飯塚の半身前に出ると、そのまま押しきりゴールラインを越えた。0.02秒差で飯塚に先着。第14回世界選手権モスクワ大会に出場した相手に勝利した喜び、大学入学後初めてタイトルを獲得した喜び。二つの喜びを両手に握りしめて、九鬼はゴール後に拳を空へと高く突き上げた。
 一方、同じく決勝に出場した竹下裕希(スポ3=福岡大大濠)は、序盤を良いペースで走ったものの、最後までそれを維持することができずに5位でレースを終えた。
 優勝の喜びをかみしめた九鬼も、悔しさを覚えた竹下も、世界との距離を強く感じている。少しでも世界に近づくため、さらなる努力を重ねる日々が始まる。
(記事 目黒広菜、写真 加藤万理子)



早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-中大に0.34秒の先着を許した欠畑

★新メンバーで臨み、堂々の2位!
 4継は関東学生対校選手権(関カレ)に続き中大の後塵を拝したものの、ワセダは粘って2位にとどまった。ケガなどでメンバーを欠くワセダにとっては充分な結果と言えるだろう。
 予選ではタイムで拾われ決勝にコマを進めた。先行逃げ切りを目的として九鬼を1走、竹下を2走にしていたが、決勝は調子の良い九鬼を更に活かすために普段の担当区間である2走に戻し、竹下も3走に戻して臨んだ。1走は竹井尚也(スポ4=京都・龍谷大付平安)が務めた。「自分自身当日まで走れるかわからなかった」と言う竹井だったが、スタートで大きく出遅れることなくエース・九鬼にバトンを渡す。九鬼はトップスピードに乗り中大とほぼ同じタイミングで3走竹下に繋ぐ。竹下は内側を走る中大に必死に食らいつき、最後の勝負を4走の欠畑岳(スポ3=岩手・盛岡一)に託した。欠畑は今回がリレーでの初エンジ。ワセダの代表として出場する試合だった。また、中大の4走、慶大の4走はそれぞれ飯塚、山縣と日本を代表する選手が控えており、プレッシャーは尋常でなかったに違いない。しかし、粘って2位を死守。メンバーが揃わない中、表彰台に登った。
 中大へのリベンジは日本選手権リレーで。層の厚くなったワセダは全員で切磋琢磨して頂点を目指す。
(記事 西脇敦史、写真 目黒広菜)



早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-序盤から自らリズムを作る大迫

★好調ぶり示した長距離陣
 5000メートル決勝に、大迫傑、山本修平(スポ3=愛知・時習館)、武田凛太郎(スポ1=東京・早実)の3名が出場。レースは、大迫が序盤からハイペースな走りで先頭をリードする。山本、武田も先頭集団から100メートルほど離れた2位集団でペースをうかがう。レース中盤には全体のペースがやや落ちるものの、3000メートルを過ぎたあたりで、レースは動いた。大迫がダニエル(日大)とともに集団から一歩前へ飛び出すと、この間の1000メートルのタイムは10秒近く上がり、先頭集団は徐々にばらけはじめた。大迫は、ダニエルの背後についてレースを進め、ラスト1周の鐘が鳴ると同時にギアチェンジ。そのまま1位でゴールしたいところだったが、残り200メートル、ダニエルの猛烈なラストスパートにはついていくことが出来ず、2位でフィニッシュ。惜しくも優勝を逃した。
 一方、きのうの1万メートル4位入賞の山本は、2位集団でそのまま安定した走りを見せ、6位入賞。武田も2位集団の中で粘り、10位でゴール。これから始まる駅伝シーズンに向けて、さらなる早大長距離陣の成長に期待がかかるレースとなった。
(記事 松田萌花、写真 石丸諒)



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★決勝に向けて好スタート
 全カレ2日目、男子4×400メートルリレー は予選が行われ、組で一番にゴールしたワセ ダは、見事に着順であす行われる決勝への進出を決めた。
 スタートの合図とともに木村賢太( スポ2=大分・杵築)が勢いよく飛び出し、前半から積極的な走りを見せると、バトンは上位で愛敬彰太郎(スポ1=三重・桑名)へ 。愛敬は各校のエースが集まる2走で堂々とした 走りを見せ、先頭で野澤啓佑(スポ4=山梨・ 巨摩)にバトンを託した。唯一の4年生として予選を走った野澤はバトンを受け取ると、チーム の決勝進出を決定付けるかのように一気に加速。後ろを大きく引き離す走りで独走体制を築 き、アンカーを任された佐藤拓也(スポ2= 埼玉・越谷西)もそのリードを守り切った。
  関カレでは優勝を逃し3位となり悔しい思いをした。予選では、関カレの決勝時に近い好タイム をマーク。関カレよりも多くの強豪が揃う決勝ではあるが、予選での走りからチームは自信を得たであろう。全カレの最終種目となる決勝で 、ワセダのリレーの強さを見せつけると同時に 、有終の美を飾ってほしい。
(記事 戸田郁美、写真 平岡櫻子)


◆結果
▽男子100メートル決勝
九鬼巧 10秒33(1位)
竹下裕希 10秒40(5位)

▽男子200メートル予選
木村賢太 21秒20(2組1着)
竹下裕希 21秒29(4組2着)
愛敬彰太郎 21秒59(6組6着)

▽男子800メートル
予選
田中言(スポ2=東京・早実) 1分52秒81(1組2着)
吉田貴洋(スポ2=和歌山・田辺) 1分53秒11(2組2着)
伊澤賢人(スポ2=栃木) 1分51秒94(4組2着)
準決勝
吉田貴洋 1分51秒05(1組1着)
田中言 1分52秒89(2組5着)
伊澤賢人 1分52秒91(2組6着)

▽男子5000メートル決勝
大迫傑 13分47秒21(2位)
山本修平 14分12秒65(6位)
武田凜太郎 14分22秒21(10位)

▽男子110メートル障害予選
竹吉大記(スポ1=千葉・市船橋) 14秒37(3組6着)自己新記録 
早川恭平(スポ4=長野吉田) 14秒01(5組1着)

▽男子400メートル障害予選
野澤啓佑 50秒11(1組1着)
永野佑一(スポ3=福岡・育徳館) 51秒55(2組1着)

▽男子走り幅跳決勝
林風汰(スポ4=三重・宇治山田) 7メートル37(12位)

