2011年12月20日(火) G家にて4日目、ケープを捜して
ゆっくりした朝食後、A子さんが私達を急かせて一緒に出かけた。
今日の目的の1つは、私のケープ・娘の防寒用のブーツ・その他こまごました物を調達するための
お店を教えてもらうこと、2つ目は日帰りの観光が出来る所を捜すことだった。
今回のインバネスで、私がぜひとも捜したいと思っていた物は着物の上に羽織れるフード付きの
ケープだった。 前回インバネスに来た時に、次回来ることがあればあのケープをほしいと思った。
今回、エディンバラでも、裏がタータンチェックで表地は無地のケープを沢山見ていた。
私は外出時には必ず帽子を被るが、着物の場合は帽子を被れないので、冬に着物を着る時は頭が寒くて
仕方がない。 フード付きのケープなら言うことなし。 ただエディンバラでもフード付きのケープは
見当たらなかったので、きっとインバネスにはあるだろうと、勝手に信じていた。
まず、最初に行ったお店は地元の伝統的なキルトの専門店だ。 7年前にインバネスに滞在した時、
タータンチェックのジャケットがほしいという私の希望で、A子さんが連れて行って下さった懐かしいお店だ。
キルトは今でもスコットランドの男性のフォーマルウェアで、結婚式ではキルト着用だそうな。
プリーツのタータンチェックのスカート、短い黒の上着、獣の毛皮のポッシェット、ハイソックス、
左足の関節に短刀を差す、というのが正式なキルト姿らしい。
その時、紫色系のタータンチェックを捜していた私は、この店の2階(1階には仕上り品)に上った
ところに飾ってあったすばらしいチェックに一目ぼれした。 そのタータンチェックでジャケットを
オーダーし、帰国後2ヵ月たってからはるばる京都へ送られてきた、私のお気に入りのジャケット。
そのチェックは新柄で、伝統的なタータンチェックではありませんと言われた。
今回も2階へ行くと、何と、その紫色のチェックのキルトやジャケットが並んでいて、何やら嬉しかった。
フード付きのケープがほしいという私の希望に、キルトを誇りに思う高齢の女性の定員さんは、
「ご希望なら作りますが、でも、それは伝統的なものではありません。」 という返事だった。
そうだよね。 インバネスでケープといえば、日本男性が着物の上に羽織る 「トンビ」 と呼ばれるもの。
夏目漱石がこのケープを持ち帰ったという説もあるとか。 和装男性の防寒着になったトンビは
「インバネス」 と呼ばれていた、という知識は、7年前に帰国した私のインバネスの話を聞いた兄からの
受け売りである。 シャーロック・ホームズが着ているあのケープ付きのコートの袖の無いものである。
確かに、フードは付いてないよね。 オーダーするのは諦めた。
次にウール専門店へ行った。 そこでタータンチェックではなく、表が黒・裏が真紅のウールを
ボンディングし、黒地に真紅の伝統的なケルト模様のマフラーがついている暖かいケープを見つけた。
これがいいなあと思ったが、取敢えず今日は購入せず保留にする。
娘のブーツのための靴店を2,3店覗き、その他のお店も教えて頂いた。
その後、インバネス観光案内所へ行く。 A子さんが全部聞いて下さる。
日帰りで行けるのは、ネス湖 ( Loch Ness スコットランドでは湖を lake ではなく loch という) 遊覧で
アーカート城 (Urquhart Castle) まで行き、バスでネッシー記念館を巡ってインバネスへ帰るツアーが
午前と午後に1便ずつあるだけだった。 他のきれいなお城などにはバス便もないそうだ。
明日の午前便 (10時~14時) を2人分予約した。
ネス川沿いのバスの停留所を確認して、A子さんと分かれた。
ネス川沿いのバス停から 港がすぐ近くなのでかもめ
私と娘はいろいろお店を覗き、先日のカフェで一服し、諸々の小さな物とワインを買って帰宅した。
夕食で、とても珍しいものを味わった。
A子さんが 「買ってきたんだけど、これ何の魚?」 と切り身を見せた。 「えい」 じゃないの。
子供の頃、大阪では甘辛く煮付けた 「えい」 は普通に食卓にあがる魚だった。 でも、何時頃からか見なく
なったなあ。 30代後半からの京都でも見たことない。
リゾットやその他のお料理と共に、甘辛く煮付けてもらったえいを、おいしいね、と軟骨も全部戴きました。
生涯、さすらい人でありたいと思っている怠け者のそよ風です。
第62回ピースボート「地球一周の船旅」から帰国しました。
多くの参加者の中でも、、私の中でも、余りにも多くのことがあったこの船旅の結着は
まだついていません。暫くは、このまま続けます。 2008.9.5
第62回ピースボート「地球一周の船旅」から帰国しました。
多くの参加者の中でも、、私の中でも、余りにも多くのことがあったこの船旅の結着は
まだついていません。暫くは、このまま続けます。 2008.9.5




