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公務災害認定訴訟:都に損害賠償-「所属長」の認定請求書、長期間放置

2010年08月26日(木)
テーマ:裁判(損害賠償請求)

はいさい! わん吉です。


「処暑が過ぎても、スーパー猛暑!」

ニュースからは、こんなコメントばかり流れています。

既にわん吉は、来年の花粉の飛散量が気になる~

こんなに暑いという事は、飛散量も相当な量になるのでしょうね。  ガーン あせる


さて今日は、公務災害に関する話題です。

以前から指摘され続けていた 公務災害請求(=申請)手続きの大きな問題 が、東京地裁で争われていました。


民間企業の場合、労災申請先は労働基準監督署になります。

申請書類に事業主の押印は必要になりますが(押印がなくても申請は可能)、被災者本人又はそのご遺族」⇒「労働基準監督署」 と、ご遺族等が直接労基署に申請 し、労災判断が行われます。


一方、公務員の場合、被災者本人又はそのご遺族」 ⇒ 「所属長」 ⇒ 「任命権者」 ⇒ 「基金」と、直接 「基金」(国家公務員の場合には最終申請先は人事院) に申請するシステムにはなっていないのです。

「所属長」 が申請書類を止めてしまえば、その先に書類が上がっていくことはありません。


とくに、パワハラ等で加害者が所属長であるようなケースでは、「冗談じゃない。こんな書類を認められるか」と、隠ぺいの如く書類を放置してしまうケースもあるようです。


公務災害申請では、このような事実は以前から問題視されており、書類を止めずしても、長時間放置による長期化に至る行為として問題となっていました。


改善を求める活動はずっと行われてきているのですが、未だ変わる気配はみられません。


  <関連ブログ> 地方公務員の公務上災害の認定請求(2010年3月24日)

       http://ameblo.jp/wankichi0804/entry-10489975410.html


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公務災害認定訴訟:都に賠償命令、請求長期放置 東京地裁

 

  東京都文京区立中の元教諭が公務災害認定請求を校長に違法に放置されたとして、都などを相手取り1400万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、都などに50万円の支払いを命じた。白石哲裁判長は 「校長は元教諭が審査機関から公務災害の判断を受ける期待権を侵害しており違法だ」 と述べた。

  判決によると、原告の早川由紀子さん(62)は区立中に勤務していた92年、「73年ごろから過重な職務で首や肩や腕が痛くなる頸肩腕(けいけんわん)障害に罹患(りかん)した」 として 公務災害請求書を校長に提出 した。しかし、校長は 「通るはずがない」 と考え、手元に預かったまま都教委に提出せず、請求書は16年にわたり放置 された。

  判決は 「校長は公務災害認定の判断をしたに等しい」 と指摘。一方で 「発症から18年後の請求に疑問を抱いたことは理解できなくはない」 と賠償額を減額した。

  早川さんは93年、無断早退を繰り返したことなどを理由に分限免職となった後、06年に訴訟を起こした。係争中に請求書が中学校のロッカーに保管されていたことが発覚。都は2月、地裁の提案を受け請求書を審査機関に送付した。審査機関が現在も請求を認めるか審査している。(2010年8月26日 毎日jp)

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