補強の季節

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魅力的な補強をしているバルセロナ。

アンリにトゥーレ、アビダルと大型補強を進めているが、

ここに来てレアルの補強を聞かない。

そろそろ補強を始めてもおかしくないのだが、話題に上らない。

唯一の話題もカペッロ監督の解任の話だけだ。

連覇に挑むレアルにとってバルセロナの補強はどう映っているのだろうか。


レアルといえば、ベッカムやロベルト・カルロスの退団などがあって来季の補強を進めなければならない立場にあるようだが、静観しているのは少し不気味だという見方もできる。

バルサ以下の優勝を逃したチームは主力の残留や新たな補強に講じている話題が頻繁に記事になっている。

南米選手権があり、まだまだ移籍市場は活性化する可能性もあるが、

レアルの今後の(補強に関しての)巻き返しが気になる。



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水に流すこと

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彼女が消えてから3ヶ月が過ぎて、僕の気持ちは少し落ち着きを取り戻していた。

食事も睡眠も十分すぎるほど摂れているし、仕事も順調に進んでいる。

部屋にある彼女の抜け殻を除けば整いすぎているほど整っている。

久しぶりの連休ということもあって帰りにリカーショップでコロナビール(6本入り)を2つとワインを数本買って帰った。

8月の蒸し暑い夜に『阪神×巨人戦』を観ながらオニオンリングとフライドポテトをつまみにコロナビールを胃に流し込むことは一時の贅沢を味わえた。さらにゴルゴンゾーラ・ドルチェを皿に盛りワインを空ける。

最後に飲んだのは彼女の消える少し前。2人でワインを数本空けたのが最後だ。言うなればあの時飲んでいたワインが胃に消えていくたびに彼女と僕との距離は広がっていたのだ。

彼女はあまり酒に強くない。ビールをコップに一杯飲んだだけで顔は赤くなり、もう一杯飲むとフラフラと足取りがおかしくなる有様だった。

だけどその時ばかりは違った。今にして思えば。

人間の記憶というものは曖昧で、結局のところはいつも『今にして思えば』ということになる。何もかも過去のことで、結果でしかないのだ。

あれから僕は一滴の酒も胃に流し込んでいないことも、結果でしかない。

コロナとワインは意外と僕を混乱させた。阪神がサヨナラ勝ちしたのは昨日のことなのか今日のことなのか分からなくなっていたし、彼女が消えたのもつい最近のことだったんじゃないかと錯誤し始めていた。それでもワインは胃に流れていき、チーズはその丸みを失っていった。

滑稽なほど酔いつぶれて、目覚めたのは真夜中だった。身体は汗ばみ喉はカラカラに渇いていて部屋はチーズ臭さが漂っていた。

外では雨が降っていた。しんとした深海のような静けさにリズムよく奏でる雨音は次第に僕の頭に侵食し、記憶をシャッフルしはじめる。右と左を上と下を未来と過去を順々にあるいはちぐはぐに取り替えていった。

不意に窓を叩く音で記憶のシャッフルは中断される。鳥か何かが当たったのだろうと思っていると、窓を叩く音が一つ、そしてまた一つと鋭い間隔で鳴り響く。

ソファから立ち上がり窓に近寄る。威勢よくカーテンを開けると消えたはずの彼女がなすすべもなく立っていた。

窓を開けバルコニーにあるテラステーブルセットに2人して腰掛ける。

『あれからいろいろあったんだ』

彼女はうつむいたまま動かない。

『だけどそんなことはどうでもいい。君が無事でいてくれたんだから』

彼女は相変わらずのままだ。

『突然現れて驚いたよ。君のことだからもう現れないんじゃないかって思ってたから』

彼女は少し落ち着いたのか、身体をゆするようにうなずいた。

『だけどどうしたんだい?僕は夢かと思ったよ。実はね、さっきまで一人で酒を飲んでたんだ』

彼女を覗き込んでみたが、眼を合わせようとしない。

『君が消えてから初めて飲んだ。ほんとだよ。それは誓う。君がいなくなって僕はどうしようもなく落ち込んだ。何もかもが灰色になって、何もかもが動かなくなったんだ。そして僕は死んだ。もちろん便宜的にだけど、君といた頃の僕は死んだんだ』

彼女は初めて顔を上げた。

『だから僕はもう大丈夫。うん、大丈夫だよ。だから君は君のしたいようにしてくれて構わないんだ』

僕は微笑んだ。

そして彼女は静かに語り始めた。

『私ね、まだあなたのこと好きなの。ほんとよ、ウソじゃない。できればこのままここに居たい。だけどそれができないの。誰かに言われたわけでもないし、追われてるわけでもない。それでもここには長く居れないわ』

彼女は一息ついて、座りなおした。

『今日ここに来たのはあなたにさよならを言うためなの。ほんとはこんなことしちゃいけないんだけど、わがままを言ってここに連れて来てもらったのよ。時間もあまりない。だけどあなたの顔を見てほっとしたわ。今までありがとう』

彼女は今まで見せたことない笑顔を見せた。

そして不意に立ち上がり手すりの外側に飛び降りた。

僕は状況が理解できずただ呆然と座っていた。

そして『ありがとう』と呟いていた。
彼女の去ったあとには深海のような意味深さが残っていた。

そして僕は風呂に入ることにした。

心も体もきれいサッパリになることを願って。


***

読書の時間

http://book.jorudan.co.jp/

のみんなの広場に応募した作品です。

テーマは水。

少し水っぽくはないですけど、(汗

作品は水っぽい作品になってます。(滝汗

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タンス・タンス・タンス

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やっとタンスを注文した。

それとなくチェックはしていたけれど、

結局のところは全然違う安いのを選んだ。

3日間限りとかいうやつ。

あぁ、人生と同じだなぁ、

なんて思ったりした。

あれこれ悩んでみても、たどり着くのはその時の直感。

結婚とかそういうのも悩んだりしてもダメ。

自分の人生なんだからやりたいようにやればいい。

やらない後悔よりもやった後悔の方が幾分ましだから。

でもやっぱり“まし”程度なんだけどね。

それでもましな方がいい。


てか、飛躍しすぎ?

ただタンス買っただけやん。


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