地球一周の船旅 * その後

時折、地球のどこかを漂っているそよ風のひとり言です

生涯、さすらい人でありたいと思っている怠け者のそよ風です。
第62回ピースボート「地球一周の船旅」から帰国しました。
多くの参加者の中でも、、私の中でも、余りにも多くのことがあったこの船旅の結着は
まだついていません。暫くは、このまま続けます。                 2008.9.5
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2011年12月20日(火) G家にて4日目、ケープを捜して

ゆっくりした朝食後、A子さんが私達を急かせて一緒に出かけた。

今日の目的の1つは、私のケープ・娘の防寒用のブーツ・その他こまごました物を調達するための
お店を教えてもらうこと、2つ目は日帰りの観光が出来る所を捜すことだった。

今回のインバネスで、私がぜひとも捜したいと思っていた物は着物の上に羽織れるフード付きの
ケープだった。 前回インバネスに来た時に、次回来ることがあればあのケープをほしいと思った。
今回、エディンバラでも、裏がタータンチェックで表地は無地のケープを沢山見ていた。
私は外出時には必ず帽子を被るが、着物の場合は帽子を被れないので、冬に着物を着る時は頭が寒くて
仕方がない。 フード付きのケープなら言うことなし。 ただエディンバラでもフード付きのケープは
見当たらなかったので、きっとインバネスにはあるだろうと、勝手に信じていた。

まず、最初に行ったお店は地元の伝統的なキルトの専門店だ。 7年前にインバネスに滞在した時、
タータンチェックのジャケットがほしいという私の希望で、A子さんが連れて行って下さった懐かしいお店だ。
キルトは今でもスコットランドの男性のフォーマルウェアで、結婚式ではキルト着用だそうな。
プリーツのタータンチェックのスカート、短い黒の上着、獣の毛皮のポッシェット、ハイソックス、
左足の関節に短刀を差す、というのが正式なキルト姿らしい。 

その時、紫色系のタータンチェックを捜していた私は、この店の2階(1階には仕上り品)に上った
ところに飾ってあったすばらしいチェックに一目ぼれした。 そのタータンチェックでジャケットを
オーダーし、帰国後2ヵ月たってからはるばる京都へ送られてきた、私のお気に入りのジャケット。
そのチェックは新柄で、伝統的なタータンチェックではありませんと言われた。
今回も2階へ行くと、何と、その紫色のチェックのキルトやジャケットが並んでいて、何やら嬉しかった。

フード付きのケープがほしいという私の希望に、キルトを誇りに思う高齢の女性の定員さんは、
「ご希望なら作りますが、でも、それは伝統的なものではありません。」 という返事だった。
そうだよね。 インバネスでケープといえば、日本男性が着物の上に羽織る 「トンビ」 と呼ばれるもの。
夏目漱石がこのケープを持ち帰ったという説もあるとか。 和装男性の防寒着になったトンビは
「インバネス」 と呼ばれていた、という知識は、7年前に帰国した私のインバネスの話を聞いた兄からの
受け売りである。 シャーロック・ホームズが着ているあのケープ付きのコートの袖の無いものである。
確かに、フードは付いてないよね。 オーダーするのは諦めた。

次にウール専門店へ行った。 そこでタータンチェックではなく、表が黒・裏が真紅のウールを
ボンディングし、黒地に真紅の伝統的なケルト模様のマフラーがついている暖かいケープを見つけた。
これがいいなあと思ったが、取敢えず今日は購入せず保留にする。

娘のブーツのための靴店を2,3店覗き、その他のお店も教えて頂いた。

その後、インバネス観光案内所へ行く。 A子さんが全部聞いて下さる。
日帰りで行けるのは、ネス湖 ( Loch Ness スコットランドでは湖を lake ではなく loch という) 遊覧で
アーカート城 (Urquhart Castle) まで行き、バスでネッシー記念館を巡ってインバネスへ帰るツアーが
午前と午後に1便ずつあるだけだった。 他のきれいなお城などにはバス便もないそうだ。
明日の午前便 (10時~14時) を2人分予約した。 

ネス川沿いのバスの停留所を確認して、A子さんと分かれた。

地球一周の船旅 * その後 地球一周の船旅 * その後
                   ネス川沿いのバス停から                   港がすぐ近くなのでかもめ

私と娘はいろいろお店を覗き、先日のカフェで一服し、諸々の小さな物とワインを買って帰宅した。

夕食で、とても珍しいものを味わった。
A子さんが 「買ってきたんだけど、これ何の魚?」 と切り身を見せた。 「えい」 じゃないの。 
子供の頃、大阪では甘辛く煮付けた 「えい」 は普通に食卓にあがる魚だった。 でも、何時頃からか見なく
なったなあ。 30代後半からの京都でも見たことない。 
リゾットやその他のお料理と共に、甘辛く煮付けてもらったえいを、おいしいね、と軟骨も全部戴きました。
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posted by wanderer820
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2012年2月13日(月) 風邪ひいてしまった

