「悪人」を観た。

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 一言で言うと、この映画は愛なき世界の物語だろう。


 登場人物はあなたの身の回りにも居そうな、ごく普通の人々。それを淡々とリアルに描こうとしている。残念ながら全体的に芝居が臭いから、芝居が硬いからぎこちなく感じる。


 寂しさから出会い系で出会いを求め、心の喪失感を埋めようとしても、強がってバカにしたりバカにされたと思い込んだり、基本的に人間は自己中心だから、自分の思い通りにならないと頭にきて苛立ち、可愛さ余って憎さ百倍。愛情は一瞬にして憎しみに変わる。(どっかで聞いたセリフだな)


 自分だけよければいい、思いやりのない人間は、誰でも悪人になる。悪意をコントロールするのは意外と難しい。これを書いている自分だっていつ殺人者になるかもしれない。そこが人間の怖いところ。人間は誰だって天使にも悪魔にもなれるほど自由だから。


 物語の後半、娘を殺され、復讐しようとスパナで殴りかかる父親が語る独白がこの物語のテーマを全て語っている。父親は結局殴る事はできない。殴らない勇気、自分が悪人にならない勇気を表現していたのかもしれない。


 犯人である男はラスト意外な行動をとる。孤独な人間の間違った愛情表現なのかもしれない。

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 松山ケンイチには何か秘めた狂気を感じる。

 ただ、何もせずに棒立ちしていも人を引き寄せる吸引力がある。

 「カムイ外伝」の激しい殺陣もこなし、普通の男も演じられるふり幅。「銭ゲバ」の怨念の塊の様な役柄もできれば、「ノルウェイの森」のワタナベの様な朴訥とした男もできる役者はそうそういないんじゃないだろうか?

 深みがある。存在に深みがあるのが役者の命かもしれない。松田優作に匹敵するのは息子の松田龍平や翔太ではなく松山ケンイチかもしれない。

 インタビューの時に素になって東北訛りで喋るのも飾りっ気がなくてとても好感が持て、そこがまた魅力だ。


 でも、映画「ノルウェイの森」を観たいとは思わない。

 松山ケンイチにしてもその他の役者にしてもいい役者だし、予告で観た映像にしても、確かに綺麗で素晴らしい映像だが、自分の頭の中で作り上げたイメージの方が小説の世界にピッタリとマッチしていると思う。

 小説「ノルウェイの森」の熱心な読者はそのようにこの物語を神格化している人々が多いのではないかと推測する。


 あなたはどうですか?

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 この映画で一番気になるのは、やはり制作費135万円で興行成績180億円を稼いだという点だ。制作費をかけなくてもそんなに稼ぐことができる映画とは一体どういうモノか?そういう好奇心からレンタルしてみた。


 超常現象が起こる家の中でその実態を解明しようとハンディカメラで撮った映像と、登場人物は4人しか出てこない。


 このタイプのインディーズ映画で「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」があったが、その手法を真似たと言ってもいいだろうね。


 素人が映画制作をするとどうしても派手なアクションシーンや爆破シーンは出来ない。逆にしょぼいアクションや爆破シーンなどがあると白ける。だからホラーやオカルト映画は低予算の映画には向いている。何しろ相手は見えない存在なので、音や気配で徐々に見ている者の恐怖心を煽ればいい。

 確かにハンディカメラの映像だからリアリティがある。昔の「ポルターガイスト」なんて、最後はいかにもハリウッド映画のラストらしく派手過ぎて「こんな事ありえねー」とホラー映画なのに大爆笑した記憶がある。


 じゃあ、面白かったか?と訊かれたら、この映画がなんで180億円も稼いだのかわからない程つまらなかった。

 映画って、観客の予想を上回る映像、演出が無いと「面白かった」とは思わないものだ。それが無かった。ただ、最近のCG過多の不自然なリアリティに欠ける映画ばかり観ていると新鮮に見えてくる。そこが人気の秘密かもしれない。


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 さっきWOWOWで観たけど、タランティーノの映画にしては結構まともにと言うかマジメな映画だった。ストーリーや設定にあまり破綻が無いし(在ると言えばヒトラーを銃殺するとこか)もっと滅茶苦茶でふざけた感じを期待していた。

 殺戮までの緊張感を高めていく演出は面白いと思うけど、ちょっと引っ張り過ぎだと思う。今までの映画もそうだったけど、タランティーノの映画ってセリフが理屈っぽい。それがタランティーノ映画の魅力なのかも知れないけど、もうその手法も飽きてきた。正直ダルイ。

 一番の見せ所になるはずのユダヤ・ハンターとブラピの対決も拍子抜けにあっさり終わってしまう。

 タランティーノは「レザボア・ドックス」や「パルプフィクション」までの頃が一番良かったけど、作品を撮るごとにだんだん詰まらなくなっていっている気がする。

ドアーズ/まぼろしの世界

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ドアーズ/まぼろしの世界


 またドアーズがやって来る。ドアーズは5年に1度ぐらいの頻度で音源や映像が関連して出てくる。

 今回はドキュメンタリー映画という事らしいが、さすがにもう初公開の映像はないだろうね。それでもファンとしてはどんな仕上がりなのか確認してみたいものです。


公式サイト


V→When You're Strange: A Film About The Doors