2009-10-22 23:06:04

緊急サミット

テーマ:藁蔵-warazo-のブログ
前回の日記で書いた、ワラの草履の作り方を聞くべく
おばぁちゃんを訪ねました。

そしたら近所の首脳陣が全員集合しておりました。
これだけ揃ってると、もう僕は赤子同然です。。
生まれた時から可愛がってくれた近所のおばあちゃん達です。
もちろん住んでいる場所から名前まで知っています。

婆ちゃんA 『今日は丁度 たのもし やっとんたんよ』 (たのもし とは飲み会?的なものです。)
全員 『どうしたんよ?』
婆ちゃんB 『あれーーまぁちゃんやないか?』(まぁちゃんは親父です‥)

僕      『ちょっとワラジ作りたくて‥誰か作り方知っとる?』

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全員    『そんなもん皆作れるわ。昔は靴なんてなかったで、皆自分で作ったんやぞ』
ボク     『そうなんやーやっぱすごいなぁ。作りたいんやけど‥』
婆ちゃんA『作ればいいやないか』(だから教えて‥)

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上の写真はボクのおばぁちゃんです。
おじさんに渡されたワラジをみせると、
これはバランスが悪いだとか、もっと締めないかんとか。
おばあちゃんが作った物だと言っておじさんに渡された事は言えませんでした‥


口では難しいので、実際にやってあげるからとビニールひもで説明をしてくれました。
『ここをこうして』

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『こうやって』

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婆ちゃんC  『こうするんや』

婆ちゃんB 『うちはこうやった』

婆ちゃんD 『そうそう、そうやると丈夫になるな』

婆ちゃんC 『ワシはこれでもこの後こうするんや』(いやいや全くついて行けません)

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でもあっという間にワラジの先端部分が。

それでもって他では何やら布でも編み出し始めました‥
何処を見ていいのやら‥

そうこうしてると『ワラを綯うことは出来るんか?』

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『こうやって綯うんやぞ』
本当慣れてるというか、凄い早いスピード。

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やった事はあったので、ボクも挑戦。

比べてみて下さい。
ボクがどちらか分かりますよね‥
残念ながこんな結果でした。

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婆ちゃん 『先ずはワラを綯う練習からやな。』

次は実際にワラを持って行って教えてもらう事になりました。
それまでにワラを綯える様にならなくちゃ。
頑張ります♪

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その後は、世界大戦後の貧しい時代の話を聞かせてくれました。
今の世の中は裕福過ぎる。こうやってお菓子も食べれるし、御飯もいつでも食べれる。
自分達だけ、何不自由無く今の暮らしをしている事が先祖に対して申し訳ないと‥。

だからお前にお願いがある

大食い競争とか、無理して御飯を食べる様なテレビを無くして欲しい。
本当に見てると悲しいし、人間が嫌になると。

そう思う程、貧しくて苦労をしたんだなぁって。
現代社会しか知らない僕たちは、罪だと思いました。
やっぱりもっともっと知らないと駄目だと。


その後戦争中の話になり、
本当生々しい話を沢山聞く事が出来ました。
ワシらには青春時代が無かった。
でもそれが当たり前。
仕方が無いんや。

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真ん中のおばあちゃんは、戦争中名古屋に住んでいて、
数えきれない程の死体を大きなトラックが運んで行く光景を見て、
その時の臭いが今でもはっきり残ってるんだそうです。
涙を浮かべながら話をしてくれました。

まだまだ皆さんに伝えたい事、伝えないと行けない事を沢山聞きました。
なのでこれから、もっとしっかりと大切に伝えて行きたいと思います。
本当に僕たちは聞く義務があると思いました。

ワラジの作り方を聞きに行ったのに、それ以上の事を教えてもらえました。
テレビや雑誌で戦争の事を知る事が出来ますが、
やっぱり生の声を聞く事が必要だし、それぞれの地方でそれぞれの話が
有ると思いました。郡上にも戦争の恐怖は来ていたようです。
こんな田舎でもB29が頭上を飛んでいたと言います。
そして、岐阜市が空襲にあった時は、郡上からも空が焼ける様な赤色になっていたのが
見えてたそうです。とっても怖いのに、全然情報が入らないから分からないし。
男性は皆戦争に行かないといけなくて、心細い想いをしたそうです。

そして最後に皆から声を揃えて出た言葉が、
やっぱり『戦争はもうやめて』でした。

うーーん。田舎を伝えるメッセージにこだわっていましたが、
こういったおじいちゃんおばあちゃんの話も伝える事も大事だと思いました。
ボク 『こういう話はやっぱり伝えて行かないと駄目だから、話さないと』というと
    『お前が聞いてくれたから、話せたんだよ』とおばあちゃん達。

やるべき事がまた1つ増えた日でした♪


最後に桃のジュースとポテトチップス×2と煎餅を持たせてくれました。

そして

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最後にまたお土産をもらいました。
いつのまに完成していたのやら。

また作り方聞きに行かなくちゃ‥。
今度はお菓子をもって訪ねよう♪

みんなありがとう★



郡上から発信するムスブログ VOL 64


コメント

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1 ■無題

なんで僕を呼んでくれなかったんですか??