▽男子4×100メートルリレー決勝
竹井-九鬼-竹下-欠畑 39秒11(2位)

▽男子4×400メートルリレー予選
木村-愛敬-野澤-佐藤 3分7秒02(3組1着)

▽女子100メートル障害予選
羽角彩恵(スポ3=北海道・札幌一) 14秒28(2組2着)

▽女子走り高跳決勝
土川萌子(スポ3=栃木・那須拓陽) 1メートル65(17位)


◆コメント
竹井尚也(スポ4=京都・龍谷大付平安)
――きょうのレースの感想をお願いします
僕は決勝からの起用ということで、緊張する面もありましたが、しっかり自分の走りができたのではないかなと思っているので、満足しています。
――予選で走らなかった理由は
僕は決勝で1走を走ったのですが、予選のオーダーでは九鬼選手を1走に置いて、チームの作戦としては先行逃げ切りを図っていました。決勝では九鬼選手と竹下選手が個人の種目でそれぞれ良い結果を残して好調だったので、九鬼選手を1走で使うよりは2走に使った方が良い結果が出ると考え、作戦が変えたので、その代わりに1走で控えとして準備していた自分が出ることになりました。
――では、その作戦での竹井選手の1走の役割というのはどのようなものだったのでしょうか
決勝のオーダーでは中盤にワセダのエース2人を置いているため、そこでしっかり流れを作らなければいけないのでそれを崩さないようにするということと、自分がある程度良い位置で渡して他の選手をしっかり走らせるようにすることが自分の役割だと思ったので、しっかり自分が走って九鬼選手に託しました。
――最後の全カレでのレースでした
ことしのチームは個人でも結果を出している選手が多く、自分自身当日まで走れるかわからなかったのですが、最後の全カレということもあってしっかり準備をして起用していただき結果を残すことができたので良かったと思います。
――このあと大学での競技生活も少なくなってきますが、どのように過ごしたいですか
まだ対校戦が早慶戦、早関戦とありますし、リレーに関しては日本選手権リレーも10月末にありますので、そこでも個人とチームのリレー共に活躍できるように残り少ないですが、しっかり練習してそこに備えたいと思います。

山本修平(スポ3=愛知・時習館)
――きょうの5000メートル、きのうの1万メートルのレースを振り返って、今のお気持ちを聞かせてください
調子があまり良くない中でのレースだったのですが、なんとか2種目で得点を取ることが出来たので、自分の仕事を果たせたのではないかと思っています。
――きのうからの疲れもあったと思いますが、きょうはどのようなレース展開を考えてレースに臨まれましたか
エントリーメンバーを見て、一万メートルの疲れがある中で勝負できる状態ではないと感じていました。無理して突っ込まずに、入賞ラインを保って、入賞できたことは良かったと思います。
――夏合宿を経て、これまでのご自身の調子はいかがでしたか
時々体調を崩したり、なかなか思うようにいかない部分もありましたが、最低限、例年と同じぐらいに練習をしっかり詰めたので、全カレで優勝できたことは次につながる成長が見れたと思います。
――このタイムと成績を残したことについてはどのように感じていますか
上級生になって、少しずつ成長できていると感じていますね。
――これから駅伝シーズンが始まりますが
得点に絡めたことは次につながると思いますし、チームとしても良いムードで駅伝に向けて準備ができているので、しっかりこれからライバル校と戦っていけるように、まずは出雲駅伝の優勝を目指して頑張りたいと思います。
――駅伝メンバーの中でも上級生としてのご自身の役目はどのようなものだと考えていますか
上級生が主要区間で柱となって走らなければいけないと感じています。優勝に導く走りを自分がしっかりできるようにここから準備していきたいと思います。

小林快(社3=秋田工)
――5位入賞おめでとうございます。お気持ちをお聞かせください
2か月半の練習で一度走りを諦めて、競歩という道を選んだのと、高校の頃から全国では戦っていたので、この道では負けたくないという思いがありました。順位を落としてしまったのは悔しいのですが、一応入賞できたことにはほっとしています。
――度箱根を目指してから、競歩に戻った理由は
監督、コーチの方々から走りの方は厳しいと言われました。自分の中でも関東インカレで今まで競ってきた人たちや自分と同じ学年の人たちがユニバーシアードなどで活躍しているのを見て、僕も自分の道で頑張りたいと思ったのがきっかけです。
――走りから競歩に戻されるにあたって、苦労したこととかありますか
フォームが大切な種目なので、そのフォームが戻りにくいということは一番苦労したことですね。
――走りを経験したことでそれが生きた経験はありますか
そうですね。体力やスタミナは上がったと感じますね。それは生きていると思います。走りにいったこと自体は遠回りしたとは感じていなくて、プラスになって生きていると思います。
――昨日のレースの内容自体は
早い段階で警告が一枚付いてしまって、やっぱり練習が足りなかったからかなというのが原因の一つだと思います。あとはその状況でもくらいついていければ表彰台も狙えたと思うのでそれが悔しいですね。
――去年出した自己ベストから1分以上タイムを縮めたということですが、その要因は
実力ある方々が何人も来てくださった合宿に参加させていただいて、フォームなども指導していただきました。フォームを前に戻すというよりも、フォームを変えて臨むことができたので、それが一番の要因ですかね。
――次のレースのご予定は
国体があるので。10月7日です。
――意気込みをお願いします
世界陸上に出場している人が5人出ますし、他にも有力選手がたくさん出るので今のままだと多分勝負にならないと思います。もう一度練習積んでパワーアップしたいですね。今回のレースでまだまだ伸びると実感できたので、しっかり練習して記録ももちろん伸ばしていって入賞を目指します。


※九鬼選手、大迫選手、欠畑選手のコメントは、後日掲載致します。
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第82回日本学生対校選手権 9月6日 東京・国立競技場

 部の威信をかけて、全国の大学がしのぎを削る日本学生対抗選手権が開幕した。大会初日は男子やり投げのディーン元気(スポ4=兵庫・市尼崎)や男子1500メートルの池山謙太(スポ2=新潟・長岡大手)など多くの種目で入賞者を出すことに成功。男子対抗得点で暫定1位となる好成績を収め、男子対抗優勝そして部の目標である多種目優勝に向けて勢いをつける幸先の良いスタートを切った。

