東富士演習場(静岡県)内の立ち木を無断で掘り起こして持ち出そうとしたとして、防衛省は4日、陸上自衛隊古河駐屯地(茨城県古河市)の駐屯地司令の陸将補(55)を減給6分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。立ち木は高さ約4メートルのもみの木で、「部隊の年末行事でクリスマスツリーにしたかった」と話しているという。陸将補は、最高クラスの陸将に次ぐ要職。

 防衛省陸上幕僚監部によると、陸将補は昨年11月26日、東富士演習場内の立ち木1本を部下約10人にスコップなどで掘り起こさせたという。同演習場は面積の約6割を民有地や公有地が占め、立ち木は私有地にあった。運び出そうとしたところ別の隊員から指摘を受け、埋め戻したという。

 陸将補らは当時、整備のため演習場に来ており、陸将補自らが掘り起こす木を選定したという。陸上幕僚監部は「隊員を指導すべき立場の将官がこうした行為を部下に指示したのは軽率で、極めて遺憾」としている。【樋岡徹也】

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