放送されたのは、もう先々週になりますが、録画しておいた、織田裕二 アフリカ大自然スペシャル 象物語
を観ました。象さんは、やっぱりいいですね~。
象さんには、アフリカ象とインド象がいますが、インド象が、荷物を運んだり、背中に乗ることが出来たりと、おとなしい印象なのに比べて、アフリカ象は、どちらかと言うと「凶暴」なイメージがありましたが、この番組を観て、アフリカ象に対する印象が変わりました。
象さんは、意外に古い哺乳類で、自分の身体を大きくすることで生き延びてきた動物なんだそうです。大きな身体は、表面積が広いために、身体の大きさの割には、エネルギーが少なくて済む、と言うのも意外でした。
「象さんの鼻はなぜ長い?」-誰もが感じる疑問ですが、織田さんは、この疑問に答えるために、イギリスの博物館へ飛びます。
象は、最初から鼻が長かったわけではなく、身体を大きくする過程で、あごが伸びたりした時期もあったのですが、骨を伸ばすにも限界がある、と言うわけで、鼻が伸びて来たのだそうです。長い鼻がないと、エサを食べることも出来ないから、と言うことでした。なるほど~。
象は、自分の身体を大きくすることで「平和的に」生き延びて来た、と言うところが、なんだかいいな、と思いました。大きいって言うことは、やっぱり強いですよね。大きさと重さで圧倒することが出来ます。
番組では、象以外にも、草食動物や肉食動物、弱肉強食の世界なども取り上げられていましたが、あまり残酷な感じではなかったので良かったです。目をそらすべきではないのかも知れませんが、やっぱり、あんまりむごい映像は、ちょっと苦手ですね。肉食動物の中にも役割分担があって、ハイエナがむしった後をハゲタカが食べる、と言うのも、自然ってうまく出来てるんだな、と思いました。
ライオンなども、お腹いっぱいのときは、ゴロゴロして、目の前に草食動物が居ても、襲ったりしません。お腹いっぱいでも余計に取っておこうなんて思うのは、人間だけなんですね~。そう言えば、野生の動物には肥満なんてないし…足ることを知らない人間が、実は、一番貪欲なのかも知れないですね。
象は、血の繋がったメスのグループで生活し、リーダーも当然メス、なんだそうです。象同士のコミュニケーションはランブルと言ううなり声みたいな「言葉」です。人間の言葉とは違うけれど、面白いな、と思いました。
動物園の象さんのことを考えても、象って長生きだな、とは思っていたのですが、大人になるのが20~30歳くらいで、オスは50歳くらいまで成長し続けるそうです。すごいですね~。オスとメスの大きさが極端に違って、オスと比べるとメスはまるで子どものようです。
象は、象牙目的の密猟のために、大きなオスは特に狙われがちだし、大人の象は象牙だけのために、殺されてしまうのです。象牙は貴重かも知れませんが、そのために、殺してしまうなんて…むごいことですよね。
母親が殺されてしまった子どもは、まだ独りでは生きて行くことが出来ません。そこで、作られたのが「動物孤児院」です。母親の代わりに子象を育て、自然に帰してやるのです。
人間もそうだし、どんな動物でもそうだと思うのですが、子象を育てるときも、キーパーさんは、精一杯の愛情を注ぎます。子象も、とてもよく懐いて、甘えたり、やきもちを焼いたり…その仕草がまた、とってもかわいいのです。鼻に「ふっ」と息を吹きかけて、匂いを覚えさせると、その人のことが判るようになるそうです。動物は、やっぱり、匂いが基本、なんですね。
しかし、動物の赤ちゃんと言うものは、かわいいですね~。大きなタンクのような哺乳瓶でミルクを飲むところなんか、もう文句なしの可愛さです。グイグイと身体を摺り寄せてくるところなんかも、動物好きにはたまらない感じ。いいな~。お仕事とは言え、こんな貴重な経験が出来た織田さんを、うらやましいと思いました。
織田さんも、また、笑顔がたまらなく素敵なのです。きっと、動物が大好きなんでしょうね~。服を泥だらけにしながら、象さんと遊ぶ姿は、とても印象的でした。
キーパーたちは、子象たちを、まるで自分の子どものように、愛情をたっぷり注いで育てています。夜も一緒に寝るのです。ほんとに、すごいですよね。そうすることで、お互いの信頼関係が築かれて行くんでしょうね、きっと。
孤児院では、マディバと言う子象と仲良くなった織田さんですが「きっと織田さんのこと、覚えてるよ」と言われ、2週間後に戻ってみると、本当に覚えていて…これは、たまらないですよね。自分のほうにトトトと走ってくるマディバ-織田さんも、本当にうれしそうでした。気持ちって、やっぱり、伝わるんですね。そして、象さんって、ほんとにお利口なんだな、と思いました。
プレ番組の方は、織田さんの歌のこととかも取り上げられていましたが、本番(?)の方は、象さんのことを中心に、アフリカの動物のこと、象さんに近い哺乳類など、動物のことがいっぱいでした。特に、織田さんに興味が無くても、楽しい番組だったと思います。そして、笑顔の素敵な織田さんは、この企画にぴったりだな、と思いました。
象さんは、平和的で、社交的で、民主的-象って、色んなことを、群の中で話し合って決めるのだそうです。話し合いで物事を決め、大きな身体で、不必要に争わない…凶暴なイメージのあったアフリカ象ですが、本当は、平和的なんですね。象さんみたいな生き方っていいな、そう思いました。