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 中でも活躍が光ったのは、男子1万メートルに出場した山本修平(スポ3=愛知・時習館)と柳利幸(教2=埼玉・早大本庄)。レースは留学生ランナーが先頭を引っ張るハイペースとなったが、「ワセダとして前で勝負していかないといけない」(柳)という言葉通り、果敢に先頭に食らいつく攻めの走りを見せる。5000メートルを過ぎたあたりで8人で形成された先頭集団がばらけると同時に二人は徐々に後退したものの、大崩れはしなかった。終盤は粘り強く前を追いながら徐々に順位を上げていくとラスト1キロはし烈な4位争いとなる。最後はラストスパートで勝った山本が4位に入り、柳は6位でフィニッシュ。「二人でつかみ取った入賞」(柳)と言うほど、互いの存在を力に変えて走った会心のレースだった。関東学生対抗選手権では、大迫傑(スポ4=長野・佐久長聖)以外に長距離種目で入賞者を出せなかったことを考えればこの結果は大きな収穫。約1ヶ月後に始まる駅伝シーズンに向けて弾みをつけた。
(記事 中澤佑輔、写真 手塚悠)



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★ディーン元気、復活の兆しとなる2年ぶりV
 男子やり投げ決勝に、早大からはディーン元気が出場した。ディーンは1投目、全体のトップとなる78メートル62をマーク。そして、力のみなぎる表情で投げた最終6投目に78メートル95を叩き出すと、2年ぶり2度目の優勝を決め、見事有終の美を飾った。昨年、当時日本歴代2位となる84メートル28を記録したディーンだが、今季は80メートル越えが1度だけ。またもや80メートルには届かなかったものの、「チームとしての最後のインカレだったので、早大に貢献できるようにしたかった」と、晴れ晴れとした表情を見せた。今後に向けては、「しっかりと体と精神のバランスを保って、大事になるであろう来年以降も頑張りたい」と話したディーン。まずは、10月に開催される第6回東アジア大会で更に進化した姿を見せる。
(記事 和泉智也、写真 西脇敦史)



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★池山、価値ある4位入賞
 「ラストスパートでは負けない」。1500メートルに出場した、池山謙太は終盤に絶対的な自信を持っていた。しかし、その算段は予選で早くも崩れる。ポジション取りで体力を使いすぎてしまった。結果はタイムで拾われ、何とか決勝へ進出。すぐにコーチと相談して改善を図り、決勝に臨んだ。予選よりも遅いペースで推移した決勝レースは、ラスト1周で激しくペースアップ。しかし、池山は動じなかった。ラスト200メートルでスパート。落ちて行った選手を次々と交わす。表彰台まではあと一歩届かなかったが、4位でフィニッシュ。念願だった入賞を果たした。それでも「きれいにラストスパートが決まらず、そこが今後の課題」と反省は欠かさない。今シーズン、好成績を挙げ続けている中距離ブロックの他の選手たちから「刺激は常に受けている」と池山は語った。しかし今回の活躍で周りも認めるはずだ。すでに池山は刺激を受ける側ではなく、与える側にいることに。
(記事 井上義之、写真 石丸諒)



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★小林、復帰後まもなく自己新!
 昨年の全カレを最後に長距離へと転向していた小林快(社3=秋田工)。再び競歩に取り組むことを決めてまもなく、男子1万メートル競歩決勝の大舞台に挑んだ。世界選手権6位入賞の西塔拓己(東洋大)らがレースを引っ張る中、先頭集団の後方で必死に食らいつく。動きがあったのは4000メートル過ぎ。西塔と高橋英輝(岩手大)が飛び出して先頭集団が崩れると、小林ら3人は3位集団を形成。その後先頭との差は徐々に広がったが粘り強く歩き抜き、最終的には5位でフィニッシュ。昨年の全カレで出した自己記録を1分以上更新する41分34秒02をたたき出した。1年近いブランクを感じさせない歩きで、小林の再挑戦は幕を開けた。
(記事 加藤万理子、写真 井上義之)



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★課題克服し共に自己新
 予選で好調な走りを披露した竹下裕希(スポ3=福岡大大濠)、九鬼巧(スポ3=和歌山北)は、準決勝でさらに調子を上げ、共に自己ベストを更新する走りを見せた。特に九鬼は、今年度の日本ランキング3位の好タイムであった。竹下は苦手とする前半部分から飛び出すと、得意の終盤でさらに加速。涼しい気温にも助けられ、10秒34を記録した。一方、春は不振にあえいだ九鬼は、逆に前半型で後半に課題があった。しかし、その点は改善を見せつつあり、夏以降は好調を保っている。今日も持ち味の前半で集団から抜け出すと、そのまま流れに乗り、他の選手を突き放す。注目度の高い全カレで見事に10秒19と結果を出し、早大競走部短距離のエースとして貫禄を見せつけた。あすの決勝では、2人の更なる快走が期待される。
(記事 三井田雄一、写真 目良夕貴)



◆結果
▽男子100メートル
予選
九鬼巧 10秒33(2組1着)
竹下裕希 10秒40(3組1着)
北村拓也(スポ2=広島皆実) 10秒94(5組7着)
準決勝
竹下裕希 10秒34(1組2着)自己新記録
九鬼巧 10秒19(2組1着)自己新記録

▽男子400メートル予選
木村賢太(スポ2=大分・杵築) 47秒71(1組3着)

▽男子1500メートル
予選
池山謙太 3分50秒41(1組6着)
高田康暉(スポ2=鹿児島実) 3分55秒89(2組10着)
決勝
池山謙太 1分50秒19(4位)自己新記録

▽男子1万メートル決勝
山本修平 28分57秒21(4位)
柳利幸 28分59秒12(6位)自己新記録

▽男子1万メートル競歩
小林快 41分34秒02(5位)自己新記録・早稲田新記録

▽男子やり投決勝
ディーン元気 78メートル95(1位)

▽男子4×100メートルリレー予選
九鬼-竹下-欠畑-愛敬 39秒71(2組2着)

▽女子棒高跳決勝
上原あずさ(教2=埼玉・不動岡) 3メートル40(12位)


