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最近発生した取手市のバス襲撃事件や秋葉原の連続殺人等の通り魔的犯行はなぜおきるのか?人生が嫌になった、人生を終わりにしたかった等と、犯人達は犯行後同じ様な事を述べている。それなら他人に迷惑にならように一人で死ねばいいだけなのだが、このような犯人達は日々鬱積した世間へのイライラ、ストレス、怒り、怨み等のネガティブな感情が頭の中に充満し、やがて風船が破裂するように爆発し、犯罪が起きる。自暴自棄になり、精神的に追い詰められ、常識や道徳感はもうどうでもよくなり、鬱積した殺人衝動だけしか考えられられなくなり、凶行におよぶ。また、自殺するのには勇気がいる。自殺するのが怖くて出来ず、滅茶苦茶になった理性が破壊衝動だけが浮き上がり他人を殺害するのかもしれない。


 昨日「怨み屋本舗REBOOT」を観た。人間誰しも日常生活を送るために「世間体」という愛想笑いの仮面を被って生きている。しかし、本心には、いくら善人面をしていても、殺してやりたい奴が何人もいる程怨念を抱えていたりする。この世は善人で正直者程バカをみて酷い仕打ちを受ける。親切や優しさが仇となって返ってくるのがこの汚い人間の世界。そんな理不尽を解消してくれるのが「怨み屋」だ。人間がいる限り、怨み屋は無くならない、最終回でそんな事を言っていた。人間の中の悪を認めて終わっていた。


 水嶋ヒロの「KAGEROU」も、人間の業や、なぜ絶望した人間が通り魔的犯罪に及ぶのか、そこまで深い切り口で物語を書いてくれたらもっと深遠なストーリーとなったと思う。ヒューマニズムだけでは、人間の半分しか描ききれないだろう。映画化するならそこまで踏み込んで描いて欲しい。

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 水嶋ヒロのデビュー小説「KAGEROU」をさっき読了した。

 ネットでの評判は大半が批判的で駄作だと言う評論が多い。

 確かに実績のあるプロの作家や純文学の小説と比較すると、稚拙で低レベルの小説に思える箇所がある。

 まず、ディテールが甘い。リアリティを紙面、活字から読者の脳内に表出させる為には、もっと細部に渡る表現を、しかもありきたりな比喩にならないように考え抜かれた考察が必要になってくると思う。川端康成は一日に原稿用紙一枚しか書かなかったという逸話を聞いた事がある。川端康成の事実は定かとしても、それぐらいの熟考からの生まれた文章とはとても思えない文章能力しか感じなかった。だから熱心な小説好きの読者からの悪評が蔓延したのかもしれない。

 骨組みになる粗筋、ストーリーの構成にしても、出だしからしてどこかで見聞きしたような導入部に思える。こんな話、フジテレビの「世にも奇妙な物語」になかったか?と思いを廻らせてしまう。タイトルは忘れてしまったが、確かに似たようなストーリーはあった。だから新鮮味は感じられない。

 思うに、この小説はこの程度の文章、物語なら、まだ「粗筋」程度にしかなっていなく、もっと推敲を重ねて改稿していけば、数段クオリティの高い完成形の小説に成り得たと思うのだが、どうだろうか?

 実を言うと、似たようなテーマで自分も小説を書いていたが、現在は頓挫している状況なのだ。「命」というテーマとは少しずれるが、自分のテーマは「安楽死」である。

 自殺が毎年三万人を超えるこの日本という国で、「安楽死」というテーマは近未来とても重要なテーマだと思うからだ。

 「自殺」や「安楽死」というテーマは、最近発生した、取手市のバス襲撃事件や秋葉原の連続殺人等の通り魔的犯行と繋がっていると自分は考察する。




                        つつ゜く。

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岩井志麻子、水嶋ヒロ処女小説に苦言!「主人公の不幸、類型的」



 ムーブメントが起きているね。


 小説の良し悪しに関係なく、水嶋ヒロはそれだけカリスマ性があると思う。


 ちなみに、小説はまだ読んでません・・・


 早く読みたいなぁ・・・