昨日の続き

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ようやく届いたカスタムパーツ。

しかし、取り付けられることなく一夜を明かした。


仕事が終わるとさっそくバイク屋へと出向いた。

店員さんが来るのはすばやく、

『あの~、シートのネジがナメっちゃいまして…』

照れながら言う僕に、

『あ、けっこうやっちゃってますね』

冷静な一言。

ちょっとお金がかかるが、しかたなく外してもらうことに。


外してもらっている間に展示されているバイクを見回ってみる。

ご主人様に見捨てられたバイクやしかたなく売られたバイク達が新たなご主人様が現れるのを待っている姿を見ていると、雨の日にダンボールに入れられ道端に捨てられた猫を見ているようだった。

そんなバカな考えを巡らしていると、

『あ、あの、バイクの方、できました』

店員がわざわざ2Fまで迎えにきてくれた。

『730円になります』

安いととるか高いととるか微妙な金額にしかたなく応じる。

まぁ何とかたしたことにはならなかったみたいで、よかった、よかった。


帰宅するとさっそくそっと眠っているカスタムパーツを起こし、取り付けにかかる。

こういう作業は造作もなくこなせるほうだと思っていたが、以外に手間がかかるみたいだ。

友達が先にやっていたので話に聞いていたのでけっこうスムーズにいったが、全くゼロの状態からやるには難しいな、そう思った。

完成をみると達成感が沸いてくる。

こういうのはやっぱ自分でやるもんだな、と思った。

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ネジ式。

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バイクのカスタムパーツが届いた。

嬉しいことではあるが、

取り付けできないと言うのは誰かの仕掛けた罠なのでしょうか?


僕のバイクにはシートを取り付けるためのネジがある。

いわゆる、

ネジ式なのである。

そのネジと言うのが六角形のネジなのでラチェットレンチを使って回すのであるが、ラチェットレンチがなかったため他のレンチを使ってやったのが仇となりナメってしまった。

ナメってしまうともうお手上げである。

僕にはどうしようもない。

ついでに僕はしょうもない。

しかたないので明日バイク屋さんに行って外してもらう事にした。


皆さん気をつけてください。

ナメてると、ネジは言う事聞いてくれません。

ネジを巻いて…じゃなかった、シッポを巻いて退散です。

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240円の缶珈琲。

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朝からヒドイ事件が起きたのだった。


自動販売機へ行き、缶珈琲を買おうと200円を入れた。

そしてお気に入りの缶珈琲の購入釦を意気揚揚と押した。

その時だった。

『バスン』

空振りをしたような音だけが僕を包んだ。

取り出し口を覗いてもそこにアルミでできた物体は存しなかった。

手探りで探してみてもやはり存在しなかった。

しばし立ちすくむ男一人。

管理人を待つにもまだ1時間以上はこない。

そして座り込む男一人。

ただ、ただ呆然と時計を見つめる。


『しかたない』

呟くようにして立ち上がると、なけなしの120円を投入しもう一度同じ缶珈琲を買う。

しかし、釦だけはひとつ隣のを押すところにこの男の弱さを垣間見る。

何事もなかったように缶珈琲は取り出し口に現れた。

『すまなかったね。先ほどは』

とは言わない、ただそこに存在しつづける缶珈琲を男は複雑な気持ちでとりだした。

いつもと同じ味のする、少し高い缶珈琲を飲みながら空を眺めた。

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