2 ■無題

わらじ作り、したことありま~す。でも、手先が不器用な私は、完成までには至りませんでしたか゛・・・。この記事見ていて、「またやってみようかな」って気になりました。

おばあちゃんたちのお話、、、とても胸に響きました。
「今の世の中は裕福過ぎる。こうやってお菓子も食べれるし、御飯もいつでも食べれる。
自分達だけ、何不自由無く今の暮らしをしている事が先祖に対して申し訳ない‥。

大食い競争とか、無理して御飯を食べる様なテレビを無くして欲しい。
本当に見てると悲しいし、人間が嫌になる」

私は、実際に戦争を体験していないので、おばあちゃんたちのように深く感じることが出来ていないのかもしれませんが、とても心に突き刺さる言葉でした。
私も、大食い競争などの食べ物に対する感謝の気持ちを踏みにじるように感じてしまう番組は、絶対に見ません。自分はもちろん、子供達にも見せたくありません。
また、子供たちが、ご飯を残したり「お菓子お菓子」と駄々をこねる姿をみると、今の時代、そして日本が裕福過ぎているなと、ある意味危機感を感じます。時代がずれただけで、また、同じ時に生まれても、国が違うというだけで、生きるか死ぬかの危機に直面している子供達がいるのに・・・。
これからの日本を担っていく子供たちに、こうゆう現実を受け止め、深く考える機会が与えられればいいな~なんて感じちゃいました。

3 ■重い言葉

「仕方が無いんや」という言葉が重いです。自分が偶然生まれ合わせた時代や場所によって、自分ではどうしようもできないことってありますよね。時間は確実に過ぎていくのに。

4 ■無題

こたつで 丸くなっての
和やかな サミット*写真
見ていて 心が 温まりました◎
おばぁ~ちゃん達って
いつもキラキラ笑顔で 楽しい時
心から大笑いする感じ! ステキ♪
きっと 苦労してきての今が ある。。。
為のなる お話ばかりですね
ありがとう~♪

5 ■涙が出ました

こんにちは。
読んでいて、おばあさまのお話しに涙がでました。
大食い番組は私も本当に止めて欲しいです。(私は食養生中で食べ物に沢山制限がありますが、こうなってみて初めて食べ物の有り難みが分かるようになりました。作って下さる方々には本当に頭が下がります)
私も母からたまに戦争の話を聞きますが、今の日本からは信じられない生活です。毎日安心して生活できる有り難みを忘れてはいけないですね…

おばあさまの草鞋作り、速くてきれいでビックリです。私も布のを作った事がありますが、ほんの5センチくらいのもの30分くらいかかり、形もいびつでした(^^;)。

6 ■無題

いいお話です
ありがとうございます

7 ■Re:無題

>ハチ嫌いさん

あなた、大変な時期でしょ♪
次回はよろしく。

8 ■Re:無題

>Mrs.dreamerさん

そうですよね。
おじいちゃん達の世代が犠牲になり
おとうさん達の世代が作り直し、
僕たちの世代で守らないといけません。

伝え残して行くという事も守る事ですよね。

9 ■Re:重い言葉

>koalaさん

コメント有り難う御座います。
そうですよね。
実際のおばあちゃんから直接聞くと
更に重く感じました。
受け止め行動を起こさなくちゃ。

10 ■Re:無題

>小春日和*さん

本当おばあちゃんて癒しの象徴ですよね。
ほのぼのした雰囲気。
楽しかったです。

11 ■Re:涙が出ました

>Kikiさん

真実を知る事で感謝が出来たり。
苦しみを知っているからこ、今の幸せを喜べたり。
おばあちゃん達からは色々なパワーが貰えます。
貰うばかりじゃなく、僕たちもそれを伝えて行かないと駄目ですよね。頑張ります♪

12 ■Re:無題

>kazeさん

コメント有り難う御座います。
こちらこそ共感して頂き有り難う御座います。
これからも宜しくお願い致します♪

13 ■無題

私も同感です
やはり違和感を感じるものは 残りませんね
ああいうのを見て 楽しいと思う気持ちが理解できません
アメリカでの 住宅の評価を上げるためだけに リホームしたり
バイオエタノールの利用で 高値を待って食料に回さないという農家
結局莫大な量のとうもろこしが 洪水によって
すべて駄目になった 
そんな報道などを見る度に 違和感のある出来事は
いつか破綻する気がします
私の仕事は どうかな?

14 ■ペタありがとうございました!

田舎が恋しくなりました!
うちのばあちゃんも元気かな・・・
ほっこり暖かくなる素敵なBLOGですね!!!
ありがとうございます!!!!

15 ■無題

>おばあちゃんが作った物だと言っておじさんに渡された事は言えませんでした‥

大笑いしました・笑。
きっともっと上達したんでしょーね★

将来。
歳をとったアタシ達の井戸端会議に現れた若者には何を話そう。

16 ■Re:無題

>おだんごママさん

本当そうですよね。
こうやって共感して頂ける事が
一番の励みになります。

動物にとってやはり食べるという事が
一番大切な事なんでしょうね。
そういう事を忘れてしまうのが唯一人間の
性なんでしょう‥。
ボクも含め、もっともっと大切に考えて行きたいと思います。ありがとう♪

17 ■Re:ペタありがとうございました!

>Dancer Jackyさん

コメント有り難う御座いました。
こちらこそ温かいコメントありがとう♪
明日からのパワーになります♪

18 ■Re:無題

>KimiAさん

ボクも笑いそうでした‥。
そんな所も好きです。

僕たちが将来伝えられる事は、僕たちの世代の話だけではなく、もっと大きな範囲で話をしてあげる必要がありそうですね。

19 ■はじめまして

私は群馬の田舎に生まれ育ちました
ブログに出てくる世界が私が小さい時経験した事が多くありいつも楽しく見ています
この縄で出来た草履も今はもういないんですが母が作っていましたので昔を思い出してしまいました
おばあちゃん達の表情も生き生きしていて本当にいいですね
素敵な世界だと思います

20 ■Re:はじめまして

>オリーブさん

コメントありがとう御座います。
田舎の暮らしは古き良き時代の日本の
姿がいまだに残っている事が多いですよね。
これからも宜しくお願いします。

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