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2015-01-06 08:46:01

ディープクランク考3

テーマ:バス
2年ほど前に書いたインプレの捕捉です。

そもそもディープクランクというのは世の中に無数にあるわけですが、ここでは
「3m以上潜る、20g以上のルアー」
をディープクランクと定義します(「ブリッツDRの立場はどうなるんや!?」といった反論は受け付けない)

琵琶湖でもウィードが減ってくる10月からプリスポーンの時期は非常にディープクランクを多用します。
さてさて、ここ最近ディープクランクを使用するうえで一番意識しているのが「潜航角度」です。

ディープクランクには図1のような「急潜航角度系クランク」と図2のような「緩潜航角度系クランク」があります。

<図1>


<図2>


手持ちのディープクランクをチェックしてみてください。

アイからリップ先端までの距離が長いほど、ルアーは潜航するときに立ち姿勢になりやすく、よって急角度で潜航していきます。

左はマッドペッパーマグナム、右はショットオーバー5。

最大潜航深度はそれほど変わらないですが、アイの位置の違いからショットオーバー5の方がより立ち姿勢で潜ります。

そして「急潜航角度系」はアメリカンクランクに非常によくみられます。
DT-16、ファットフリーシャッド、セダー400などです。
BASSの試合の映像などを観ると分かりますが、アメリカでディープクランクがウィニングパターンになるのは急深なリザーバーの岬のスタンプや馬の瀬など、いわゆる「ディープのピン」にクランクをブツけてヒラを打たせて喰わせるパターンが多いようです。

そういった状況では一気に狙ったレンジまで到達してくて、尚且つ立ち姿勢で泳ぎボトムやスタンプへのスタックを防ぐクランクベイトは非常に使いやすいです。

しかし、これを琵琶湖のようなウィードフラットで使うとどうなるか?
実はこういったクランクをウィードエリアで使うと、ルアーが真っ直ぐウィードに潜り込むように突き刺さって、その後ウィードを解すのが非常に難しくなってしまいます。

「クランクベイトが好き」という方は、アメリカンルアーが好きな方が非常に多いです。
しかし琵琶湖のウィードフラットでクランクベイトを使うのならアメリカンクランクはお勧めしません。
まあここまではっきり言い切るのもどうかと思いますが、そもそもアメリカで作られたクランクベイトの中で琵琶湖のようなウィードフラットを延々流していくことを想定して作られているものが非常に少ないというのが現状です。
ルアーというのは作られた意図をユーザーが汲み取ってこそ真価を発揮するものです。

結局、琵琶湖の場合であれば図2のような「緩潜航角度系クランク」が非常に使いやすいのです。
「ウィードに浅く掛けて解して、解した瞬間のバイト」がとれますし、ウィードに掛けなくても「中層でベイトフィッシュライクな動きを演出して魚を浮かせて喰わせる」ことが出来ます。

代表的なルアーとしては
・キックバッカー&カスカベル
・DUELダブルエックス3+、4+
・IK420BWK

などです。

IMG_20150105_203949.jpg

琵琶湖でディープクランクやるならとりあえずこのあたりのルアーを持ってチャンネルラインを流せばOKです。

逆にリザーバーなら図1のような「急潜航角度系クランク」がとても使いやすいです。
昔は風屋ダムのようなマッディリザーバーでDD-22やファットフリーシャッドで良い思いをしたものです。

では、「急潜航角度系クランク」は琵琶湖では使えないのかというとそんなことはない。
浚渫のエッジや湖北の漁礁などをピンで狙うときにはこういったタイプのクランクベイトが強い。
あとカナダモの背が高い秋の時期にブルーギルについたビッグバスを狙ってカナダモにクランクをぶつけて解して釣っていくときにも短い移動距離で高さの変化を付けられる「急潜航角度系クランク」が多用される。

ショットオーバー5を用いたカナダモリアクションの釣り方はあまりにも有名。

15年ほど前はもう少し浅いエリアでファットペッパーを使ってこういった釣りをよくやったものだが、最近はチャンネルラインでディープクランクを使ってスゴイ魚を釣ってくる人たちがいます。
ただし、こういったメソッドは相当そのエリアを熟知していないと難しいし、ルアー自体も完全に使いこなせていることが必要。

あとは「急潜航角度系クランク」であっても可変重心移動を使ってルアーが潜り切ったあとは水平姿勢で泳ぐことでウィードへの無用なスタックを防いだり中層バイトを誘発するものもあります。
・ファットペッパープラス
・ディープX300

がこの類のルアーである。

IMG_20150105_203958.jpg

ファットペッパープラスは3.5m、ディープXはもう少し深い4m前後のフラットの上をきっちりトレースします。
ファットペッパープラスであれば下の図のような軌道をイメージしてリーリングしていきます。


魚探の映像とルアーの潜航深度をしっかりあわせて、フラットを舐める様にトレースすることが出来る状況であればこの二つのルアーはとてつもない武器になります。
ルアー自体は水平姿勢で時々「千鳥」アクションも入りますので中層でも釣れるし、ウィードコンタクトさせても釣れるという非常に効率的なルアーです。
そういった意味でこの二つのルアーは非常に特殊で、使いこなすのが難しいです。
しかし使いこなせたときには大きな武器になります。
ただし、レンジをきっちりあわせることが必要。
クランクベイトというのはラインの太さやリールのギア比やリトリーブ速度で潜航深度が変わってしまいます。
自分のタックルで自分の巻き癖で引いたときにどのくらいの深さをルアーが泳ぐのか、しっかり使い込んで知ることが必要です。

ちなみに僕のタックルを借りてディープクランクを巻いた人はみんなあまりにも「ノー感じ」なので驚きます。
まるでスイムジグを引いているかのような「軽~い」感覚でルアーをシャカシャカ巻いてくることが出来ます。

リザーバーのような急深のハードロックエリアであれば、ハイギアのリールにハードなグラスロッドというアメリカンタックルがオススメですが、琵琶湖のようなウィードフラットではまだまだ低弾性カーボンにローギアリールに分があります。
クランクベイトと一口で言っても、どういったエリアでどういった狙い方をするかでチョイスするロッドやリールは大きく異なってくるのです。

でもまあ、「ロッドがどうとかどこのメーカーのどのカラーがどうとか」そういうのは二の次ですね。
クランクベイトとかスピナーベイトのような「強い巻物」はとにかく釣れるまで投げ続けることです。
ルアーが歯形とローリングマークまでボロボロになるまで使い込めば色々なことを学べると思います。
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