高速増殖炉もんじゅがナトリウム漏出事故で14年5ヶ月振りに起動する。このシステム制度ではなら使った以上にプルトニウムが作りだせる。

 このもんじゅは平成6年に運転を開始し臨界点に達した。だが、事故や火災が発生し計画は頓挫した。欧米諸国も高速増殖炉事業から撤退した。だが、平成17年に政府の報告書により、世界的なウラン供給の切迫化で改めて推進する事となった。2050年の実用化を目標とした。平成20年の再開を目標としたのだが、施工不良やパイプダクトの腐食で運転再開は中止。安全確認が終了したのは今年三月、運転了解を自治体が取り付けたのは漸く昨年だ。エネルギー需要の逼迫により、ロシア、中国、インドでも開発に着手している。高速増殖炉で用いるプルトニウムは原爆に転用される。上記の国は核保有国だ。尚、高速増殖炉の製造費用は6千億円で通常の原発の倍掛かる。明後日にも臨界点に達する予定だ。

 

原発産業は巨額な費用を必要とするビジネスだ。電気供給に当たって気候変動などに影響を受けないで安定的な供給が確保されるのが特長だ。

ゆえに電気需要の固定部分を賄い、変動部分は火力や再生可能エネルギーである水力発電などが担うことになる。尤も、安全性管理で運転の中止、再開を繰り返すのでは安定的ともいえないのだが、開発中の技術にはよくある事とは言え、いつまで繰り返す事になるのだろうか。因みに発生する高濃度放射性廃棄物の半減期は万年単位だ。

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