2月に入って、もう2週間。 何しろ時間がたつのが早い。

先週の日曜日5日には京都市長選挙があり、民主・自民・公明・みんなの党に社民党まで乗っかった
恥知らず集団が推す候補者が当選してしまった。 これで又、市民は4年間置き去りにされるのだ。

各地に多大な被害を齎している大雪だが、先週は京都にも久しぶりの雪が舞った。

私は1週間ほど前から風邪をひいたらしく、とはいえ大層な風邪でもなかったのだが、1週間近く
閉じ篭っていた。 こたつに入って、ベランダのガラス越しに雪を眺めた。
何もしたくないほど億劫で、デジカメも思い浮かばず、写真はない。
食料調達と耳鼻科医院へ行く為に、2回だけ厳重に装備して外出した。 勿論ドイツ製のブーツ履いて。

そういえば、昨日12日は脳動脈瘤手術をした私の記念日だった。 もう14年にもなるなあ。

今日、延ばせない所用があって、漸く普通に動いた。 もう大丈夫らしい。 半分怠け病ともいえる。

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2011年12月19日(月) G家にて3日目、ホテルでディナー

今朝もゆっくりする。
Mがおいしいイングリッシュ・ブレックファーストを作って下さる。

その後、長女と2人で昨日訪れたショッピングモールや、街中のお店を見て回る。
取敢えず、クリスマスプレゼント用のラッピングシートを買い込んだ。 カードはやめて、
持ってきた折り紙の鶴をつけることにした。
歩きつかれたので、ティータイムにしようと、カフェに入った。
たっぷりのカフェラテ (紅茶は朝たっぷり飲んだから) と出来たてのマフィンのおいしかったこと。

どこもかもクリスマス・バーゲンをやっていて、長女はあれこれ見たいと言うので、私は先に家へ帰った。

夜は、MとA子さんと4人でディナーに出かけることになった。 ほんの細やかなお礼の気持ち。
「フォーマルウェアで!」 というMの一言で大慌てで着替える。 オペラ用に持ってきた服と真珠が
役に立った。 ああ、こういう風に楽しむんだなあ。

ネス川沿いのホテルまで歩いて行くと、雪が少しちらついていた。 
レストランで、シャンパンから始まる。 4人がそれぞれ異なるものを選んで、他の人の分も試してみる。 
トナカイのステーキ、海老・かにの料理、野菜料理、等々。 最後に私と長女だけデザート。
デジカメ持って行かなかったので料理の説明できない。
おいしい料理とアルコールとおしゃべり(A子さんは通訳で大変)で、とても愉快な時間を過ごした。

帰り道は違う道を選んで、ネス川に沿って街の中央道へそぞろ歩いた。
インバネス城の麓の斜面に沢山の野うさぎが走り回っていた。 昼間だとうさぎの掘った穴が見える
そうだ。 インバネス城も見に行かなければ。

何やら豊かな時を過ごしたなあ。 有難う、M & A子さん。

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2011年12月18日(日) G家にて2日目、取敢えず休養

朝、ゆ~っくりベッドの中でうつらうつらする。 外はもう明るくなっていた。
インバネスの朝が明るくなるのは8時から9時の間だ。
窓から外を見ると、小雨が降っていた。
こちらの冬の天気は、湿度は毎日90%位で必ず雨が何度か降る。 気温が低ければ雪がちらつく。

昨日はとても寒かった(氷点下何度か)けれど、今日はそれほどでもないらしい。
家の中は、部屋も廊下もどこもかも暖かい。 

すぐにランチの時間になるので、朝食はケーキと紅茶と果物で簡単に。

ダイニングでゆっくりして、その後は応接間のクリスマスツリーを見た。
今年の2m以上あるモミの木は、今まででも最高に良い木だそうだ。 枝ぶりも葉も形よく深い緑が
美しい。 クリスマスの日に集る人々から人々へ贈るクリスマスプレゼントが、このツリーの根元の
回りに置かれる。まだまだ数少ないけれど、毎日増えていくそうな。
A子さん夫妻に、夫Mの娘さんA、息子さんMとパートナーSの3人が帰ってきて、私と娘をいれると
総勢7人になるそうだ。 7人が7人にプレゼントするのだからツリーの根元は溢れかえることになりそう。

すぐにお昼になってランチが始まる。 ワインにスープ・チーズ・サラダに自家製パン。
アフタヌーン・ティは紅茶とケーキ。 娘は太りそうだと心配している。

その後、A子さんが、7年前にはなかったインバネス駅近くの巨大なショッピングモールとスーパー
マーケットへ案内して下さった。 まるっきりお登りさんになって、あちこちキョロキョロし、
取敢えずワインだけ仕入れて、今日はそうそうに帰宅した。

ディナーはサーモンのムニエル。 インバネスは海に面しているので、新鮮な魚がいろいろ売られて
いるのだ。 一度魚屋にも行ってみたいな。
料理は、MとA子さんが一緒になって作ったり、どちらかが中心になって作ったり、見ていて、
いいなあ、と思ってしまう。

