ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

〝可憐な花々に囲まれた心温まるお葬式〟をモットーに、日々お客様のために頑張っております葬儀社ウォームハート・・・の社長、人呼んで「葬儀屋ナベちゃん」です。 毎日の仕事や、人・映画・書籍等との出会いの中で感じたことなどを徒然なるままに綴ってまいります。


テーマ:

椅子は椅子でも・・・今日はちょっとグロテスクな、

 

  電気イス

 

のお話です。


なぜなら今から127年前の今日、初めてこれを使った死刑が執行されたから。

 

アメリカ独特といえる、この電気による処刑を考え付いたのは、歯科医師だったA・サウスウィックなる人物。

 

1881年に泥酔した男性が電線に誤って触れて即死したのを目撃し、当時廃止論が高まっていた絞首刑の代用にと思いついた彼は、椅子型の処刑装置を考案。

 

そして実用的な電気椅子がH・P・ブラウンによって発明され、その電気椅子による処刑を認める法律が1889年に施行されると、翌1890年8月6日に初めての執行がなされたのです。
 

          

           シンシン刑務所の電気椅子 “Old Sparky

 

死刑を執行されたのは内縁の妻を殺した死刑囚ウィリアム・ケスラー。

 

ニューヨーク州オーバーン刑務所で早朝の午前7時前に執行されたそうですが、彼は泣きも暴れもせず、

 

「のんびりやってください。 私は急いでいませんから・・・」

 

と刑務官に声をかけたといわれています。

 

しかし最初の電流では心臓が止まらず、再びスイッチを入れ直し長時間にわたって電流を流したため・・・あっ、ここから先の描写は控えましょう。

 

映画 『グリーン・マイル』(1996年) をご覧になった方なら、ネズミをかわいがっていたフランス系死刑囚・デルの凄惨な処刑シーンと同じだった・・・といえば、お分かり頂けるかと。うー

 

       

 

ところでこの処刑用具の誕生に関して、ある超有名人が関わっているんですが、それは誰だと思いますか?

 

ヒントは〝電気〟・・・正解は、この方。(↓)

       

そう、あの発明王トーマス・エジソンだったんです。

 

実は1880年代後半、直流送電を提案していたエジソンは交流送電を主張するジョージ・ウェスティンハウスらと激しく対立していました。

 

そこでエジソンは、交流電流を使った電気椅子で処刑を行わせることで、交流がいかに人体に危険であるかというネガティブ・キャンペーンを画策したのです。

 

彼自身が死刑反対派だったのにもかかわらず・・・。

実は、前出の実用的電気イスを考案したH・P・ブラウンはエジソンが雇っていた人物であり、更にエジソンは交流電流を使って野良犬やネコ、更には薬殺が決まっていたゾウを数秒で殺害する実験映像まで公開し、いかに人体に危険かをアピール。

 

その甲斐あってか、電気イスには交流が使われることになったのですが・・・その第一号となったケスラーが簡単に死に至らなかったことで、エジソンの目論見は失敗。

 

結果的に発・送電の主役の座は直流から交流に交代、エジソンは〝電流戦争〟に敗れることになったのです。

 

発明王としてよりも、エジソンの事業欲の旺盛さに驚かされますネ。

 

ちなみにこの電気イスによる処刑は非人道的と見做され、現在はアメリカでも行われていない・・・と思ったら、2年前にテネシー州が復活を認めたそうな。

同州にお住まいの方もしくは同州を旅行される方は、間違っても同州内で殺人など犯さぬよう、ご注意を。うー

 

 

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