◆コメント
池山謙太(スポ2=新潟・長岡大手)
――4位入賞、率直な気持ちを聞かせてください
入賞を目標としていたので、入賞という結果は非常に良かったです。しかし、3分40秒台を目標としていたので、タイムという面では、もうちょっとかなと思います。
――予選はタイムで拾われたかたちとなりましたが
終盤、よい位置にいれば、ラストスパートでは負けないと思っていましたが、それまでの位置取りで体力を使ってしまいました。結局、ラストは動きませんでした。予選後、コーチと相談し、できるだけ体力を消費することなく、ラストスパートにという算段で決勝に臨みました。決勝では割とうまくいったと思います。
――終盤、抜け出した選手を追いかけずに拾っていったのはレースプラン通りだったということですか
そうですね。前で牽制し合っている強い選手の後ろを付いていって、落ちてくる選手を拾っていくというレースプランを立てていました。それでもきれいにラストスパートが決まらず、そこが今後の課題です。
――1500メートルに出場した経緯を教えてください
高校時代は800メートルも両方専門としていました。さらに現在ワセダの800メートルの選手層が厚いことと、一度、日本体育大学長距離記録会で1500メートルで全カレの標準記録を突破したことが理由です。
――距離への不安はありませんでしたか
高校時代から1試合で800メートル3本、1500メートル2本ということもよくあったので、距離に対する不安はありませんでした。
――中距離ブロックが最近とてもよい雰囲気に見えますが
自分が日本体育大学長距離記録会で良い記録を出したときも、今大会800メートルに出場する3選手が全員自己ベスト更新し、全カレのA標準を突破したので、刺激はそういった試合や普段の練習からも常に受けています。そういう環境で練習できたことが僕の原動力になっています。
――今後の目標をお願いします
3分40秒台を出すことと来年の日本選手権に出場して、どれだけ勝負できるかを試してみたいです。タイム的には3分45秒を一つの目安にしてこれからのレースや練習を積んでいきたいと思います。

柳利幸(教2=埼玉・早大本庄)
――いまのお気持ちはいかがでしょう
目標にしていた自己ベストと入賞ができて良かったです。
――レースプランはどのように考えていましたか
自分のペースで行こうと思ったのですが、途中で集団が割れたときに自分のペースで押していくか前についていくか悩んで、ここは前で勝負していった方がいいと思って前に出ました。
――2キロ過ぎで前の集団についていったときの心境はいかがでしたか
そこで本当に迷ったのですが、ワセダとして前で勝負していかないといけないかなと思って強気で攻めました。
――ペースの上げ下げが激しいレースではなかったでしょうか
そんなに大きく変わったところはありませんでしたが、前の留学生や同じ学年の日体大の山中(秀仁)とかがいてそういう選手に負けたくないなというのがあって、粘ることしか頭になかったです。
――後半は山本選手と一緒に追い上げていく様子が印象的でした
やっぱり前で行かないとというか、関カレも大迫さん(傑、スポ4=長野・佐久長聖)しか点をとれなかったので、ここでもう1回ワセダの力を見せたいなと思いました。修平さん(山本)が近くにいて、自分にも声をかけてくれたので頑張らなくちゃいけないという気持ちになれて前に上がれたので、二人でつかみ取った入賞だと思います。
――28分台、全カレ入賞ということでトップランナーの仲間入りをしたと言えるのではないでしょうか
こういう大きな大会で入賞と自己ベストを両方出せたというのは自分に自信が持てたので、これを後の合宿と三大駅伝につなげていきたいと思います。
――駅伝シーズンに向けて抱負をお願いします
大迫さんの最後の年なので笑ってみんなで送り出せるようにしっかりいい結果を出したいと思います。

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第14回世界選手権 8月10日 ロシア・モスクワ ルジニキスタジアム

 ロシア・モスクワで開幕した世界選手権。大会初日に行われた男子一万㍍に、大迫傑(スポ4=長野・佐久長聖)が出場した。昨年、おしくもロンドン五輪への出場権を逃しため、これが世界を相手にする初の大舞台。日本学生長距離界の枠を越え、常に世界を見据えて戦ってきた大迫にとっては待ちに待った機会だ。トップランナーを相手にどこまで自分の力が通用するのか。高まる鼓動を抑え、大迫は緊張した面持ちでスタートラインに立った。

 ペースの変動が激しく、力のない者は容赦なく振り落されていくハイレベルな戦い。レース序盤、大迫は集団の中盤に位置し、佐藤悠基(日清食品グループ)、宇賀地強(コニカミノルタ)と共にレースを進める。位置取りが難しく、外側へ追いやられてしまうこともあったが、臆することなく果敢に立ち向かっていく。3000メートルは20位あたりで通過。日本選手権優勝の佐藤が最後尾まで順位を落とす中、大迫はしっかりと集団につけてペースアップに備える。5000メートルの通過は13分53秒。自己ベストと比べるとやや遅いペースだ。
 
 しかし、単純にタイムで比較はできないのが国際大会。上位を走るランナーによるふるい落としにより集団が崩れ始めると、徐々に後退していく。顔をゆがめながら必死に食らいつくものの6000メートル付近でついに集団から離脱してしまった。あきらめずに前を追っていきたい大迫だったが、一度離された後は苦しい走りが続き、8000メートル通過時点で100メートル以上の差を広げられてしまう。持ち味のラストスパートで一矢報いたかったが、前を行く選手たちの、それを上回るスピードを前になすすべがない。トップのゴールから約1分後の28分19秒50、宇賀地に次ぐ日本人二番手でフィニッシュし、世界への初挑戦は幕を閉じた。

$早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-日本選手権1万㍍を走る大迫

 現役早大生として世界選手権で男子一万㍍を走ったのは歴代三人目。その実力は誰もが認めるところだが、ただ日の丸を背負って走るだけで満足することはない。目指すのは世界のトップランナーと肩を並べ、対等な勝負を繰り広げることだ。入賞ラインに遠く及ばない21位という結果は世界との差をはっきりと表した。加えて、日本選手権3位の宇賀地が大迫を大きく上回る27分50秒79という好タイムで走り、日本代表の中では頭一つ抜けた力を持っていた佐藤が途中棄権となったことからも分かる通り、国際大会で実力を発揮しきることは難しい。世界の強豪と戦うには速さだけでなく激しいペース変化にも動じない強さが求められる。明らかになった現時点での実力。だが、まだまだ発展途上であることを考えれば、今回の経験は必ずや成長の糧となるだろう。日本陸上界において、世界大会でトラック競技のメダル獲得は難しい状況にある。そんな『世界のカベ』を壊すべく、大迫の挑戦は続く。
(記事 中澤佑輔、写真 西脇敦史)


