バイクメンバーから久しぶりのお誘いがきた。
数少ないオートバイ仲間なのでありがたいのだが、少々このメンツは苦手。理由は簡単、飛ばすからである。多くは書かないけれど、一般道でも追い越しをかけていくのは性に合わない。というかついていけない。
まあ、そんな訳で家の用事がなんとかと言い訳をして、やんわりと断った。
でも、実はもう一つ理由があった。寒くなる前に行っておきたいところがあったからだ。
雑誌で戦場ヶ原のあたりから北に抜ける舗装林道のツーレポがあった。地図を見ると霧降高原とつなげれば日光市内に帰ってこれる。今年最後の遠出はこれで決まりだ。
前日に、年に一度の「夜の銀座見物」があったので夜が明けず、家を出たのは9時。仕方が無いので時間を金で買うことにして関越から北関東自動車道を走る。連休の初日の割には渋滞もそれほどでもなく、空は抜けるように青い わけでもないけれど、暑からず寒からずで、鎧のように重い革ジャケットのチョイスも悪くなかった。しょっぱなっから高速を走ったお陰でエンジンも絶好調。高崎JCTから足利方面に入ると
「ど~こかで~ だ~れかが~ き~いっと~まぁって~いて~くれる~」」
木枯し紋次郎のテーマがリフレイン。紋次郎のふるさと、上州、新田郷はすぐ近く。
伊勢崎ICをおりたら北上して大間々からわたらせ渓谷沿いに走る。
道の駅くろほねの先を左に折れて赤城山の東側62号線を片品に向けて走る。民家もそれなりにあって景色の変化もありで楽しい。程無く薗原湖が見えて120号に。
丸沼高原に向かう手前「水芭蕉」で昼。金精峠の向こう側で食べたかったけど、店ないかもなぁと。そばと舞茸の天麩羅を食べたら、紅葉の始まった丸沼高原から金精峠を抜ける。気温が下がりちょっと指が悴む。
トンネルを過ぎると湯ノ湖と男体山がみえてきた。やっぱりこっちのほうが景色は見栄えがする。
湯ノ湖を過ぎて戦場ヶ原の手前を左へ。ここからが今日のハイライト。光徳牧場を横に見て川俣に向かって林道を進む。ここから先は関東の秘境。崖から落ちたら発見されないかもなぁとか思いながら、ところどころひび割れのある道を走る。
途中で高枝鋏で何かをとっている人たちを発見。つるがあるし多分あけびだろう。種ばっかりの薄ら甘い果実を思い出す。声かけたら分けてくんないかなとか思いながら、時折現れる遅い車に道を譲ってもらいながらやがて川俣温泉へ。川俣湖をわたって、ポツンとあった蕎麦屋前にてシーズン初のホット缶コーヒーで一服。店の中にはストーブ。もう冬支度が始まっている。ここいらは雪が降ったら大変なんだろうな。
通りがかったバイクの集団に飲まれて、ダートと化した工事中の道を走り、栗山から霧降高原に向かい大笹牧場。
バイク多し。ソロ少なし。ソフトクリームには寒し。でおみやげを買って日光市内方面へ。
時間があれば寄りたかったなぁの輪王寺前を通っていろは坂の下を足尾方面に走り、わたらせ渓谷沿いを大間々に戻って、上武道路、熊谷を経てで帰宅。6時半。400km。帰るとおチビのお誕生会の真っ最中。俺もお誕生日でしたが何か?
走ってみたかった光徳~川俣は思ったほど悪い道ではなかったけれど、誘っても誰も行かないだろうなぁという道。川俣温泉から栗山の間は平凡な田舎道でこれという感想なし。大笹牧場周辺は良かったので、今度は今市か日光市内から上がって行こうかともおもう。