おじいちゃんのあじさい
我が家の庭ではありませんが、おじいちゃんの植えたあじさいです。かわいいピンク色のお花が咲いています。今朝、写真を撮りました。
このあじさいは、前のうちから持って来たもので、近所の山(公園のまわりの斜面)がゴミ捨て場のようになっているのを見かねたおじいちゃんが、「花を植えていたら、ゴミを捨てなくなるから」と言って、綺麗に片付けて植えたのです。
その頃は、まだ、おじいちゃんは70代の初めで、斜面をよじ登るようにして、色んな植木を植えていました。
そのとき、「いつ死んでもいいように、あんまり手の掛からないものを植えた」と言っていましたが、当時はまだ、そんなこと、思いもしませんでした。
その後も、こまめに綺麗にしていたので、ご近所のかたも、余った植木を提供してくれたりするようになり、通り掛かった人が「綺麗になりましたね」と声を掛けてくれたりして、随分、知り合いが増えたようです。
うちのおじいちゃんは、植木いじりが大好きでしたが、その仕事ぶりは「あるものは植える、矯正はしない」と言うやりかただったので、我が家の庭は、不思議な庭になっていますが、それも、おじいちゃんらしかったかな、と思います。かえって、近所の山みたいなところのほうが、おじいちゃんの仕事場としては向いていたかもしれません。
綺麗になって、ゴミを捨てる人がいなくなり、この季節には、いつも、あじさいが咲いて、とてもいい感じです。
昨日のお別れにも、ご近所のかたが大勢来て下さり、本当に良かったなと思います。いつもワンコを抱っこして、うちの前の石垣に腰掛けて、外を眺めていたおじいちゃんは、我が家の中では、ご近所で一番、有名でした。
「うちが一番いい」といつも言っていたおじいちゃん。希望通り、最後まで、家で、ワンコたちと一緒に過ごせたことは、本当に良かったと思います。長生き出来て、本当に良かったね。優しくて、可愛らしい、本当に、いいおじいちゃんでした。

