※写真は、日本選手権で1万メートル決勝を走る大迫


◆結果
▽男子1万メートル決勝
大迫傑 28分19秒50(21位)

宇賀地強(コニカミノルタ) 27分50秒79(15位)
佐藤悠基(日清食品グループ) 途中棄権
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第10回トワイライトゲームス 7月28日 東京・代々木公園競技場

 関東学生陸上競技連盟主催で行われるトワイライトゲームスが、今夏も開催された。ワセダからは16名の選手が出場したが、納得の結果といえるのは400メートル障害の野澤啓佑(スポ4=山梨・巨摩)らほんの一握り。しかし今大会は、現状を把握するための場として捉えている選手も多い。各々が有意義な夏期練習を積み、日本学生対校選手権(全カレ)では『強いワセダ』を見せてくれることだろう。


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-野澤

★野澤、優勝で手応え
400メートル障害で野澤が優勝を果たした。ユニバーシアード以来のレースとなった野澤は、スタートしてすぐに前に出ると、最近走りが崩れてしまうことが多かった後半も安定したリズムでハードルを越える。そのまま最後まで他を寄せ付けずに一着フィニッシュ。関カレ王者の貫録を見せた。ユニバーシアードから腰の痛みを抱えていたという野澤。その中での49秒92というタイムは自信につながったようだ。9月の全カレでは連覇が懸かる。いかに自分の理想のレースに近づけるか。最後の全カレでは、その勇姿を見たい。
(記事 川嶋悠里、写真 井上義之)



早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-田中

★田中、自己新で3位も「通過点」
 「悪くはないが、まだ通過点」。自己記録を更新しての3位入賞にも田中言(スポ2=東京。早実)は満足する様子はなかった。タイムレース決勝の仕組みをとる男子800メートル。B組の田中は序盤、楽に走ろうと最後尾につける。残り300メートルとなったところでレースプラン通り一気にスピードを上げ前を猛追。さらに残り50メートルからは顎を上げ全身を使ったがむしゃらな走りで組2着に入り、次の組の結果と合わせて見事3位に輝いた。この一見、良い結果に田中が浮かれるようすがないのには理由がある。今季の目標を49秒台に設定したためだ。まだ目標とは差があるが、田中の足は目指すゴールへ向かって行く。
(記事 石丸諒、写真 中澤佑輔)



早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-佐藤

★積極的な走りで好記録
 日が落ちた競技場で最終レースとなった男子4×400メートルリレー。まずは第一走者の木村賢太(スポ2=大分・杵築)が序盤から飛ばし、一位でバトンを渡す。続く野澤も快走を見せつけ、2位との差をキープした。三走を任された伊澤賢人(スポ2=栃木)は粘りの走りを見せるが、中大に追い抜かれてしまう。アンカーである佐藤拓也(スポ2=埼玉・越谷西)が必死に中大を捕らえようとするも、惜しくも逃げ切られ結果は2位。記録は3分07だった。「気持ちのモチベーションを作る上での今回のレースは本当にプラスになった」(野澤)と語るように、普段とは異なるメンバー・走順で臨んだ今大会は今後の糧になるだろう。
(記事 落合修平、写真 石丸諒)


◆結果
▽男子100メートル
竹下裕希(スポ3=福岡大大濠) 10秒42(4位)
九鬼巧(スポ3=和歌山北)  10秒50(6位)
▽男子800メートル
田中言  1分51秒75(3位) 自己新記録
出口翔(スポ2=東京・開成)   1分53秒74(10位)
吉田貴洋(スポ2=和歌山・田辺)  1分56秒96(11位)
▽男子110メートル障害
早川恭平(スポ4=長野吉田) 14秒21(4位)
▽男子400メートル障害
野澤啓佑 49秒92(1位)
永野佑一(スポ3=福岡・育徳館) 50秒88(3位)
▽男子4×100メートルリレー
竹井-永沼-欠畑-玉井
40秒26(3位)※
▽男子4×400メートルリレー
木村-野澤-伊澤-佐藤
3分07秒13(2位)大会新記録
▽女子走高跳
土川萌子(スポ3=栃木・那須拓陽) 1メートル60(8位)

▽女子100メートル
岡山沙英子(平17人卒=広島JOC) 12秒15(8位)

