ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

〝可憐な花々に囲まれた心温まるお葬式〟をモットーに、日々お客様のために頑張っております葬儀社ウォームハート・・・の社長、人呼んで「葬儀屋ナベちゃん」です。 毎日の仕事や、人・映画・書籍等との出会いの中で感じたことなどを徒然なるままに綴ってまいります。


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最近、「保育所に落ちた、日本死ね」 というツイートが話題になっています。

個人的にはまともな日本人なら母国に 「死ね 」 なんて
公言しないと思うし、こんな匿名の発言ひとつでここまで騒ぎになるのは左翼マスメディアや特定政党による作為的な情報操作が原因だと冷めた目で見ていますが・・・。

また生活保護を受けながらパチンコをやっている人に受給を打ち切ろうとする地方自治体を批判する向きも。

こういう世の中の動きに違和感を覚える人は、決して私だけではないでしょう。

5年前に出版された『超思考』(幻冬舎・刊)で、著者の北野武氏は、こんなことを書いています。(以下抜粋・編集にて)


          ◆     ◆     ◆     ◆


アフリカのペナンから来た、ゾマホンという男がいる。

テレビ番組の『そこがヘンだよ日本人』で知り合ったのだが、こいつがとんでもない奴だった。


ゾマホンは元々中国に留学していた。 大学院まで出たのに、日本人と友達になって日本に呼ばれ旋盤工になった。

日本の町工場が人手不足で困っていた時代のことだ。

昼は大学に行かせてもらって、夜は旋盤工をやっていたのだが、疲れて居眠りしていたのだろう、右手の指を旋盤でドンと落とされてしまう。

それで病院に入るのだけど、病院の待遇がすごく良かった。
寝てるだけで1日3食出たと言って喜んでいる奴なのだ。

夜間労働で労災だなんだと騒いでもおかしくないのだが、彼は日本に世話になったというわけだ。 彼は日本が大好きになってしまった。

そんなことがあって、その番組に出るようになったのだが、あの当時でギャラが1日1万円だったそうだ。

テレビで喋るだけで、1万円も貰える。 なんてすごい国だと思ったらしい。

あんな早口でわけのわからないことを喋っていたら、人気者になった。

本も出さないかと言われて出したら、それも当たって、あいつはくるってかなりの大金を手にした。

狂ったと言っても、ゾマホンの場合は学校づくりに狂った。

自分がこんなになれたのは、母国に中国で教育を受けさせてもらって日本に来られたからだ。

教育が大事なんだと言って、その儲けた金をそっくり出して、ペナンに2つも小学校を作ってしまった。

今でも金を稼いでは、全部国の教育のために注ぎ込んでいる彼自身は、月4万円の風呂なしアパートに住んでいて、ペナンの民族衣装しか着ない。

「オマエ、臭いぞ」というと、百円のコインシャワーを浴びてくる。
自分のためには殆どお金を使わない。

自分の一生は国のためにあると思い込んでいるらしい。
殉教者というか、もう病気みたいなものだ。

病気だけど、本物だなぁと思う。

俺とか所ジョージとか、周りの人間も感化されて、今では学校も6つに増えた。 そこで1,600人の子供たちが勉強している。

         


世の中がいくら不景気でも内定を取り消されても、大したことないのだ。
何をそんなに不安になることがあるのかと思う。

仕事がなかったら喰えないというけれど、食い物がなくて食えないというのとは、わけが違う。


それは要するに、自分のやりたい職業に就けないと言ってるだけのことだろう。

本当に喰えなくなったら、そんなこと言ってはいられなくなる。

生き物はみんな自分の責任で生きている。
獲物がいなくなったと言って、デモをするライオンはいない。

獲物が捕れなければ、死ぬだけのことだ。
それが嫌なら、獲物を探すしかない。

都会で仕事が見つからなければ、田舎へ行けばいいだろう。
人は食わなきゃ生きられない。 農業は不滅なのだ。

その農業が、今の日本ではおかしなことになっている。


食料自給率が40%を切ったと言って騒いでいるが、それならその自給率を上げるためにも農家になればいい。

年寄りばかりで田や畑を維持できなくなった村はどんどん増えている。
こんな有意義な仕事は今ないはずだ。


何にせよ食い物を作っていれば、食いっぱぐれることはない。
                 
          ◆     ◆     ◆     ◆


私たちの祖父母・父母の世代、つまり戦前・戦中生まれの方々は、敗戦の絶望と焦土の中から復興のためにゾマホンさんの如く身を粉にして働き、自分たちはロクなものを食べなくても子供たちにはひもじい思いをさせず、教育も施してくれました。

そのおかげで我が国は戦後僅か19年でオリンピックを開催するまで復興し、高校進学率95%超、大学進学率も55%超という高学歴社会になり、また食べ物に困らない世の中になりました。

しかしそれが当たり前となった今、私たちは先人の思いに応えているのでしょうか?

アメリカ主導による戦後教育のおかげか、国民としての義務の履行よりも権利・自己主張ばかりする人間が格段に多くなった気がします。

自国の総理を呼び捨てにして 「叩き斬る」 と公言する大学教授や、「辞めろ」 とデモで叫ぶ学生、それに「日本死ね」と呟く母親(?)・・・仮にそれを実現できたとしても、彼らはその後どうするつもりなのか。

先人が私たちのためを思って必死に働いてこられたことに感謝し、その思いを次世代に引き継ごうと本気で思うなら、権利主張やデモばかりしていてもダメでしょう。

食べさせてもらえるのは、子供の時だけ。
大人になったら、自分で獲物を探さなければ死ぬだけだし、子孫は途絶えるのですから。

・・・もしかして叫んだりデモしている連中は、それを望んでいる?


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