2017年S-GT第3戦 オートポリス 予選・決勝 | レーシングドライバー☆ワダQ

2017年S-GT第3戦 オートポリス 予選・決勝

昨年の熊本地震の影響で2年ぶりの開催となったオートポリス。

 

快晴のなか、20日土曜日午前のフリー走行は和田からスタート。

走り出しは思うようなグリップが得られず苦戦。

ピットでスタビライザーの調整するとややグリップ感は出るものの

上位との差は大きい。

城内選手に交代しても症状は同じでタイムも同じ…。

チームの決断であえてニュータイヤに変えず

現状のタイヤでセットアップを詰めることとします。

結果、1分50秒338の30位で終えました。

 

午後の予選Q1は和田が担当。

少しタイミングをずらしてコースイン。

路面温度も40度を超えタイヤの暖まりは予想以上に良い。

しかし、アタックに入ったところでクラッシュ発生、赤旗中断。

再度残り10分間の予選が始まりアタックに入りますが、

リアタイヤのグリップが思うように上がらず

高速コーナーで大オーバーステア!

1分48秒775までタイムアップしましたが

オーバーステアが更に悪化してここで終了。

屈辱的な最下位となってしまいました。

 

翌21日決勝日

ピットウォークにもたくさんの観客がお越し頂きました。

 

20分間のウォームアップ走行からスタート進行へ。

昨日同様上位とはタイム差があって

厳しいレースが予想されます。

 

 

決勝は、基本タイヤ無交換作戦で和田がスタートドライバー。

 

スタート直後の1コーナーで35号車86をパス。

さらにGTR、ベントレーを追います。

タイヤのグリップも悪くなく、前を捕らえられる感触はありますが

最終コーナーでNSXとプリウスがクラッシュ!

SC導入となります。

 

しかし再スタート後、タイヤのグリップが全く上がりません。

前にはどんどん離されマークXに攻め立てられます。

必死にブロックラインで応戦しますが、

明らかにマークXの方がペースが速く、

ヘアピンの進入でインを明け渡すことになります。

原因は、タイヤのピックアップでグリップが安定せず苦戦。

その後はマークXにも引き離され単独走行。

とにかくタイヤを保たすためにスライドさせないようにラップを重ね

36周目まで引っ張りビットイン。

城内選手に交代し、タイヤは持ちそうなので無交換でコースに戻ります。

 

城内選手は堅実な走りで安定したラップを刻んでいましたが、

残り4周、まさかのバースト!

1コーナーでの出来事だった為、

ピットに戻るには余りにリスキー、と考えて城内選手は

マシンをコースイン側に止めこととなりました。

 

完走扱い26位でレースを終えました。

後で判明しましたが、バーストの原因はデブリを踏んだことでした。

 

中盤戦に向けてマシンのセッティングを煮詰めていきますので

応援よろしくお願いします。