※ 日本代表チームはオープン参加のため順位に入っておりません。


◆コメント
野澤啓佑(スポ4=山梨・巨摩)
――400メートル障害、優勝おめでとうございます。感想は
感想としては、しっかり49秒台が出せたというのが一番うれしいですね。このタイムをしっかり前回あったユニバーシアードで出せていたらなという気持ちもありますが(笑)、本当にうれしいです。
――レース後の優勝インタビューでは良いリズムで走れたとおっしゃっていましたが
前半からしっかり14歩で行けました。なおかつ、最近の傾向だと後半が落ちてきてしまって崩れてしまうところがあるのですが、今回はそのリズムが落ちないでしっかり最後まで同じようなリズムで走れたのが良かったです。インターバル自体は、9台目まで14歩で、最後だけ15歩でした。
――きょうは最初からスピードに乗っていた印象がありました
周りからそう言われますけど、感覚としては全力というよりは楽に走れたという印象だったので、そこが次の課題になるのかなと思います。
――その次の課題というのは
やはり前半からしっかりスピードに乗って、なおかつ今回みたいにスムーズに落ち幅を少なくゴールできるようなレース展開を自分の中で良いイメージとして描いています。そのイメージ通り走れるようになればいいかなと思いますね。
――それでは、マイルの感想を聞かせてください
今回新しいメンバーというか、いつもと違ったメンツでチームを組んで、戦略としては1、2走で逃げて、3、4走でどこまで粘れるかということでレースに挑みました。1走の木村がしっかりトップでチームに良い流れを作ってくれたので、僕もそのリズムに乗って…。後ろを離せたかと言ったら離せはしなかったのですが、3走の伊澤がしっかり順位をキープして、最後4走の佐藤につないでくれました。結果的には2番でしたけど、一応3番というのがチーム全体の目標としてやっていたので、2番をとれたのは良かったかなと思います。一つ課題とすれば、佐藤の最後、一人だけではありませんが、良い流れの中でやはり最後の直線で越せる力が一人でもついてくれば、チーム全体としてまた一個上のレベルに行けるのではないかなと今回思いました。
――いつもとメンバーが違った理由は
それぞれに対する今後の期待度ですね。走順も皆初めてでしたが、そういう違うところでも走れるという、どこでもいけるぞ、いつでもいけるぞ、という気持ちのモチベーションを作る上での今回のレースは本当にプラスになったなと思います。
――普段は4走を走られていましたが、今回の2走というのはいかがでしたか
大学入ってからだとユニバーシアードで2走を走らせてもらったのですが、そこでラップタイムではありまずがベストが出て、そのまま調子に乗って…という感じですかね(笑)。今回も前半から、いけたかどうかはわからないですが、しっかり気持ちでは突っ込んでいったと思います。今後全カレも、もしかしたら4走ではないかもしれませんし、どこになるかわからないですが、どこでもしっかり走れるようにしたいと思います。
――最後の直線での歓声がすごかったですが、どんな気持ちでしたか
歓声は誰が応援されているのかわからないのですが(笑)、それをしっかり…。声は聞こえていたのですが、後ろが来ているのかな、せまっているのかなという印象が一番強くて。でも、そのままトップで渡せたのは気持ち良かったし、見ている観客の人たちも楽しめたのではないかと思います。
――ユニバーシアードが終わってからは
ユニバーシアードで腰の方があまり良くなくて…。今回も痛みがあって、どうかなと思っていたのですが、その中でも自分のレースができたというのはプラスに捉えて、次は腰の状態を万全にして、全カレなどにしっかり挑めたらなと思います。
――それでは、このレースはどのような位置付けだったのでしょうか
ユニバが終わって一段落というか、落ち着いた感じなので、今度は全カレに向けてのこのレースは通過点として最後のレースでどのようなレースができるのかを図りました。調整などはまったくしていないのですが、その中でも49秒台が出たというのは本当に今回良かったなと感じています。そこは次の秋シーズンに向けてプラスに捉えて受け止められるのではないかなと思いますね。
――最後に秋のシーズンに向けて、お願いします
秋はきょねん全カレで勝っているので、個人の種目で連覇を狙うというのはもちろんですが、チームとして総合優勝または多種目優勝をきょねん取れなかった分ことしはしっかりとって、ワセダが強いところを見せていきたいなと思います。

田中言(スポ2=東京・早実)
――自己新記録を更新されました
現段階の力として1分50秒台は出ると思っているので、これまでの1分52秒0というのが物足りないものでした。今回の記録は悪くはないですがまだ通過点だと思います。
――調子は良いのですか
最悪です。出たくないなと思うくらいでしたので、それが上向きになればと思います。
――レースは最初に抑えてラストに上げるというものでしたが、あらかじめ考えていたのですか
ついて行って一週目に楽をして、後半に上げられたら上げようと思っていました。結果的にそれがはまりました。
――これまでの試合でラストに課題があったように見えていたのですが
ラストも重要ですが1週目の走り方がこれまで出来なかったので、きょうはそれが上手くできたのかなと思います。
――去年よりタイムの面でも実績の面でも成長されたと思いますが要因は
自分の体や、追い込むところ、そうではないところ、合った練習などが分かって来たと思います。1年生の春は言われたことをやるだけでダメでしたが、秋から色々と考え始めるようになり、それがちょっとずつ形になってきました。
――同期の中距離陣の存在は刺激になりますか
自分が一番になりたいという気持ちがあるので活躍が嬉しい半面、悔しいです。ただ、一人では出来ないという思いもあるので、とても刺激にはなります。中距離陣全体としてはみんな少しずつしか記録を更新できていないですが、絶対にもっと良い記録が出ると思います。誰かが殻を破ればワセダの中距離がもっと強くなるはずです。
――夏に向けての課題や取り組みたいことを教えてください
楽にスピードを出せる動きを作ることと体力強化です。
――秋に向けての意気込みをお願いします
ことしの目標が1分49秒台なのでそれに向けて、現状に満足せず頑張りたいと思います。


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トライアルinいせさき2013 7月21日 群馬・伊勢崎市営競技場

 例年ワセダが練習の一環として参加する3000メートルの記録会。ことしも大勢が出場し、激しい部内争いが展開された。多くの選手が自己新記録をマークし、夏合宿前最後の記録会として充実した内容になった。3000メートルと合わせて1500メートルにも出場した高田康暉(スポ2=鹿児島実)も3分46秒台の好記録を出すなど、全体を通して春のスピード強化の成果が感じられた。

 3000メートルの11組では駅伝経験のない若い選手が主に出場した。ワセダ勢は先頭集団でレースを展開していく。ラスト1周の鐘が鳴るとスパートの掛け合いが始まった。息を荒げて互いにスピードを絞り出す。残り300メートル付近で藤岡孝彰(商2=東京・早実)が他を圧倒する走りで独走フィニッシュ。春からベストの更新を続ける藤岡はここでも調子の良さをアピールした。

早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-柳


 次の最終12組では今季ワセダの主力を担う選手が多数出場。「集団を引っ張って、他のワセダの選手を良いタイムでゴールさせることができた」(柳利幸、教2=埼玉・早大本庄)と言うように柳が積極的に先頭に食らいつきながらレースが進む。2000メートルあたりから先頭集団は柳、田口大貴(スポ3=秋田)、山本修平(スポ3=愛知・時習館)、武田凜太郎(スポ1=東京・早実)の4名に絞られた。最後は田口がキレのある走りで全体のトップタイムでゴール。タイムも本人が設定していたものより上回る好タイムだった。

早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-田口

 これを最後に長距離ブロックは合宿を通じての強化体制に入っていく。「少しずつ勢いが出てきている」(田口)、「良いムードになってきている」(山本)とチーム状況の上向きを感じている主力たち。武田ら上級生に引けを取らない新入生も入ってきたワセダ。この夏の過ごし方によって秋からの勝負が決まる。すべては箱根で優勝するために――。これから一秒たりとも油断できない夏が始まる。
(記事 西脇敦史 写真 石丸諒、目良夕貴)