ゆっくり食事を終え、応接間でテレビを眺め、早めに休むことにした。
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2012年1月28日(土) クリスマスの旅からもう1ヶ月か~

昨12月の3週間に及ぶクリスマスの旅もあっという間に終ってしまったが、この1月も同様に
矢のように過ぎ去って行く。 帰国してから明日で早1ヶ月だ。

昨年秋からの難事は漸く結末を迎えた。 しんどかったなあ、ほんとに。

今週は、日曜に、仕事の帰りに京都で途中下車した東京の友人と思いがけず楽しい午後を過ごし、
月曜日には、名古屋の友人宅でおいしい手料理のランチを頂き、夜は弟宅でじっくりお喋りをし、
火曜日には、岐阜県関市で親戚の一周忌、そして今日・土曜日は名古屋で兄の三回忌へ日帰りで出かけた。
一周忌に、三回忌、ほんとに月日のたつ早さをしみじみ実感している。

間の3日間は毎日病院通いに費やし、それ以外には何もせずに、ひたすらグータラの日々だ。

そういえば数日前に、東京の友人が28日から飛鳥Ⅱで1ヶ月程アジアを回って来るとの電話があった。
うわぁ~、豪華客船でね、彼女はお金持ちだからねえ。 昨年夏に訪問した時に聞いていたけど、
時期まで覚えていなかった。 準備が間際になってドタバタしているそうで(いつものことだろう)、
古いデジカメについての問い合わせだったけれど、私もよく分からないし、豪華客船だから心配ないよ、
教えてくれるよ、って言っておいた。
飛鳥Ⅱの写真を見た。 やっぱり、船首が短い寸胴型だなあ。

ピースボート航海中、港でも海上でも時々豪華客船といわれる船に遭遇した。
その船を見ると、いつも私は「人間コンテナ船」という言葉を思い浮かべた。
コンテナ船の荷物の代りにマンションを積んで、人を運んでいるイメージだから。
クリッパー・パシフィック号は、中はボロボロで、鉄板に穴があくようなボロ船で、安全性ゼロ
だったけれど、外から見る船の姿は美しかった。 

まあ、豪華客船に乗ることはないだろうけれど。 というか乗れることはないだろうけれど。
来年か再来年の冬に南極へ行きたいと思っているが、やはり船はあんな形の船だろうなあ。
せいぜい2週間位のクルージングだろうが。
南極のクルージングが許可される船は厳しい規定があるようだから、マンションタイプでも安全性は
大丈夫だろう。 ピースボートの船では規定をクリアできないので、第64回のモナリザ号での南極行きを
最後に、以降、南極行きは行われていない。

それにしても、先日のイタリアの「コスタ・コンコルディア」の座礁・転覆事故はお粗末だった。
船の高さが50数mで10階建てのビルに相当するそうだから、あの寸胴の形からも不安定そのものだ。
3000人以上の船客なんて。 豪華客船ではなく 「大型人間コンテナ船」 だよ。

明日から、そろそろ、クリスマスの旅のインバネス編に取りかからなければ・・・
結構忘れてしまっていそうだ。
posted by wanderer820
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2012年1月17日(火)  訴訟 第十回公判概要

年末の帰国後、お正月を挟み、慌しくバタバタと日が飛んで行き、時差ぼけも長引き、
すっきりしない毎日を過ごしています。 もう3週間にもなるんだあ。


年を越してしまいましたが、第十回公判の概要をお知らせ致します。

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損害賠償訴訟の第十回公判が、東京地裁第626号法廷にて、11月30日(水)1:20 から開催されました。


● ISP社が準備書面を11月22日に提出し、当日朝に意見書を提出しました。
  内容は、原告が5月の公判で提出を求めたクリッパー・パシフィク号の「航海日誌」と「機関日誌」
  の提出に関してでした。
  ISP社は、これら対象文書は営業上の秘密に当たる等の理由により提出できないとの意向でした。
  原告側は、これら文書は単なる事実の記載に留まるものであり営業上の秘密といった記載などに
  関らない、と述べました。
  裁判長は、原告らの意見と同様である旨を述べられ、原告らに対しISP社の準備書面・意見書の
  反論書面を提出するように指示されました。

● 原告が5月公判にて求めた 「PB/JG/ISP間の傭船契約書」 の開示に関して。
  9月2日に、裁判所と被告の間で実施されたインカメラ手続き(非公開)で文書が開示されました。
         (開示したくない部分は黒塗りにするとい条件です)
  12月16日に、裁判所と原告代理人の間で、この開示された文書で十分であるかどうかの検討が
         行われました。 
  原告代理人は更に4項目の開示を求めましたが、被告側から3項目のみ開示の返答が出されています。
  契約書が英文であることもあり、訳文が適切であるかどうかも考慮にいれなければなりません。
   (因みに、黒塗りの部分が多くあり、契約当事者さえ黒塗りだったそうです)


次回公判は、 2012年2月22日(水) 1:45~  東京地裁第626号法廷  にて行われます。


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