シフのライヴ盤攻勢

2006-01-28 01:45:22 Theme: シフ

3月にシフのイギリス組曲 がDVDで発売される。ライヴ盤。


シフ イギリス組曲DVD


シフのバッハはいい。柔らかいタッチと考えられた構成、小憎らしい装飾音。バッハ好きならずとも、この人の演奏は楽しめること請合い。


バッハの主要鍵盤曲はずいぶん前(80~90年にかけて)に録音し終えており、最近はベートーヴェンに力を入れている。ペレーニとのチェロソナタ、ソロのピアノソナタなどをリリース。うん、これはこれで楽しみ。


で、3年ほど前にひょいっとゴルトベルクのライヴ盤がでた。 お、シフがバッハに戻ってきた。


この演奏がまたいいのよ。柔らかなタッチに円熟が加わり、肩の力が抜けた、自由闊達なバッハ。 ゴルトベルクの演奏史上屈指の録音ですばい。 あれと同じ感じのイギリス組曲ならぜひ聴いてみたいなー。 てか、DVDだから観るのか。


シフはこのところコンサートで予定が埋まりまくり。ベートーヴェンと平行して、片手間で、このライヴ攻勢を仕掛けてるのか?凄い人だ。


次は平均律のライヴをお願いしますよ、シフ様。

シフのバッハ全集

2005-09-03 02:02:42 Theme: シフ

シフのバッハ全集を入手した。


シフのバッハ全集


イギリス組曲、フランス組曲、パルティータ、平均律1&2、ゴルトベルク、インベンション&シンフォニア、4つのデュエット、半音階的幻想曲とフーガ



おお、バッハの鍵盤曲の主要どころが揃っている。嬉しい。


で、やっと全部聴きおわったす。いやーシフいいね。装飾音に独特のクセがあるが、嫌味じゃないし、音が澄みタッチが滑らか。聴き疲れしないのがよい。ピアノによるバッハを満喫させてもらいました。


もっとも、シフは、一聴しただけだとあんまし面白くない。やわらかで耳障りはよいのが、返って淡白に聴こえるのだ。たまに取り出して、何度も聴いてくうちに隠れた魅力に少しづつ気づいていく。


その過程もまた楽しい。

シフのシューベルトに悩む

2005-07-19 02:27:04 Theme: シフ

シフはバッハのほかに、モーツァルトやハイドンを弾く。古典派が好きなようだ。それ以外にシューベルトも弾くらしい。


へー、あの柔らかいタッチでシューベルトか、さぞかし繊細な演奏なんだろな。いいかも。と思い、さっそくゲット。曲はグルダ盤で勉強した即興曲。


シフのシューベルト  


あら? タッチはキレイなのだが、演奏はいたって普通。うーん、グルダのがいい。いや、シフの深さに気づいてないのか?シューベルトの聴き込みが足りないのか。


そういえば、シフのバッハをはじめて聴いたときもよいと思えず、ゴルトベルクの新盤でやっとよさがわかったんだった。


シフのシューベルトのよさがわかる日は来るのだろうか。

シフ再発見。

2005-06-20 18:42:26 Theme: シフ

今日も平均律シャッフル。しあわせ。


おかげでここ数日、山のようにプレリュード&フーガを聴いた。シャッフル常連メンバーは、ヒューイット、グルダ、グールド、シフ、アスペレン、テューレックとリヒテル。その中でいいなと思ったのはシフ。


アンドラーシュ・シフ。正統派のバッハ弾き。シフなんて真面目で遊びがなくてつまんねー、とこの間まで思っていた。いやいや、いいですよ、この人。音もきれいだし。シフいいよ。シフ再発見。


繊細で抑制の効いたタッチ、シャレっ気のあるリズム。懐の深い音。小憎らしい装飾音。グールドやグルダほどわかりやすい面白さはないが、シフは音楽の深いレベルで遊んでいる。


シフはここしばらく、ベートーヴェンのピアノソナタの録音に集中してるそうな。
気が向いたら、平均律の新録音に取り組んで欲しいもんだ。ライブ盤でも可。


シフのゴルトベルク

2005-04-20 00:00:00 Theme: シフ
アンドラーシュ・シフ、2001年ライブ版のゴルトベルク変奏曲 を聴く。

ゴルトベルク演奏は2つのタイプがある(と思う)。30ある変奏を単独曲とし個別に演奏するタイプと、全体をひとつの流れで捉え繋がりを重視したタイプだ。

高橋悠治やリフシッツは前者で、グールドやレオンハルトは後者。シフも後者のタイプで、この曲の数ある録音でも屈指の出来。これがライブなんだからねー。

個人的には後者のタイプが好きだが、どっちで聴いても面白い。バッハはどちらを念頭に作ったんだろ、とか考える今日この頃。

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