◆結果
▽1500メートル
高田康暉 3分46秒63 自己新記録

▽3000メートル
11組
藤岡孝彰 8分16秒60(1着)自己新記録
中村信一郎(スポ2=香川・高松工芸) 8分18秒48(3着)自己新記録
浅川倖生(スポ1=兵庫・西脇工) 8分18秒55(4着)自己新記録
徳留 駿(法3=埼玉・早大本庄) 8分18秒67(6着)自己新記録
臼田稔宏(基理3=長野・佐久長聖) 8分19秒52(8着)自己新記録
井戸浩貴(商1=兵庫・龍野) 8分20秒32(9着)自己新記録
高橋広夢(スポ3=東京・東大付) 8分22秒87(10着)自己新記録
田中鴻佑(法4=京都・洛南) 8分24秒02(11着)自己新記録
三井泰樹(人科2=山形東) 8分25秒46(12着)自己新記録
山田侑矢(スポ3=三重・伊勢) 8分26秒35(14着)自己新記録
鈴木洋平(スポ1=愛媛・新居浜西) 8分27秒61(15着)自己新記録
藤澤怜欧(スポ2=神奈川・多摩) 8分39秒88(20着)

12組
田口大貴  8分08秒54(1着)自己新記録
武田凜太郎 8分09秒58(2着)自己新記録
山本修平 8分11秒13(3着) 自己新記録
柳 利幸  8分12秒28(4着)自己新記録
高田康暉 8分16秒47(5着) 自己新記録
三浦雅裕(スポ2=兵庫・西脇工)  8分17秒96(6着)自己新記録
相原将仁(教4=東京・早実)  8分46秒47(18着)
志方文典(スポ4=兵庫・西脇工)  8分48秒06(19着)


◆コメント
田口大貴(スポ3=秋田)
――本日のレースの目的は
きょうは3000メートルなので、スピードの練習という位置づけです。今までスピード練習を中心にしてきたので、その成果が3000メートルに出るかということが本日のポイントでした。
――ご自身の感触として成果は感じられましたか
きょうは思っていた以上に走れたというのが正直な感想です。ホクレン(ホクレン・ディスタンスチャレンジ2013・第4戦北見大会)が終わってから調子が上がってこないなと思っていたのですが、きょうはばっちり走れたので練習の成果が出たのかなと思います。
――ではタイムについて不満はなかったということですか
そうですね。目標が8分ひとケタだったので、そこをクリアできたのは良かったです。
――春のトラックシーズンを振り返っていかがですか
記録の面では合格点かなと思います。ただ、試合の面で言うと大事な所で走れていなくて、関東インカレ(関東学生対校選手権)でも点数を取れなかったので…。求められているところで走れていませんでした。
――ではトラックシーズンに点数をつけると何点くらいですか
40点ぐらいですかね。記録が出たからといって満足はしてはいけないですし、あくまで勝負することが陸上競技なので。それができていないので点数は低いです。
――夏合宿の個人のテーマを教えてください
走りこむことも大事ですが、ことしはそれ以外のところからアプローチしていこうと思っています。具体的には、僕は身体ができていないので、その改善だったりなどです。
――いまのチーム状況をどのように感じていますか
少しずつ勢いは出てきているのかなと思います。関東インカレで大迫さん(傑、スポ4=長野・佐久長聖)以外点数を取れなくて、そこでみんなが危機感を持ってから、短い期間ですけど修正が出来つつあるのではないかという感じですね。
――秋のシーズンの目標はありますか
秋はすぐに出雲駅伝があって、一番大きな目標は箱根駅伝の総合優勝なのですが、それに向けて試合をひとつひとつ大切にしていって、目標を果たせるように頑張りたいと思います。

山本修平(スポ3=愛知・時習館)
――3000メートルという距離でしたが、どういう気持ちで臨みましたか
インカレや駅伝の5キロ10キロ、または20キロにどう生かせるかということを考えて走ることができました。でも最後上がりきらなかったのでまだまだかなと思います。
――部内3位という結果でしたが、走り終えた感想はいかがですか
本調子とは程遠い調子だったんですけどだいぶつかめてきているかなとは思います。
――調子が悪いというのはどのような点で感じていますか
春シーズン試合が多くて、出てしまった自分も悪かったのですが、箱根からずっと負荷がある中で試合に出すぎたというか、いまになってすごい疲労がきていました。そういった中で調子が崩れていたんですけどそれは言い訳になりませんし、だいぶ立て直せてきているかなとは思います。<
――チームとしてこの大会で得た収穫はありましたか
みんないま調子が良くて全体としてはいいムードに上がってきているので油断せずにこのまま力を合わせていけば駅伝シーズンも狙えると思っています。
――夏の期間はどのように練習される予定ですか
練習を積みつつ調子も上げていかなければというふうに、ことしは課題が増えると思いますが上手くやっていきたいなと思います。


※ 武田選手、柳選手のコメントもお伺いしております。
  両選手のコメントはホームページが復旧次第掲載いたします。
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2013日本学生個人選手権 6月23日 神奈川・Shonan BMWスタジアム平塚

 2013日本学生個人選手権3日目、永野佑一(スポ3=福岡・育徳館)と竹下裕希(スポ3=福岡大大濠)の3年コンビが、関東学生対校選手権(関カレ)でかなわなかった表彰台に上った。一方男子800メートルでは関カレ出場組が奮わず、故障でメンバーから漏れた伊澤賢人(スポ2=栃木)が大学入学後初入賞。しかし、3日間を通して最低限の結果は残したものの、選手たちの表情には悔しさが見てとれた。最善だったとは言えない前半シーズンももう終わりを告げる。日本学生対校選手権(全カレ)が待ち構える後半シーズンに向けて、夏場の練習に臨んでほしい。


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-竹下

★得意な後半で追い上げ表彰台へ
 関カレ100メートルではまさかの準決勝で姿を消した竹下が、日本学生個人選手権でも同種目に出場。22日の予選では10秒41の自己ベストを記録し、23日午前に行われた準決勝でも10秒55の3着で難なく決勝に駒を進める。1.4メートルの追い風が吹く好条件の中、迎えた100メートル決勝。竹下はスタートで一瞬出遅れたものの中盤に持ち直し、60メートル付近でトップスピードへ。得意の後半で加速し追い上げ、混戦の中を10秒38の3着でフィニッシュした。予選に引き続き自己ベストをマークした竹下。しかし、スタート地点で出遅れたことを「悔しいです」と語るように、自身のレースに完全には納得していない。チームメイトと切磋琢磨(たくま)し、夏の走り込みを経て、全カレでの更なる好記録に期待がかかる。
(記事 八木瑛莉佳、写真 目良夕貴)


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-永野

★満足出来ない3位入賞
 「優勝出来なくて悔しい」。400メートル障害に出場した永野の第一声だ。連戦の影響もあって、少し調子を落としつつ迎えた今大会。いつものスタイル、前半スタートから200メートルで加速し逃げ切るというプラン通り、大きなフォームで加速。序盤からトップに躍り出る。しかし後半疲れが出たのか、8台目のハードルを超えた第4コーナー、続くハードリングを終えたラストの直線で追い上げられた結果、3位に。優勝を目標としていただけに満足出来ない順位となった。今大会で見えた課題は2つ。後半で追い上げられる際に踏ん張り切り替える力とハードリングのインターバルの歩数を理想の13・14歩にまとめることだ。夏の練習を経て秋の大会で同部の先輩・野沢啓佑(スポ4=山梨・巨摩)とどれほど競り合えるのか、成長が楽しみだ。
(記事 高畑幸、写真 石丸諒)


早スポオフィシャルブログ「ただいま取材中!」-伊澤
★冷静な走りで入賞
 関カレで出場者全員が予選を通過するなど勢いのあるワセダ中距離ブロックから3人が出場した男子800メートル。関カレ出場組が予選落ちと振るわぬ中、ケガの影響で関カレのメンバーを外れた伊澤がタイムで拾われ、ただ一人決勝へ駒を進めた。決勝は1週57秒とスローペースになり伊澤は落ち着いた走りで中位につける。レースは残り100メートルになるとスローペースの反動で激しいラストスパート合戦となった。伊澤は必死の走りで前を追い6位でゴール。見事入賞を果たした。昨季、飛ぶ鳥を落とす勢いで自己記録を更新していた伊澤。ケガも癒え、ようやくギアが上がってきた。
(記事 石丸諒、写真 川島悠里)




◆結果
▽男子100メートル
準決勝(3組2着+2)
北村拓也(スポ2=広島皆実) 10秒91(1組5着)
竹下裕希 10秒55(2組3着)
永沼賢治(スポ2=大分鶴舞) 10秒79(2組6着)
決勝(+1.4)
7レーン 竹下裕希 10秒38(3位)自己新記録

▽男子800メートル
予選(6組1着+2)
田中言(スポ2=東京・早実) 1分53秒78(1組2着)
出口翔(スポ2=東京・開成) 1分54秒44(2組2着)
伊澤賢人 1分52秒13(6組2着)
決勝
伊澤賢人  1分53秒86(6位)

▽男子400メートル障害
永野佑一 50秒96(3位)

▽女子走高跳び
土川萌子 1メートル65(7位)


◆コメント
永野佑一(スポ3=福岡・育徳館)
――きょうの試合を振り返って
きょうは優勝を狙っていたのですが、最近何試合か後半バテてしまって悔しい結果になってしまいました。
――永野選手は前半飛ばして後半逃げるというスタイルをとっていますが、今回の試合ではうまく逃げきれなかったということですか
速い選手と並んだ時にまたもう一段階上げるというのがシーズン初戦からは出来ていたのですが、大会を重ねるごとに出来なくなっていたので、それが勝てない理由の一つではないかと思います。
――関カレの途中から調子があまりよくありませんが、その原因はなんですか
連戦、試合が続くようになったので練習をしっかり積んでいるつもりでしたが、後半切り替える、後半もっとしっかり走る部分に意識がいってなかったように思います。
――持久走の練習を積んでいるということですが
持久走は体力をつけるためにやっていることで、切り替えるのと体力があるというのは違うので切り替えの練習はまたこれからやっていきたいと思います。
――体力不足ではなく、切り替えが出来ていない部分に課題があるということですか
走り終わった後体力的には余裕があってそんなにしんどくない状態が何週間か続いています。体力はあっても切り替えが出来ないと最後に追い上げられないのが400mHなのでこれからそういう部分を考えていきたいです。
――ハードルのインターバルについてはいかがですか
刻むことが難しく苦手なので、前半のインターバルは13歩でいってそこを14歩でどこまで押していけるかが課題です。例えば、7台目のハードルまで14歩でいって8・9台目までいかにのばせるかということです。きょうみたいに風が強かったり、上手く切り替えられないとインターバルが15歩になってしまい切り替えられないので、スピードにのれない部分があります。僕は動きが大きいので理想は前半いけるところまでインターバルを13歩でいって、後は14歩で押していくスタイルです。
――夏開けの秋の大会に向けての目標をお願いします
秋は試合も限られてきてしっかり自分の走りをすることが一番ですが、野澤先輩(啓佑、スポ4=山梨・巨摩)と一緒に走って勝つくらいの気持ちでいかないと優勝は出来ないと思うので、とりあえずしっかり自分の走りが出来るようになりたいと思います。


竹下裕希(スポ3=福岡大大濠)
――きょうのレースはいかがでしたか
決勝ではトップスピードを出すこと、60メートル地点で持っていくことを意識して、臨みました。その通りのレース展開となったのですが、スタートで出遅れてしまい、最後抜くことが出来なくて、悔しいです。
――準決勝でも少しスタートを失敗なさっていましたが、スタートの練習は
あまりしていないですね。これから全カレに向けて、その部分を修正していきたいと思います。
――きのうの100メートル予選でも自己ベストを更新されていましたが、今の調子はいかがですか
調子はまあまあだと思います。まだ、まだまだ上がると思うので、これから調子を上げていきたいです。3月と4月にケガをして、関カレをポイントとしてようやく上がってきた感じがあるので、これからどんどん調子を上げてやっていきたいと思います。
――きのうは200メートル決勝に出場されていましたが、いかがでしたか
200メートルは、コーナーは良かったのですが、後半失速してしまったので、そこを改善してこれから練習していくつもりです。
――今期は100メートルにも積極的に出場されていますが、200メートルのスピードを得るためですか
いいえ、100メートルも200メートルもどちらもやっていくつもりです。
――これから夏の走り込みがはじまっていくと思うのですが、夏場の課題は
先程の通り走り込みがメインとなってくるので、チームメイトと練習していって、チームメイトに練習の中でも負けないようにやっていくつもりです。
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